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2008/08/14

『ロシアなひととき♪』 - Vol. 151 -

◇◆◇◆━2008/08/14発行━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆◇
◆◇◆       Добро пожаловать!       ◆◇◆
◇◆◇◆   ☆--------【 ロシアなひととき 】--------☆   ◆◇◆◇
◆◇◆    −8月9日はショスタコーヴィチの命日です−    ◆◇◆
◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━Vol.151━◆◇◆◇

   ※ショスタコーヴィチ・ドミートリー・ドミートリエヴィチ
    作曲家。1906年9月25日、サンクトペテルブルク生ま
    れ。幼少時代より母からピアノを習い、13歳でペテルブル
    ク音楽院に入学。若くして、その才能を認められる。
    ソビエトの芸術政策に翻弄され続けたにもかかわらず、名曲
    を次々と残し、20世紀最大の作曲家として名を残した。
    1975年、モスクワにて死去。主な作品には、『交響曲第
    5番』『交響曲第7番』などがある。

 ☆’.・.・:★’.・.・:☆’.・.・:★.・.・:☆’.・.・:★.・.・:☆’

             ~~■P_(^∀^

   ♪♭ チャーイ(Чай:お茶)でも飲みながら当メルマガで ♪♭
   ♭♪ ロシアなひとときをお楽しみくださいネ。――――― ♭♪

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 ●○‥‥‥● CONTENTS ●‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥○●

 【01】今日のロシアの童話 _ρ(^^ )ノ
    ◇今日は『しっぽ』を皆さまにご紹介します♪
  ----------------------------------------------------------------
 【02】気になったニュースw(^_^)
    ◇日本でも気をつけましょう…。
  ----------------------------------------------------------------
 【03】ロシアから風の便り φ(.. )
    ◇『南オセチア自治州をめぐる軍事衝突』
  ----------------------------------------------------------------
 【04】編集後記 (^_ゝ^)ノ

 ●○‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥○●

 ♪♭――――――――――――――――――――――――――――――
  【01. 今日のロシアの童話 _ρ(^^ )ノ】
   ◇◆『しっぽ』◇◆
 ――――――――――――――――――――――――――――――♪♭

 …………………………………≪編集者注≫……………………………………
 ※このコーナーではロシア語ではなく童話の内容のみに興味のある方も
  読み易いように、「日本語意訳→ロシア語→発音(カタカナ)」の順で
  表示しています。
 ………………………………………………………………………………………

  ┼*********************************************************┼
 ♪♭♪          ХВОСТЫ           ♪♭♪
 ♪♭♪        < フヴァストゥィー >         ♪♭♪
 ♪♭♪            しっぽ            ♪♭♪
  ┼*********************************************************┼
  ★……………………………………【1】……………………………………★

 ある時、ハエが人間のところに飛んできて、言いました。:
 --- あなたは、すべての動物の主人だ。あなたは、何でもできる。
 どうか、私にしっぽを作ってくださいな。

 [Прилетела Муха к Человеку и
  говорит:
  --- Ты хозяин над всеми зверями,
  ты всё можешь сделать. Сделай мне
  хвост.]

 <プリリチェーラ ムーハ ク チラヴェークウ イ
  ガヴァリート:
  --- トゥィ ハジャーイン ナット フシェーミ ズヴィリャーミ,
  トゥィ フショー モージェシ ズジェーラチ. ズジェーライ ムニェ
  フヴォスト.>

  ★……………………………………【2】……………………………………★

 --- だが、何のために、おまえにしっぽが必要なんだ? --- 人間は
 言いました。
 --- でも、だからこそ、私にはしっぽが必要なのです。 --- ハエは
 言いました。--- 何のためにすべての動物にしっぽがあるのかって、
 それは、美しさのためです。

 [--- А зачем тебе хвост? --- говорит
  Человек.
  --- А затем мне хвост, --- говорит
  Муха, --- зачем он у всех зверей, ---
  для красоты.]

 <--- ア ザチェム チビェー フヴォスト? ガヴァリート
  チラヴェーク.
  --- ア ザティェム ムニェ フヴォスト, --- ガヴァリート
  ムーハ, --- ザチェム オン ウ フシェフ ズヴィリェイ, ---
  ドゥリャー クラサトゥィ.>

  ★……………………………………【3】……………………………………★

 --- 私は、そんな美しさのためにしっぽがある動物を知らない。
 おまえは、しっぽがなくても良く生きているじゃないか。

 [--- Я таких зверей не знаю, у которых
  хвост для красоты. А ты и без
  хвоста хорошо живёшь.]

 <--- ヤー タキフ ズヴィリェイ ニェ ズナーユ, ウ カトートゥィフ
  フヴォスト ドゥリャー クラサトゥィ. ア トゥィ イ ビェス
  フヴァスター ハラショー ジヴョーシ.>

  ★……………………………………【4】……………………………………★

 ハエは怒って、人間を困らせ始めました。: 甘い料理の上に
 乗っかったり、彼の鼻に飛び移ったり、耳から耳へ、ぶんぶんと音を
 立てたりしました。人間は、ハエにうんざりしてしまいました!
 人間は、ハエに言いました。:

 [Рассердилась Муха и давай Человеку
  надоедать: то на сладкое блюдо сядет,
  то на нос ему перелетит, то у одного
  уха жужжит, то у другого. Надоела,
  сил нет! Человек ей говорит:]

 <ラッシルジーラシ ムーハ イ ダヴァイ チラヴェークウ
  ナダイェダーチ: ト ナ スラートカエ ブリューダ シャージェット,
  ト ナ ノース イェムー ピリリチート, ト ウ アドナヴォー
  ウーハ ジュッジート, ト ウ ドゥルゴーヴァ. ナダイェーラ,
  シール ニェット! チラヴェーク イェイ ガヴァリート:>

  ★……………………………………【5】……………………………………★

 --- ああ、わかった! 飛んで行け、ハエよ、森へ、川へ、野原へ。
 もし、おまえが美しさのためにしっぽを持つ動物、鳥やトカゲ、
 カエルを見つけたら、そのしっぽを自分につけても良いぞ。私が許そう。

 [--- Ну ладно! Лети ты, Муха, в лес, на
  реку, в поле. Если найдёшь там зверя,
  птицу или гада, у которого хвост
  для красоты только привешен, можешь
  его хвост себе взять. Я разрешаю.]

 <--- ヌ ラードナ! リチー トゥィ, ムーハ, ヴ リェース, ナ
  リクー, フ ポーリェ. イェースリ ナイジョーシ トゥィ ズヴェーリャ,
  プチッツウ イーリ ガーダ, ウ カトーラヴァ フヴォスト
  ドゥリャー クラサトゥィ トーリカ プリヴィショーン, モージシ
  イヴォー フヴォスト シビェー ヴジャーチ. ヤー ラズリシャーユ.>

                              〜つづく〜

  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 美しさのためにしっぽが欲しいと言うハエ。そんな動物がいるなら、その
 しっぽをもらって自分につける許可をもらいました。さてさて、ハエは、
 美しさのためにしっぽを持つ動物を見つけ出すことができるのでしょうか。

    ◆◇◆◇ 単語等詳しい解説はこちらのページで ◇◆◇◆

     http://freett.com/russianahitotoki/ft_tails_1.html

 ◎◎――――――――――――――――――――――――――――――
  【02.気になったニュース we(^_^)】
  ――――――――――――――――――――――――――――――◎◎

  【ソルジェニーツィン氏が学習要領に】
                     -- rian.ru 2008/08/08発 --

  ロシアの生徒たちは、アレクサンドル・ソルジェニーツィンの人生と著
 作を歴史と社会の授業で勉強することになると、ロシア連邦教育科学大臣
 アンドレイ・フルセンコ氏が表明した。

  「上級学校では推薦図書の写しが文学の授業の為に顕著に拡大しており、
 それは歴史と社会の授業の為でもあるが、ソルジェニーツィン氏の著作も
 その中に含まれている。これには大変大きな意義がある」と、大臣は述べ
 た。

  また、現在、学校基本プランに『イワン・デニーソヴィチの一日』が含
 まれており、ロシア語がメインではない学校でのプログラムでは、『マト
 リョーナの家』が講読され、上級学校では『収容所群島』が学習されてい
 ることを大臣は補足した。

 ☆コメント:今月3日に急性心不全で逝去したソルジェニーツィン氏です
       が、彼の人生は波乱万丈だったと言えるでしょう。晩年は、
       その功績が評価されて文化勲章を受けたり、最近では、モス
       クワの通りに彼の名を付けるよう大統領令が出されたりしま
       した。一昔前までは、ロシアの本屋で彼の著作を見つけるの
       に一苦労でしたが、これでいつでも読めるようになったので
       はないでしょうか。

 ┼―――――――――――――――――――――――――――――――┼

  【シベリアでクマとの食料をめぐる大げんかによりキャンパーが負傷】
                     -- vesti.ru 2008/08/11発 --

  東シベリアで、男性がクマとの食料供給をめぐる“口論”の末に負傷し
 たと、月曜日、ロシア非常事態省のスポークスマンが発表した。

  クマは、日曜日の夜遅く、休暇中の人々が滞在していたクラスノヤルス
 ク地方のキャンプに接近した。クマを見ると、キャンパーたちはすぐにテ
 ントから逃げ出し、そして、クマが彼らの食料を食べているのを見るため
 に後で戻った。

  彼らのうちの1人、ミヌシンスク近郊の町から来た35歳の男性が、ク
 マに向かって怒鳴り始め、自分の食料を取り戻そうとした。しかし、クマ
 は、食料を放棄する代わりに、キャンプを去る前に彼を3回攻撃した。

  彼はこの攻撃により、腕の骨折と様々な他の怪我を負った。

 ☆コメント:1度人間を襲い、人間が自分より弱い存在であると知ったク
       マは、人間を恐れなくなります。クマや野生の動物たちとの
       生活範囲が曖昧になり、彼らと遭遇する機会が増えている現
       状では、私たちも気をつけなければいけませんね。

 …………………………………≪編集者注≫……………………………………
  ※以上のニュース記事は、みなさまに簡潔にお伝えするため、要約で
   掲載してあります。また、ニュースサイトが記事を変更したり、削除
   していることもあります。ご了承ください。
 ………………………………………………………………………………………

 ☆☆――――――――――――――――――――――――――――――
  【03.ロシアから風の便り φ(.. )】
   『南オセチア自治州をめぐる軍事衝突』
                       (ロシア人スタッフ:V)
  ――――――――――――――――――――――――――――――☆☆

  童話というジャンルを扱っているメルマガの中で、このような話題を取
 り上げるのは躊躇しましたが、それでもやはり触れないわけにはいかない
 でしょう。

  世界中がオリンピック開催に湧く中、南オセチア自治州をめぐって軍事
 衝突が発生しました。日本では一体どのように報道されているのでしょう
 か。

  私が見る限り、いかにして世界を味方につけるかという意味で、メディ
 アによる厳しい情報戦争が行われています。例えば、同じ映像を使って現
 状を報道するにしても、欧米側は完全にロシアとは反対の報道をしていま
 す。私は、このような状況下では、どちらか一方の報道を信用するという
 ことはしません。

  私が生まれてから、ロシアとアメリカとの間で、争いがこれほど表面化
 したことはありません。ソ連時代でさえ、西側との表立った対立はありま
 せんでした。私は、新しい「冷戦」が始まったと思っています。ただ、今
 回は、かなり「熱い戦争」に近いような気がします。事態は、深刻な変化
 をしつつあります。

  戦争が起こる際、対立しているどちらかに100%の非があるというこ
 とは、ほとんどありえません。対立している国同士だけではなく、利害関
 係のある各国が自国の利益を考えて行動します。そして、軍事的な力の大
 きさだけではなく、より多くの味方をつけた方が、最終的には正義になる
 のです。たとえ、それが間違っていたとしてもです。

  メドベージェフ大統領の軍事作戦停止決定の表明により、やっと停戦に
 向けて動き出しましたが、しばらくの間はこの緊張した状況が続くでしょ
 う。

 @@――――――――――――――――――――――――――――――
  【04.編集後記 (^_ゝ^)ノ】
  ――――――――――――――――――――――――――――――@@

  今回のメルマガ、いかがでしたか?

  週末、私たちは、きれいな水で満たされた美しい森の湖へハイキングに
 行ってきました。私たちは、そこで飽きるまで泳ぎ回ったり、気象観測用
 の凧を揚げたりして遊びました。そして、焚き火をおこして食事を作り、
 歌いながらたくさん飲んだり食べたりして、とても楽しい時間を過ごすこ
 とができました。

  前号の『風の便り』でもご紹介しましたが、ハイキングの時、友人の子
 供がクサリヘビを踏みそうになりました。5歳以下の子供の場合は特に、
 噛まれてしまうと死に至ることが頻繁に起こります。ですから、私もずっ
 と息子から目を離さないようにしていました。森には危険があるというこ
 とを実際に体験して知ることができ、子供たちには良い教訓になったので
 はないでしょうか。

  それでは、次回もおたのしみに。
                       (ロシア人スタッフ:L)

・‥‥……━━━ 『ロシアなひととき 』メールマガジン ━━━……‥‥・
  □Vol.151 2008/08/14号 [隔週木曜発行]
  □発行責任者:『ロシアなひととき』Project
   URL: http://freett.com/russianahitotoki/
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