2010/02/04
【独断と偏見の為替相場】2010年02月04日号【サトウトシオのサンプル配信】--01/16分をディレイ配信--
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆◆◆【独断と偏見の為替相場】◆◆◆ 2010年02月04日号 【有料版のサンプル配信】 ---01月16日をサンプル配信--- 読者数:6,289 メール⇒ satoshi.matsuda2007@gmail.com 【松田哲のフォレックス・ディーラー物語/FXディーラー物語】 ⇒ http://www.d4.dion.ne.jp/~smatt 【独断と偏見の為替相場/既刊の閲覧先】 ⇒ http://archive.mag2.com/0000089158/index.html 松田哲のFXディーラー物語[ブログ] ⇒ http://forexdealer.cocolog-nifty.com/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※以下、【01月16日(土)配信】の【有料メルマガ】を 【サンプル配信】します。 (以下添付) ******************************************************************* サトウトシオの甘辛相場展望(会員限定版) いつもご購読ありがとうございます。サトウトシオです。 今回の配信は、毎週土曜日の定期配信分です。 ******************************************************************* 2010年1月16日(Vol.0053) 来週の米国株式市場と日本株式市場(1月18日~1月22日) 1)今週発表された経済指標等のまとめ <米国> 項目____________実数_____予想_____前月 11月貿易統計____-364億ドル__-350億ドル__-332億ドル ベージュ・ブック(地区連銀報告) 新規失業保険請求件数___44.4万件__43.7万件__43.3万件 12月小売売上げ______-0.3%___+0.4%___+1.8% 12月消費者物価指数____+0.1%___+0.1%___+0.4% 12月鉱工業生産指数____+0.6%___+0.6%___+0.8% 1月消費者心理指数_____72.8____74.0_____72.5 (出所:ブルームバーグ) 地区連銀報告では、12連銀中10連銀が景気の改善を示しましたが、消費は依 然として慎重で、雇用は軟調との報告でした。 12月小売売上げは予想に反してマイナスでしたが、前月が上方修正されました。 2ヶ月平均すると+0.7%とそこそこの伸びではないでしょうか。数字の振れは、 統計作業での季節調整の困難さを示すものでしょう。 失業保険請求は、改善の足踏み状態が続いています。あえて早とちりで言えば、 根っこの雇用は11月で頭打ちして、その後若干減少気味。しかし、今後は国勢調 査のため、公的部門が臨時雇いを大幅に増やしますので、春にかけて見かけ上、 雇用改善の動きと考えます。 ミシガン大学の消費者マインド指数が予想を下回り、今週は経済指標全般的に景 気拡大に慎重な見方が増えたと思います。 上表にはありませんが、ニューヨーク連銀製造業景況指数も発表され、良い結果 でした。 2)今週の株式相場展開 <米国> 発表された経済指標は、期待ほど堅調ではなく、リスク志向が少し後退したと言え ます。その結果、為替はドルと円が他通貨に対して強くなり、原油等の商品相場 は弱含みになりました。 長期金利の上昇圧力は減退して、債券相場は強くなりました。金利低下は本来、 株式相場にはプラスに働きますが、リスク志向の後退と個別企業の第4四半期決 算が相場に影響を与えました。 先陣を切ったアルコアは失望、インテルはアナリスト予想を上回るものでした。JP モルガンの表面の数字は良かったものの、個人金融部門が赤字で、不良債権の 引き当ても増加、雇用不安で所得が伸びず、住宅差し押さえも高水準。カード・ロ ーン等の焦げ付きも心配で、貸し出し増加にはつながりません。 過去2年間、企業収益が減退していましたが、久しぶりの増益決算と市場の期待 は大きいと思います。言い方を変えれば、昨年の7月決算時はアナリスト予想が 低く、サプライズの連続でしたが、今回はハードルが高く設定されているので、素 直に好決算で買われにくい展開です。 個人的には、それでも米国企業の底力はあると感じます。 「1月効果」は継続中です。週末こそロング・ウィークエンド(3連休)で、利益確定 の売りが出て下げましたが、前日までは連日高値を更新していました。非常に堅 調な相場だと思います。 週間ではダウで-0.08%、ナスダックで-1.26%、S&P500で-00.78%、 ダウ輸送株で-0.98%と前週との比較では少し下げましたが、ほとんど横ばい でした。見方を変えると、「行ってこい」の可能性もありますが、高値を連日で更新 していたので、堅調だと言えると思います。 短期想定シナリオ通りでした。 <日本> 今週も出遅れのTOPIXの上昇が目立ちました。外国人投資家の買い越し額も大 幅で、相場を持上げました。昨年は日本株のパフォーマンスが悪かったので、ポ ートフォリオの比率変更で、日本株のウェートを少し増やしたと思います。いわゆ る、リターン・リバーサルの動きです。 週間騰落率は、日経平均は+1.70%、TOPIXは+2.67%でした。 多少懸念したJAL問題は無事通過したようです。 <中国> 週間騰落率は+0.98%と小幅上昇。上昇する順番の週であることは正解でした。 中国人民銀行が前週の手形レート引き上げに続き、預金準備率の引き上げを実 施しました。しかし、本格的な引き締めではありませんので、相場にはまったくと言 って良いほど影響はないと思います。 資産バブルは継続中です。 3)来週の主な経済指標等 <米国> 日付____項目____________予想_____前月 20日(水)_12月住宅着工件数_____57.9万戸__57.4万戸 20日(水)_12月生産者物価指数____±0.0%__+1.8% 21日(木)_新規失業保険請求件数___44.0万件__44.4万件 21日(木)_12月景気先行指数_____+0.7%___+0.9% 21日(木)_1月フィラデルフィア連銀調査__18.0____20.4 (出所:ブルームバーグ) 来週は祝日もあり、今週に続いて経済指標の発表が比較的少ない週です。注目 は、住宅着工件数と失業保険請求件数です。物価の注目度は低いです。個別企 業決算が重要な週です。 4)来週の株式相場動向 <米国> 企業は在庫を減らしたため、わずかな消費や輸出でも、減少させた生産は上向く と言うこれまでの流れは不変です。生産を増加させても雇用は増加させません。 これも変わりません。 変わったものは、リーマン・ショックからの金融危機を、膨大な財政支出と金融緩 和と過剰流動性で乗り切って、資産価格が上昇したことくらいです。 いまのところ、資産価格上昇と言うモルヒネは効いています。後は実体経済が、 資産価格の上昇を正当化できるまでに回復拡大することです。 さて、来週の短期シナリオは、今週と同じです。 A) 相場は引き続き堅調で、高値を維持して横ばい展開(±2%以内)。 B) 高値更新を継続する(+3%超) C) 頭が重くなり、少し下げる(-3%程度)が、調整(5%超)にはならない。 それぞれの確率は、Aが50%、Bが40%、Cが10%と考えます。 <日本> 欧州の一部の国の信用問題は継続して意識されそうです。日本の債務増大はま だそれほど関心を持たれていないようです。世界から日本の財政赤字は大丈夫 だと思われているのか、無視されているのか、本当はどちらなのでしょうか。 為替はチャート・ポイントを抜けて少し円高になるかどうかです。現状のドル余剰 は不変ですから、ドル安円高になりそうですが…。また、2~3月は日本企業のレ パトリエーションの季節でもあります。 古い体質の政治に、さらに動きが出るかも知れません。「過去の人」になれば、株 式相場や為替相場には影響なしですが、直ぐに「過去の人」にはならないほどの、 権力者ですから…。 外国人買いが継続するか、相場はそろそろ節目で良いところまで来ました。お休 みしてもおかしくないです。 <中国> 新たな引き締め策が出るかどうか注目です。来週は下げる週の順番ですが、21 日にはGDP等沢山の経済指標が発表予定です。どの指標も成長を裏付けるもの になると予想されています。その結果、相場は上昇すると考える方が自然です。 5)その他 「インベスターズ・インテリジェンス・サーベイ」の1月12日では、ブル(強気)が 53.4、ベア(弱気)が15.9、ブル・ベア・レシオが3.36(2.00以上は過度の 強気)となり、昨年末の高レベルを抜きました。ダウが史上最高値を記録した07 年7月のレベルを上回る「危険水域」です。しかし、07年7月時点でのブル(強気) は、60.0を越すほどでしたので、まだ少し余裕があります。しかし、長期的には 危ない水準であることは覚えておきたいです。 S&Pケース・シラー住宅価格指数の開発者であるロバート・シラー教授が、今後 数ヶ月住宅価格は下落する恐れがあると言っています。住宅価格が下落すること により、ローン残高が住宅価格を上回るオーバー・ローンも多く、銀行の貸し出し 姿勢は慎重になり、住宅差し押さえは減少せず、米国経済が二番底になる可能 性も排除できないとのことです。 しかし、その場合には、オバマ大統領は景気対策をさらに大胆に出してくると思い ます。景気対策のための財政支出は、予定の3分の1しか使っていないので、ま だ残っています。 景気対策予算を作成し国債を発行、FRB(連邦準備制度理事会)がその国債を 引き受け、グリーン・バック(ドル紙幣)を増刷する昨年からのやり方に変化が生じ るとは到底思えません。ドルは市場に沢山あるのです。リスク志向が高まり、金や 原油等の商品へ、高金利通貨へ、株式市場へ、成長するアジアの国々へ流れ込 む構造に変化が生じるのでしょうか。 やはり米国はバブルを一生懸命に作り出しているのです。 2010年1月16日 10:30記述 ******************************************************************* <ライトウェーブ版/有料メルマガ> サトウトシオの甘辛相場展望(会員限定版) このページからお申込み頂けます ⇒ https://www.lightwave-jp.net/ ******************************************************************* <質問・お問い合わせについて> 相場の見通しや投資判断について、個別のお問い合わせには応じかねます。 購読者の皆さまからのご質問については、ご要望の多いものから順に、 本メールマガジンの不定期版等でお答えしてまいります。 下記メールアドレスまでお送りください。 amakarasouba@gmail.com ******************************************************************* <ご注意> 当メールマガジンに含まれる情報は、一般的な情報提供を目的としたものであり、 最終的な投資決定は購読者ご自身の判断でなさるようお願いいたします。 また、情報の内容については万全を期していますが、正確性を保障するものでは ありません。当メールマガジンの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、 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