2009/09/10
『ロシアなひととき♪』 - Vol. 175 -
◇◆◇◆━2009/09/10発行━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆◇ ◆◇◆ Добро пожаловать! ◆◇◆ ◇◆◇◆ ☆--------【 ロシアなひととき 】--------☆ ◆◇◆◇ ◆◇◆ -8月30日はレヴィタンの誕生日です- ◆◇◆ ◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━Vol.175━◆◇◆◇ ※レヴィタン・イサーク・イリイチ 画家。1860年、帝政ロシア領カウナス県(現リトアニア) のキバルティ生まれ。モスクワで絵画を学び、サブラーソフに 師事する。91年に移動派に入り、98年からは教鞭をふるう ようになる。代表作に『白樺林』『黄金の秋』などがある。 1900年8月4日死去。 ☆’.・.・:★’.・.・:☆’.・.・:★.・.・:☆’.・.・:★.・.・:☆’ ~~■P_(^∀^ ♪♭ チャーイ(Чай:お茶)でも飲みながら当メルマガで ♪♭ ♭♪ ロシアなひとときをお楽しみくださいネ。――――― ♭♪ ☆’.・.・:★’.・.・:☆’.・.・:★.・.・:☆’.・.・:★.・.・:☆’ ●○‥‥‥● CONTENTS ●‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥○● 【01】今日のロシアの童話 _ρ(^^ )ノ ◇今日は『子グマ』(その5)を皆さまにご紹介します♪ ---------------------------------------------------------------- 【02】気になったニュースw(^_^) ◇まだまだ好調なようです…。 ---------------------------------------------------------------- 【03】編集後記 (^_ゝ^)ノ ●○‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥○● ♪♭―――――――――――――――――――――――――――――― 【01.今日のロシアの童話 _ρ(^^ )ノ】 ◇◆『子グマ』◇◆ ――――――――――――――――――――――――――――――♪♭ …………………………………≪編集者注≫…………………………………… ※このコーナーではロシア語ではなく童話の内容のみに興味のある方も 読み易いように、「日本語意訳→ロシア語→発音(カタカナ)」の順で 表示しています。 ……………………………………………………………………………………… ┼*********************************************************┼ ♪♭♪ ТОПТЫЖКА ♪♭♪ ♪♭♪ < タプトゥィーシカ > ♪♭♪ ♪♭♪ 子グマ ♪♭♪ ┼*********************************************************┼ ┌‡前号までのあらすじ‡────────────────────┐ 森に、屋根の上まで雪が積もった小屋がありました。その小屋には、 母グマとその子グマが住んでいました。母グマは、日がな一日、暖炉 で寝ていましたが、子グマは、眠れませんでした。 子グマがこっそりと外へ抜け出すと、子ウサギに出会い、2人は友達 になりました。しかし、2人の母親は、2人が一緒に遊ぶことに反対 し、それ以来、子グマと子ウサギは家に閉じ込められてしまいました。 春になり、クマの親子が森へ出かけると、川が氾濫していました。ふ と見ると、小屋が川に流されていて、その上にはウサギの親子がいた のでした…。 └───────────────────────────────┘ ★……………………………………【1】……………………………………★ 子グマは、彼に気付き、助けに飛び込みました。崖から岸へ、岸から 流氷へ、流氷から丸太へ、しかし、丸太から先は考えていませんでした。 そして、どぼん!とまっすぐ水中へ落ちてしまいました。 [Узнал его Топтыжка, кинулся на помощь: с обрыва на берег, с берега на льдину, с льдины на брёвнышко, а с брёвнышка-то не рассчитал и --- бултых! --- прямо в воду.] <ウズナール イェヴォー タプトゥィーシカ, キーヌルシァ ナ ポーマシ: ス アブルィーヴァ ナ ビェーリェク, ズ ビェーリェガ ナ リジーヌウ, ス リジーヌィ ナ ブリョーヴヌィシカ, ア ズ ブリョーヴヌィシカ-タ ニェ ラッシタール イ --- ブールトゥィフ! --- プリャーマ ヴ ヴォードゥウ.> ★……………………………………【2】……………………………………★ ウサギのチルナフヴォスチクは、自分の不幸を忘れてしまいました。 小屋から飛び降りると、ぴょんぴょん跳んで、一瞬のうちに、子グマの 隣に来ました。 --- 僕につかまって! ウサギは叫んで、手を伸ばしました。 [Забыл Чернохвостик про свою беду. Соскочил с домика, прыг-скок --- вмиг очутился рядом с медвежонком. --- Держись за меня! --- кричит, лапу ему протягивает.] <ザブィール チルナフヴォースチク プラ スヴァユー ビドゥー. サスカチール ズ ドーミカ, プルィーク-スコック --- ヴミーク アチュチールシァ リャーダム ス ミドヴィジョーンカム. --- ジルジーシ ザ ミニャー! --- クリチート, ラープウ イムー プラチャーギヴァイェット.> ★……………………………………【3】……………………………………★ 母グマは、叫び声を聞いて岸へ走り、呆然としてしまいました。 水中で子グマがもがき、その隣には、小さなウサギが跳ねて、 彼を流氷に乗せようとしていました。 [Медведица услышала крики, выбежала на берег и обомлела: барахтается в воде её медвежонок, рядом маленький зайчишка прыгает, силится вытащить его на льдину.] <ミドヴェージッツァ ウスルィーシャラ クリーキ, ヴィービジャラ ナ ビェーリク イ アバムリェーラ: バラーフタイェッツァ ヴ ヴァジェー イェヨー ミドヴィジョーナク, リャーダム マーリンキィ ザイチーシカ プルィーガイェット, シーリッツァ ヴィータシチ イヴォー ナ リジーヌウ.> ★……………………………………【4】……………………………………★ しかし、彼らの後ろに他の流氷が押し寄せてきていて、すぐに彼らを 圧し潰してしまいそうでした。母グマは岸をうろうろし、ほえて いましたが、何もできませんでした。 [А сзади на них другая льдина надвигается, вот-вот подомнёт под себя. Мечется Медведица по берегу, ревёт, а сделать ничего не может.] <ア ズザージ ナ ニフ ドゥルガヤ リジーナ ナドゥヴィガーイェッツァ, ヴォット-ヴォット パダムニョート パット シビャー. ミェーチェッツァ ミドヴェージッツァ パ ビェーリグウ, リヴョート, ア ズジェーラチ ニチヴォー ニェ モージェット.> ★……………………………………【5】……………………………………★ そこで、母ウサギは、じっとせずに、家財道具を放ると、川を横切って いる木に跳び乗り、子ウサギが近くに来るのを待って、彼の耳を 引っ張りました。そして、子グマのタプトゥィーシカと一緒に、 彼らを引き揚げました。 [Тут и Зайчиха не выдержала: бросила свой скарб, вспрыгнула на дерево, что поперёк реки легло, выждала, когда мимо зайчонок проплыл, втащила его за уши; а там уже они вдвоём и Топтыжку подняли.] <トゥット イ ザーイチハ ニェ ヴィージルジャラ: ブローシラ スヴォイ スカルプ, フスプルィーグヌラ ナ ジェーリェヴァ, シトー パピリョーク リキー リグロー, ヴィージダラ, カグダー ミーマ ザイチョーナク プラプルィール, フタシーラ イヴォー ザ ウーシ; ア タム ウジェ アニー ヴドゥヴァヨーム イ タプトゥィーシクウ パドニャーリ.> ★……………………………………【6】……………………………………★ それと同時に、次の瞬間、流氷がぶつかり、身の毛が逆立ち、轟音と 共にその流氷が崩れて粉々になりました。 --- ああ! 母グマは、それしか口にすることができませんでした。 [Как раз вовремя: в следующий миг льдины столкнулись, встали дыбом и с грохотом развалились. --- Ох! --- только и могла вымолвить Медведица.] <カーク ラース ヴォーヴリミャ: フ スリェードゥユシィ ミーク リジーヌィ スタルクヌーリシ, フスターリ ドゥィバム イ ズ グローハタム ラズヴァリーリシ. --- オフ! --- トーリカ イ マグラー ヴィーマルヴィチ ミドヴェージッツァ.> ★……………………………………【7】……………………………………★ 子グマのタプトゥィーシカは、かろうじて水中から引き上げられ、 子ウサギのチルナフヴォスチクにしがみつき、離れたがりませんでした。 [А Топтыжка, едва вытащили его из воды, вцепился в Чернохвостика и никуда его от себя отпускать не хочет.] <ア タプトゥィーシカ, エドヴァー ヴィータシリ イェヴォー イズ ヴァドゥィ, フツェピールシァ フ チルナフヴォースチカ イ ニクダー イェヴォー アト シビャー アプスカーチ ニェ ホーチェット.> ~つづく~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 川に落ちて溺れた子グマを救ったのは、母グマが見下しているウサギの親 子でしたね。果たして、母グマの反応は? ◆◇◆◇ 単語等詳しい解説はこちらのページで ◇◆◇◆ http://freett.com/russianahitotoki/ft_little_bear_5.html ◎◎―――――――――――――――――――――――――――――― 【02.気になったニュース we(^_^)】 ――――――――――――――――――――――――――――――◎◎ 【経済危機にもかかわらず、強い産業である モスクワ・ブックフェアーが開催される】 -- vesti.ru 2009/08/13発 -- 水曜日、進行中の景気の停滞にもかかわらず、全国的な販売の上昇と ともに、モスクワで国際的なブックフェアーが開催された。 連邦通信局長のMikhail Seslavinsky氏は、フェアーのオープニング で、「我々は、このイベントの準備中、経済危機がこの産業に対して影 響を及ぼすのではないかと心配していた」と述べた。 しかしながら、2009年9月1日現在、印刷部数は前年比の4%増 であると同氏は述べた。 同氏のコメントを繰り返すように、Sergei Ivanov副首相は、経済危 機にもかかわらず、より多くの本が印刷されていると述べ、「これは、 人々がより多く読書をしていることを意味し、良い指標である」と述べ た。 ロシア図書連盟代表のSergei Stepashin氏は、今年、ロシアで4億7 000万冊の本が出版されると述べた。 インターナショナル・モスクワ・ブックフェアーは、出版産業にとっ て、ロシアの主要な年中行事であり、55カ国による800の展示がさ れ、9月7日まで開催されている。 主賓はインドであり、ブルガリアがこのフェアーの中心的な展示を 行っている。 このイベントは、人気ロシア人作家との会談もあり、風刺作家や元反 体制派のVladimir Voinovich氏、歴史家のEdvard Radzinsky氏、小説家 のLyudmila Ulitskaya女史、SF作家のSergei Lukyanenko氏らが参加 し、映画製作者や歌手、俳優、テレビ・パーソナリティも参加する。 ブック・オブ・ザ・イヤーは、このフェアーで選出される。 ☆コメント:日本では、電子書籍等の出現によって、出版業界が大きな ダメージを受けていますが、ロシアではまだまだ好調なよ うです。 ┼―――――――――――――――――――――――――――――――┼ 【350万人以上がモスクワ誕生を祝う-内務総局データ】 -- itar-tass.com 2009/09/05発 -- 350万人以上のモスクワっ子とゲストが5日、モスクワの日を祝っ た。祝賀行事と人々のパレードはモスクワ全域の行政管区で行われた。 最もたくさん人が集まったところは街の中心部で、約150万人がそこ に集まったとのこと。 その日、深刻な事件は起きず無事に終わった。祝賀行事の参加者達は 良機嫌であり、暖かい天気がサポートしてくれて、何らかの社会秩序を 侵すような行為もなかった。また、大規模行事での拘束者もいなかった。 概してこの休日に約2万人の警官が秩序維持にあたり、民警と警備員 がそれをサポートした。 主要な祝賀行事が行われたエリアはトヴェルスカヤ広場、プーシキン 広場、劇場広場とルビャンスカヤ広場でり、同じくお辞儀が丘でもコン サートやコンクール、クイズに多くの人が参加した。 ☆コメント:以前に今日は何の日でもご紹介しましたが、1147年の この日、ユーリー・ドルゴルーキーがこの地で会合を行っ たことにちなんでモスクワの日とされました。今年862 周年という中途半端な数字と新型インフルエンザが心配さ れましたが、やはり多くの人々が参加したようです。 …………………………………≪編集者注≫…………………………………… ※以上のニュース記事は、みなさまに簡潔にお伝えするため、要約で 掲載してあります。また、ニュースサイトが記事を変更したり、削除 していることもあります。ご了承ください。 ……………………………………………………………………………………… @@―――――――――――――――――――――――――――――― 【03.編集後記 (^_ゝ^)ノ】 ――――――――――――――――――――――――――――――@@ 今回のメルマガ、いかがでしたか? アドリア海に面したモンテネグロに行ってきました。ブドバという街に 滞在しましたが、そこは物語のように美しく、海は真っ青に澄んでいて、 とても心を動かされました。現地の食料やレストランの値段はとても安く、 私たちでも費用の心配をすることなく、安心して滞在することができまし た。 言葉の障害もほとんど感じることはなく、多くの人がロシア語を話せた ので、お互いに意思の疎通ができました。ロシア人旅行者が多く、ドイツ 人、クロアチア人、イタリア人もいましたが、英語はほとんど聞きません でした。 私たちは、そこでコンドミニアムを借りて8日間滞在し、あちこち観光 へも行きました。この旅行は、総合的に満足することができましたし、こ の国の人たちは、まだロシア人を好きでいてくれているようなので、また 行きたい国の1つです。 それでは、次回もおたのしみに。 (ロシア人スタッフ:M) ・‥‥……━━━ 『ロシアなひととき 』メールマガジン ━━━……‥‥・ □Vol.175 2009/09/10号 [隔週木曜発行] □発行責任者:『ロシアなひととき』Project URL: http://freett.com/russianahitotoki/ E-mail: 返信ボタンで発行者宛のメールアドレスが出ます(^_^)/ □まぐまぐメールマガジンID:0000091294 ┼――――――――――――――――――――――――┼ 配信停止←(;_;)モゥ?・配信先変更ご希望の場合は、 http://www.mag2.com/m/0000091294.htm 配信先変更の場合は、現在の登録アドレスを削除の上、 新しいアドレスをご登録下さい。 ┼――――――――――――――――――――――――┼ □免責事項 本メルマガを介した情報により発生あるいは誘発された損害、 情報の利用により得た成果、またはその情報自体の合法性や 道徳性、正確さについての責任を負いません。 ・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・ 『ロシアなひととき』は転載、複写禁止です。


