2009/08/20
『ロシアなひととき♪』 - Vol. 174 -
◇◆◇◆━2009/08/20発行━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆◇ ◆◇◆ Добро пожаловать! ◆◇◆ ◇◆◇◆ ☆--------【 ロシアなひととき 】--------☆ ◆◇◆◇ ◆◇◆ -8月14日はメレジコフスキーの誕生日です- ◆◇◆ ◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━Vol.174━◆◇◆◇ ※メレジコフスキー・ドミトリー・セルゲーヴィチ 詩人、作家、哲学者、評論家。1866年ペテルブルク(現サ ンクト・ペテルブルク)での宮廷官吏の家庭に生まれる。 13歳の頃から詩を書き始め、92年には『象徴』を発表、翌 年には『現代ロシア文学の衰退の原因と新しい潮流について』 を発表し初期象徴主義の先駆けとなった。その他、代表作に3 部作『キリストと反キリスト』、評論『トルストイとドストエ フスキー』などがある。1917年の革命後パリに移住、19 41年12月9日死去。 ☆’.・.・:★’.・.・:☆’.・.・:★.・.・:☆’.・.・:★.・.・:☆’ ~~■P_(^∀^ ♪♭ チャーイ(Чай:お茶)でも飲みながら当メルマガで ♪♭ ♭♪ ロシアなひとときをお楽しみくださいネ。――――― ♭♪ ☆’.・.・:★’.・.・:☆’.・.・:★.・.・:☆’.・.・:★.・.・:☆’ ●○‥‥‥● CONTENTS ●‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥○● 【01】今日のロシアの童話 _ρ(^^ )ノ ◇今日は『子グマ』(その4)を皆さまにご紹介します♪ ---------------------------------------------------------------- 【02】気になったニュースw(^_^) ◇以前よりも苦しくない…? ---------------------------------------------------------------- 【03】編集後記 (^_ゝ^)ノ ●○‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥○● ♪♭―――――――――――――――――――――――――――――― 【01.今日のロシアの童話 _ρ(^^ )ノ】 ◇◆『子グマ』◇◆ ――――――――――――――――――――――――――――――♪♭ …………………………………≪編集者注≫…………………………………… ※このコーナーではロシア語ではなく童話の内容のみに興味のある方も 読み易いように、「日本語意訳→ロシア語→発音(カタカナ)」の順で 表示しています。 ……………………………………………………………………………………… ┼*********************************************************┼ ♪♭♪ ТОПТЫЖКА ♪♭♪ ♪♭♪ < タプトゥィーシカ > ♪♭♪ ♪♭♪ 子グマ ♪♭♪ ┼*********************************************************┼ ┌‡前号までのあらすじ‡────────────────────┐ 森に、屋根の上まで雪が積もった小屋がありました。その小屋には、 母グマとその子グマが住んでいました。母グマは、日がな一日、暖炉 で寝ていましたが、子グマは、眠れませんでした。 子グマがこっそりと外へ抜け出すと、子ウサギに出会い、2人は友達 になりました。しかし、そのことを母グマに話すと、子グマは、母グ マに、ウサギと遊ぶのをやめるように叱られてしまい、ドアのカギを すべてかけられてしまったのでした…。 └───────────────────────────────┘ ★……………………………………【1】……………………………………★ 一方、ウサギの方は、どうでしょう? 彼も叱られてしまいました。 母ウサギは、彼の耳を引っ張って、言いました。: [Ну, а зайчиишка как? Ему тоже досталось. Оттрепала его Зайчиха и говорит:] <ヌ, ア ザイチイシカ カーク? イムー トージェ ダスターラシ. アットリパーラ イヴォー ザーイチハ イ ガヴァリート:> ★……………………………………【2】……………………………………★ --- クマと仲良くなるウサギがどこにいるんだい? 彼らは、がさつで、 荒々しくて、私たちを全く動物と見なしていないんだよ。もう絶対に 森に入って、クマと仲良くしちゃだめよ! [--- Где это видано, чтобы зайцы с медведями дружили? Они народ грубый, неотёсанный, нас вовсе за зверей не считают. Не смей в лес ходить, с медведем дружбу водить!] <--- グジェ エータ ヴィーダナ, シトーヴィ ザーイツィ ス ミドヴェージミ ドゥルジーリ? アニー ナロート グルーブィ, ニェアチョーサンヌィ, ナース ヴォーフシェ ザ ズヴィリェイ ニェ シターユット. ニェ スミェイ ヴ リェース ハジーチ, ス ミドヴェージム ドゥルージブウ ヴァジーチ!> ★……………………………………【3】……………………………………★ そして、子グマは、冬の間ずっと小屋にいました。彼は、時々、窓から 外を見ました。: もしかしたら友達が来るんじゃないか? 友達も子グマを待ってましたが、家から出るのを怖がってました。: 母ウサギが許してくれなかったからです。 [И просидел Топтыжка всю зиму в избушке. Нет-нет да и глянет в окошко: может, приятель покажется? А приятель-то сам Топтыжку дожидается, но от дома отойти боится: Зайчиха не велит.] <イ プラシジェール タプトゥィーシカ フシュー ジムウ ヴ イズブーシケ. ニェット-ニェット ダー イ グリャーニェット ヴ アコーシカ: モージェット プリヤーチェリ パカージェッツァ? ア プリヤーチェリ-タ サム タプトゥィーシクウ ダジダーイェッツァ, ノ アット ドーマ アタイチー バイーッツァ: ザーイチハ ニェ ヴェーリット.> ★……………………………………【4】……………………………………★ こうして、彼らは、それから会わなくなってしまいました。 春が来ました。母グマは、目が覚め、手さげ籠を持つと、息子を 連れて森へ行きました。そして、子グマは、かつてウサギと遊んだ 場所に来ました。 [Так они с тех пор и не виделись. Пришла весна. Медведица проснулась, взяла лукошко и повела сына в лес. И попал Топтыжка на то самое место, где когда-то с зайчонком играл.] <ターク アニー ス チェフ ポール イ ニェ ヴィージリシ. プリシラー ヴィスナー. ミドヴェージツァ プラスヌーラシ, ヴィジラー ルコーシカ イ パヴィラー スィーナ ヴ リェース. イ パパール タプトゥィーシカ ナ ト サーマイェ ミェースタ, グジェ カグダー-タ ズ ザイチョーンカム イグラール.> ★……………………………………【5】……………………………………★ 子グマは、友達のことを思い出し、恋しくなりました。子グマは、 彼を探そうと思いました。子グマが切り立った岸に出て見ると、 雪があったところは、荒れ狂った川が氾濫し、木が根っこごと もぎ取られて、大きな氷が転がっていました。 [Вспомнил своего приятеля, загрустил. Дай, думает, поищу его. Вышел на крутой берег, видит --- там, где снег был, бурная река разлилась, деревья с корнем вырывает, тяжёлые льдины ворочает.] <フスポームニル スヴァイェヴォー プリヤーチリャ, ザグルスチール. ダイ, ドゥーマイェット, パイシュー イヴォー. ヴィーシェル ナ クルトイ ビェーリク, ヴィージット --- タム, グジェ スニェーク ブィル, ブールナヤ リカー ラズリーラシ, ジェリェーヴィヤ ス コールニム ヴィルィヴァーイェット, チジョールィエ リジーヌィ ヴァラチャーイェット.> ★……………………………………【6】……………………………………★ そして、川に誰かの小屋が流れていました。それは、波に揺られ、 見みると、ひっくり返ってました。その小屋の上には、母ウサギが サモワールと包みを持って座っており、その隣には、彼、子ウサギの チルナフヴォスチクではありませんか! [И плывёт по реке чей-то домик; качается на волнах, того и гляди, опрокинется. А на домике сидит Заичиха с самоваром да с узелками, и рядом с ней --- он, зайчонок Чернохвостик!] <イ プルィヴョート パ リケー チェイ-タ ドーミク; カチャーイェッツァ ナ ヴァルナフ, タヴォー イ グリジー, アプラキーニェッツァ. ア ナ ドーミケ シジート ザーイチハ ス サマヴァーラム ダー ス ウゼールカミ, イ リャーダム ス ニェイ --- オン, ザイチョーナク チルナフヴォースチク!> ~つづく~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ お互い、母親に叱られ、会えなくなってしまった子グマと子ウサギ。春に なり、偶然再会できたのは良かったのですが…この後、どうなってしまう のでしょうか? ◆◇◆◇ 単語等詳しい解説はこちらのページで ◇◆◇◆ http://freett.com/russianahitotoki/ft_little_bear_4.html ◎◎―――――――――――――――――――――――――――――― 【02.気になったニュース we(^_^)】 ――――――――――――――――――――――――――――――◎◎ 【現在の経済危機は98年のデフォルトほどひどくはない】 -- vesti.ru 2009/08/13発 -- 回答者の32%は98年のデフォルトの打撃が現在の危機より強く、 それに対して回答者の20%は逆に現在の経済状況がより大きな被害を もたらしているとしたアンケート結果が公表された。 8月にロシア44地方100箇所で採ったアンケートによると、若者 のほうがより今日の経済危機について多く語り、年配の人は98年の出 来事をより多く語った。 回答者の18%は98年夏や今回も全く苦しまなかったとし、その回 答者は年代に関係なく存在する。 今日の経済危機の状況で98年のデフォルトに関連した出来事はロシ ア人にとって、昨夏の平穏な生活と比べて、より不快な思い出である。 現在の状況の判断を下すと、回答者の45%が普通とし、42%が悪 いと判断し、3%が良いと答えた。その他は無回答であった。 マクロ経済の判断は回答者の金銭状況により著しく動揺する。あまり 高い給与をもらっていない人々は悲観論が多数を占め(38%が普通、 48%が悪いと答えた)、高所得者は“3”をつけた回答者が“2”よ りも多く、55%と37%であった。 これにおいて45%の回答者はここ数カ月で何らかの経済状況が変化 することに期待しておらず、20%はさらに悪くなると答え、15%は 良くなると答えた。 ☆コメント:確かに今回の経済危機は98年8月に起こったロシア財政 危機に比べると多少は落ち着いている雰囲気があります。 98年の危機の時にはルーブルが今よりも激しく暴落し、 両替所に大行列ができる程でした。 ┼―――――――――――――――――――――――――――――――┼ 【ロシアは、国内線の航空券がロシア語で書かれるように要求する】 -- rian.ru 2009/08/14発 -- ロシア検事総長のオフィスは、全ての国内線の航空券は、英語ではな くロシア語で書かれているよう要求したと金曜日にスポークスマンが RIA Novostiに伝えた。 Marina Gridnyova女史は、英語やラテン語を使って航空券を発行する 習慣は、ロシア語と消費者の権利において、ロシア連邦法を破っている と述べた。 ほとんど全てのロシアの国内線航空会社は、航空券やe-ticketを英語 のみで印刷しており、航空券を読もうとする時にロシア人の消費者の権 利を侵害するとGridnyova氏は述べた。 検事総長のオフィスは、航空券に記載された目的地、日付、フライト ナンバー、運賃、旅行者の名前をロシア語で表記されるよう要求した、 Aeroflot、RusAir、VIM-AVIAの航空3社は、すでに妥協案を見つけて おり、2カ国語の航空券の発行を始めている。 ☆コメント:外国人なので、特に違和感もなかったのですが、考えてみ ると、国内線にもかかわらず母国語での表記がないという のはおかしな話ですね。 …………………………………≪編集者注≫…………………………………… ※以上のニュース記事は、みなさまに簡潔にお伝えするため、要約で 掲載してあります。また、ニュースサイトが記事を変更したり、削除 していることもあります。ご了承ください。 ……………………………………………………………………………………… @@―――――――――――――――――――――――――――――― 【03.編集後記 (^_ゝ^)ノ】 ――――――――――――――――――――――――――――――@@ 今回のメルマガ、いかがでしたか? 日本ではお盆が過ぎた頃ですね。皆さんは、お盆休みにどこかへ出かけ られましたか? お盆は、先祖を供養する日でしたね。ロシアにも先祖を偲ぶことと関連 した記念日があります。この記念日は古くから始まり、その後、キリスト 教的な要素が含まれるようになりました。 ロシア正教においてこれは“вербное воскресенье” と言います。ちなみに、私自身は敬虔なロシア正教徒ではないですし、こ の日を特に意識はしていません。お墓参りにももう何年も行ってません。 それでは、次回もおたのしみに。 (ロシア人スタッフ:V) ・‥‥……━━━ 『ロシアなひととき 』メールマガジン ━━━……‥‥・ □Vol.174 2009/08/20号 [隔週木曜発行] □発行責任者:『ロシアなひととき』Project URL: http://freett.com/russianahitotoki/ E-mail: 返信ボタンで発行者宛のメールアドレスが出ます(^_^)/ □まぐまぐメールマガジンID:0000091294 ┼――――――――――――――――――――――――┼ 配信停止←(;_;)モゥ?・配信先変更ご希望の場合は、 http://www.mag2.com/m/0000091294.htm 配信先変更の場合は、現在の登録アドレスを削除の上、 新しいアドレスをご登録下さい。 ┼――――――――――――――――――――――――┼ □免責事項 本メルマガを介した情報により発生あるいは誘発された損害、 情報の利用により得た成果、またはその情報自体の合法性や 道徳性、正確さについての責任を負いません。 ・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・ 『ロシアなひととき』は転載、複写禁止です。


