2007/10/16
『てくてく通信』
エコロジカルなメールマガジン
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第63号(07.10.16)
『てくてく通信』
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発行/NPO法人 当別エコロジカルコミュニティー(TEC)
今年も冬水田んぼのお米ができました。冬水田んぼの北海道での試みは環境と経済の折
り合いの試みです。北海道のお米が美味しいと言われるようになりました。が、値段の割
に・・・という事でもあるようです。値段というのは1俵(60キログラム)あたりにす
ると、農協の買い取り価格が9,000円で、蛋白の含有量によって(味の指標になって
います)1,000円の差がさらにつきます。そこで、規模の拡大ということになってゆ
きますが、「働けど、働けど」です。でも、農家の生活が持続可能でないと、消費者の生
活も持続可能でないのです。グローバル経済のもとでは持続可能ではないのです。
そこで、農家の生活を普通の労働で可能にするためにはお米の付加価値を高めるか、他
の付加価値の高い農産物を作ることがもう一つの方法だと考えました。冬水田んぼは、水
を上手に使うことで田んぼの生物相を豊にする事にし、益虫と害虫のバランスをとること
によって無農薬での栽培を可能にする上で象徴的につけたネーミングです。本州では、冬
も田んぼに水を張っておくと、その田んぼに冬鳥がやってきて、株をエサについばみます
が、北海道の場合、冬の間に雪が覆われている地方の田んぼは水を張ったように水田は池
状態なのです。おまけに、農薬を使っているところでは微生物が生息しないので土の温度
はマイナスになりますが、無農薬の田んぼは一度もマイナスになりません。そのような意
味で冬水田んぼなのです。
農家にとって付加価値が高まり、地域の環境にとっても生物の多様性が保たれる冬水田
んぼのお米も売れなくては意味がありません。そこで、今年も買ってください。値段は
10キロで5,000円で買っていただきたいというのが農家さんの売値です。この冬水
田んぼで、初めて農家さんは自分のお米に自分で値段をつけることができたといいます。
そして、将来的には年間契約の家庭を確保したいのです。今、一緒にやっている農家さん
の規模だと300軒の方を見つけなければならないといいます。ただ買う、売るという関
係ではなく、お互いの生活を支え合う関係を作るのです。これが産直=CSA(
Community Supported Agriculture)で、日本の生協の原点だったはずなのですが、北海
道に来て生協がスーパーより安心できないのに驚いたりしましたが(話しがずれてしまい
ました)、冬水田んぼが支える農家と消費者の生活、そして自然の生態系を守るという両
立ができると良いのですが、そのためには消費者の皆さんの協働が必要です。
*お詫び:昨年に続いて今年もアースエデュケーションのスティーブさんが来日すること
になった件で、「あれ?」と思われた方も多いのではないかと思います。といいますの
も、昨年のインタープリティブ・デザイン・ワークショップの広報で「今年を逃すとしば
らく来ないかもわかりません。」といった募集の案内が結果的に嘘だったことになってし
まいました。この通信を通してお詫びいたします。このことでスティーブ氏と話しをしま
したところ、スティーブ氏は「私のミスだった!」と皆さんにお詫びをしたいという事で
す。これからはこのようなことのないように、今まで紹介されていない、TECがお勧めす
る環境教育を皆さんにお伝えしてゆきたいと考えていますので、これからもよろしくお願
いします。
【もくじ】
1.TEC情報
■【当別町】北海道環境の村『環境教育指導者育成セミナー』
1)スウェーデン生まれの森のようちえん
環境教育プログラム『ムッレ教室リーダー養成講座』
2)Project Learning Tree(プロジェクトラーニングツリー)エデュケーター養成
講座
■【洞爺湖】環境省主催:子どもパークレンジャー参加者募集
「きみも国立公園のレンジャーになろう!」
■【当別町】文部科学省・省庁連携体験活動ネットワーク推進プロジェクト
「親子で体験!森と川!〜自然の恵みを感じよう〜」
2.TEC活動報告
■環境省ESD促進事業『チルドレンズファーム』
3, エコロジカルな情報
■【東京】日本環境教育学会20周年記念事業「田んぼ国際環境教育会議2007」
■【柏崎】プロジェクト・ラーニング・ツリー 普通指導員養成講習会
■【山形】プロジェクトワイルド エデュケーター(一般指導者)養成研修会
【1.TEC情報】
■【当別町】北海道環境の村『環境教育指導者育成セミナー』
今年の環境の村での環境教育指導者養成セミナーは『スウェーデンの森の幼稚園プログ
ラムのムッレ教室』と『アメリカで開発された森をテーマとしたProject Learning
Tree』です。どちらも体験学習を中心とした楽しい活動を紹介した教材が手に入り、指
導者認定証が発行されます。
ムッレ教室は、スウェーデンで100年の歴史を持つ野外生活推進協会が1956年に
作った、5〜6歳児を対象にした環境教育プログラムで、ムッレボーイ園という『森のよ
うちえん』で行われています。その特徴は、ムッレという森の妖精が歌やゲーム、自然の
中での五感を使った活動を通して、子どもたちに自然の大切さを体験中心に伝えていきま
す。
Project Learning Treeはアメリカで開発された森をテーマとした30年の歴史を持つ
環境教育教材です。
1)スウェーデン生まれの森のようちえん環境教育プログラム『ムッレ教室リーダー養成
講座』
日程:11月3日(土)・4日(日)の2日間 (宿泊を希望される方はご相談くださ
い。)
場所:旧川下小学校(TEC事務所)
ゲスト講師:高見 豊氏(日本野外教育推進協会会長)
参加費:10,000円(教材費、講習費、夕食・昼食、保険代として)
その他:参加者には修了証が発行されます。
2)Project Learning Tree(プロジェクトラーニングツリー)エデュケーター養成講座
日程:11月18日(日)10:00〜17:00
場所:旧川下小学校(TEC事務所)
講師:山本幹彦(PLT日本サブコーディネーター、TEC代表理事など)
参加費:4,000円(教材費、講習費、保険代として)
その他:参加者には修了証が発行されます。
募集要項
参加対象:環境教育に感心のある方
定員:各講座25名 ※先着順にて受付致します。
主催:北海道
後援:当別町、当別町教育委員会
運営・お申し込み:名前(ふりがな)、連絡先(住所、電話、fax,、E-mail)、年齢、
所属団体、参加動機、交通手段をご記入の上、fax・郵送・電話にて下記までお
申し込み下さい。折り返し詳細をお送り致します。
NPO法人 当別エコロジカルコミュニティー(TEC)
〒061−0206 石狩郡当別町川下754−11
TEL:0133-22-4305 FAX:0133-22-2263
E-mail:tectec_ee@ybb.ne.jp
URL:http://www.geocities.jp/tectec_ee
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■【洞爺湖】環境省主催:子どもパークレンジャー参加者募集
この事業は自然保護や環境保全の大切さと社会貢献の心を学び、正義感や倫理観、思い
やりの心など豊かな人間性を育むことをねらいとして、環境省の主催となり実施するもの
です。企画と運営は石狩当別に事務所のあるNPO法人 当別エコロジカルコミュニティー
(TEC)が環境省洞爺湖自然保護官事務所と協力して実施するものです。参加者の問い合
わせや申し込みはTECで行いますが、詳しは環境省洞爺湖自然保護官事務所にお問い合わ
せください。
テーマ:「きみも国立公園のレンジャーになろう!」
内容:中島に船で渡り、子どもたちの視点で中島をガイドするマップを作ります。
日程:10月27日(土曜日)
時間:9:00集合〜15:30解散
集合・解散場所:洞爺湖温泉桟橋
募集人数:30名(先着順で定員になり次第締め切ります。)
参加費:500円(保険代、プログラム費)
持ち物:お弁当など
対象者:小学4年生〜中学3年生
申し込み・問い合わせ先:
お申し込みは以下のところへ、ファックス、電話、メールでご連絡ください。詳しいご案
内は後ほどお送りします。
NPO法人 当別エコロジカルコミュニティー
〒061-0206 石狩郡当別町川下754−11
tel 0133-22-4305 fax 0133-22-2263
E-mail:tectec_ee@ybb.ne.jp
ULR:http://www.geocities.jp /tectec_ee/
主催:環境省
企画・運営:NPO法人 当別エコロジカルコミュニティー
ご質問とかについては以下の環境省洞爺湖自然保護官事務所までお問い合わせください。
電話:0142−76−4877
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■【当別町】文部科学省・省庁連携体験活動ネットワーク推進プロジェクト
「親子で体験!森と川!〜自然の恵みを感じよう〜」
当別川の源流域から河口(石狩川との合流点)までの様々なポイントでプログラムを行
いながら、私たちの命を支える流域丸ごと体験してみます。
第4回10月21日(日)「森の秋」道民の森神居尻地区
第5回11月10日(土)〜11日(日)「自然再生と冬水田んぼ」旧川下小学校と当別
川自然再生プロジェクト実施地
[対象]小学1年生〜小学6年生とその保護者
[定員]親子30名
[参加費]1人7,000円(宿泊時の食事代、保険代、プログラム費など)
[申し込み方法] E-mailでTECの事務所までお申し込みください。
〒061−0206 石狩郡当別町川下754−11(旧川下小学校)
TEL:0133-22-4305 FAX:0133-22-2263
E-mail:tectec_ee@ybb.ne.jp
[主催] NPO法人 当別エコロジカルコミュニティー
[後援] 当別町、北海道、北海道教育委員会、みどりネット北海道、開発局、北海道環境財
団
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【2.TEC活動報告】tectectectectectectectectectectectec
■環境省ESD促進事業『チルドレンズファーム』
5月から子どもたちと一緒にチルドレンズファームを行っています。子どもたちの自由
なアイディアで小麦を栽培し、パンにして販売しようというもの。5月には小麦の種をま
き、その後は毎月1回集まり、小麦の栽培作業、パン作りのための材料集めを行っていき
ました。塩は海水から、砂糖はスイカから、そして酵母は野草から採取しました。シロツ
メクサとヒメジオンから採った酵母は野草の苦さが口に残る趣のあるパンに仕上がりまし
た。もちろん、パンの指導はチルドレンズファームの隣でパン屋を営んでおられるノルト
エッセンのご主人。野草から採った酵母を使ったパンを焼くのは初めてで、1次発酵に
30時間ほどかかるようですが、そこはプロの腕で美味しく焼き上げてくれました。子ど
もたちの小麦は天候の具合もあり収穫には至りませんでしたが、9月23日にチルドレン
ズファームの小麦畑をお借りしている横で行われたフィールデイズという収穫祭で食べて
もらうことができました。もちろん、野草パンも大好評でした。来年からは本格的にTEC
とノルトエッセンの協働で作っていこうと思っています。
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【3.エコロジカルな情報】tectectectectectectectectectectectec
■【東京】日本環境教育学会20周年記念事業「田んぼ国際環境教育会議2007」
申し込み書式など詳しくは
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsoee/meet/symposium2007.html
をご覧ください。
日本環境教育学会は、「田んぼ」をテーマとした国際会議を開催いたします。日本、台
湾、ネパール、及び韓国から、田んぼで教育実践をされている人々が集まり、実践の内容
を発表します。田んぼを教材とした環境教育の内容や方法、生物多様性保全の意義、担い
手育成、国際協力などについての現状、問題点、展望を議論します。
田んぼが好きで興味のある方、田んぼでの環境教育や持続可能な開発のための教育の実践
に興味のある方、ぜひご参加下さい。
日時:2007年10月29日(月)午後1時〜6時(懇親交流会 午後6時〜7時30分)
会場:経団連会館
アクセス:http://www.keidanren.or.jp/japanese/profile/kaikan/map.html
発表者:ダナパティ・ヌーパネイ(ネパール、株式会社アレフ)
洪淳明(韓国、プルム農業高等技術学校元校長)
周 儒(台湾、国立台湾師範大学)
宇郷良介(日本、日本電気株式会社)
福井喜久子(日本、積水化学工業株式会社)
加納麻紀子(日本、農村環境整備センター)
岩渕成紀(日本、NPO法人田んぼ)
湊 秋作(日本、日本環境教育学会・キープ協会)
主催:日本環境教育学会
共催:(社)農村環境整備センター、(財)キープ協会、NPO法人田んぼ
後援:(社)日本経済団体連合会自然保護協議会、(社)農山漁村文化協会、
文部科学省、農林水産省、環境省
協賛:キヤノン株式会社、積水化学工業株式会社、株式会社損害保険ジャパン、
大成建設株式会社、トヨタ自動車株式会社、日本電気株式会社
参加対象者:主催・共催・後援団体関係者、NGO/NPO、各教育機関、一般市民の方な
ど、田んぼに興味のある方
参加費:国際会議 無料、懇親交流会 3,000円
申込要領:ウェブページの送信票に記入し、キープ協会FAX(0551-48-3577)に送付す
るか、必要事項(所属・氏名・電話・Eメール・日本環境教育学会の会員か否か・懇親交
流会(3,000円)への参加の有無)を電子メール(forester@keep.or.jp)に連絡して下
さい。
締め切り:10月15日(月) それ以降も可能な限り受け付けますのでお問い合わせくださ
い。
主催者連絡先:実行委員長 湊 秋作 (財団法人)キープ協会 やまねミュージアム
〒407-0311 山梨県北杜市高根町清里3545 Fax. 0551-48-3577
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■【柏崎】プロジェクト・ラーニング・ツリー 普通指導員養成講習会
●主催:柏崎・夢の森公園
●期日:2007年 11月3日(土)〜 4(日)(2日間通い)
(両日とも9:45集合、16:00終了)
●対象:18才以上の環境教育や青少年教育等に関わる方
●参加費:7,000円(講習費・保険料・テキスト代(2,500円)を含みます)
●講師:梅崎靖志(PLTリーダー/森林インストラクター)
●定員:20名(最少催行人員:10名)
●会場:柏崎・夢の森公園
●お申し込み方法:電話・ファックスまたはE−mailにて、お申し込み下さい。
●申込み締切:10月23日(火)
●お問い合わせ&お申し込み
柏崎・夢の森公園 管理事務所
TEL:0257−23−5214 FAX:0257−23−5113
E-mail:info@yumenomori-park.jp
詳しくは ⇒ http://www.yumenomori-park.jp/program/general/experience.html
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■【山形】プロジェクトワイルド エデュケーター(一般指導者)養成研修会
【開催日時】平成19年11月11日(日)9:00〜18:00
【会 場】山形県青年の家(天童市小路一丁目7番8号)
【講 師】プロジェクト・ワイルド・ファシリテーター(上級指導者)
櫻井順一(小学校教諭)、星川直(主催者理事)
【参 加 費】一般8,000円、学生7,000円、フォローアップ2,500円
(昼食代、テキスト代・傷害保険料を含む)
※フォローアップは、過去に受講歴がある方。
【定 員】20名(先着順)
【申込方法】特定非営利活動法人 グラウンドワーカーズ 山形オフィス
〒990-0021 山形市小白川町3-4-3-604
TEL&FAX:050-7516-7170
e-mail:yyjazz999@yahoo.co.jp
【締め切り】10月末日(定員に達した場合は、早期に締め切ります。)
【主 催】特定非営利活動法人 グラウンドワーカーズ
【後 援】山形県教育委員会(予定)
※プロジェクト・ワイルドのHP http://www.projectwild.jp/
※開催案内、申込書
http://yyjazz999.up.seesaa.net/image/PW071111.pdf
<編集後記>-----------------------------------------
いつまでも暖かいと思っていたら急に寒くなり、ストーブをつける毎日になりました。
でも、今年の夏は暑かった。フィールドとしている道民の森ではスズメバチが少なくて良
かった。でも、雪が多いのではと少し心配になりますが、温暖化だし、なんて複雑な気持
ちです。(山本幹彦)
<発行元>-----------------------------------------
NPO法人 当別エコロジカルコミュニティー(TEC)
発行責任・編集:山本 幹彦
〒061-0206 石狩郡当別町川下754
tel 0133-22-4305 fax 0133-22-2263
E-mail:tectec_ee@ybb.ne.jp
ULR:http://www.geocities.jp /tectec_ee/
配送協力:「まぐまぐ」 http://www.mag2.com
▼「ウィークリーまぐまぐ」の配信中止はこちらhttp://www.mag2.com/wmag/
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