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2007/11/29

『ロシアなひととき♪』 − Vol. 134 −

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◇◆◇◆━2007/11/29発行━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆◇
◆◇◆       Добро пожаловать!       ◆◇◆
◇◆◇◆   ☆--------【 ロシアなひととき 】--------☆   ◆◇◆◇
◆◇◆   −11月20日はトルストイが亡くなった日です−   ◆◇◆
◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━Vol.134━◆◇◆◇

   ※トルストイ・レフ・ニコラエヴィチ
    小説家。1828年9月9日、ヤースナヤ・パリャーナにて
    名門貴族一家に生まれる。カザン大学東洋言語学部を中退し、
    数年後、兄弟のいるカフカスに移って軍隊に入隊。クリミア
    戦争に出兵した経験などをもとに小説を書いていった。主な
    作品に『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』『復活』など
    がある。1910年、アスターポヴォ駅にて肺炎により死去。

 ☆’.・.・:★’.・.・:☆’.・.・:★.・.・:☆’.・.・:★.・.・:☆’

             ~~■P_(^∀^

   ♪♭ チャーイ(Чай:お茶)でも飲みながら当メルマガで ♪♭
   ♭♪ ロシアなひとときをお楽しみくださいネ。――――― ♭♪

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 ●○‥‥‥● CONTENTS ●‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥○●

 【01】今日のロシアの童話 _ρ(^^ )ノ
    ◇今日は『バーバ・ヤガー』(その2)を皆様にご紹介します♪
  ----------------------------------------------------------------
 【02】気になったニュースw(^_^)
    ◇効果はあるのでしょうか‥‥?
  ----------------------------------------------------------------
 【03】ロシアから風の便り φ(.. )
    ◇『スポーツクラブ』
  ----------------------------------------------------------------
 【04】編集後記 (^_ゝ^)ノ

 ●○‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥○●

 ♪♭――――――――――――――――――――――――――――――
  【01. 今日のロシアの童話 _ρ(^^ )ノ】
   ◇◆『バーバ・ヤガー』◇◆
 ――――――――――――――――――――――――――――――♪♭

 …………………………………≪編集者注≫……………………………………
 ※このコーナーではロシア語ではなく童話の内容のみに興味のある方も
  読み易いように、「日本語意訳→ロシア語→発音(カタカナ)」の順で
  表示しています。
 ………………………………………………………………………………………

  ┼*********************************************************┼
 ♪♭♪         БАБА - ЯГА         ♪♭♪
 ♪♭♪         < バーバ−ヤガー >         ♪♭♪
 ♪♭♪          バーバ・ヤガー          ♪♭♪
  ┼*********************************************************┼
 ┌‡前号までのあらすじ‡────────────────────┐

  むかしむかし、おじいさんとおばあさんがいました。おじいさんとお
  ばあさんには、可愛い娘がいました。おばあさんが死んだ後、おじい
  さん後妻を迎えました。継母は娘を可愛がるどころかいじめ続け、つ
  いには彼女を殺してしまおうと思い立ちました。そして、自分の姉で
  ある恐ろしいバーバ・ヤガーのところへお使いに行くことを彼女に言
  いつけました。バーバ・ヤガーに食べられてしまうことを知った彼女
  は…。
 └───────────────────────────────┘
  ★……………………………………【1】……………………………………★

 娘はバーバ・ヤガーの言葉を聞いてしまい、生きた心地もせず座って
 震えていました。そして、召使にこっそりと頼みました。:
 --- お姉さん! 薪に水をかけて火をつけずに、無駄骨を折っていて
 ください。

 [Услыхала девочка Ягины слова, сидит,
  трясётся ни жива ни мертва. И просит
  потихонечку работницу:
  --- Родимая моя! Ты не столько дрова
  разжигай, сколько водой заливай,
  а воду, родимая, решетом носи.]

 <ウスルィハーラ ジェーヴァチカ イギーヌィ スラヴァー, シジート,
  トリショーッツァ ニ ジーヴァ ニ ミョールトヴァ. イ プローシット
  パチホーニチクウ ラボートニッツウ:
  --- ラジーマヤ マヤー! トゥィ ニェ ストーリカ ドラヴァー
  ラズジガーイ, スコーリカ ヴァドイ ザリヴァーイ,
  ア ヴォードゥウ, ラジーマヤ, リシトーム ナシー.>

  ★……………………………………【2】……………………………………★

 そう言うと、娘は召使にスカーフをあげました。
 バーバ・ヤガーは風呂が沸くのを待ちくたびれて、娘を早く食べて
 しまおうと思いました。

 [И отдала девочка работнице свой
  платочек.
  А Баба-Яга дожидается, пока баня
  натопится.
  Не терпится ей, хочется поскорее
  девочку съесть.]

 <イ アッダラー ジェーヴァチカ ラボートニッツェ スヴァイ
  プラトーチク.
  ア バーバ-ヤガー ダジヴァーイェッツァ. パカー バーニャ
  ナトーピッツァ.
  ニェ チェールピッツァ イェイ, ホーチェッツァ パスカリェイエ
  ジェーヴァチクウ スイェスチ.>

  ★……………………………………【3】……………………………………★

 そして、窓のところに来て、たずねました。:
 --- 縫物しているかい、姪っ子よ? 縫物しているかい、かわいい子よ?
 娘が答えました。:
 --- 縫物していますよ、おばさん! 縫物していますとも、慕わしい人!
 --- そうかい、縫物を続けな、まごまごするんじゃないよ。

 [Вот подошла она к окну и спрашивает:
  --- Вышиваешь ли, племяннушка,
  вышиваешь ли, милая?
  Отвечает ей девочка:
  --- Вышиваю, тётушка, вышиваю, родимая.
  --- Ну, вышивай, вышивай, да не путай.]

 <ヴォット パダシラー アナー ク アクヌウ イ スプラーシヴァイェット:
  --- ヴィーシヴァエシ リ, プリミャーンヌシカ,
  ヴィーシヴァエシ リ, ミーラヤ?
  アッヴィチャーイェット イェイ ジェーヴァチカ:
  --- ヴィーシヴァユ, チョートゥシカ, ヴィーシヴァユ ラジーマヤ.
  --- ヌ, ヴィーシヴァイ, ヴィーシヴァイ, ダー ニェ プータイ.>

  ★……………………………………【4】……………………………………★

 バーバ・ヤガーは窓から離れ、娘が見ると、ねこが部屋を歩いていました。
 そのねこは黒く、黄色い眼をして、尻尾はまっすぐに立っていました。
 目を細くし、耳を軽く揺らして、床板で爪を研いでいました。

 [Отошла Баба-Яга от окошка...
  Смотрит девочка, а по горнице кот
  ходит. Сам чёрный, глаза жёлтые,
  хвост трубой. Ходит, жмурится,
  усищами шевелит, когтищами по
  половицам поскрёбывает.]

 <アタシラー バーバ-ヤガー アト アコーシカ...
  スモートリット ジェーヴァチカ, ア パ ゴールニッツェ コット
  ホージット. サム チョールヌィ, グラザー ジョールトゥィエ,
  フヴォスト トゥルボイ. ホージット, ジムーリッツァ,
  ウシシャーミ シヴィリート, カクチシャーミ パ
  パラヴィーッツァム パスクリョーブィヴァイェット.>

  ★……………………………………【5】……………………………………★

 娘は自分のおばが言ったことを思い出し、ねこにハムを与えて
 たずねました。:
 --- ねこさん、優しいねこさん、教えてちょうだい、どうにかして
 ここから逃げ出せないかしら?

 [Вспомнила девочка родной тётки
  наказ, дала коту ветчинки и
  спрашвает:
  --- Котик-коток, котик ласковый,
  научи меня уму-разуму, подскажи,
  как мне отсюдова уйти?]

 <フスポームニラ ジェーヴァチカ ラドノイ チョートキ
  ナカース, ダラー カトゥー ヴィチンキー イ
  スプラーシヴァイェット:
  --- コーチク−カトーク, コーチク ラースカヴィ,
  ナウチー ミニャー ウムー−ラーズウムウ, パッスカジー,
  カーク ムニェ アッシューダ ウイチー?>

  ★……………………………………【6】……………………………………★

 ねこが人の声で言いました。:
 --- ほら、櫛と布巾だ。それらを持って走るんだ。バーバ・ヤガーが
 おまえさんのあとを追いかけて来るから、おまえさんは地面に耳を
 つけて探るんだ。

 [И говорит ей кот человеческим
  голосом:
  --- Вот тебе гребешок да полотенце,
  бери да беги. Станет за тобой
  Баба-Яга гнаться, а ты приклони ухо
  к земле да послушай.]

 <イ ガヴァリート イェイ コート チェラヴェーチェスキム
  ゴーラサム:
  --- ヴォット チェビェー グリビショーク ダー パラチェンツェ,
  ビリー ダー ビギー. スターニェット ザ タボイ
  バーバ−ヤガー グナーッツァ, ア トゥィ プリクラニー ウーハ
  グ ジムリェー ダー パスルーシャイ.>

  ★……………………………………【7】……………………………………★

 バーバ・ヤガーが近くに来ているのが分かったら、まず最初に布巾を
 放るんだ。--- それが大きな川に変わるだろう。もし、バーバ・ヤガーが
 ずるいことをして、その川を渡りきり、またおまえさんを追いかけ
 だしたら、地面に耳をつけて探るんだ。そして、バーバ・ヤガーが
 近づいているのが分かったら、櫛を放るんだ。--- そうしたら、草や木が
 こんもりと茂った森が現れる。バーバ・ヤガーもその森は通り抜け
 られないさ。

 [Как заслышишь, что она близко, брось
  сперва полотенце --- и обратится оно
  в реку широкую-преширокую... Если же
  Баба-Яга нахитрит, реку перейдёт и
  тебя догонять станет, ты опять ухо
  к земле приклони, и как услышишь,
  что она близко, брось гребешок...
  Обратится он в лес дремучий, сквозь
  него уж ей не пробраться.]

 <カーク ザスルィーシシ, シトー アナー ブリースカ, ブローシ
  スピルヴァー パラツェーンツェ --- イ アブラチーッツァ アノー
  ヴ リクー シロークユ−プリシロークユ... イェースリ ジェ
  バーバ−ヤガー ナヒトリート, リクー ピリイジョート イ
  チビャー ダガニャーチ スターニェット, トゥィ アピャーチ ウーハ
  グ ジムリェー プリクラニー, イ, カーク ウスルィーシシ,
  シトー アナー ブリースカ, ブローシ グリビショーク...
  アブラチーッツァ オン ヴ リェース ドゥリムーチィ, スクヴォーシ
  ニェヴォー ウシ イェイ ニェ プラブラーッツァ.>

  ★……………………………………【8】……………………………………★

 娘はねこの言うことを聞いて、櫛と布巾を持って走り出しました。
 家を出たところで、どこからともなくとても凶暴ないぬたちがやってきて、
 ゼイゼイ言いながら彼女を八つ裂きにしようとしました。

 [Послушала девочка кота, взяла
  гребешок да полотенце.
  Как из избы выбежала, тут, откуда ни
  возьмись, кинулись на неё собаки,
  злющие-презлющие, так и хрипят ---
  хотят девочку на куски разорвать.]

 <パスルーシャラ ジェーヴァチカ カター, ヴジラー
  グリビショーク ダー パラツェーンツェ.
  カーク イズ イズブィ ヴィービジャラ, トゥット, アトクーダ ニ
  ヴァジミーシ, キーヌリシ ナ ニェヨー サバーキ,
  ズリューシエ−プリズリューシエ, ターク イ フリピャート ---
  ハチャート ジェーヴァチクウ ナ クスキー ラザルヴァーチ.>

  ★……………………………………【9】……………………………………★

 娘はびっくりしましたが、自分のおばが言ったことを思い出して
 言いました。:
 --- いぬさん、いぬさん、吠えたり、おどかしたり、触ったりしないで。
 ほら、パンをあげるわ。
 彼女はいぬたちにパンを放って、そこを通り抜けることができました。

 [Испугалась девочка, да вспомнила
  родной тётушки наказ и говорит:
  --- Собачки, собачки, не лайте,
  не пугайте, не трогайте. Вот вам
  хлебца кусок.
  Бросила им девочка хлеба, они её и
  пропустили.]

 <イスプガーラシ ジェーヴァチカ, ダー フスポームニラ
  ラドノイ チョートゥシキ ナカース イ ガヴァリート:
  --- サバーチキ, サバーチキ, ニェ ラーイチェ,
  ニェ プーガイチェ, ニェ トローガイチェ. ヴォット ヴァム
  フリェープツァ クソーク.
  ブローシラ イム ジェーヴァチカ フリェバー, アニー イェヨー イ
  プラプスチーリ.>

  ★……………………………………【10】……………………………………★

 彼女が走って行くと、門にたどり着きました。
 門は軋む音をたててパタンと閉まろうとし、
 彼女を通そうとしませんでした。
 彼女は自分のおばが言ったことを思い出し、門に油をさしました。

 [Побежала она дальше, добежала
  до ворот, а ворота скрипят,
  захлопываются, пропускать не хотят.
  Вспомнила девочка родной тётки
  наказ, подлила воротам маслица
  под пяточки.]

 <パビジャーラ アナー ダーリシェ, ダビジャーラ
  ダ ヴァロート, ア ヴァロータ スクリピャート,
  ザフロープィヴァユッツァ, プラプスカーチ ニェ ハチャート.
  フスポームニラ ジェーヴァチカ ラドノイ チョートキ
  ナカース, パドリーラ ヴァロータム マースリッツァ
  ポット ピャータチキ.>

  ★……………………………………【11】……………………………………★

 --- 門よ、門。軋む音をたててバーバ・ヤガーを呼ばないで。門を開けて
 通してくださいな。
 門は喜んで、娘を通しました。

 [--- Ворота, ворота, не скрипите,
  Ягу не зовите, распахнитесь да
  пропустите.
  Обрадовались ворота маслицу,
  пропустили девочку.]

 <--- ヴァロータ, ヴァロータ, ニェ スクリピーチェ,
  ヤグー ニェ ザヴィーチェ, ラスパフニーチェシ ダー
  プラプスチーチェ.
  アブラーダヴァリシ ヴァロータ マースリッツウ,
  プラプスチーリ ジェーヴァチクウ.>

  ★……………………………………【12】……………………………………★

 さらに娘が走って行くと、突然どこからともなく
 道に白樺が立って枝を振り、枝で彼女の目を打とうとしました。
 彼女は驚きましたが、自分のおばが言ったことを思い出して、白樺に
 リボンを巻きました。

 [Побежала девочка дальше, вдруг,
  откуда ни возьмись, стоит на дороге
  берёзка, ветками машет --- глаза
  высечь хочет.
  Испугалась девочка, да вспомнила
  родной тётки  наказ, перевязала
  берёзу ленточкой.]

 <パビジャーラ ジェーヴァチカ ダーリシェ, ヴドルーク,
  アトクーダ ニ ヴァジミーシ, スタイート ナ ダローゲ
  ビリョースカ, ヴェートカミ マーシェット --- グラザー
  ヴィーシェチ ホーチェット.
  イスプガーラシ ジェーヴァチカ, ダー フスポームニラ
  ラドノイ チョートキ ナカース, ピリヴィザーラ
  ビリョーズウ リェンタチカイ.>

  ★……………………………………【13】……………………………………★

 --- 白樺さん、白樺さん、私を通してくださいな。
 白樺は彼女を通しました。
 ねこは刺繍の作業場に座って、縫物をしてました。でもそれは縫物
 というよりも、むしろ糸をもつれさせていました。
 バーバ・ヤガーは、窓のところに来てたずねました。:
 --- 姪っ子よ、縫っているかい? 縫っているかい、かわいい子よ?

 [--- Берёзка, берёзка, пропусти меня.
  Берёзка её и пропустила.
  А кот сел за пяльцы и шьёт. Не столько
  вышил, сколько напутал.
  Подошла Баба-Яга к окну и спрашивает:
  --- Вышиваешь ли, племяннушка,
  вышиваешь ли, милая?]

 <--- ビリョースカ, ビリョースカ, プラプスチー ミニャー
  ビリョースカ イェヨー イ プラプスチーラ.
  ア コット シェール ザ ピャーリツィ イ シヨート. ニェ ストーリカ
  ヴィーシル, スコーリカ ナプータル.
  パダシラー バーバ-ヤガー ク アクヌー イ スプラーシヴァイェット:
  --- ヴィーシヴァエシ リ, プリミャーンヌシカ,
  ヴィーシヴァエシ リ, ミーラヤ?>

  ★……………………………………【14】……………………………………★

 --- 縫っていますよ、おばさん! 織っていますとも、化け物!
 バーバ・ヤガーは驚いて小屋の中に駆け入り、見ると、娘は跡形も
 なくいなくなっていました。バーバ・ヤガーは怒って、ねこを罵りました。

 [--- Вышиваю, тётка, вышиваю, злющая!
  Удивилась Яга, что девочка вдруг
  так заговорила, бросилась в избу,
  смотрит, --- а девочки и след
  простыл. Рассердилась Баба-Яга,
  на кота обиделась.]

 <--- ヴィーシヴァユ, チョートカ, ヴィーシヴァユ, ズリューシャヤ!
  ウジヴィーラシ ヤガー, シトー ジェーヴァチカ ヴドルーク
  ターク ザガヴァリーラ, ブローシラシ ヴ イズブー,
  スモートリット, --- ア ジェーヴァチキ イ スリェート
  プラストゥィール. ラッシルジーラシ バーバ−ヤガー,
  ナ カター アビージェラシ.>

  ★……………………………………【15】……………………………………★

 バーバ・ヤガーは無駄に一日中歯を研いで、娘を食べる用意をしていた
 ことになってしまいました。そして、ねこを引っかき始めました。
 引っかくだけでなく、叩いて皮を剥ぎ、非難して命令しました。:
 --- よくも思い切ったことをしてくれたもんだ、おまえ、なんという奴、
 この泥棒ねこ、なぜ娘の目を引っかかないで家から逃がしたんだ!

 [Получилось, что даром она весь день
  зубы точила, девочку есть
  собиралась.
  И принялась Баба-Яга кота драть.
  Уж она его драла, била, лупила, ругала
  да приговаривала:
  --- Как смел ты такой-сякой, вор,
  котище, девочку из дому выпустить и
  глаза ей когтями не выцарапать?]

 <パルチーラシ, シトー ダーラム アナー ヴェーシ ジェーニ
  ズーブィ タチーラ, ジェーヴァチクウ イェスチ
  サビラーラシ.
  イ プリニャーラシ バーバ−ヤガー カガー ドラーチ.
  ウシ アナー イェヴォー ドララー, ビーラ, ルピーラ, ルガーラ
  ダー プリガヴァーリヴァラ:
  --- カーク スミェール トゥィ タコイ−シャコイ, ヴォール,
  コーチシェ, ジェーヴァチクウ イズ ダムウ ヴィープスチチ イ
  グラザー イェイ カクチャーミ ニェ ヴィーツァラパチ?>

  ★……………………………………【16】……………………………………★

 ねこは涙を拭いて、人間の声で言いました。:
 --- おいらがあんた、バーバ・ヤガーにどのくらい仕えたと思って
 いるんだい。ところが、あんたはかじった骨もくれなかった。
 でも、彼女はハムをくれたんだ。

 [Утёр кот слёзы и говорит Яге
  человеческим голосом:
  --- Я тебе, Яге, столько лет служу,
  а ты мне никогда даже глоданой
  косточки не бросила, а она мне
  ветчинки дала.]

 <ウチョール コート スリョーズィ イ ガヴァリート ヤゲー
  チェラヴェーチェスキム ゴーラサム:
  --- ヤー チビェー, ヤゲー, スコーリカ リェット スルジュー,
  ア トゥィ ムニェ ニカグダー ダージェ グローダンナイ
  コースタチキ ニェ ブローシラ, ア アナー ムニェ
  ヴィチンキー ダラー.>

  ★……………………………………【17】……………………………………★

 バーバ・ヤガーは、いぬたちに襲い掛かりました。
 いぬたちを殴り、叩き、いぬたちの毛皮をフェルトみたいに
 かきむしってしまいました。

 [Побежала Баба-Яга, на собак
  накинулась.
  Била их, колотила их, всю шерсть на
  них в войлок встрепала.]

 <パビジャーラ バーバ-ヤガー, ナ サバーク
  ナキーヌラシ.
  ビーラ イフ, カラチーラナ イフ, フシュー シェールスチ ナ
  ニフ ヴ ヴォーイロク フストリパーラ.>
                              〜つづく〜

  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 食べられてしまうことを知り、おばさんに教えられた通りにしながらバー
 バ・ヤガーのところを逃げ出した娘。果たして、彼女はバーバ・ヤガーか
 ら逃げ切ることができるのでしょうか?

    ◆◇◆◇ 単語等詳しい解説はこちらのページで ◇◆◇◆

    http://freett.com/russianahitotoki/ft_baba_yaga2_3.html

 ◎◎――――――――――――――――――――――――――――――
  【02.気になったニュース we(^_^)】
  ――――――――――――――――――――――――――――――◎◎

  【カリーニングラードの美術館入場料はタバコ】
                     -- vesti.ru 2007/11/15発 --

  カリーニングラード州歴史美術館は変わった行動を起こした。世界禁煙
 デーの日には入場料をタバコで支払えるというのだ。

  ロビーにある特製のガラス箱にタバコを3本入れると、美術館に入場し
 て展示品を鑑賞できるという仕組みになっている。また、ここでは喫煙の
 害についてのポスターや喫煙者の肺のホルマリン漬け、この悪習慣の犠牲
 者の蝋人形が展示されている。

  「これでこの町の喫煙者が数人でも減ってくれれば、私たちはとても嬉
 しいです。」と美術館広報のMarina Tepruisheva女史は語った。

  美術館に支払われたタバコは処分される。また、町のいくつかの教育
 設では別の禁煙活動が行われ、大学ではタバコとお菓子が交換された。


 ☆コメント:以前もロシアには喫煙者が多いことをご紹介しましたが、そ
       の数を減らすために様々なアイデアが実行されているようで
       す。嫌煙の波はロシアにも例外なく訪れているようです。
       ちなみに世界禁煙デーは5月31日です。たった1日ではそ
       の効果も薄いかもしれませんが、このようなイベントが喫煙
       の害や禁煙について考えるきっかけになると良いですね。

 ※今回は童話が長いので、『気になったニュース』を1つにしました。

 …………………………………≪編集者注≫……………………………………
  ※以上のニュース記事は、みなさまに簡潔にお伝えするため、要約で
   掲載してあります。また、ニュースサイトが記事を変更したり、削除
   していることもあります。ご了承ください。
 ………………………………………………………………………………………

 ☆☆――――――――――――――――――――――――――――――
  【03.ロシアから風の便り φ(.. )】
   『スポーツクラブ』
                       (ロシア人スタッフ:V)
  ――――――――――――――――――――――――――――――☆☆

  このメルマガを長く読んでくださっている読者の方々は、私が長年様々
 な武道や格闘技のトレーニングを行っていることをご存知だと思いますが、
 私はこれをスポーツと認識したことは一度もありません。それは、私たち
 のトレーニングが実用的な傾向にあり、スポーツ的要素が全くないからで
 す。

  スポーツにおける格闘技は、技術・戦術ともに、私が実践している応用
 的格闘技とは大きく異なっています。応用的格闘の攻撃・防御能力は、ス
 ポーツとしてのトレーニングよりも、実際の戦闘状況下において発揮され
 るものと理解しています。通常、スポーツで身につく能力は、あまり役に
 立つものではありません。そのため、私の周りでは、多くの人々が意識的
 にスポーツクラブへ行こうとはしません。もちろん、これはロシア人の一
 般的な傾向ではないかもしれません。ロシア人と言っても、大富豪から最
 低水準で生活している人々までいるのですから。

  私は現在、自分の勉強を優先させるためにインストラクターを休業して
 います。そのため、以前私が教えていた生徒たちは、他の一般的なスポー
 ツクラブに通っています。しかし、彼らはみな、「スポーツのトレーナー
 しかいない」と嘆いています。結果として、彼らの半数は辞めていき、残
 りの半数も辞めようとしています。彼らはスポーツとしてのトレーニング
 がしたいわけではなく、もっと実戦において役に立つトレーニングがした
 いのです。

  実戦において役立つ格闘技のトレーニングを望み、兵士になることを希
 望する人は多勢いますが、彼らの10人に8人はすぐに嫌になって止めて
 いくという現実があります。このような人々のことを「ботаники
 (植物学者)」と呼んでいます。

  兵士を希望する人々にはそれぞれ理由があるとは思いますが、実際に入
 隊して厳しい現実を目の当たりにし、理想や憧れだけでは続けられないこ
 とを身にしみて感じるのではないでしょうか。

 @@――――――――――――――――――――――――――――――
  【04.編集後記 (^_ゝ^)ノ】
  ――――――――――――――――――――――――――――――@@

  今回のメルマガ、いかがでしたか?

  こちらには既に冬が到来し、雪が降って寒くなりました。お蔭で足元が
 悪くなり、靴やズボンの裾がいつも泥だらけです。

  11月18日はロシアの祝日である「砲兵隊の日」でした。私たち家族
 は私の両親の所に行ってきました。それは、私の父が以前砲兵だったから
 です。昔、砲兵は「戦争の女神」と呼ばれていましたが、今はもちろんそ
 のように呼ばれることはありません。しかし、第2次世界大戦当時にはと
 ても重要な地位を占めていました。

  父はもうかなり昔に現役を引退し、今は静かな生活を送っています。
 「砲兵隊の日」は形式的なものになりつつありますが、私にとっては普段
 離れて暮らしている両親と会うきっかけになりましたし、両親とともに良
 い時間を過すことができました。

  それでは、次回もおたのしみに。
                       (ロシア人スタッフ:L)

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  □Vol.134 2007/11/29号 [隔週木曜発行]
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