2007/10/31
筋トレメールマガジン
-ad-------------------------------------------------------ad-- ★今年も出ました! 石井ゆかり著「星ダイアリー2008」好評発売中です! http://item.rakuten.co.jp/book/4582766/ どうぞ皆様、よろしくおねがいいたします!!!! -ad-------------------------------------------------------ad-- ================================================================== 「筋トレ」メールマガジン(2007/10/31号) =============http://www.st.sakura.ne.jp/%7eiyukari/=============== こんにちは、石井ゆかりです。 前回に引き続き、自分勝手な持論をつらつらと進めます。 これはあくまでわたしの持論ですので 「正統西洋占星術ではこうなっている」 というようなことを主張したいわけでは毛頭、ありません。 そのあたりはくれぐれもお含み置き下さいませ。 ■■ 星のお話・5 ■■ では、先週に引き続き。 「ケーススタディ」に移りたいと思います。 ちなみにバックナンバーを読みたい方は以下をご参照下さい。 http://blog.mag2.com/m/log/0000091041/ 例のごとく、ご協力頂いております2名様に 今回もご協力頂くことにいたします。 ---- 前回は、水星と金星を考えました。 今回は、火星と木星、そして土星を見ていきたいと思います。 太陽系において、太陽・水星・金星は、 地球の軌道の内側を回っています。 火星から外側は、地球から見て「外側」です。 星占いの解釈からいって、この様子は大変、 腑に落ちる景色だと言える気がします。 つまり、全体を司る力は太陽にあるとして、 水星・金星、そして地球の周りを回る月までは、 ある意味その人の「パーソナルな」部分と考えられるかもしれません。 話し方、考え方、好き嫌い、感情など、 その人の内面に培われている基本的な傾向が 太陽・水星・金星・月までのラインに あらわれているのかな、と思うわけです。 一方、 地球より「外側」の星々はどうか、というと、 私は、これらによって その人と外界の接触のありかたが読めるのではないかという気がします。 「外界」というのは、つまり「社会」ということです。 たとえば、火星は 「攻撃性・男性性・情熱・性的傾向」などを意味するとされ、 女性にとっては タイプの男性 を読む時にけっこう役立つ星です。 攻撃性や情熱は、外界と接した時に反射的に心にわき上がるもの、 と言えると思います。 むっと来たり、どきっとしたり、そういうことですね。 外の世界と接した時、まず起こる反応が、火星で見える、 そういう気がするのです。 木星は、外の世界に対した時の「価値観」を象徴する気がします。 成長、理想、財産を扱うといわれる木星ですが、 これは「社会的価値とはこれだ」という観念を 木星が象徴していると思えるわけです。 金星もある種の価値観を担っていると思えるのですが これは、個人的な好き嫌いの範囲にとどまるような気がします。 木星は、広く社会に関わった時に 「かくあるべし」という美意識、社会的理想を意味している と言えるかもしれません。 ですから、木星のテーマがその人の仕事や社会的活動に しっかり組み込まれていない場合、 その人は自分の仕事についてどこか、 満足感や達成感、やりがいなどを、感じにくくなるのではないかと思うのです。 土星は、もっと外側の世界と関わるための星、と考えられます。 時間軸まで背負った、「歴史」までも包含する「世界」と どう向き合うことができるか、その可能性を示唆している と思われます。 土星は、制限・宿命・時間を扱う星とされ、 試練の星といわれたりもします。 一方で、権威や伝統を担う星でもあります。 これらのことはバラバラにいみづけられているわけではなく、 やはり、全体として一つのテーマを象徴しています。 個人という小さな存在が 社会の中である地位を得て、多くの他者と結びつき、 それをとりまとめたり重鎮となったり、権力を持ったり あるいは、逆に、ある権力の範囲の中に属したりする。 このような、広い社会、長い時間、敵対する別の社会との 「接点」について、土星が語ってくれるという感じがするのです。 この3つの星は、その人の社会的なありかたの アウトラインを読み取るのに役に立つかもしれないと思います。 逆に、子供の頃には見えにくかったり 若い時は非常に先鋭的だったり、欠点として見えたりする、 そんな面を示しているかもしれません。 では、サンプルケースのお二方のを解読しようとしてみましょう。 「>」がついた部分が、お二方ご自身からいただいたコメントです。 ---------- #ケース1 まず、あさこさんの方から参ります。 あさこさんの火星は獅子座、木星は乙女座、 土星は牡羊座に位置しています。 獅子座の火星は、人に注目されたり褒められたりすることに 強い意欲を感じる星です。 表現欲求が強く、 自分のなかにあるものを外側に表したい、 どういうふうにしたらうまく表現できるだろう、 というそのあたりに注目し、「燃える」星だと言えます。 > はぁ・・・なるほど。 > 一人際立って注目されること、に関しては苦手だし、嫌いなのですが、 > 表現することやそのことを褒められたり、注目されることは好きかもしれません。 > これまでひとくくりに「注目されることは嫌い」と思ってきました。 > でも今回読んで思ったのは「私」に注目されたくはないけれど、 > 「私が表現する何か」に注目し、褒められたりすることは好きで、 > 外側から「私」を間接的に認めたもらいたい、褒められたい、 > そんな風なのかもしれないと思いました。 あさこさんは太陽も月も乙女座に持ち、 天秤座に金星や水星を持っていて、 とても慎重かつ冷静なところがあります。 自分よりも他者や他者との関係に興味を持つようなところがあり、 > そうですね、その通りです。 > 冷静かどうか自分では判断つきませんが、慎重であることには間違いありません。 > 自分のこともきっとわかっていないのに、他者やその関係に興味を持つから > うまくいかない関係になることも多いのかもしれませんね・・・。 > うーん。 天秤座と乙女座の傾向としては、 あまり自分が全面に出ようとはしないタイプということができます。 ですが、この火星があることで 事情が少し変わってきます。 社会において自らを表現したい、という思いが あさこさんの生命力として、ちゃんとそなわっているのです。 > はい、上で書いたように、自分のしたことや作ったモノや > 表現したこと、に注目されるのは好きですが、 > 直接自分にスポットが当たることは嫌いです。 あさこさんはおそらく、 獅子座的な傾向が成熟した感じの男性に 惹きつけられるところがおありかもしれません。 「俺様」というか、 自らの望むところがハッキリしていてワガママな、 ちょっと子供っぽいところがあるような、 そんな男性にのめり込んだ経験がおありかもしれません。 > まさにっ!ワガママで子供な「俺様」大好物です・・・・・・。 > 経験がおありどころか、毎回です・・・・・。 > 詳しく書くとグチになるのでやめますが。笑 さらに。 木星は乙女座にあります。 これは、あさこさんの基本的な人生観をそのまま 肯定する位置にある、といえます。 もちろん、他にも様々な要件から見ると それだけと断定はできないのですが 基本的に、あさこさんは、 分析的で、対象にのめりこみ、対象と肉迫して理解しようとし、 そしてお互いに変容を重ねていこうとする、 乙女座的な成長プロセスに価値を感じるタイプであると読めます。 疑問や迷いも勿論、乙女座-天秤座のラインには 人よりも大きなボリュームで存在します。 ですが、その迷いや悩み、決断スタイルなどについて あまり矛盾を感じていないだろう、と考えることができます。 > これまではのめりこむ、という表現ではなく、考えすぎる、と思っていました。 > 考えてもわからないことを考える=無駄な時間では?と。 > なのでそのような表現をしていただいてとても楽になりました。 > なんだか突飛でおかしな感想になりますが、そう思うことで > 自分の意識が変わって、良い方向へいくような気がしました。 > ありがとうございます。 一方。 土星は牡羊座にあります。 牡羊座は、「自分」を全面に押し出そうとする星座です。 このことについて、あさこさんは 懐疑的な立場からスタートすることになります。 自分が自分が、と主張することについて 否定的な観念を持つのです。 「自分」を全面にだしたとき、 自分の望みを前に打ち出した時、はたしてうまくいくのか。 そのことについての疑いがとても強いのです。 > はい。 > あまりにも自分が自分が!という人には嫌悪感を覚えるほどです。 > なので自分がそうなるなんてぇことはもう完全否定ですね。笑 > そして仰る通り、そこには自信がない、という理由もあります。 > 自分から主張せずとも見てくれる人はたくさんいるし、 > そういう機会は自然にくるだろうという意識が大きいのですが、 > その後、主張したのに誰も受け容れてくれなかったら? > というコワさが一番大きいのだと思います。 この強い疑いと、獅子座の火星の表現欲求は 結びついて、調整し合おうとしています。 乙女座・天秤座で、何らかの対象を吟味し、分析し、 そのことについての定義や幾多の情報を心にたくさん生み出した時、 それを外にぶわっと表出したいと思う一方で、 心の中のもう一人が、ぐっと手綱を引くのです。 そして、その手綱がいい具合に作用した時、 おそらく、ゆたかな情報量に基づいた、 冷静かつはなやかな表現が、実現されているのだろう、と読めます。 > はぁ〜〜〜なるほどぉ。 > なんだか言葉にしていただくととっても楽になりますね。 > 上にも書きましたが、自分の感情や気持ちをコントロールできていないな、と > 感じることが多かったのですが、こういうことだったのかもしれません。 > それを自分で分析できず、自分の気持ちの「揺れ」の理由がわからなかったので > こういう状況になった時、非常にツラかったです。 > これだけわかっているのにどうして行動・表現できないのか。って。 > 最終的に手綱がいい具合になった時、冷静ではなやかな表現が > できているといいのですが・・・・。 Q.お仕事やご自身の社会的あり方の上で、 「実現したい」と思えることはどんなことでしょうか。 あるいは、社会において「価値がある」と思えることがあれば 教えて下さい。 > 「縁の下の力持ち」のような存在になれたらいいなと思いますね。 > 自分という存在ではなく、会社の歯車の一つとして活躍し、 > 評価はわかる人だけに一言「お疲れさん」と言ってもらえたらいいなと。 > 非常に極端に言えば、こんな感じでしょうか。 ----------- #ケース2 次に、halfmoonさんのホロスコープを見てみます。 Halfmoonさんは、 火星を魚座に、木星を蠍座に、土星を牡牛座にお持ちです。 魚座の火星は、人の弱さや涙、傷や過去などに 強く惹きつけられる星です。 元気のいい、明るく活発な、実力をもったパワフルな人! というのよりも どこかやわらかくて、いい加減さがあって、 不安定な人に惹かれてしまう、というところが おありかもしれません。 > 普段人間関係において、 > どちらかというと自分からというより相手の出方を待つ傾向があるので、 > 自分の好みというより相手の好みに自分が当てはまるかどうかという点から > リレーションシップが始まっているような気がします。 > そして自分からその場を仕切ったりするような場合というのは > 上記のような相手かもしれないなと思いました。 > それは本当は世話をやきたくないのにやいてしまうようなところがあり、 > 相手の気持ちが理解できると勝手に自分が思っている節もあるような気がします。 これはあさこさんとはとても対照的です。 普通の人が怒るようなことでは怒りを感じないけれど、 周囲が「どうしてそんなことで怒るの?」とびっくりするようなことに 強い怒りを感じ、激しく反応してしまうことも もしかしたら、あるかもしれない、と思います。 世間的に「悪だ」とばっさり切り捨てられている存在の その前に立って、「何が悪い!」と擁護するような、 不思議なパッションを持っている方にも多い配置です。 > 「ばっさり切り捨てられている存在」を擁護する > という気持ちになることがよくあります。 > それがパッションなのですね・・・。 > 善悪という極端な価値ではなくても > だれかから心無い議論で攻撃を受けている相手の気持ちを察して > かばいたくなる心理状況になります。 > 常識的な意見に腹をたてているようなところもありますね。。。 > 合理的な考え方は好きなのですが、 > 常識に縛られるようないわゆる「普通」の意見に > 拒否反応あるいは反発心を示すことが多いと思います。 木星は蠍座です。 蠍座にも、魚座と似たような「正義の反転」のような傾向があります。 世の中ではあまりよしとされないこと、 日の目を見ないようなことについて 「それがなかったらどんなにみんなが困るか」 を熟知しているような、そんな星です。 世の中の多くの人が「これには価値がある」と称揚するようなものより、 陰から人間の生命を支えるものや、 忌避されているにもかかわらずなくてはならないものなどに 意味と正義を感じる傾向を もしかしたら、お持ちかもしれません。 清濁併せのむ、といったときの「濁」について その真の価値をちゃんと評価しようとする社会観を 備えていらっしゃるのではないかと想像します。 > そうですね・・・、 > 自分の感覚で価値判断をくだすのはある意味危険と思いながら > 最終的には直感的な判断をしていることがあり、 > それはそう感じるときは正しいと思っているのですが、 > そういうときの傾向として「清濁併せのむの濁」に偏っているのだとすると > 少し考えてしまいます。 > バランス感覚は大事だと思うのだけれど、芯がないとぶれてしまうように > 自分の価値観や判断力によるところが大きいということは、 > 経験上よくわかっていて重要だと思うのですが、 > そのときに自分の本性とか根っこの部分がでてきたりするのでしょうか。。。 さらに。 土星は牡牛座にあります。 この星は、物質的な欲望に疑いをなげかけます。 モノやお金にこだわることを 「どうよ」 と感じるわけです。 具体的であること、見返りを計算すること、 物理的条件をイイワケにすることなどに 懐疑的になるのです。 ためこむことや執着することにも拒否感がある状態で 人生をスタートします。 逆に、ものがないことにこだわりすぎてしまう という人も少なくない配置です。 要するに、そこにコンプレックスの焦点があたるわけです。 自分のフィジカルな条件に固執する、という場合もあります。 経験を重ねるにつれ、だんだんと 「物質的条件」についての拒否感がやわらぎ、 物事を具体化したり見返りを得たりすることに 慣れ親しんでいく、というプロセスが想像されるのです。 > 職業選択のときにそういうことを考えました。 > 条件を度外視して自分の理念というか理想の職場に行くことが > まず重要と考えていました。 > その後、2つ目の職場では、目を背けていた分、 > 理想よりも現実の方が重くのしかかって来たような感じがします。 > 今思うとですが。 > その状況は2つめの職場を辞めてからもしばらく(2〜3年)続き、 > ここ最近になってまた自分の理想や理念について > 以前とは別の角度から考えるようになりました。 > 「ものがないことにこだわりすぎる」というのは面白いなと思ったのですが、 > わたしはデザインをしているときにその傾向が出ているように思います。 > 「物事を具体化したり」することは好きなのですが、 > 「物質的条件についての拒否感」というものがどこかにあって > そこでいつも迷うような感じはあります。 > 「自分のフィジカルな条件」というのは自分自身のことでしょうか。 > 「物事を具体化したり見返りを得たりすることに慣れ親しんでいく」というのは、 > おそらく自分にとっては社会との対話ができるようになるということだと思います。 > それは社会とか他者に対してわかりやすい表現ということなのか、 > 自分の特異点を見出していくということなのか、 > どちらにしても相互に同じタイミングというか波長が合ったときに > 実現するようなイメージを今は持っていて、 > それはこれからなのだと思います。 Q.お仕事やご自身の社会的あり方の上で、 「実現したい」と思えることはどんなことでしょうか。 あるいは、社会において「価値がある」と思えることがあれば 教えて下さい。 > 「実現したい」と思えることは、理想的な現実というか・・・、 > 自分の思いと社会の思想がリンクするような体験をしたいです。 > 具体的には今現在の自分の社会的立場=仕事を成功させることです。 > 「価値がある」と思えることは、自分自身にとっては社会的存在であること。 > 今までは社会に認められたいという欲求、パッションが強かったのですが、 > 段々とそれはだれかの役にたつことだという感覚が芽生えて来ました。 > 社会にとっては、経済的価値では測りにくいもので、 > 人の心に訴えるものが社会的に認められることです。 -------------- こんなわけで、土星までやってきました。 天王星移行の星々は、動きがもっと遅いため 個別のパーソナリティを読むには 「在泊する星座」を読むというのは、あまり「ぴんと来ない」要素です。 なので、この「星座を読む」はここまでとなります。 最後のQは、「実現したいこと」「価値があると思えること」、 すなわち、土星と木星の合わせ技があらわれるかなと思って 加えてみました。 お二人とも、相当ビビッドにあらわれているように思えます。 非常に興味深く、うんうん頷かされるご回答でした。 (あさこさん、halfmoonさん、本当にありがとうございました!) ------ 以上、お楽しみいただけましたでしょうか。 次回以降どんな内容にするか、現在考え中です。 もしご希望などがあればお寄せ下さいませ。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ---------------------------------------------------------------------- このメールマガジンは、『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/ を利用して発行 しています。解除は http://www.mag2.com/m/0000091041.htm からできます。 ---------------------------------------------------------------------- 発行人:石井ゆかり/ishiiyukari 発行:月刊 mailto: iyukari@st.sakura.ne.jp サイトURL: http://www.st.sakura.ne.jp/%7eiyukari/ メルマガ訂正ページ: http://www.st.sakura.ne.jp/%7eiyukari/mistake.html 帽子: http://www.st.sakura.ne.jp/%7eiyukari/hat2.html ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++



