2009/08/30
暮らしの中の仏教語 今日の法話
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--------暮らしの中の仏教語 第264話---------------
*******今回のお話は「法に適う 法に依る」*****************
毎月10.20.30日発行
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第264話 通算923話 法に適う 法に依る
法はダルマの漢訳で、
「物事を成り立たせる法則」とでもなりましょうか。
自性を保持して変わらない規範となるもの・
永遠の真理などとも表現されます。
仏教はこの法を説き、人生のあり方を教えるものですから、
仏法=法となりました。
出家に課された生活規律を法律とも言ってきたことから、
国家の国民に課した「きまり」を法律と言うようになったことは、
皆様ご存じでしょう。
さて、私達の人生を、お互い楽しく暮らすためには、
法に適う考え方をし、法に依る生活をすることが必要ですね。
「法に依る」とは、依法不依人(エホウフエニン)
つまり「法に依って、人に依らない」生活をするということです。
「依法不依人」は仏教で説く「四不依」の一つで、
真理たる法を依り所とし、個々の特殊な人を依り所としない、
ということです。
リーダーに盲従してはいけない、ということにもなりましょう。
四不依の二番目は「依義不依語」で、言葉に頼らず意味を取れ、
ということです。
会話でも読書でも、言葉尻を捕まえて批判しているようでは、
本物をつかめません。
第三番目に「依智不依識」があります。
これは、智慧に依って感情に依るな、ということになりましょうか。
第四番目の「依了義経不依了義経」は、
大乗経典に依って小乗経典に依るな、ということだそうです。
四番目にはチョット首をかしげますが、
前の三つは尤もだと思いませんか?
四つ目も、「すぐれた教えに依って暮らしなさい」
という意味だと捉えれば、
四不依の全部を受け入れることが出来るでしょう。
四不依の教えは、現代にこそ必要な教えではないでしょうか。
自分は正しいと思いこみ、己の不幸を人のせいにし、
相手の言葉尻を捉えて攻撃し、
感情の赴くままに生きる人が増えているようです。
終わり
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編集後記
仏教経典には、すばらしい教えがいっぱい詰まっています。
「論語読みの論語知らず」という言葉がありますが、
「御経読みの御経知らず」と言い換えてみたら、どうでしょう?
暮らしの中の仏教語は、ほんの一部に過ぎませんが、
実に沢山ありますね。
これからも勉強していきたいと存じますので、
よろしくお願い申し上げます。
今回もお読みいただき、有り難うございました。
A.K.
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