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2009/08/06

『ロシアなひととき♪』 - Vol. 173 -

◇◆◇◆━2009/08/06発行━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆◇
◆◇◆       Добро пожаловать!       ◆◇◆
◇◆◇◆   ☆--------【 ロシアなひととき 】--------☆   ◆◇◆◇
◆◇◆       -8月1日はリヒテルの命日です-       ◆◇◆
◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━Vol.173━◆◇◆◇

   ※スヴャトスラフ・リヒテル・テオフィーロヴィチ
    ピアニスト。1915年3月20日、ウクライナのジトーミル
    でドイツ人ピアニストとロシア貴族出身の母の間に生まれる。
    一家がオデッサに移住した7歳の時にピアノを習い、22歳で
    モスクワ音楽院に入学。45年には全ソ音楽コンクールで1位
    を受賞し、海外でも公演を行うようになった。ちなみに、日本
    へも何度か来日している。1997年、モスクワで死去。

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             ~~■P_(^∀^

   ♪♭ チャーイ(Чай:お茶)でも飲みながら当メルマガで ♪♭
   ♭♪ ロシアなひとときをお楽しみくださいネ。――――― ♭♪

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 ●○‥‥‥● CONTENTS ●‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥○●

 【01】今日のロシアの童話 _ρ(^^ )ノ
    ◇今日は『子グマ』(その3)を皆さまにご紹介します♪
  ----------------------------------------------------------------
 【02】気になったニュースw(^_^)
    ◇この作家の作品が語源です…。
  ----------------------------------------------------------------
 【03】編集後記 (^_ゝ^)ノ

 ●○‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥○●

 ♪♭――――――――――――――――――――――――――――――
  【01.今日のロシアの童話 _ρ(^^ )ノ】
   ◇◆『子グマ』◇◆
 ――――――――――――――――――――――――――――――♪♭

 …………………………………≪編集者注≫……………………………………
 ※このコーナーではロシア語ではなく童話の内容のみに興味のある方も
  読み易いように、「日本語意訳→ロシア語→発音(カタカナ)」の順で
  表示しています。
 ………………………………………………………………………………………

  ┼*********************************************************┼
 ♪♭♪         ТОПТЫЖКА          ♪♭♪
 ♪♭♪        < タプトゥィーシカ >         ♪♭♪
 ♪♭♪            子グマ            ♪♭♪
  ┼*********************************************************┼

 ┌‡前号までのあらすじ‡────────────────────┐

  森に、屋根の上まで雪が積もった小屋がありました。その小屋には、
  母グマとその子グマが住んでいました。母グマは、日がな一日、暖炉
  で寝ていましたが、子グマは、眠れませんでした。
  子グマが、ふと窓の外を見ると、そこには何か明るく光るものが。気
  になった子グマは、母グマに隠れて、こっそりと外へ抜け出しました。
  そこで、子グマはウサギと出会い、ウサギはクマに、友だちになろう
  と言ったのでした…。
 └───────────────────────────────┘
  ★……………………………………【1】……………………………………★

 ウサギと子グマは、そりですべり始めました。最初は、子グマがウサギ
 を押し、そして、ウサギが子グマを押しました。そのあと、2人とも
 そりに乗って丘からすべると、耳のそばで風がぴゅーと音をたてました。

 [Стали они на санках кататья. Сперва
  медвежонок зайчика покатал, потом
  тот медвежонка, а потом оба сели
  в саночки и покатили с горки, да так,
  что только ветер в ушах свистел.]

 <スターリ アニー ナ サンカフ カターッツァ. スピルヴァー
  ミドヴィジョーナク ザイチカ パカタール, パトム
  トット ミドヴィジョーンカ, ア パトム オーバ シェーリ
  ヴ サーナチキ イ パカチーリ ズ ゴールキ, ダー ターク,
  シトー トーリカ ヴェーチル ヴ ウシャーフ スヴィスチェール.>

  ★……………………………………【2】……………………………………★

 1回、2回とすべりましたが、3回目になると、そりが耐え切れずに、
 どかーん!と砕けてしまいました。
 子グマのタプトゥィーシカは、可哀想なそりのために号泣し始めました。

 [Скатились раз, скатились другой,
  а в третий раз саночки не выдержали
  и --- трах! --- в щепки.
  Заголосил Топтыжка, очень ему жалко
  этих саночек стало.]

 <スカチーリシ ラース, スカチーリシ ドゥルゴイ,
  ア フ トゥリェーチィ ラース サーナチキ ニェ ヴィージルジャリ
  イ --- トラフ! --- フ シェープキ.
  ザガラシール タプトゥィーシカ, オーチン イムー ジャールカ
  エーチフ サーナチク スターラ.>

  ★……………………………………【3】……………………………………★

 ウサギのチルナフヴォスチクは、彼を慰めました。:
 ≪泣かないでよ、今、ほかの遊びを考えよう!≫
 ウサギは、棒を見つけると、それを切り株に渡して、片方に子グマを
 座らせ、もう片方に自分が乗りました。

 [А Чернохвостик его утешает:
  《Не плачь, сейчас другую игру
  придумаем!》
  Нашёл жёрдочку, перекинул через
  пенёк, на один конец Топтыжку
  посадил, на другой сам сел.]

 <ア チルナフヴォースチク イヴォー ウチシャーイェット:
  ≪ニェ プラーチ, シィチャース ドゥルグユ イグルー
  プリドゥーマイェム!≫
  ナショール ジョールダチクウ, ピリキーヌル チーリス
  ピニョーク, ナ アジン カニェーツ タプトゥィーシクウ
  パサジール, ナ ドゥルゴイ サム シェール.>

  ★……………………………………【4】……………………………………★

 そして、彼らは、これはすごい!と楽しんでました。
 子グマは、家に帰ると、話しました。:
 ≪ぼくは、ウサギと仲良しになったんだ。彼の耳は、すごいよ!
 それに、しっぽで全部こんな風にやるんだ。≫

 [И пошло у них такое веселье, что
  только держись!
  Вернулся Топтыжка домой,
  рассказывает:《Я с зайчонком
  подружился, уши у него --- во! --- и
  хвостиком всё так делает》.]

 <イ パシロー ウ ニフ タコエ ヴィシェーリエ, シトー
  トーリカ ジルジーシ!
  ヴィルヌールシァ タプトゥィーシカ ダモイ,
  ラスカーズィヴァイェット:≪ヤー ズ ザイチョーンカム
  パドゥルジールシァ, ウーシ ウ ニヴォー --- ヴォ! --- イ
  フヴォースチカム フショー ターク ジェーライェット≫.>

  ★……………………………………【5】……………………………………★

 でも、母グマは、彼をしかり始めました:
 --- ウサギと仲良くなるクマがどこにいるんだい? クマは有名な動物で、
 あっちの小動物は臆病者よ! もう絶対に森に入って、ウサギと仲良く
 しちゃだめよ!

 [А Медведица как зарычит на него:
  --- Где это видано, чтобы медведи с
  зайцами дружили? Мы звери знатные,
  а они мелюзга трусливая! Не смей
  больше в лес ходить, с зайцем дружбу
  водить!]

 <ア ミドヴェージッツァ カーク ザルィーチット ナ ニヴォー:
  --- グジェ エータ ヴィーダナ, シトーブィ ミドヴェージ ズ
  ザイツァミ ドゥルジーリ! ムィ ズヴェーリ ズナートヌィエ,
  ア アニー ミリュズガー トゥルスリーヴァヤ! ニェ スミェイ
  ボーリシェ ヴ リェース ハジーチ, ズ ザイツェム ドゥルージブウ
  ヴァジーチ!>

  ★……………………………………【6】……………………………………★

 母グマは、暖炉から離れると、すべてのドアのカギを閉めて、再び
 眠りにつきました。

 [Слезла с печи, дверь на все запоры
  закрыла и снова спать улеглась.]

 <スリェーズラ ス ピェーチ, ドゥヴェーリ ナ フシェー ザポールィ
  ザクルィーラ イ スノーヴァ スパーチ ウリグラーシ.>
                              ~つづく~

  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 折角、ともだちができたのに、母親にしかられてしまった、子グマのタプ
 トゥィーシカ。彼らは、また会うことができるのでしょうか…?

    ◆◇◆◇ 単語等詳しい解説はこちらのページで ◇◆◇◆

    http://freett.com/russianahitotoki/ft_little_bear_3.html

 ◎◎――――――――――――――――――――――――――――――
  【02.気になったニュース we(^_^)】
  ――――――――――――――――――――――――――――――◎◎

  【ナボコフの最後に書かれた未完の小説がロシアで発行される】
                     -- rian.ru 2009/07/27発 --

  ウラジーミル・ナボコフの最後に書かれた未完の小説が、11月にア
 メリカとイギリスで発売された後にロシアで発行されるとロシアの出版
 社が月曜日に述べた。

  『ローラ』と表題がつけられたナボコフの英語小説の原稿は、30年
 以上の間、スイスの銀行に保管されており、ロシア生まれの作家の相続
 人が、原稿を燃やすようにとの遺言に従わなかったため、文学的な公衆
 や読者たちの興味をそそった。

  ロシアで小説を発行する免許を持つアズブカ社は、ロシア語に翻訳さ
 れた本の正確な発表日については、後日発表されると述べた。

  ナボコフの作品の多くをロシア語から英語に翻訳した、息子であるド
 ミトリ・ナボコフは、以前、「ローラは、素晴しい作品であり、独創的
 で、潜在的に全くラジカルな作品である。文学的な感覚において、彼の
 他の作品とは非常に異なる本だろう」と述べた。

  悪名高い『ロリータ』の著者であるナボコフは、1977年に、最後
 の16年を過ごしたスイスで彼が死ぬ前、妻のヴェラに原稿を燃やすこ
 とを約束させた。彼女は、彼女自身ではそうすることができず、彼女の
 死後、ドミトリに決断を任せた。

  ドミトリは、未完の小説を発表することにした自身の決定を正当化す
 る会見の中で「私は忠実な息子であり、長い間、真剣にこのことについ
 て考えた。その時、父が私の前に現れて、皮肉まじりの笑顔でこう言っ
 たのだ:お前は、古い常識にとらわれている-前へ進め、発行しろ!、
 と」

  原稿は、鉛筆で手書きされたインデックスカードから成っている。
 ナボコフは、小説のためにそのカードを整理しなかった。

  ナボコフは、サンクトペテルブルクでロシアの上流階級の家庭に生ま
 れ、彼の一家がボルシェビキ革命から逃れるまでそこで暮らした。彼は、
 『青白い炎』や『ベンドシニスター』の著者としても西側諸国で有名で
 ある。

 ☆コメント:ご存知の方も多いと思いますが、ロリータ・コンプレック
       ス、いわゆるロリコンの語源となったロリータは、このナ
       ボコフの作品です。ちなみに、『ロリータ』は、中年に達
       した詩人の異常な少女愛を描いた作品です。

 ┼―――――――――――――――――――――――――――――――┼

  【約9万人の“ブルーベレー”が空挺軍の日を祝う】
                    -- rian.ru 2009/08/03発 --

  約9万人の元空挺部隊がロシア空挺軍の日の祝賀に参加し、深刻な事
 件は特に起こらなかった。

  「空挺軍の日に各地から約8万8千人の空挺部隊が参加しました。社
 会秩序と安全の保障として、この日に3万3千5百人の警官と2千4百
 人の内務省国内部隊を配置した」と内務省当局は述べた。

  それによると、最もブルーベレーが多く配置されているのは、モスク
 ワの2万人であり、次にプスコフの1万2千5百人、そして、スタヴロ
 ポリの7千5百人となっている。

  ロシア空挺軍の日は8月2日に祝うのが伝統となっている。  

  1930年のこの日、ヴォロネジ近郊のモスクワ軍管区空軍演習にて
 爆撃機TB-3から12名の空挺支隊が初めてパラシュートで降下した。
 この試みは、空挺部隊の展望と長所、可能性を軍事評論家に気付かせた。

 ☆コメント:ブルーベレーと青白の横縞のランニングシャツを着ている
       兵士がそうですが、少数精鋭なので、あまり見かけること
       がありません。また、空挺部隊は敵地に乗り込む性格上、
       命知らずが多く、たまに街中で見かけても独特なオーラを
       放っていたのが印象的でした。

 …………………………………≪編集者注≫……………………………………
  ※以上のニュース記事は、みなさまに簡潔にお伝えするため、要約で
   掲載してあります。また、ニュースサイトが記事を変更したり、削除
   していることもあります。ご了承ください。
 ………………………………………………………………………………………

 @@――――――――――――――――――――――――――――――
  【03.編集後記 (^_ゝ^)ノ】
  ――――――――――――――――――――――――――――――@@

  今回のメルマガ、いかがでしたか?

  久しぶりに編集に携わります。5年生の息子が夏休みに入ったので、先
 日、家族で旅行に行ってきました。

  現在のロシアの状況は、とても厳しいものです。今に始まったことでは
 ありませんが、物価が激しく上昇し、インフレ率も高くなりました。不動
 産市場は凍結していますし、自動車を買うことも厳しくなっています。な
 ぜならば、融資の年率が22~25%まで上がっているため、ごく一般的
 な生活をしている人が融資を受けることが難しくなっているからです。

  経済危機が叫ばれてから長い時間が経っていますが、 早くこの危機から
 脱出したいものです。

  それでは、次回もおたのしみに。
                       (ロシア人スタッフ:M)

・‥‥……━━━ 『ロシアなひととき 』メールマガジン ━━━……‥‥・
  □Vol.173 2009/08/06号 [隔週木曜発行]
  □発行責任者:『ロシアなひととき』Project
   URL: http://freett.com/russianahitotoki/
   E-mail: 返信ボタンで発行者宛のメールアドレスが出ます(^_^)/
  □まぐまぐメールマガジンID:0000091294
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     配信停止←(;_;)モゥ?・配信先変更ご希望の場合は、
     http://www.mag2.com/m/0000091294.htm
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