2008/12/21
[PGPN279] House of Lotusでヒンメリ。フェニカ特装版も発売!
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴ Petit Grand Publishing News 279 http://www.petit.org/ 2008.12.21 ∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴ 気が付けば今年もあとわずかになってしまいました。 ほぼ2ヶ月ぶりのニュースということで、ご無沙汰していて恐縮です。 ヘルベチカの展覧会もおかげさまで盛況のうちに無事終了し、 一息つく間もなく、来年に向けた準備で年末を駆け抜けようとしています。 それにしても世の不景気ぶりは想像以上。 今や斜陽産業の代表格になった感のある出版関連など、印刷会社から僕らの ような弱小出版社まで厳しくないことがあろうはずがなく、大手製紙会社の 工場では年明け早々から2週間操業が止まるという話しを聞くに至り、 身も心も凍てつく冬の寒さを痛感せざるを得ない今日この頃。 うちの場合、今年の新刊刊行はわずか4冊でした。 2年前は年間30冊程刊行してたので、こうやって改めて書くと、 自分でもビックリするほどの縮小ぶり。 物販展などイベントに注力していたこともあるのですが、 極限まで無駄を抑えつつ、いろんな展開を積極的に控えていたのは確かです。 ここ数年、毎日いろんな意味で走りながら、本当に必死で考えていました。 夏には富士山の10kmマラソンに参加したりして(笑) 年を追うごとにスタッフが増え、様々な企画が内外から持ち上がり、 それぞれを楽しみながら形にしていくことで、充実した時間を過ごして来た つもりでした。 しかし振り返ってみると、自分の仕事が非常に雑になってきたのでは ないかと感じざるを得ませんでした。質より量を求められるようになり、 何か売れる企画はないか…と、出版したいものを探すようになっていたり、 人のことや経営のことなど、消化不良な業務の後始末に手間取ったり。。 もちろん刊行した書籍は担当者の努力もあり、一定以上の出来に なっていると思うので発売に至っているわけですが、 自分の技術・知力・情熱をしっかりとかたちに出来たかといわれると、 そこには大きな疑問符がつくこともしばしばでした。 何のために小さくて偉大なコンテンツパブリッシャーを目指そうと考えたのか、 それを思うと、立ち止まらざるを得なくなっている自分がいました。 だからこそ、自分自身が学び直したい欲求に駆られて『あたらしい教科書』 シリーズを立ち上げたり、昨年は某大学院を受験したりして自分を試しつつ、 リストラを断行してもがいてはいるものの、まだ根本解決には至らずにいます。 今年、僕自身が中心になって編集を司った書籍は『Fennica Style Book』のみ。 自分の企画を振ったり持ち込み企画に色をつけたりはしていたのですが、 久々に取材から執筆、編集までを一人で手掛けたことで、自分のやりたいもの、 やるべきものはなんだったのかを改めて考えさせられました。 (ビームスやスープデザインなど、外部の方には本当にお世話になりました) 取材で出会う人や街、その風景、匂い、作品、技術、その裏に込められた思い。 そしてそれらを受け止めて、自身が感じること。 こういったものづくりの衝動のようなものを、その同じ匂いを感じ取ることの 出来る人たちに、自分の言葉で伝えたい。 そういうことだったんじゃないかなと、何度も何度も、今も反芻しています。 実はここ暫くの間に、「『Petit Glam』の次の号は出ないんですか?」 ということをよく聞かれます。もはやご存知ない方も多いでしょう。 刊行されている最新号(といっても2003年刊)『Petit Glam no.7』の特集は、 モダンクラフツでした。(http://shop.petit.org/?pid=2212573) アレクサンダー・ジラルド、スティグ・リンドベリと北欧デザイン、武井武雄 の特集で、この3人の方向性はそれぞれ違えど、いずれも民芸品のコレクター だったということが、小さな連鎖となっていた1冊。 (BG SHOPさんで詳細な紹介をしてもらっていますので宜しければご覧下さい) http://www.bg-shop.net/zakka/petit/main.html ディック・ブルーナに会いにユトレヒトまで出かけたことにはじまり、 僕がこの10数年かけて追いかけて来たものは、ものづくりの手触りでした。 それを伝えるために最適の器を求め、本の可能性を切り開こうとする中で、 流通など様々な問題に直面し、どちらかというと惨敗しつつ(苦笑)、 一矢報いられたかどうか。 やっと、少し、目の前がひらけてきた気がします。 プチグラをはじめた時から、やりたいことが実はあんまり変わっていない ということに、改めて気付いたという程度ではあるのですが。 関わってくれた人たちと、信頼して読んで来て下さった読者のみなさんの 期待に応えられる本づくりを続けていくことは、 プチグラパブリッシングの、そして僕自身の永遠のテーマです。 そんなことを考えながら、2009年、プチグラパブリッシングは、 多分、少し変わります。 小さな出版社に出来ることを、ひとつひとつ積み重ねていけるよう、 これからも頑張ります。 どうかみなさんも、お身体にはくれぐれも気をつけて下さいね。 一足早いですが、Merry X'mas! (Co Ito) +――――――――――――――◇TOPICS◇――――――――――――――+ PETIT NEWS: 『Fennica Style Book』絶賛発売中です オンラインショップ限定 桂樹舎の型染め和紙しおりプレゼント! Helvetica関連商品 オンラインショップに続々登場! クリスマスに間に合った!? デンマーククリスマスシール再入荷!! Helveticaの活版印刷ポストカード、全員プレゼント実施中! EVENT: CHRISTMAS AT HOUSE OF LOTUS 開催中! フィンランドカフェ2008がクリスマスに向けてオープン! ありがとうの感謝をこめて。プチグラ年末謝恩セール23日より開催! ∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵◆ PETIT NEWS ◆∵∴∵∴∵∵∴∵∴∵∴∵∴ ☆『Fennica Style Book』絶賛発売中です☆ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 『Fennica Style Book 北欧から民芸へ、フェニカが提案する豊かな暮らし』 が、絶賛発売中です。 ビームスのカリスマバイヤー、テリー・エリス&北村恵子両氏が長年培って来た ものがフェニカレーベルへと発展し、この度、その具体的な提案となる インテリアスタイルサンプルブックを刊行しました。 二人が提案するインテリアスタイルは、北欧モダンデザインと、日本の手仕事 による実用的な逸品たちがとても相性よく組み合わせられる、ミックススタイル。 本書では、独身、カップル、子持ちなど様々な家庭環境、住宅事情の中で 生活するビームススタッフ24軒の私邸を紹介しており、北欧家具と民芸の器など、 自由な組み合わせによる多様なインテリアサンプルを見ることができます。 また、沖縄民芸紀行として、読谷村やちむんの里を訪れた読谷山焼 北窯、 山田真萬のアトリエ紹介、琉球ガラスの清天工房から民宿まで、沖縄の風土が 育む日常雑器を生み出す場、用いる場を豊富なヴィジュアルで紹介しています。 コンテンツは他にも、型染め和紙工房の桂樹舎紹介、柳デザインのアトリエ取材 から浮かび上がる柳宗理のデザイン哲学、天童木工の歴史を辿る菅澤光雅さん インタヴュー、さらにはテリー・エリス&北村恵子さんの自邸でもある ロンドンオフィス取材、主要アイテムの解説など、盛りだくさんです。 また、一般書店では1種類が主に流通しているのですが、実はカバー違いが全部で 3種類あるのです! メインは取材した中でも特に素敵だった邸宅のヴィジュアルで、他にも柳宗理 デザインの家具と、北窯の松田米司工房の器による3種類のカバーが存在し、 フェニカの多様性を表現しています。 3種類のカバーが揃っているのはフェニカを扱っているビームスの店舗と 小社オンラインショップなどごく僅か。是非ご覧いただきたいと思います。 ビームススタッフによるフェニカのブログはこちら >> http://blog.beams.co.jp/fennica/ 3種類のカバーによる『Fennica Style Book』はこちら >> http://shop.petit.org/?pid=11188253 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ☆オンラインショップ限定 桂樹舎の型染め和紙しおりプレゼント!☆ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― そして、Fennica Style Bookには、通常版とは別に、 スペシャルバージョンが存在します。 それは、今回の書籍の為に桂樹舎で別注した、オリジナルの型染め和紙が 帯として巻かれた特別装丁版です! フェニカのロゴが金箔で型押しされていて、ビームスの店鋪(既に完売)と、 オンラインショップでしか販売されません。 といいつつ、福岡のorganさん(http://organ-online.com/)では 少しだけお取り扱いいただく予定。福岡在住の方はご期待を! ちなみに桂樹舎の型染め和紙はクッションカバーにも使われるほど丈夫で、 長く使っていくうちに、どんどん手に馴染んできます。 この和紙を用いた商品はビームスさんで手に取っていただければと思います。 ちなみに特別装丁版は原価600円なのに書籍の上代価格には300円しか 乗せていない原価無視の謝恩商品です。柄を選んでいただくことは出来ませんが、 是非手透き和紙の素敵な風合いを楽しんで下さい。 そして、特別装丁版だけでなく、オンラインショップでFennica Style Bookを 購入された方全員に、 もれなく桂樹舎の型染め和紙をプレゼントします! しおりとしてご活用いただけるミニサイズなので、本書と共にお楽しみ下さい! 特別装丁版のFennica Style Bookはこちら >> http://shop.petit.org/?pid=11174533 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ☆Helvetica関連商品 オンラインショップに続々登場!☆ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 今年10月にラフォーレミュージアム原宿で行われた『A tribute to Typography 〜 ヘルベチカの過去・現在・未来』展の関連商品が、 小社オンラインショップで購入可能になりました! 先行投入しているのは、銀座・伊東屋とのコラボレーションで生まれた文具類。 Gマークにも選ばれている多機能ペン、滑らかな書き心地が大人気の2mmシャープ ペンシルや、レポートパッド、鉛筆セットなど、いずれも高い機能性を誇る ステーショナリーです。 これ、デザイン系の学生やデザイナーの方へのプレゼントに最適です! (そうじゃない人にももちろん喜ばれますよ) 近日中にオリジナル封筒や一筆箋、服部一成、groovisions、古平正義、 大日本タイポ組合各氏がデザインして展覧会でも販売していたTシャツ類や、 ポスター、海外直輸入のオリジナルバッグなど、 関連商品も続々アップの予定です。 Helvetica関連商品ラインナップはこちらから >> http://shop.petit.org/?mode=cate&cbid=264873&csid=2 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ☆クリスマスに間に合った!? デンマーククリスマスシール再入荷!!☆ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― この時期大人気で入荷次第即完売の、デンマーク クリスマスシールが 数量限定で再入荷致しました! これは複十字シールと呼ばれるもので、1904年に結核撲滅のためにつくられた もので、現在では日本も含め80ヶ国以上で発行され、その用途は肺がんなど 胸部の疾患に関する募金活動の中の重要な運動となっています。 ちなみに日本で発行されている複十字シールは、 2002年以降、毎年安野光雅さんのデザインによるものが発行されています。 しかしとにかくデンマークのクリスマスシールは可愛いんですよね。 こちらを額装した状態で販売中です。 クリスマスプレゼントにはギリギリですが、どうぞお見逃しなく!! デンマーク クリスマスシールなどクリスマス切手コーナーはこちら >> http://shop.petit.org/?mode=cate&cbid=60000&csid=2 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ☆Helveticaの活版印刷ポストカード、全員プレゼント実施中!☆ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 展覧会用に制作した、Helveticaのオリジナル活字を用いて印刷した 活版印刷ポストカードを、 小社オンラインショップでご購入された方全員に、 もれなくプレゼント致します! サイズは193mm×120mmで、裏面は無地です。 ここでしか入手出来ない希少なものなので、この機会をお見逃しなく! プチグラパブリッシングのブログでカードを紹介しています >> http://blog.petit.org/?eid=12425 ∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵◆ EVENT ◆∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴ ☆CHRISTMAS AT HOUSE OF LOTUS 開催中!☆ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 桐島かれんさんが以前住んでいた元麻布にある築70年の洋館で 一時期オープンして伝説となっていたHouse of Lotus。あのショップが、 クリスマス期間限定で再びオープンしています。 かれんさんが世界各国から集めた様々な雑貨が並ぶ他、 ジャルダン・デ・フルールの東信さんと椎木俊介さんによる クリスマスアレンジメント、 アジアを旅する永井健一さんと英里さんのアクセサリー、 そして、noninokoのおおくぼともこさんによるヒンメリの展示に合わせ、 ヒンメリキットも販売中。 本当に素敵な空間なので、是非足をお運びいただければと思います。 12月13日(土)〜12月25日(木) 12:00〜19:00 休館日 12月16日、17日 ハウス オブ ロータス 〒106-0046東京都港区元麻布2-11-20 TEL:03-6802-8444 ハウス オブ ロータスのHPはこちら >> http://houseoflotus.jp/ noninoko(おおくぼともこさん)のHPはこちら >> http://www.noninoko.com/home/txt/home.html 『フィンランドの伝統装飾 ヒンメリ』 >> http://shop.petit.org/?pid=6075913 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ☆フィンランドカフェ2008がクリスマスに向けてオープン!☆ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 毎年デザイナーズウィーク時期に開催されて人気を呼んでいましたが、 今年のフィンランドカフェは、クリスマス時期の開催となりました。 というわけで、そのディスプレイにもヒンメリが大活躍しています! こちらもハウス オブ ロータスさん同様に開催期間が短いので、 どうぞお見逃しなく! 盛りだくさんのイベントが開催される他、 恒例のフィンカフェショップも大人気です。 ヒンメリの展示とヒンメリキットや書籍 『フィンランドの伝統装飾 ヒンメリ』ももちろん購入できますよ。 主催:Visit Finland http://www.finlandcafe.com/ 後援:フィンランド大使館 協力:ヘルシンキ市観光局 期間: 2008年12月19日(金)〜12月28日(日)11:00〜20:00 (24,25,26日は22時、最終日は18時まで) 会場: 恵比寿 Spazio 〒150-0022 渋谷区恵比寿南2-20-7 CIXビル フィンランドカフェのHPはこちら >> http://www.finlandcafe.com/cafe2008/ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ☆ありがとうの感謝をこめて。プチグラ年末謝恩セール23日より開催!☆ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 2008年も残すところあとわずか! そこで、日頃プチグラを可愛がってくださるみなさまへの感謝を込めて、 プチグラオフィスをミニショップにして期間限定セールを開催します! オンラインショップで見たことのあるアノ商品から、セール限定の希少な アイテムまで、 掘り出しものをタップリ用意して、 スタッフ一同みなさまのお越しをお待ちしております! 目玉がいくつかあるのですが、 プチグラ 年末謝恩セール! ■ 開催場所:プチグラパブリッシング オフィス 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-2-18 ■ 開催期間:12月23日(火祝)〜12月28日(日) ■ 営業時間:平日12:00〜19:00 土日11:00〜18:00 プチグラパブリッシングの地図はこちら >> http://www.petit.org/profile/map.html TOPページ右下「会社情報」 → 所在地横の「MAP」をご覧ください。 昨年のサマーセールはこんな感じでした >> http://blog.petit.org/?eid=9856 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 今年は『赤い風船』のリヴァイヴァルに巡り会えたりと、自分を構成する 大切な作品とはいったいどういうものなんだろうということを考える機会が 多かったように感じます。年末には、大学生の頃上京中の電車の中でたまたま みかけた桐島かれんさんに恋して以来、理想のタイプは伸長175cmだったのだけ ど、House of Lotusで再会(あくまで一方的)することも出来、想いは通じる もんだとしみじみ実感(?)。 冗談はさておき、どうしてもひとこと言っておきたいこと。 空気公団のアルバム『メロディ』は最高です! (Co Ito) ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ☆登録・解除・変更はこちらから http://www.mag2.com/m/0000090455.html ∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴ Petit Grand Publishing News 279 発行:プチグラパブリッシング web...www.petit.org info...info@petit.co.jp editor in chief:Co ITO editor : Mitsuhiro Nishiwaki 発行部数:3181(2008.3.3現在) Copyright(c) 2008 Petit Grand Publishing, nc. All right reserved. 掲載された記事を許可なく転載することを禁じます。 ∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴



