2009/06/11
『ロシアなひととき♪』 - Vol. 170 -
◇◆◇◆━2009/06/11発行━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆◇ ◆◇◆ Добро пожаловать! ◆◇◆ ◇◆◇◆ ☆--------【 ロシアなひととき 】--------☆ ◆◇◆◇ ◆◇◆ −6月9日はピョートル大帝の誕生日です− ◆◇◆ ◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━Vol.170━◆◇◆◇ ※ピョートル・アレクセーヴィチ ロマノフ王朝第5代ツァーリ(在位1682年−1725年)、 初代ロシア皇帝(在位1721年−1725年)。1672年ア レクセイ・ミハイロヴィチ第2代ツァーリの三男として生まれ る。当時発展途上国であったロシアを強国にすべく、自ら留学 するなどして尽力し、大北方戦争に勝利。それを機に、ロシア を帝国に昇格させ、皇帝の称号を受ける。また、この戦争で獲 得した地にサンクトペテルブルクを建設した。1725年2月 8日肺炎により死去。 ☆’.・.・:★’.・.・:☆’.・.・:★.・.・:☆’.・.・:★.・.・:☆’ ~~■P_(^∀^ ♪♭ チャーイ(Чай:お茶)でも飲みながら当メルマガで ♪♭ ♭♪ ロシアなひとときをお楽しみくださいネ。――――― ♭♪ ☆’.・.・:★’.・.・:☆’.・.・:★.・.・:☆’.・.・:★.・.・:☆’ ●○‥‥‥● CONTENTS ●‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥○● 【01】今日のロシアの童話 _ρ(^^ )ノ ◇今日は『テレモーク(どうぶつの家)』(最終回)を 皆さまにご紹介します♪ ---------------------------------------------------------------- 【02】気になったニュースw(^_^) ◇50日目です…。 ---------------------------------------------------------------- 【03】編集後記 (^_ゝ^)ノ ●○‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥○● ♪♭―――――――――――――――――――――――――――――― 【01.今日のロシアの童話 _ρ(^^ )ノ】 ◇◆『テレモーク(どうぶつの家)』◇◆ ――――――――――――――――――――――――――――――♪♭ …………………………………≪編集者注≫…………………………………… ※このコーナーではロシア語ではなく童話の内容のみに興味のある方も 読み易いように、「日本語意訳→ロシア語→発音(カタカナ)」の順で 表示しています。 ……………………………………………………………………………………… ┼*********************************************************┼ ♪♭♪ ТЕРЕМОК ♪♭♪ ♪♭♪ < ティリェモーク > ♪♭♪ ♪♭♪ テレモーク(どうぶつの家) ♪♭♪ ┼*********************************************************┼ ┌‡前号までのあらすじ‡────────────────────┐ 森の中にカシの木が立ってました。それは、とても太くて、とても古 い木でした。ある時、キツツキがやってきて、その幹に穴を開け、そ こでひなをかえしました。キツツキが去った後、ムクドリがやってき ました。ムクドリはその穴を気に入り、そこに住み始めました。そし て、数年が経ち、カシの木が朽ち始めた頃には、別のムクドリが暮ら していました。すると、今度はフクロウがやってきて、ムクドリを追 い出してしまったのでした。フクロウの次は、リス。リスの次は、テ ンがやってきて、そのうろに住むようになりました。その間にも、う ろは、少しずつ大きくなっていったのでした。 └───────────────────────────────┘ ★……………………………………【1】……………………………………★ 3年目に、ミツバチの群れが、そのうろに気づきました。ミツバチが 飛んできて、見ると、カシの木と馬の頭ほどの穴がありました。 ミツバチの群れは、ぐるぐる回り、ぶんぶん言いながら聞きました。: --- やぐらよ、やぐら、誰がそこに住んでいるんだい? [На третий год узнали про то дупло пчёлы. Прилетели. Видят --- дуб, в дубу --- дыра с лощадиную голову. Кружат, жужжат, спрашивают: --- Терем-теремок, кто в тереме живёт?] <ナ トゥリェーチィ ゴート ウズナーリ プラ ト ドゥプロー プチョールィ. プリリチェーリ, ヴィージャット --- ドゥープ, ヴ ドゥブウ --- ドゥィラー ス ラシャジーヌユ ゴーラヴウ. クルージャット, ジュッジャート, スプラーシヴァユット: --- ティェーリム−ティリェモーク, クトー フ ティェーリミェ ジヴョート?> ★……………………………………【2】……………………………………★ --- くちばしの鋭い、ぶち色のキツツキが住み、その後に、この林で 一番の歌手のムクドリが住んでいたよ。その次は、フクロウが住んで いた。彼の爪を食らって、泣き言を言うなよ。そして、リスが住んで、 枝を跳び渡って、うろからうろへ移って暮らしていたのさ。今は俺、 テンが住んでいる。あらゆる小さな動物の中の悪人さ。ところで、 おまえらは誰だ? [--- Жил Дятел пёстрый --- нос вострый, жил Скворец --- первый в роще певец, жил Сыч --- попадёшь к нему в когти --- не хнычь, жила Белка --- по веткам скакалка, по дуплам сиделка, а теперь я живу --- Куница --- всех малых зверей убийца. А вы кто?] <--- ジール ジャーチル ピョーストルィ --- ノース ヴォーストルィ, ジール スクヴァリェーツ --- ピェールヴィ ヴ ローシェ ピヴェーツ, ジール スィチ --- パパジョーシ ク ニムー フ コークチ --- ニェ フヌィチ, ジーラ ビェールカ --- パ ヴェートカム スカカールカ, パ ドゥープラム シジェールカ, ア チピェーリ ヤー ジヴー --- クニーッツァ --- フシェフ マールィフ ズヴィリェイ ウビーッツァ. ア ヴィ クトー?> ★……………………………………【3】……………………………………★ --- 僕らはみんな、山のようなミツバチの群れだよ。飛び回ったり、 ぶんぶん言って、大きいヤツも小さいヤツも刺したりして脅すのさ。 まだ五体満足なうちに、そのやぐらから出ていけよ。 テンは、ミツバチ驚いて、逃げて行ってしました。 [--- Мы пчелиный рой --- друг за дружку горой. Кружим, жужжим, жалим, грозим большим и малым. Ступай-ка из терема вон, пока цела! Испугалась Куница пчёл, убежала.] <--- ムィ プチリーヌィ ローイ --- ドゥルク ザ ドゥルーシクウ ガロイ. クルージム, ジュッジーム, ジャーリム, グラジーム ボリシム イ マールィム. ストゥパイ−カ イス ティェーリマ ヴォン, パカー ツェラー! イスプガーラシ クニーッツァ, ウビジャーラ.> ★……………………………………【4】……………………………………★ ミツバチの群れは、ロウを運び入れて、うろの中に住み始めました。 1年住み、もう1年暮らすと、古いカシの木は朽ちて、うろは広く なっていました。 [Натаскали пчёлы воску, стали в дупле жить. Год живут, другой живут --- крошится старый дуб, шире дупло.] <ナタスカーリ プチョールィ ヴォースクウ, スターリ ヴ ドゥプリェー ジーチ. ゴート ジヴート, ドゥルゴイ ジヴート --- クローシッツァ スタールィ ドゥープ, シーリェ ドゥプロー.> ★……………………………………【5】……………………………………★ 3年目に、クマがそのうろに気づきました。クマがやってきて、見ると、 カシの木と、まるで大きな窓のような穴がありました。クマは、聞き ました。: --- やぐらよ、やぐら、誰がそこに住んでいるんだい? [На третий год узнал про то дупло Медведь. Пришёл. Видит --- дуб, в дубу --- дырища с целое окнище. Спрашивает: --- Терем-теремок, кто в тереме живёт?] <ナ トゥリェーチィ ゴート ウズナーリ プラ ト ドゥプロー ミドヴェーチ. プリショール, ヴィージット --- ドゥープ, ヴ ドゥブウ --- ドゥィリーシャ ス ツェーラエ アクニーシェ. スプラーシヴァユット: --- ティェーリム−ティリェモーク, クトー フ ティェーリミェ ジヴョート?> ★……………………………………【6】……………………………………★ --- くちばしの鋭い、ぶち色のキツツキが住み、その後に、この林で 一番の歌手のムクドリが住んでいたよ。その次は、フクロウが住んで いた。彼の爪を食らって、泣き言を言うなよ。そして、リスが住んで、 枝を跳び渡って、うろからうろへ移って暮らしていたんだよ。それから、 テンが住んでいたんだけど、彼は、あらゆる小さな動物の中の悪人さ。 そして、今は僕たち、ミツバチの群れが住んでいるんだ。みんな山の ようなミツバチの群れさ。ところで、君は誰だい? [--- Жил Дятел пёстрый --- нос вострый, жил Скворец --- первый в роще певец, жил Сыч --- попадёшь ему в когти --- не хнычь, жила Белка --- по веткам скакалка, по дуплам сиделка, жила Куница --- всех малых зверей убийца, теперь мы живём --- пчелиный рой --- друг за дружку горой. А ты кто?] <--- ジール ジャーチル ピョーストルィ --- ノース ヴォーストルィ, ジール スクヴァリェーツ --- ピェールヴィ ヴ ローシェ ピヴェーツ, ジール スィチ --- パパジョーシ イムー フ コークチ --- ニェ フヌィチ, ジーラ ビェールカ --- パ ヴェートカム スカカールカ, パ ドゥープラム シジェールカ, ジーラ クニーッツァ --- フシェフ マールィフ ズヴィリェイ ウビーッツァ, チピェーリ ムィ ジヴョム --- プチリーヌィ ロイ --- ドゥルク ザ ドゥルーシクウ ガロイ. ア トゥィ クトー?> ★……………………………………【7】……………………………………★ --- 俺は、クマのミーシャだ。おまえ達のやぐらをふさいでやる! クマは、カシの木に登ると、頭をうろの中に入れ、攻撃しはじめました。 [--- А я Медведь, Мишка, --- вашему терему крышка! Влез на дуб, просунул голову в дупло да как нажал!] <--- ア ヤー ミドヴェーチ, ミーシカ, --- ヴァーシムウ ティェーリムウ クルィーシカ! ヴリェース ナ ドゥープ, プラスーヌル ゴーラヴウ ヴ ドゥプロー ダー カーク ナジャール!> ★……………………………………【8】……………………………………★ カシの木は、ばらばらになってしまい、そこから出てきた、何年もの 間に貯められたものを数えてみましょう、毛、干し草、蜜蝋、苔、綿毛、 羽、塵、はっくしょん! やぐらは、倒れてしまいまいたとさ。 [Дуб-то пополам и расселся, а из него --- считай-ка, сколько лет копилось: шерсти, да сена, да воску, да моху, да пуху, да перьев, да пыли --- да пх-х-х! Теремка-то и не стало.] <ドゥープ−タ パパラム イ ラッシェールシァ, ア イズ ニヴォー --- シターイ−カ, スコーリカ リェット カピーラシ: シェールスチ, ダー シナー, ダー ヴォースクウ, ダー モーフウ, ダー プーフウ ダー ピリエーフ, ダー プィーリ --- ダー プフ−フ−フ! ティェーリムカ−タ イ ニェ スターラ.> 〜おわり〜 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 朽ちたカシの木のうろは、どんどん大きくなり、最後にやってきたクマの 重みに耐えかねて、ついには崩れてしまいました。めでたし、めでたし… とはいきませんでしたね(汗)。 ◆◇◆◇ 単語等詳しい解説はこちらのページで ◇◆◇◆ http://freett.com/russianahitotoki/ft_tower_5.html ◎◎―――――――――――――――――――――――――――――― 【02.気になったニュース we(^_^)】 ――――――――――――――――――――――――――――――◎◎ 【ロシアは五旬祭を祝う】 -- rian.ru 2009/05/25発 -- ロシアはキリスト教の主な祝祭のひとつである五旬祭(聖霊降臨祭)を 祝い、多くの信者がロシア正教会に参列し、国中で聖霊の降臨を祝う礼 拝が行われる。 「Пяти-десятница(五旬祭)」とは、ギリシャ語で「5 0日目」の意味があり、復活祭の日曜日から7週間後、すなわち、復活 祭から50日後に祝われる。 ☆コメント:日本ではあまり知られていないかもしれませんが、ロシア では主な祝日のひとつになっています。 ┼―――――――――――――――――――――――――――――――┼ 【上空8000メートルで結婚式】 -- rian.ru 2009/06/09発 -- ロシアで初めて空での結婚式が行われた。カップルは飛行機の中で指 輪の交換を行った。この挙式を取り行うため彼らはニジニノヴゴラド− モスクワを航行している飛行機を選んだ。この便はカップルにとって印 象的なものとなった。Andrei Sidorenkoさんはすべての愛する人の日に 上空8000メートルで最愛の提案を行った。 「規則では持ち込み禁止されている大きなブーケを私は機内に持ち込 んた。乗客の拍手の中ブーケと指輪をもらいました。」と新郎は述べた。 新婚カップルは伝統を続けることと、航空会社に彼らの心を空で引き 合わせてくれるようにお願いすることに決めた。新婚カップルと一緒に 機内には証人とゲストが出席していた。彼らの両親はニジニノヴゴラド に残った。 ウェディングフライトは1時間続き、その後YuliyaさんとAndreiさん は正式に夫と妻になった。また機長は新郎新婦にブーケとプレゼントを 手渡した。 ドモジェドボ空港ではフォトセッションが行われ、ウェディングケー キとシャンパンがふるまわれた。この後主典の賓客はゲストと一緒に復 路に飛び立った。 ☆コメント:機内での結婚式は他の国では以前から行われ、しかもサー ビスメニューとして売りに出している航空会社まであるの にロシアで初めてというのは意外です。 …………………………………≪編集者注≫…………………………………… ※以上のニュース記事は、みなさまに簡潔にお伝えするため、要約で 掲載してあります。また、ニュースサイトが記事を変更したり、削除 していることもあります。ご了承ください。 ……………………………………………………………………………………… @@―――――――――――――――――――――――――――――― 【03.編集後記 (^_ゝ^)ノ】 ――――――――――――――――――――――――――――――@@ 今回のメルマガ、いかがでしたか? こちらは、初夏の陽気が続き、とても気持ちが良い気候になりました。 そんな気候とは裏腹に、私の周りには経済危機から復活する兆しが見えず、 考えることに疲れています。願わくば、私自身が巻き込まれないようにし たかったです。 しばらくの間、年金生活者のような生活が続きそうと言いましたが、実 は、もう1週間ほど新しい職場で働いています。運の良いことに、労働条 件は以前より改善され、給料面でも3倍の収入になりました。しかし、こ れは、たとえるなら、単に劇場の装飾が変わったようなものだと、私には 分かっています。今は良い状況にあっても、いつまた途方に暮れるような ことになるかもしれません。私の周りの環境はめまぐるしく変わっていき ますが、家族や長い付き合いの親しい友人たちは変わらずに残っていきま す。それが私にとって、どんな仕事やお金、出世よりも大切にしたいもの です。 それでは、次回もおたのしみに。 (ロシア人スタッフ:V) ・‥‥……━━━ 『ロシアなひととき 』メールマガジン ━━━……‥‥・ □Vol.170 2009/06/11号 [隔週木曜発行] □発行責任者:『ロシアなひととき』Project URL: http://freett.com/russianahitotoki/ E-mail: 返信ボタンで発行者宛のメールアドレスが出ます(^_^)/ □まぐまぐメールマガジンID:0000091294 ┼――――――――――――――――――――――――┼ 配信停止←(;_;)モゥ?・配信先変更ご希望の場合は、 http://www.mag2.com/m/0000091294.htm 配信先変更の場合は、現在の登録アドレスを削除の上、 新しいアドレスをご登録下さい。 ┼――――――――――――――――――――――――┼ □免責事項 本メルマガを介した情報により発生あるいは誘発された損害、 情報の利用により得た成果、またはその情報自体の合法性や 道徳性、正確さについての責任を負いません。 ・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・ 『ロシアなひととき』は転載、複写禁止です。


