STREET JOURNAL
☆★☆ STREET JOURNAL ☆★☆
2008/6/30
====[今日のメニュー]========================
■美味にまつわるエトセトラ:Thirsty Soul 〜 北海道〜
■美味しい街パトロール:元々はスローフードだった日本発のハンバーガー
■シアターコラム/『SEX and the CITY』:ガールズトークの魅力が炸裂!
■寄稿コラム:東京タワーが消えたとき
■私的日記: 移転
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■美味にまつわるエトセトラ:Thirsty Soul 〜 北海道〜
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いやはや、本格的な梅雨が始まったのか、東京は連日の雨続き。雨が降っていなくと
も空気はじっとりと重く体に絡みつくようで、まったくもって梅雨とはどことなく陰気
な気分になることが多い。
雨そのものが嫌いなわけではないから、あれこれと楽しみを見出すことは可能なのだ
が、どうもこの、湿気の多さだけは出口のない迷路のようで、楽しみ方の見つけようも
ない。さて皆様はこの梅雨をいかがお過ごしだろうか?先の東北地方の地震では、いま
だに復旧作業のめどが立たず、被災者の方々も地震の恐怖に加えてのこの雨の時期の陰
鬱さ。同じく阪神で地震を経験している私としては、まったくもって痛み入る心境であ
る。
それでも、前に進むしかないのである。
悩んで、迷って、立ち止まることに明日はないのである。つらくても前に進まねばな
らぬ。行く先に、ほんの少しでも楽しく思える希望の光を見つけて、その光の射し込む
ほうへと進まねば、出口はないのである。
ですから、なるべく楽しい話をしましょう!さしずめ私なら、おいしい食べ物とお酒
に、未来の光を見出すのである(笑)
さて、、、
北海道に行ってまいりました!トドを食べに!
トド肉ってのは、まあ言ってみればマッコウ鯨の赤身の肉をちょっと生臭くしたよう
な、なんというか、獣くさい味でございましたよ。ルイベ(半解凍のお刺身)でいただ
きました。向こうでは結構食べるものなのかと思いきや、札幌市内でも扱っている店は
一軒とか何とか。羅臼の地方料理だとかで、そちらのほうに行けばいっぱいあるのかも
しれない。
トドは缶詰にしても売っていて、生姜と筍とともに大和煮にしてある。これは市内の
お土産物屋にも売っていて、ついつい買い込んできちゃいました。あちらの人の話で
は、トド肉ってのは火入れをしたほうが美味しいらしく、やはり煮物にするのが定番だ
とか。熊肉や蝦夷鹿の肉も売っていたけど、こちらは本州でも見かけるもの。やはり食
の地方性という意味では、トドにはかなわない。それにしても北海道はやはり別天地で
ある。
なんせ北海道には梅雨がない。そしてまだまだこの時期には夕方になると心地よい肌
寒さがあり、梅雨のじめじめに悩まされている東京からするとまさに天国。札幌の市内
も、ポプラの綿毛がふわふわと風に漂い、草木の香りの充満した風が吹き抜けてゆく感
じがなんとも言えず、さまざまな人たちがこの北の大地に魅せられて移り住むことが分
かったような気がしたのである。
それでも、やはり観光地化は否めないらしく、市場などを覗いても、やれ、カニの全
国発送だとかウニやイクラの冷凍もの、ビン詰めなどばかりで、こちらはどうも風情を
欠く感じであったなあと。まあそれが、観光地としてのただしい姿なのかもしれないけ
れど。でもやはり、北ならではのサーモンやイクラ、帆立貝などは味わいも豊かで、生
産の現地で物を食べるという感動には事欠かなかったわけである。土地柄・地域性とい
うものは、空腹と並ぶ美食のスパイスなのである。
さてさて、やっぱり旅行はいいなあと思ったしだいで、いまだに久々のお休み感覚か
ら抜けないでいる私である。
だから今回はさらっとこのあたりで。
次回も北海道ネタが続くやも知れませんが、みなさま、飽きずにお付き合いいただき
たく・・・
RYO.S/小料理&Bar「菊水」マスター
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■美味しい街パトロール:元々はスローフードだった日本発のハンバーガー
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「いのちの食べ方」という映画を見た。
「食物」を産み出している家畜や野菜の生産現場の数々を描いたドキュメンタリー
だが、家畜や魚でさえも大規模な機械化によって生産・管理せざるをえない
現代社会の実情がスクリーンには映し出される。
数々の映像はインパクトがあるというか、ショックというか―ー。
例えば、牛肉が私たちの口の中に入るまでに、まずは種付けから生まれ、
生まれた後は成体になるまでひたすら狭い牛舎で餌を与えられ、
食べ頃になったら、電気ショックで気絶させられ、その後はワイヤーにつられて
解体工場の中をぐるぐると回っていく。大きな機械で流れ作業でカットされていく
巨大な牛の姿をした肉の塊……。この様子があまりにも無機質かつ、
淡々と進んでいくためにどうも違和感を感じるのだが、実際のリアルな
映像なのだから受け入れざるをえない。
しかし、やはり違和感は残るのである。なんだろう、ただ単に「おいしそうと思えない」。
また、命ある動物を(もちろん、野菜だってそうだが)こんなに人工的かつ機械的に
生産し、消費することに対する拒否反応というか、まだ自分の気持ちの整理もつかない
のだが、この映画を見てしばらくファーストフードのハンバーガーを
食べる気がしなくなってしまった。
そのハンバーガー、1940年代にマクドナルド兄弟がカリフォルニア州に開いた
ドライブインでメニューに出したところ、評判になりアメリカを中心に各国に広まった
と言われている。では、日本にはいつ入ってきたのかというと、1950年前後の佐世保
なんだそうだ。
当時、朝鮮戦争の特需でわいていた佐世保では、アメリカ海軍からハンバーガーの
作り方を教わった住民が、ハンバーガーショップを次々に営むようになった。
これが、日本初のハンバーガーとなり、今では「佐世保バーガー」として人気を
博している。
では、この佐世保バーガー、ファーストフードかというとけしてそうではない。
佐世保バーガーのお店では、必ずオーダーが入ってからパテやバンズを焼き始める。
作り置きはせず、オーダーごとに手作りで、丁寧に作ってくれる。逆に言えば、
佐世保バーガーのアイデンティティは、まさにこの1点だけであって、あとはお店に
よって味も特徴も様々。それぞれの家庭の味があるように、佐世保バーガーは
お店によって中に入るトッピング、ソースの味などは自由。自由であるからこそ、
各店こだわりを持つようになる。当然、有機野菜を使用するなど、厳選した素材で
作るところもあれば、味付けやトッピングのバランスについて研究を重ねた自信作を
どの店も持っていたりする。
それって、まったくファーストフードではなく、むしろスローフードの発想。
いや、スローフードそのものといってもいいかもしれない。
「ハンバーガーといえばファーストフード」と捉えてしまいがちな自分を
反省しながらも、「いのちの食べ方」から受けた違和感は今だ解消できず……。
もうしばらく悩んでみようと思う。
ライター/長友慎治
≪今月のパトロールメモ≫
・佐世保では、夜遅くまで繁華街を飲み歩いたお父さんが家族への土産に
「ハンバーガー」を持ち帰る。今も中高年世代には「一杯ひっかけた後にハンバーガー」
という独特のスタイルを好む人が多いそうで、佐世保のハンバーガーショップが
深夜まで営業しているのはこのため。
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■シアターコラム/『SEX and the CITY』:ガールズトークの魅力が炸裂!
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知り合いの男性に「女って本当になに考えてるかわかんねぇよ」といわれたとき、
いつも真っ先にすすめていたのがドラマ『SEX and the CITY』。
いや、これほど女子のホンネを素直に描いた作品、
日本の連ドラ、映画等々を見渡してもないのでは?
この作品はアメリカで放映されていた大人気連続ドラマで、
毎回毎回4人のNYに住むキャリア組の女たちの「今日はあの人とヤったわ!」とか、
「あいつはイマイチだったわ!」などのガールズトーク(?)を繰り広げるというもの。
今年8月に、4年越しでついに映画版がリリース決定したのだ。
いや、ガールズトークは、実際に自分でするのはもちろんのこと、
他人のものを聞くのも楽しいものだ。
別に女子が顔をつきあわせると決まってエロトークをしているわけではないのだが、
間違いなく「エッチ」「恋愛」の話は女子なら誰しもが食いつく格好の話のネタであり、
彼氏やダンナには絶対に相談できない話題。
リサーチによると、大人の男性はあまり友達とそういった「エッチ」な話はしないものらしいが、
20代くらいの女子ならば絶対にしてます!!(断言)
「なんで友達とエッチの話なんかするの?」の不思議がる男性は
高校時代に初体験を仲間内で一番初めに済ませた男子に
「え…それで、どうだったの?」と鼻息荒く聞いていたときの気持ちを思い出してほしい。
もっとも、そこまでエログロな話ばかりをするわけではなくて、
いつもは「今日、エッチのときにオナラしちゃったんだけど、どうしよう!
これまでに彼氏の前でオナラしたことある?」とか、
「なんか、彼氏が最近チューしてくれなくなったんだけど…」とかその程度。
正直、友達に相談しても、そのアドバイスが的確であるケースは非常に少ないし、
意外とその指摘は検討はずれだったりすることも多い。
でも、それでもなぜか女子は友達に恋愛相談をしてしまうもの。
一説にはただ「聞いてほしいだけ」というのもあるのだけれど、
私はそれよりも「女の思考回路と男性の思考回路は全然違うから、
いくら考えても仕方ない」というのが原因だとおもう。
女性側がいくら智恵を出して推測しても、男心はまったく読めないし、当たらない。
実際、この作品の中でも、4人の女性たちは男がらみの取り越し苦労や失敗をしてばかりだ。
「それが分かってるなら、友達に相談なんかしなきゃいいのに」と思うこともあるのだが、
そんな風に女友達とそれぞれの好きな男のことでイチイチぐちゃぐちゃ討論するは、
とにかく楽しいのだ。実際に恋している瞬間にも勝るとも劣らない。
このガールズトークは女性の大きな特権のひとつかも………と思う今日この頃だ。
そしてまったく上の文とは関係ないのだが、
個人的にドラマ版を観ていたころから常々疑問だったのが、主役のキャリーの設定は「売れっ子ライター」。
にもかかわらず、本当に毎晩々々デートに、パーティ、友達との飲み会に…と
「お前はいつ仕事してるんだ!? 締め切りは?」とつっこみを入れたくなることも多々あった。
「残業なんてしませ〜ん」というアメリカンなスタンスはフリーランスの人も一緒なのか?
う〜ん、うらやましい。。。
ライター/風味絶佳
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■寄稿コラム:東京タワーが消えたとき
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10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、・・
皆でカウントしていると、ぱっと光が消え、辺りは真っ暗になった。
6月21日、夏至の日。午後8時。東京タワーの灯が消えた。
この時間、同じ様に全国8千箇所ものライトアップ施設の消灯が実施された。
2003年から始まった「キャンドルナイト」キャンペーン。
夏至の日は、一年で一番昼が長い日=太陽のエネルギーを感じることのできる日。
というわけで、この日に、電気を消してロウソクの光で過ごすことで、自然エネルギー
について考えたり、スローな暮らし方を見直したり、参加する人それぞれのスタンスで
環境問題や平和について考えようという取組が毎年続けられている。
今年の夏至は、東京はあいにくの天候だったが、夜8時近くになると雨も上がった。
東京タワーを真正面から臨める芝公園のイベント会場でも、広場に用意された無数のキ
ャンドルに灯が点され、多くの参加者が東京タワー消灯の瞬間を見守った。
この日ゲストとしてライブを行った加藤登紀子さん。
「自然エネルギーは大切。でも何より忘れてはいけないことは、生命が一番のエネルギ
ーということ。地球上のありとあらゆる生き物が命を持っている。土には生命を育む力
があり、そして、私達の身体の中にも土のようなものがある。身体の中が原点です。エ
ネルギーを外から持ってこなくても、私達は死にません。生きているというだけでやっ
ていけることが沢山ある。どんな人でも何かを生もうとする力があるのです。」
そんな力強いメッセージに大きく心を動かされた。
最近、ようやくCO2削減が叫ばれ、多くの人がエコライフを意識するようになってきた
のは、とても喜ばしい。
しかし、電気をこまめに消したり、リサイクルを心がけるようになったりすることが、
果たして地球の温暖化や環境問題の進行を食い止めることができるのか、あまりにちっ
ぽけな実践の気がして、無力感に苛まれることもしばしばだ。
自分達の日頃の行いが、何かを変えていけるのか?
しかし、加藤さんの言葉にはっと気付かされた。私達自身が、新たなものを生み出す
力、エネルギーを持っているということに。
今や国内だけでなく世界に運動が広がっているこの「キャンドルナイト」も、元々はNGO
の小さな取組から、市民一人一人の「意思」の連なりによって、大きなムーブメントと
なって広がったものだ。
物質的なエネルギー問題もさることながら、今私達は、より根源的なもの、生命(いの
ち)というエネルギー、そして自分達が生み出すことのできる力について、もっと意識
すべきときかもしれない。自分の生命というエネルギーの使い途、与えられた人生を如
何に生き、社会を創っていくか―。
「夜空の向こうには 明日がもう待っている」
加藤登紀子さんの歌声が心にしみる。
東京タワーのライトアップが消えたとき、広々とした夜空の下、ロウソクの光に温かく
包まれながら思った。
自分の生命というエネルギーを信じて、また明日を創っていきたいと。
長谷川佳子(ライター)
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私的日記: 移転
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まにあわねえ!
「まにあわねえ」 で変換したら 「マニア輪ねえ」 ときたもんだ、
こういう瞬間が一番カリカリするはめになる。馬鹿コンピューターめ!
いまの 「め」 も 「目」 である、きぇ〜〜〜!!
時間に追われているのは私のせいであります。長友もめずらしく土曜日にアップ
してきた。わたくしはとっくに書いていたのだが、月末に用事が重なりました。
というのも
お店が移ることになりました。線路沿いの路地裏から、川沿いの路地裏に(笑)
ですから今この瞬間も引越しの最中なのであります。しかも今日が最後の菊水
の営業日。
ああ、いそがねば。。。
ですから今日はこのへんで!
北国でのんびりしすぎたよ。。。 (白)


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