2009/12/25
エジプト通信(NO.156) 12月25日号
============================================================== エジプト通信(No.156) 09/12/25 ============================================================== こんにちは、エジプト個人旅行の専門旅行会社ナイルストーリーが お送りするエジプト情報満載のメールマガジンです。 《目次》 1.ナイルストーリー・ホームページ更新案内 2.エジプトマメ知識(「美しいをさがす旅に出よう」) 3.エジプト・インフォメーション ○―――――――――――――――――――――――――――――○ ナイルストーリー・ホームページ更新案内 http://www.nilestory.co.jp ○―――――――――――――――――――――――――――――○ ◎エジプトNOW! 遺跡や観光地の最新情報とエジプトのオモシロ三面記事 ◎和田さんの徒然草 カイロ在住ウン十年、カイロのスタッフ和田さんのエッセイです ◎エジプトの今 ◎小柳の旅報告3.4 ◎エジプト本紹介:「泥棒と犬」ノーベル賞作家マフフーズの作品 ◎エジプト入国時の健康問診表 ◎オモシロ写真館(10月1日UP!) ◎カイロでベリーダンスを習ってみませんか? など盛りだくさん。 掲示板にも、お気軽にご参加ください ○―――――――――――――――――――――――――――――○ エジプトマメ知識(美しいをさがす旅にでよう) ○―――――――――――――――――――――――――――――○ 「美しいをさがす旅にでよう」という本を読みました。 著者の田中真知さん(男性)はエジプトに家族で8年ほどお住まい になられた方ですが、コンゴ河を丸木舟で下ったり、スーダン・ ダルフールの山中の小屋で暮らしたり、エチオピアの修道院を訪れ たり、モロッコでサン=テグジュペリの足跡をたどったり、科学 雑誌のライターだったり・・・どうやらジャンルや国境は軽々と 越えてしまう方のようです。エジプトは本の中の中心でもなく、 通り過ぎてしまった場所でもなく、ごくごく自然に、お気に入りの 交差点になっているような感じで取り上げられてきます。 後ろのトビラに『「ちがい」があるから世界はおもしろい!』と ありました。この本は世界のさまざまなことがらを集めています。 田中さんがカイロで暮らし始めた時、エジプトの家具が ベルサイユ宮殿の家具のようにゴージャスで、実に居心地がわる かったということが紹介されていました。確かにエジプトの家具 の王道は金色のつる草がからんだ、どっしり布張りのロココ朝、 ヨーロッパのお城のような具合です。黄金のマスク、黄金の棺の 子孫がヨーロッパと出会ったら、こうなったのかと1人納得した ものでした。 美しいと思う形はさまざまです。 私の経験ですが、ある時、わずかなスペースを飾りエジプトの宣伝 用の小さなブースを作ることになりました。私は大きなポスター 1枚と背の高い植木でも置いて、テーブルの上にエジプトの布地を 広げ、パンフレット各種とピラミッドのペーパーウェイトいくつか でも置きましょうかと提案をしました。当時 シンプル イズ ベスト が合言葉でした。 ところがエジプト人のボスは「いや、なにかそれはさみしい。壁が 見えてしまうではないか。壁は何もないのだから、それは隠さない と・・」ということで、スペースを埋め尽くすために壁一面に何枚 ものポスターを貼り巡らしました。エジプトから送られてきた ポスターも彼の意を汲んだかの如くで、アブシンベルとカルナック とモンタザ宮殿とツタンカーメンとモハメッドアリモスクが切り張 りで押し込められ、ついでに空を飛行機が飛んでいますといった ようなもので、日本とエジプトの「これがよろしいイメージ」は 真っ向対決となりました。 あの時はくどくてやかましくて仰々しい壁にうんざりしたものです。 けれど私はそれを実は楽しんでいたのだと、20年以上たってこの 本を読んで、思い出しました。そのちがいにうんざりしたことも 楽しかった笑い話で、うつくしい思い出です。写真の一枚も撮って おけばよかったです。 本では、さまざまな「うつくしい」のジャンルに触れています。 人間はいつごろから風景を美しいと思うようになったのか、名所と 風景の違い、日本人が作り出した庭という広がり、美人の条件、アフ リカの伝統的な美男(イケメンなんて言ってはいけない)コンテスト、 コンゴの呪いの仮面、インドの宗教画、ちびまるこちゃんみたいな ミティラー画、色とりどりの砂マンダラ、ガーナの面白棺桶・・・ 著者の柔らかな視線はたいせつなこぼれ話をどんどん編みこんで ゆきます。 そして時折エジプト上空から着陸し、息継ぎをしているみたいに 思えました。エジプトが中心の本でもありませんし、アフリカ礼賛の 本でもありませんが、好奇心をたずさえて旅に出る方におすすめした い、世界の見方の案内書です。(山) 「美しいをさがす旅にでよう」 白水社 ○―――――――――――――――――――――――――――――○ エジプト・インフォメーション (世界ふしぎ発見(砂漠大冒険)/ETV特集 ギルフの岩絵 エジプト関連のイベント紹介/トリノエジプト展福岡へ/ 観光に関するインフォメーション) ○―――――――――――――――――――――――――――――○ 2010年の世界ふしぎ発見の幕開けはエジプトです。 エジプト・サハラ砂漠大冒険 ツタンカーメンの秘宝から 古代エジプト文明誕生の謎が見えた! 2010年1月9日(土) 21:00~ TBS系列 ミステリーハンターが今回向かったのは、エジプト南西の砂漠。 そこで見つけたのはツタンカーメンの首飾りに使われている 緑に光るあの石でした! 11月に小柳旅トモ一行がギルフに出発した数日後に、 ふしぎ発見グループが到着、数日違いでギルフキビール の撮影に向かったそうです。のちにカイロの焼肉屋で 撮影終了後の打ち上げをしている撮影班と遭遇、と思ったら 帰りの飛行機も一緒でした~。それほど広くない焼肉屋で お客の過半数がエジプトの端っこギルフキビール帰りたて というのはなんだか不思議な空間でした。 旅トモ報告より少し先にふしぎ発見でギルフの紹介を してくれます。番組を見た後、旅トモ報告もぜひごらん ください。ああ、こんなところでコヤナギがバタバタして いたのか…と想像力も膨らみます。 また、2010年1月にはNHK ETV特集で 「なぜ人は絵を描くのか 日比野克彦サハラ1000キロの旅」 ギルフキビールの岩絵の特集が放送されます。 1月24日(日)NHK 22:00~90分間 エジプトは今、西砂漠が熱い!のです。 ****************************** アラブ音楽の夕べ/クラブバシュラフのコンサート 日時:12月28日(月)7時オープン 8時ライヴ開始 場所:自由が丘マルディグラ (東京都世田谷区奥沢5-29-10) 東急東横線・大井町線自由が丘駅南口より徒歩3分。 料金:2000円(オーダー別) ライヴのご案内は以下 http://www.arab-music.com/lcb_mardi_gras27.html ウード、ナイ、レク、そしてダルブッカによるアラブ古典音楽の レパートリーとタクスィームです。ル・クラブ・バシュラフは アラブ古典音楽を聞かせてくれる日本人女性トリオで、アラブ各国 からも認められた本格派です。 松田嘉子(ウード) 竹間ジュン (ナイ&レク)やぎちさと(ダルブッカ) その他のコンサート情報 1月21日 ライヴ@音や金時(西荻) 2月26日 ライヴ@自由ヶ丘マルディグラ アラブって、こんなに繊細で、こんなにあでやかで、こんなに 切なくて、そして美しいのだと実感させてくれます! ****************************** 「西アジア・エジプトにおける古代都市の成立と発展」 ―都市景観の背後にあるもの― 日時:2010年1月30日(土曜)10:00~17:00 会場:早稲田大学小野梓記念講堂 東京都新宿区西早稲田1-6-1 早稲田キャンパス27号館 東京メトロ早稲田駅 3A又は3Bから徒歩5分 都電荒川線早稲田駅徒歩5分 講演10:00~12:00 ・ 杉本智俊(慶応大学) 「カナン都市とイスラエル都市-景観の 違いを生み出すもの-」 ・ 中井義明(同志社大学) 「ギリシア史の背景-都市を取り巻く 環境と農業-」 ・ 深見奈緒子(早稲田大学)「ハキーム理論にみる‘アラブのまち づくりの原理’とイスラーム世界での応用」 司会 高宮いづみ(近畿大学) ディスカッション・フォーラム第1部 13:30~15:00 メソポタミアの都市景観 ・小泉龍人(早稲田大学) 「メソポタミアの都市化における快適な 空間の形成」 ・堀岡晴美(国士舘大学) 「バビロニア南部の果樹園-果樹供給と 都市を守るシェルターとしての役割-」 司会 三宅裕(筑波大学)、石田恵子(古代オリエント博物館) ディスカッション・フォーラム第2部 15:30~17:00 エジプトの都市景観 ・ 近藤二郎(早稲田大学) 「古代エジプトの祝祭都市テーベの 景観と配置」 ・ 戸田 聡(一橋大学) 「キリスト教修道制と古代末期上エジプト の景観」 司会 西本真一(サイバー大学)、山花京子(東海大学) 申込不要:参加費、資料代無料 お問い合わせ:日本西アジア考古学会 jswaa@hum.u-tokai.ac.jp ****************************** <トリノ美術館・古代エジプト展> 福岡:福岡市美術館 1月5日~3月7日まで その後、神戸・静岡を巡回の予定 *エジプト以外でエジプト美術を持っている美術館は数あれど トリノ美術館はその中でも1、2を争う至宝の宝庫です。 130点余りが日本にやってきます。 ツタンカーメンとアメン神の巨像も来日します! 俳優の沢村一樹氏が展覧会のナビゲータになります。 公式HPには、沢村氏の爆笑インタビューもあります。 http://www.torino-egypt.com/ ****************************** <観光・遺跡に関するインフォメーション> ・王家の谷へのカメラ持ち込みが禁止になりました。 ビジターセンター入口でX線チェックがあるためお持ちになった カメラは乗ってきた車の中に置いておくことになります。 (タクシーで行く場合には盗難にはくれぐれもご注意ください) ・寝台列車(ワゴンリ)の料金が値上がりになりました。また 従来シングル利用はシングル追加料金をプラスということで ツイン1室より料金が割安に設定されていましたが、今後 ツイン1室の料金と、シングル利用の料金は同額になります。 ・アスワンのオールドカタラクト、ニューカタラクトは改装のため 2年間くらい閉鎖になります。(まだまだ再開は遠そうです) ・ルクソールのニューウィンターパレスホテルは閉館中です。 パレスおよびパビリオンは通常営業。 ○―――――――――――――――――――――――――――――○ 国際線航空機内への液体物の持込制限 ○―――――――――――――――――――――――――――――○ 国際線航空機内への液体物の持込が制限されています。 ご注意下さい! 詳しくは、国土交通省HPをご覧下さい ○―――――――――――――――――――――――――――――○ あとがき ○―――――――――――――――――――――――――――――○ 2009年も残すところあとわずかとなりました。 今年もナイルストーリーをご愛顧いただきありがとうございました。 来年もどうぞよろしくお願いいたします。 年末は12月28日午後3時までの営業、年始は1月4日午前 9時半からの営業となります。 メルマガに関するご意見・ご要望などをお聞かせ下さい。 次回更新は2010年1月13日(水)の予定です。 ============================== 発行:ナイルストーリー 編集:小柳康子 http://www.nilestory.co.jp/ e-mail: mail@nilestory.co.jp(ご意見・ご感想をお聞かせください) このメールマガジンは、『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/ を 利用して発行しています。 解除はhttp://www.mag2.com/m/0000088409.htm からできます。 ************************ ナイルストーリー(都知事登録旅行業3-4444) 担当: 小柳 康子 東京都新宿区市谷砂土原町3-4-1-704 TEL:03-5229-5601 FAX:03-5229-5602 mail:mail@nilestory.co.jp http://www.nilestory.co.jp ************************


