2009/02/19
『ロシアなひととき♪』 - Vol. 163 -
◇◆◇◆━2009/02/19発行━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆◇ ◆◇◆ Добро пожаловать! ◆◇◆ ◇◆◇◆ ☆--------【 ロシアなひととき 】--------☆ ◆◇◆◇ ◆◇◆ −2月13日はシャリャーピンの誕生日です− ◆◇◆ ◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━Vol.163━◆◇◆◇ ※シャリャーピン・フョードル・イヴァノヴィチ オペラ歌手。カザン生まれ。教区学校を卒業後、福音書の転写 人として働きながら教会で歌っていた。その後、地方のオペラ 劇団に入り各地で公演、トビリシで専門的に声楽を習い、サン クトペテルブルクのマリインスキー劇場、モスクワのマーモン トフ私立劇場、ボリショイ劇場などでバス歌手として活躍した。 1921年、パリに亡命後、日本を含む世界各地で公演。19 38年4月12日、白血病でパリにて死去。 ☆’.・.・:★’.・.・:☆’.・.・:★.・.・:☆’.・.・:★.・.・:☆’ ~~■P_(^∀^ ♪♭ チャーイ(Чай:お茶)でも飲みながら当メルマガで ♪♭ ♭♪ ロシアなひとときをお楽しみくださいネ。――――― ♭♪ ☆’.・.・:★’.・.・:☆’.・.・:★.・.・:☆’.・.・:★.・.・:☆’ ●○‥‥‥● CONTENTS ●‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥○● 【01】今日のロシアの童話 _ρ(^^ )ノ ◇今日は『ありの冒険』(その4)を皆さまにご紹介します♪ ---------------------------------------------------------------- 【02】気になったニュースw(^_^) ◇ロシアでは盛んです…。 ---------------------------------------------------------------- 【03】ロシアから風の便り φ(.. ) ◇今回はお休みさせていただきます。 ---------------------------------------------------------------- 【04】編集後記 (^_ゝ^)ノ ●○‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥○● ♪♭―――――――――――――――――――――――――――――― 【01. 今日のロシアの童話 _ρ(^^ )ノ】 ◇◆『ありの冒険』◇◆ ――――――――――――――――――――――――――――――♪♭ …………………………………≪編集者注≫…………………………………… ※このコーナーではロシア語ではなく童話の内容のみに興味のある方も 読み易いように、「日本語意訳→ロシア語→発音(カタカナ)」の順で 表示しています。 ……………………………………………………………………………………… ┼*********************************************************┼ ♪♭♪ ПРИКЛЮЧЕНИЯ МУРАВЬИШКИ ♪♭♪ ♪♭♪ < プリクリュチェーニヤ ムラヴィーシキ > ♪♭♪ ♪♭♪ ありの冒険 ♪♭♪ ┼*********************************************************┼ ┌‡前号までのあらすじ‡────────────────────┐ ありが白樺によじ登りました。すると、そこへ風が吹き、彼が乗った 葉っぱは、遠くまで飛ばされてしまいました。ありを乗せた葉っぱは、 石の上に落ち、ありは足を怪我してしまいました。ありは悲嘆に暮れ ましたが、しゃくとり虫が彼を背中に乗せてくれることになりました。 ところが、しゃくとり虫の背中はとても居心地が悪かったので、すぐ に降りることにしました。そこへ、クモがやって来て、今度はクモの 背中に乗せてもらうことになりました。しかし、クモの歩みは思って いたほど速くありません。クモはオサムシを見つけ、オサムシに乗せ てもらうよう提案しました。オサムシは、まるで空中を飛ぶように走 りましたが、ジャガイモ畑の畝は越えられませんでした。その時、突 然、誰かがキーキー鳴いている声が聞こえました…。 └───────────────────────────────┘ ★……………………………………【1】……………………………………★ ありが振り向くと、そこにはノミが立っていて、地面から少し見える だけでした。 --- とんでもない、きみは小さいじゃないか! 僕を持ち上げられないよ。 --- 確かに、きみは大きいよ! 僕によじのぼれと言っているんだ。 [Обернулся муравьишка --- стоит рядом жучок-блошачок, чуть от земли видно. --- Да ты маленький! Тебе меня не поднять. --- А ты-то большой! Лезь, говорю.] <アビルヌールシァ ムラヴィーシカ --- スタイート リャーダム ジュチョーク−ブラシャチョーク, チュッチ アト ジェームリ ヴィードナ. --- ダー トゥィ マーリンキィ! チビェー ミニャー ニェ パッニャーチ. --- ア トゥィ−タ バリショイ! リェーシ, ガヴァリュー.> ★……………………………………【2】……………………………………★ ありは、ノミの背中になんとか腰掛け、やっとのことで足をのせました。 --- のぼった? --- ああ、のぼったよ。 [Кое-как уместился муравей на спине у блошака. Только-только ножки поставил. --- Влез? --- Ну, влез. --- А влез, так держись.] <コエ−カーク ウミスチールシァ ムラヴェイ ナ スピニェー ウ ブラシャーカ. トーリカ−トーリカ ノーシキ パスターヴィル. --- ヴリェース? --- ヌ, ヴリェース. --- ア ヴリェース, ターク ジルジーシ.> ★……………………………………【3】……………………………………★ ノミは、太い後ろ足を自分の下に入れ、ばねのようにすらりとした その足を、--- それ、パチン! --- と、伸ばしました。見ると、 もう畝の上に座っていました。--- パチン! --- また別の畝に座って いました。--- パチン!--- 3つ目の畝に。 [Блошачок подобрал под себя толстые задние ножки, а они у него, как пружинки, складные, --- да щёлк! --- распрямил их. Глядь, уж он на грядке сидит. Щёлк! --- на другой. Щёлк! --- на третьей.] <ブラシャチョーク パダブラール パット シビャー トールストゥィエ ザードニエ ノーシキ, ア アニー ウ ニヴォー, カーク プルジーンキ, スクラードヌィエ, --- ダー ショールク! --- ラスプリミール イフ. グリャーチ, ウシ オン ナ グリャートケ シジート. ショールク! --- ナ ドゥルゴイ. ショールク! --- ナ トリェーチェイ.> ★……………………………………【4】……………………………………★ そうして、ノミは、塀の所まで畑をパチンと飛び渡りました。 ありは、尋ねました。 --- 塀は越えられるの? --- 塀は越えられないよ。とても高いから。バッタに頼んでみなよ。 彼ならできるよ。 [Так весь огород и отщёлкал блошачок, до самого забора. Муравьишка спрашивает: --- А через забор можешь? --- Через забор не могу: высок очень. Ты кузнечика попроси: он может.] <ターク ヴェーシ アガロート イ アトショールカル ブラシャチョーク, ダ サーマヴァ ザボーラ. ムラヴィーシカ スプラーシヴァイェット: --- ア チェーリス ザボール モージェシ? --- チェーリス ザボール ニェ マグー: ヴィソーク オーチン. トゥィ クズニェーチカ パプラシー: オン モージェット.> ★……………………………………【5】……………………………………★ --- バッタさん、バッタさん、僕を家に連れていって! 僕は足が 痛いんだ。 --- 首の上に乗りなさい。 ありは、バッタの首の上に座りました。 [--- Кузнечик, кузнечик, снеси меня домой! У меня ножки болят. --- Садись на загривок. Сел муравьишка кузнечику на загривок.] <--- クズニェーチク, クズニェーチク, スニシー ミニャー ダモイ! ウ ミニャー ノーシキ バリャート. --- サジーシ ナ ザグリーヴァク. シェール ムラヴィーシカ クズニェーチクウ ナ ザグリーヴァク.> ★……………………………………【6】……………………………………★ バッタは、長い後ろ足を半分に折りたたむと、同時に伸ばして空中に 飛び出しました。裂ける音をたてて翼を広げ、ありを塀の向こうへ運び、 静かに地面に着きました。 [Кузнечик сложил свои длинные задние ноги пополам, потом разом выпрямил их, точно выстрелил собой в воздух. С треском развернулись крылья, перенесли его через забор и тихонько опустили на землю.] <クズニェーチク スラジール スヴァイー ドゥリンヌィエ ザードニエ ノーギ パパラム, パトム ラーザム ヴィープリミル イフ, トーチナ ヴィーストリリル サボイ ヴ ヴォーズドゥフ. ス トリェースカム ラズヴィルヌーリシ クルィリヤー, ピリニスリー イヴォー チェーリス ザボール イ ティホーニカ アプスチーリ ナ ゼームリュ.> 〜つづく〜 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ノミやバッタのお蔭で、少しずつ家に近づいているあり。ジャガイモ畑や 塀は乗り越えることができましたが、次に待っているのは…? ◆◇◆◇ 単語等詳しい解説はこちらのページで ◇◆◇◆ http://freett.com/russianahitotoki/ft_adventure_ant_4.html ◎◎―――――――――――――――――――――――――――――― 【02.気になったニュース we(^_^)】 ――――――――――――――――――――――――――――――◎◎ 【生態学者は衛星の破片がロシア中に飛散することを懸念】 -- rian.ru 2009/02/13発 -- 生態学者が火曜日に発生したアメリカとロシアの衛星衝突による残骸 がロシアの大部分を汚染する恐れがあることを発表したと、金曜日に連 邦環境当局が述べた。 ロシア連邦天然資源監督局のKonstantin Tsybko氏は、アメリカのイ リジウム衛星と機能停止中のロシアのCosmos2251がシベリアの上空およ そ800kmで衝突以降、いくつかの大きな環境団体が同氏に接触した と述べた。このような事件が起こったのは初めてである。 「彼らの懸念は理解できる。特に、西側の報道機関が衛星の1つに原 子炉が搭載されていたと報じたので」と同氏は述べた。 「例えば、もし残骸の一部がバイカル湖に着水したら、あなたは何が 起こるか想像できますか!」「したがって、考えられるあらゆる危険を 防ぐために、生態学者は我々に対し、残骸の地球への落下について計算 するため、適切な部門へ公式に連絡を取るよう依頼したのです」と同氏 は述べた。 ☆コメント:衛星同士の衝突は史上初とのことですが、現在までに各国 から無数の衛星が打ち上げられ、その機能が停止した後も 軌道上に放置されたままになっているものが多いことを考 えると、今まで衝突が起きなかった方が奇跡的と言えるか もしれません。 ┼―――――――――――――――――――――――――――――――┼ 【ヴォロネジで行われた「Spur of Russia」で80歳の参加者が勝利】 -- rian.ru 2009/02/16発 -- ヴォロネジで行われた全ロシアクロススキー選手権「Spur of Russia」の「最ベテラン参加者」カテゴリーの勝者は、自転車競技でソ 連時代24回チャンピオンになったことのあるMariya Lukshinaさんと 今年80歳になるノヴァヴォロネジ市民のIvan Jaravinさんであった。 毎年開かれるこの大きな大会は、今年はヴォロネジのオリンピック総 合運動場で行われ、州はこれまでに6度参加したことがある。 「最ベテラン参加者は、Mariya LukshinaさんとIvan Jaravinさんで あることが分かった。最も若い勝者は、Mariya Golovinaさんと Vsevolod Radochenkoさんである」と代表は述べた。また、スキー家族 としては、家族5人が皆勝利に貢献したChurikovさん一家が賞を取った。 最も混戦だった女子10キロ競争では、Ekaterina Roslyakovaさん、 Dariya Kaleshnikovaさん、Mariya Efrenovaさんが勝利し、男子10キ ロ競争では、Aleksandr Tokarevさん、Artyom Jerebutuovさん、 Vladimir Barkalovさんが勝利した。 今年はヴォロネジ州の住民4千人以上が参加した。 ☆コメント:ウィンタースポーツが盛んなロシアですが、このように若 い人からお年寄りまで幅広く楽しめる大会が数多く開催さ れています。参加費用も高くなく、カテゴリーや賞の種類 も多いので皆モチベーションを高く持つことができ、結果 として競技のレベルも高くなっているのでしょう。 …………………………………≪編集者注≫…………………………………… ※以上のニュース記事は、みなさまに簡潔にお伝えするため、要約で 掲載してあります。また、ニュースサイトが記事を変更したり、削除 していることもあります。ご了承ください。 ……………………………………………………………………………………… ☆☆―――――――――――――――――――――――――――――― 【03.ロシアから風の便り φ(.. )】 ――――――――――――――――――――――――――――――☆☆ ※担当スタッフが本業多忙のため、今回はお休みさせていただきます。 @@―――――――――――――――――――――――――――――― 【04.編集後記 (^_ゝ^)ノ】 ――――――――――――――――――――――――――――――@@ 今回のメルマガ、いかがでしたか? 長い間このメールマガジンを読んでくださっている方は、ご存知かもし れませんが、1年前、私はより良い収入を得るために、働きながら大学に 通って勉強していました。そして、新しい仕事に就き、もう失業や安い給 料に脅かされることはないと信じていました。 しかし、現在の状況は深刻で、何より悪いことは、人々がロシアの復活 を信じず、ロシアから去ってしまっていることです。若く才能に溢れた人 や専門家、富裕層、果ては、状況をよく分っていない人さえ離れて行って しまっています。 哀れなのは、高齢者たちです。彼らは、ソ連時代にずっと耐えて待ち続 け、やっと解放されて普通の生活が始まったと思った途端に、今度はソ連 時代よりももっと酷い生活へと転落してしまったのです。そして、生きる 支えとなるような希望は、もう何もありません。 私は今、息子のことについて悩んでいます。このような状況の中、20 年後、彼が大人になった時に、どのような専門や能力が価値があるのか。 そして、息子に今後どのような教育を与えていくべきかについてです。 彼の適正もあるでしょうし、それを見極めながら育てていくしかありま せんね。 それでは、次回もおたのしみに。 (ロシア人スタッフ:V) ・‥‥……━━━ 『ロシアなひととき 』メールマガジン ━━━……‥‥・ □Vol.163 2009/02/19号 [隔週木曜発行] □発行責任者:『ロシアなひととき』Project URL: http://freett.com/russianahitotoki/ E-mail: 返信ボタンで発行者宛のメールアドレスが出ます(^_^)/ □まぐまぐメールマガジンID:0000091294 ┼――――――――――――――――――――――――┼ 配信停止←(;_;)モゥ?・配信先変更ご希望の場合は、 http://www.mag2.com/m/0000091294.htm 配信先変更の場合は、現在の登録アドレスを削除の上、 新しいアドレスをご登録下さい。 ┼――――――――――――――――――――――――┼ □免責事項 本メルマガを介した情報により発生あるいは誘発された損害、 情報の利用により得た成果、またはその情報自体の合法性や 道徳性、正確さについての責任を負いません。 ・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・ 『ロシアなひととき』は転載、複写禁止です。



