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『デジタル印刷会社宣言』をしてオンデマンド印刷、可変印刷に特化している。オリジナル下敷き、三国志下敷きなどが得意。ネット受注では、北海道から九州までを網羅。

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2006/07/31

印刷だより46号



 配置転換


印刷という小さな世界で、しかも広島と言う限られた地域内で、他社から
よく相談を受ける。身内からは「相談を受けることを生き甲斐にしてい
る」と皮肉られる。
そのIronyには些少なりとも反発を感じるが、実際のところ、相談を受け
るだけの人格を有していないことは重々承知している。
それでも当社には、毎日色んな人が色んな案件で訪問下さる。
相談を受けた時に、問題点をせめて箇条書きにして再訪するよう要望し、
その努力を怠る人の相談は受けないことにしている。
おまけに、今の私には体力的に支障があり、酒食をともにしながら相談を
受けることが出来ない。高歩きも出来ないので、E-Mail・FAXで下準備し、
休日の午前中に会うことにしている。
文章での相談に対しては、文章で回答するようにしている
以下に、ある地場大手印刷会社の、中堅営業マンからの相談に対して、
本気で回答した顛末を紹介する。相談内容の詳細はH.T.君のPrivacyを考
慮して割愛させていただく。

「広告代理店営業Shiftへの考察」     
1 私を含めて通常人にとっては、どんな立派な本を読むよりも、色々な
  人と接することの方が人として成長させてくれるように思える。
  だから、貴殿が心配している代理店営業(=下請け専業)をしていて
  も人間関係増幅が制限されることは全くないと思える。
  どんなところでも、どんな仕事でも、本気で取り組んでいればそれな
  りの果実は得られる筈。
  屁理屈かも知れないが、寧ろ代理店営業という、通常ではあまり経験
  しない職場に居たことを将来的には武器にさえ出来るのではあるまい
  か?
    長い人生の中での3、4年はうたかたの時にすぎないし、その経験を生
  かすも殺すも貴殿の心根次第だと言いたい。
2 貴殿の前向きな考え方自体には大いに賛成したい。
  配置転換という悔しさの何分の一でも良いから、どこかで取り返して
  やる気持ちを常に持ち続けていただきたい。
  逆らいたい気持ちを持ち続けることはしんどいが、数年後に振り返っ
  たときには大きな財産となっているはず。
  印刷営業マンにとって「正直が最大の武器」の筈だが、Segmentした
  いほどのあくどいClientに対して、鉄面皮な対応が出来なくては営業
  マン失格と言えよう。
  理不尽な「訂正・変更」が入ったときに「もう刷り上がっています」
  と、尻をまくり刷り代を二度請求したとしても、誰からも非難される
  べきものではない。
    我々は印刷のProfessionalだ、ということは、いつ如何なる時でも忘
  れたくない。
3 仕事に貴賤の区別はないはず。
  「下請け専業」という味気ない仕事でも、何のTroubleもなく長い間恙
  なく続けられることは素晴らしいことだと思う。
  どんな地味な仕事からでも、貴殿が欲しているCreativeは見いだせる
  筈だ。
  見いだせないとしたら、貴殿の営業マンとしての資質と姿勢による、
  と言いたい。
4 全くその通り、「士・農・工・商・下請け印刷会社」が嫌で、当社は
  下請けせず直受けしかしなくなった。
  同感するし、今の私にとっては貴殿の任務を遂行する気力はない。
    私には出来ないことだが、今の貴殿はその辛抱をせざるを得ない立場
  なのだと言うことを自覚されたい。
5 全くのNonsenseだと言いたい。個人の資質と仕事に取り組む姿勢で、
  いくらでも打開策は見いだせる。
  私から解決策のAdviceは無用で、貴殿自身で見いだしていただきた
  い。

「今後の2交代制への考察」
3 他事ながら最も気になるところだが、出来上がったManualをお仕着せ
  されるより、試行錯誤の中で自分自身でManualを作り上げられるの
  は、仕事人生にとって大きなChanceだと言いたい。一行づつ作成し
  て、矛盾が生じてはまた書き直す。
  それを何十回も繰り返してカイゼンすることを忌避しては負け犬にな
  る。
  「辛抱」と「妥協」の連続の中でも、ひねくれず無気力にならなかっ
  た営業マンだけが大きな大きな果実を得る、と私の貧弱な経験則で感
  じている。
  実は、ひねくれたり、はぶてたりすること自体は貴殿のStep Upの
  Chanceなのだが、殆どの人はそこで終わってしまう。
    Knowhowは、真似できるものでも、学べるものでも、盗めるものでも
  ない。
  自分自身が泣く思いで、それこそ死ぬ思いで経験した事を蓄積して、
  それを生かしてこそ初めて身に付く。
4・5愚問・杞憂に過ぎない。
    しかし、線が細いのも尻が青いのも若さの特権であり、今の私に
  とっては羨ましい限りだ。

「総括」
僭越ながら、そして以外だったが、文章力・人間力とも合格点を出せる。
私を含めて、とかく人は悩み事を口に出したり、文章にすると脚色しがち
になる。
最も肝心で、しかも都合の悪いことをOblaatに包んでしてしまうと、折角
文章化した努力が殆ど何の意味もなくなる。
人間力などと少し仰々しいが、そう言う意味での評価だと捉えていただき
たい。
貴殿は自分なりにReportをまとめた時点で、対峙している難関に対して、
既に50%はClearしている。
いつの日か、100%どころか120% Clear出来ることを祈る! ガンバ!


                                          OGRE
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