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2008/04/19

[PGPN269] 読み書き描くが出来て一人前?

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  Petit Grand Publishing News 269

http://www.petit.org/
     

                           2008.04.19

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ご無沙汰していてすみません。忙しい、とかいっちゃいけないですね。

先週の土曜日、実はちょっとした仕事で長野大学に行き、その帰りに上田城
で満開の桜を観てきました。来週末まで「上田城千本桜まつり」が開催され
ており、出会いはないけど(笑)旅情気分はなかなか盛り上がったのでした。

で、上田と言えばお好きな方は言わずもがなの『真田太平記』。実は歴史物
はあまり読まないので大河ドラマでしか知らないとか、『鬼平犯科帳』もテ
レビで楽しんでるなんてことを言うと方々で怒られそうだけど、これ、時代
劇のエンディングテーマがなんとジプシーキングス。もう全編センス抜群。

と、入り口は変なれど、原作者の池波正太郎は大好きで、既にお判りの通り、
作家としてよりも、コラムニストとしてお気になのだ。だって、当然ながら
文章はうまいし生き様が誠実だし、そう、とにかく食コラムがいい。

でで、行ってきました池波正太郎真田太平記館。真田そのものより、上田に
関心を寄せ、地元の人々との出会い、その中で味わう食。という具合に側面
ばっかり楽しんで展示を見ていたのだけど、やはり食は重要なのである。

池波の食コラムは、美食ぶりを華飾するものではなく、実にまっとうに素材
と向き合い、ガップリ取り組んで旨味を掴み、作り手に思いを馳せたりする
様が実に気もちいい。そんなわけで美味しいものをどのように味わうかがと
ても参考になるのだけれど、もうひとつ、もの書きとしての池波のアプロー
チがまた実にいい。

 (略)だが私などは年ごとに賀状には凝るほうである。デザインを考えた
  り紙質をえらんだりすることがたのしく、また、そうした細かい俗なこ
  と(俗なことに傍点)に気をつかうのが、とりも直さず、私の書く時代
  小説の基盤になっているのだから、私は俗に生き、世俗にひたりこんで
  生きている。(後略)

これは「賀状」というコラムの一節。池波ほどの大作家ともなれば、俗にひ
たりこんでいるからこそ魅力ある人々や人情の機微も描けるというものだ…
というのが正しき感想なのだろうが、むしろここでは、デザインや紙質にこ
だわる池波の、愉しげな表情が目に浮かぶことこそ重要で。

一緒に展示されていた池波直筆の年賀に大きく描かれたウサギの可愛らしさ
に目を奪われつつ、絵も字も文章もうまくない僕はどうすればいいの? な
どと女々しい想いを抱え、それでも負けずに胡桃蕎麦に舌鼓をうち、絵はが
きなど書きつつ、あさまに乗って帰京。

というわけで、ご多分に漏れずお手紙への関心を高く持っていたこともあり、
久々の新刊『お手紙ハンドブック』を今月末に刊行します。

すこ〜しづつヴィジュアルブックばかりじゃなく読み物系もあるぞとの印象
をつけようとしてきたここ数年なのですが、なんと、プチグラ初の新書判で
登場です。ちょっと新鮮ですよ。
(Co Ito)

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PETIT NEWS:
 久々の新刊はなんと新書!『お手紙ハンドブック』4月末刊行!
 川端康成×多部未華子! 少女の文学シリーズ『眠れる美女』5月刊行!

EVENT:
 FUNKY802 digmeout EXHIBITION 2008 東京展開催中!
 岡尾美代子+岡本 仁『ポライバル。』明日までmillibar GALLERYにて!
 孫に宛てた1200通の手紙『Grandfather's Letter』展 玉川高島屋S・C

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  ☆久々の新刊はなんと新書!『お手紙ハンドブック』4月末刊行!☆

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ふと、手紙を書きたくなることがあります。
そんな気持ちを大切にしたハンドブックが登場します。

もらう楽しみだけではなく「書く愉しみ」もある手紙。
本書は、そんな手紙を出したくなる気持ちを大切にしたい人のための、
新しい感覚のハンドブックです。
手紙の個性に合わせたタイプ別の楽しみ方を知ると、
もっと手紙が好きになるはず。
親しい友人に送るくだけた手紙の書き方から、背筋を伸ばしたフォーマルな
手紙のマナーまで。時を経ても手紙にしたためる想いは同じ、文豪の手紙に
学ぶ、味わい深い書き方のヒントも紹介します。

コンテンツを簡単にご紹介しましょう。

CONTENTS
手紙のマナー/中川越
手紙の愉しみ方/松田美穂子
手紙の文例/村上玄一
手紙のデザイン/PAPIER LABO.
文豪に学ぶ、書き方のヒント/中川越

「手紙と私」:かわしまよう子・ナカムラユキ・藤井咲子
コラム:メイル・アートの愉しみ/江口宏志
ギャラリー:絵封筒をおくろう/きたむらさとし・松田素子
インタヴュー:世界は手紙でつながっている/POSTALCO

お手紙の基本となる、書き方のマナーや例文紹介から、
シーンに合わせた手紙の出し方、メモの走り書きひとつが
大切なコミュニケーションなのだと気付くところまで。
ちょっと何かを伝えたいと思った時に、とても役立つハンドブックです。

今月25日からの『Grandfather's Letter』展が先行発売となり、一般発売
は今月末予定。どうぞお楽しみに!


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☆川端康成×多部未華子! 少女の文学シリーズ『眠れる美女』5月刊行!☆

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海の音が聞こえる秘密の家で、
深く眠らされて決して目をさますことはない美女と、
老人の交流なき触れ合い。
赤いびろうどのかあてんが吊られた一室に横たわる白い裸体を目の前にして、
次々と思い出される老人の古い記憶。

エロチシズムとデカダンスの香りが色濃く漂う昭和の名作『眠れる美女』。
本作は、昭和35(1960)年から36年にかけて発表された中編小説で、
川端康成が61歳の時に執筆した作品です。

主人公の江口老人は川端自身の姿とも重なりますが、発表当時三島由紀夫が
絶賛したことでも知られています。

その後川端は、ノーベル文学賞受賞を経て、この小説が発表された12年後の
昭和47年、遺書も残さず自らの命を絶つこととなるのです。

今回の『眠れる美女』は、この退廃的な小説に、映画・ドラマ・CM等で
新鮮な表情を見せる注目の美少女、多部未華子さんをイメージモデルに起用。

女性の空気を捉える独特の世界観を持ち、小社刊の写真集『Umiko』や、
『記憶』(FOIL)などで評価の高い写真家・新津保建秀さんによる
撮り下ろしヴィジュアルとのコラボレーション作品が誕生しました。

川端の耽美な世界に、多部+新津保の強力ペアが、
新たな息吹を吹き込んだのです!

この時代を超えた奇跡の出会いが、忘れかけていた読書の愉しみを
もう一度思い起こさせてくれることとなるでしょう。


本書は5月中旬発売となる予定です。
詳細はまた次号で!
どうぞご期待下さい。

多部未華子さんの公式サイトでメイキング写真が1点公開中!
ちょ〜可愛いです!
  >> http://www.tabemikako.com


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     ☆FUNKY802 digmeout EXHIBITION 2008 東京展開催中!☆

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回を重ねる度に様々なアーティストを排出し、パワーが大きくなってきた
digmeout。今年13回目を迎える「FUNKY802 digmeout EXHIBITION 2008」が
現在東京・銀座ソニービル8階のコミュニケーションゾーンOPUSで開催中!

メールニュースをさぼっていたおかげで、東京展が既に開催中、しかも
ごめんなさい、この日曜までです!

今回登場する若きアーティストたちは、
CAB、yokoboxxx、ウメムラノリミチ、きたざわけんじ、滝町昌寛、
田邊育代、御園岳芳、宮原葉月、yum、マルミヤン、國府理、山口学

いずれも力作揃い&今後が期待大の注目株ばかり。
しかも、会場ではdigmeoutプロデューサーの谷口氏がファイルの持ち込み
を受け付けています。詳しくは公式サイトをチェック!

4月29日からは、本丸・大阪でも南船場のdrapeau EXHIBITION SPACEにて
展覧会が行われます。是非ご覧下さい!


FUNKY802 digmeout EXHIBITION 2008 TOKYO

会期:開催中〜4月20日(日)
    11時〜19時
会場:銀座ソニービル8階 コミュニケーションゾーン OPUS(オーパス)
   東京都中央区銀座5-3-1
   03-3573-2371
入館料:無料


FUNKY802 digmeout EXHIBITION 2008 OSAKA

会期:4月29日(火)〜5月6日(火)
    10時〜19時
会場:drapeau EXHIBITION SPACE
   大阪市中央区博労町4-6-14 ラボビル1F
   06-6282-5003
入館料:無料


digmeoutのホームページはこちら
  >> http://www.digmeout.net


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 ☆岡尾美代子+岡本 仁『ポライバル。』明日までmillibar GALLERYにて!☆

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本ニュースの読者なら、『ポライバル。』はもちろんご存知ですよね。
そう、岡尾美代子さんと岡本仁さんという、共にポラロイド690カメラを
愛用する二人が、旅の途中や散歩のついでに撮りためた写真をもとにした、
二人展です。

メールニュースをさぼっていたおかげで、大阪展が既に開催中、しかも
ごめんなさい、この日曜までです!(こればっかり…)

場所は、西区立売堀の新スポットとなっているミリバールの2階、
millibar GALLERY。とっても素敵なスペースなので、これを機に是非足を
運んでみて下さい!

また、ポライバル。展のカタログは、PAPIER LABO.による活版を用いた
素敵な仕上がりの作品なので、こちらも是非お求めを。
『今日の買い物。』&『続・今日の買い物。』も、すこ〜しだけ置いてます。



会期:開催中〜4月20日(日)
    11時〜20時(最終日は18時まで)
会場:millibar GALLERY
    大阪市西区立売堀1-12-17 artniks.bild 2F
    06-6531-7821
入館料:無料

millibar GALLERYのホームページはこちら
  >> http://gallery.artniks.jp

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 ☆孫に宛てた1200通の手紙『Grandfather's Letter』展 玉川高島屋S・C☆

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100年前、イギリスの退役軍人ヘンリー卿がインドに残した4人の孫たちに、
20年間にわたって送りつづけたという1200通もの絵手紙が、
25年前に偶然発見されました。

ヘンリー卿は、絵手紙を通じて、愛する家族とコミュニケーションをとり
続け、遊び心溢れる動物たちのイラストや文章を通じて、普遍の愛や家族の
絆の大切さを愛孫たちに語り続けました。

その素晴らしい1200通の手紙たちを集めた展覧会が、
『Grandfather's Letter(グランドファーザーズ・レター)』展です。

現在、絵封筒をはじめ、絵手紙の愉しさが様々な形で紹介されていますが、
本展はなんと100年前のものというのだから驚き。
この作品を題材にしたNHK「みんなのうた」の『じーじのえてがみ』で
使われたクレイ人形なども展示されます。このうた、小椋佳さん作詞作曲、
上野樹里さんが歌を歌ったもので、こぐまあつこさんによるクレイアニメ
がまた楽しい、人気曲なのです。

また、会場には郵便局も設置され、この会場だけで出来る記念押印なども
あるのでお手紙マニアの方にも見逃せませんよ!

ヘンリー卿が描いたゾウのハッチとうさぎのMr.ヘアなど、
可愛いキャラクターたちを用いたお手紙グッズなども登場します。
また、Grandfather's Letterを詳しく紹介する図録や展覧会カタログ、
前記の『お手紙ハンドブック』などの他、海外の文具や切手など、
物販も大充実。

GWにはお買い物がてら、玉川高島屋S・Cへ是非お越し下さい!


Grandfather's Letter展

会期:4月25日(金)〜5月6日(火)
    10時〜21時(最終日は18時まで/入場は終了30分前まで)
会場:玉川高島屋S・C 西館1F アレナホール
   世田谷区玉川3-17-1
    03-3709-2222
入館料:一般・大学生・高校生・中学生600円
    小学生300円/幼稚園以下無料
    玉川高島屋S・Cカード会員は同伴者を含む2名まで無料


Grandfather's Letter展を詳しく紹介した玉川高島屋S・Cのサイトはこちら
(クーポン券がもらえるので是非チェックしてください)
  >> http://www.tamagawa-sc.com/latest/news_080423.html

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そういえば、大阪では造幣局の通り抜けもちょうど今週末。ここの桜も見事
なのですが、数年前までは見世物小屋が出ていて、今どき蛇女などが見られ
たことも楽しみのひとつだったのでした。これが終わるといよいよ新緑の季
節。ピクニック!ピクニック!
(Co Ito)
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http://www.mag2.com/m/0000090455.html

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  Petit Grand Publishing News 269

  発行:プチグラパブリッシング web...www.petit.org
                
  info...info@petit.co.jp
  editor in chief:Co ITO
  発行部数:3181(2008.3.3現在)

  Copyright(c) 2008 Petit Grand Publishing, Inc. All right reserved.
  掲載された記事を許可なく転載することを禁じます。

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