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スポーツビジネスから20世紀以前の旧いスポーツ、アメスポ、マイナー、野球殿堂入りした山内一弘さんなど球界人へのインタビュー等、アグレッシヴに活動してきました。球界のJMMを目指し、今後もさらに発展してまいります。

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2006/07/26

ぼーる通信 〜Voice From The Dreamfield〜 第213号

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  ぼーる通信 〜Voice From The Dreamfield〜 第213号

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☆ This Week's Contents 【今週のお品書き♪】

 《Dream1》 『俺が好きなスポーツ』 ダイスポ
 《Dream2》 『嵐と地震とエンジェルス』 3:16
 《Dream3》 『Bay Area Watch 2006』 小女子

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★ お品書きその1 『俺が好きなスポーツ』 ダイスポ

 現代USスポーツ人名録 
 第24回 クラウディオ・レイナ(サッカー米国代表主将&マンチェ
スター・シティ)

 スポーツを愛する皆様、ご機嫌いかがでしょうか。
 アメリカのスポーツ界を代表する選手やコーチを紹介しておりま
す「現代USスポーツ人名録」。今月はその24回目です。

 世界中を熱狂の渦に巻き込んだサッカーのワールドカップ(W杯)
ドイツ大会も、イタリアの優勝という結末に終わりましたね。ジー
コ・ジャパンの思わぬ不振、そして決勝戦におけるジダンの頭突き
退場と、今回のW杯も我々の胸に残るドラマを残して閉幕しました。
「ぼーる通信」読者の皆様は、どのような感想をお持ちになったで
しょうか。

 1勝も挙げられずにドイツを去った日本と同様、ファンの期待を
裏切って1次リーグ敗退という結果に終わったのが、ブルース・ア
リーナ監督率いるアメリカ代表でした。前回の2002年日韓大会では、
共同開催国である日本を上回るベスト8という素晴らしい成績を残
し、今回も北中米カリブ海地区代表として本大会まで駒を進めてき
たアメリカ。1次リーグでは、優勝を飾ったイタリア、欧州の強豪
チェコ、そしてアフリカの雄ガーナという「死のグループ」に入っ
てしまったアメリカですが、日韓大会でも韓国やポルトガルと同じ
組に入りながら、組織化されたサッカーでグループリーグを突破し
ただけに、今回もアリーナ監督が同じ結果をもたらしてくれる、と
期待したサッカーファンも多かったのです。

 そのアメリカ代表チームで主将を務めてきたのが、今回の主人公
であるMF、クラウディオ・レイナでした。レイナは1973年、ニュー
ジャージー州にあるリビングストンという街で生まれました。父親
は、アルゼンチン出身のもとサッカー選手であり、母はポルトガル
生まれ。子供の頃からサッカーに親しんできたレイナは、10代の頃
からその才能が開花します。U-17(17歳以下)アメリカ代表メンバ
ーに選ばれると、1989年にはイギリスのスコットランドでおこなわ
れたU-17世界選手権に出場します。この時のレイナはまだ、16歳の
誕生日を迎えておりませんでした。

 アメリカは、アバディーンでブラジルのU-17代表と対戦すること
が決まりましたが、試合前日にレイナは、あのサッカーの神様ペレ
と対面します。レイナの自伝「More Than Goals」によりますと、
ニューヨーク・コスモスでもプレーしたことがあるペレは、レイナ
達に「世界中の人々に、アメリカ人だってサッカーが出来るんだ、
ということを見せてやりなさい」と言ったそうです。そしてレイナ
たちは、その言葉を翌日実践しました。なんとアメリカは、1−0
のスコアでブラジルを破ったのです。この大会でアメリカは、グル
ープリーグを突破することが出来ませんでしたが、それでもレイナ
達にとって「あの」ブラジルに勝ったという経験は、何物にも代え
がたいものとして残りました。

 やがてレイナはヴァージニア大学に進むと、ある指導者のコーチ
を受けることになります。その人こそ、のちに米国代表を率いるこ
とになるアリーナでした。この時から、二人の名コンビは始まって
いたのです。アリーナ監督の元で着々と力を付けたレイナは、3年
連続でのNCAA(全米大学体育協会)トーナメント優勝の偉業を達成
します。また代表レベルでも、1992年に開催されたバルセロナ・オ
リンピックへの出場を果たした後、1994年の1月には早くもフル代
表に招集されて、ノルウェー戦で初キャップを獲得しました。この
年、アメリカはワールドカップの開催国として本大会に出場、レイ
ナもメンバーに選ばれていたのですが、負傷のため試合に出場する
機会を得られることが出来ませんでした。それでも、ここまでのキ
ャリアはまさに順風満帆だといえるでしょう。

 レイナはより大きな活躍の場を求めて、ヨーロッパへ進出します。
最初はドイツの名門バイヤー・レバークーゼンへ入団したものの、
あまり活躍の場を得られずに同国のVfLヴォルフスブルグに移籍。
ここで持ち味を生かして活躍を見せたレイナは、米国人としては初
めてブンデスリーガの1部クラブでキャプテンに選ばれました。また
1998年にはW杯フランス大会に出場していますが、この時のアメリカ
は、3戦全敗に終わっています。大会終了後、恩師のアリーナが代表
監督に就任しました。そして1999年には、レイナはいよいよサッカ
ー母国の英国へ移ります。最初はスコットランドの強豪、グラスゴ
ー・レンジャーズでプレー。リーグ、カップの国内2冠獲得に貢献し
ましたが、2001年シーズンからはイングランド・プレミアシップに
所属していたサンダーランドへ移籍しました。

 翌2002年、代表主将としてW杯日韓大会に臨んだレイナは、アリー
ナ監督の元類まれなキャプテンシーを発揮します。優勝候補の一角
にも挙げられていたタレント軍団のポルトガルを撃破したアメリカ
は、続く韓国戦でも圧倒的なアウェーの雰囲気の中、冷静さを失わ
ずに1−1のドローに持ち込む健闘を見せました。負傷のためポル
トガル戦に出られなかったレイナは、この試合にはキャプテンマー
クをつけて出場しています。そしてグループ2位で決勝トーナメント
へ駒を進めたアメリカは、1回戦で宿敵メキシコと対戦。苦戦が予想
されたアメリカでしたが、レイナの突破からチャンスをつかんだア
メリカが、ブライアン・マクブライドのゴールで前半に待望の先制
点。後半にも1点を追加してメキシコを突き放し、終わってみれば2
対0の快勝で、ベスト8へと進んだのでした。

 準々決勝の相手はサッカー大国、ドイツ。レイナにとっては、か
つてプレーしていた国を代表する選手との対戦になったわけですが、
アメリカチームは欧州屈指の強豪を敵に回しても一歩も譲らず、力
強いプレーを続けます。レイナも中盤でチャンスを演出しますが、
ドイツの守護神であるGKカーンのセーブにより、なかなか得点を奪
うことが出来ません。逆に前半39分、ドイツのエース、バラックに
GKフリーデルがゴールを割られてしまい、アメリカは欲しかった先
制点を奪われてしまいました。後が無くなったアメリカは、後半に
猛反撃を開始、レイナも64分、センターサークル付近から強烈なボ
レーシュートを放ったが、ボールは惜しくもゴールをそれてしまい、
同点ならず。そしてそのまま時間だけが過ぎ去ってしまい、アメリ
カは大健闘を見せながらもドイツの軍門に下ってしまいました。W杯
初制覇の夢が破れたアメリカ。しかしレイナのプレーは高く評価さ
れ、大会オールスター・チームに選ばれています。これは、アメリ
カの選手としては初めてのことでした。

 その年、ヒザを故障したレイナは思うようなプレーが出来ず、翌
2003年にはマンチェスター・シティへ移籍。攻守に渡る全力プレー
の結果か、レイナには常にケガの暗い影が付いて回りますが、それ
でもアリーナ監督の、レイナに対する信頼は揺らぎませんでした。
そしてW杯ドイツ大会の北中米カリブ海地区最終予選に臨んだアメリ
カは、2005年9月にオハイオ州コロンバスで因縁のメキシコと対戦。
見事に勝利を収め、ドイツ切符を獲得したのです。(なお、このメ
キシコ戦につきましては、本連載の第17回をご参照くださいませ。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~Salvador/Balltsushin/Daispo2.htm#Daispo66

 ドイツ大会の出場権を獲得したアメリカ。そしてアリーナ監督は、
またも故障していた32歳のレイナを主将に指名しました。これには、
さすがのレイナ本人も驚きを隠しませんでしたが、アリーナは彼の
リーダーシップと豊富な経験を、かけがえの無いものとして考えて
いたのです。大学時代から続く二人のパートナーシップはドイツで
も如何なく発揮されるはずだったのですが、米国は初戦のチェコ戦
で、0−3というまさかの大敗を喫してしまいます。続くイタリア
戦では、退場者を出す死闘になり1−1で引き分けに持ち込む、リ
ーグ最終戦のガーナ戦へと望みをつなぎました。しかし、レイナは
この試合で相手にボールを奪われ、先制ゴールを許した後、前半40
分で途中交代。チームも完敗を喫し、ここでアメリカの2006年W杯は
終わりを告げました。

 不本意な形でW杯のフィールドを後にしたレイナは、自ら代表か
らの引退を発表しました。重ねた代表キャップ112は、まさに米国
サッカーの発展の歴史そのものであると言っても過言ではないでし
ょう。そしてアリーナも、監督を退任しています。
 この7月20日に33歳の誕生日を迎えたレイナですが、今年もプレ
ミアリーグでは、まだまだ元気な姿を見せてくれることでしょう。
そんなレイナを、英国のファンは「キャプテン・アメリカ」と呼ぶ
そうです。まさにレイナにぴったりのネーミングだと言えるでしょ
う。レイナとアリーナは代表チームを去りましたが、アメリカ代表
の新たな挑戦が、もうすぐ始まろうとしています。私は今後もアメ
リカ代表の動向に注目し、本コラムで取り上げていきたいと思いま
す。

 いかがでしたか。レイナの素晴らしいプレーについて、もっと語
りたいところではございますが、

 ♪あまり長いは皆さんお飽き ちょいとここらで変わり〜まぁす〜

 それでは、また来月!

(ダイスポ)

 ダイスポワールド http://www.daispo.com/

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★ お品書きその2 『嵐と地震とエンジェルス』 3:16

 第56回 “No Way, Jose!”:カンセコ、GBLに現る

 前回、エンジェルズ2004年ドラフト1位のジャレッド・ウィー
バー投手のメジャー昇格をお伝えしましたが、その後の活躍ぶり
は期待を大きく上回る目覚しいものでした。 

 4ゲームに登板して4勝0敗、合計26イニングと1/3を投げて防御
率1.37、奪三振22個に対してフォアボールは4つだけ。
 コロンが戻るからと言って、この成績のピッチャーをマイナー
に送るべきなのか?と論争が起きるほどの活躍ぶりでした。
http://www.pe.com/sports/baseball/angels/stories/PE_Sports_Local_R_angels_14.1aadfa.html

 マイナーのAAAでも、今季6勝1敗の投球ぶりで、結局、皮肉にも
低迷を続ける兄のジェフ・ウィーバーをチームから追い出してし
まう結果になりました。
 7月3日の登板はマリナーズ戦でしたので、TVでご覧になった方
も多いかもしれませんが、7イニングズを投げて1失点、ヒット5本、
奪三振9個、フォアボール1個でまたまた勝ち投手に。
 つづく7月8日もA’s戦でイニングズを0失点、ヒット2本、奪三
振5個、フォアボール2個とすばらしいピッチングでした。
 これで、メジャー先発6連勝です。
 そのうちに他チームから研究され、打たれて苦しむ時期も来る
とは思いますが、持ち前の思い切りのいいピッチングを失うこと
なく自信を持って、兄貴の分も頑張ってもらいたいと思います。 

 さて、今年のタイタンズですが、見事にリージョナルを勝ち抜
き、そしてスーパーリージョナルではミズーリ大を2度破って勝ち
抜いて、2年ぶりにカレッジ・ワールドシリーズに駒を進めました。

 第52回で挙げた4人(ブレイク・デイビス遊撃手、ブレット・ピ
ル1塁手、新エースのウェス・ローマー投手、クローザーのビニ
ー・ペスタノ投手)の他、4年生のジャスティン・ターナー2塁手、
ダニー・ドーン外野手などを中心に、決して最後まであきらめな
い粘り強さをチーム・カラーに、快進撃を続けました。

 カレッジ・ワールド・シリーズでも、シーズン中からのチーム
カラーに違わず、ジョージア・テック、クレムゾンに連日のミラ
クル逆転勝ちを収めたものの、ノース・カロライナ大に6-5で敗退
し、決勝まであと一歩のところで敗れ去ってしまいました。
 この最後のゲームも、終盤の8回に1点差まで追い上げ、スクイ
ズバントが相手クローザーのアンドリュー・ケリガン投手の正面
に行ってしまいホームでアウトになるという惜しいゲームでした。
 最後はノース・カロライナ大が今年のドラフトでタイガースに
1位指名(全体の6番目)されたエースのアンドリュー・ミラー投
手を投入して、粘るタイタンズを振り切りました。 

 タイタンズの1年生、デビッド・クーパー1塁手/投手は本当に大
活躍で、カレッジ・ワールド・シリーズでの7打席連続ヒットも達
成しました。
 これは、バリー・ボンズ、デーブ・マガダンの8打席連続に続く
記録で、テリー・フランコーナと並んで第2位です。 
 そうそうたる顔ぶれの大舞台での記録に、1年生で仲間入りした
ところなど、大物を予感させますね。 

 ぼーる通信バックナンバーはこちらでご覧下さい。(ぼーる通
信公式HP)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~Salvador/Balltsushin/Balltsushin.htm

 それから、さる6月29日、GBL(ゴールデン・ベースボール・リ
ーグ)のサンディエゴ・サーフドッグズと、あのホゼ・カンセコ
が契約した、という興味深いニュースがありました。昨年リッキ
ー・ヘンダーソンがプレイしたチームですね。
 GBLについては、第42回と第45回をご参照ください。

 7月3日のチコ・アウトローズ戦に出場して、あいにく空振りの
三振3つとデッドボール、という結果でした。
http://sports.yahoo.com/mlb/news?slug=cansecoindependent&prov=st&type=lgns

 翌日には、娘の養育の問題があるからロサンゼルスのチームに
トレードして欲しい、と申し出て、ロングビーチ・アラメダに移
籍しました。このチームはダリル・エバンスが監督をやっている
んですよ。

 本人は、(過去にキャリアをぶち壊すきっかけにもなったはず
の)ピッチングにも色気を見せていて、「ぜひ俺のナックルボー
ルを披露したい」と息巻いているそうです。

 せっかくですから観にいってみようと思いますが、5年のブラン
クを空けて、どんなパフォーマンスを見せてくれるのでしょうか?
 7月2日に42歳になったカンセコですが、数年間のステロイドの
使用のお陰で老けずに済んだ、とうそぶいているようです。
 「まだまだ野球界を震撼させる薬物ネタを持ってるぜ。」とも
言っているようです。 
 相変わらずのお騒がせクン振りですね。 

 Anaheim市とAngelsの裁判は、第52回でお知らせしましたとお
り、エンジェルズの全面勝訴で決着しました。
 エンジェルズ側は、裁判での慣わし通り、訴訟にかかった費
用約$7MMをAnaheim市に請求しましたが、市側は上告することを
決めました。
http://www.latimes.com/sports/la-sp-anaheim31may31,1,2354632.story?coll=la-headlines-sports

 実のところ、これだけはっきり判決が出ていると、Anaheim市
側が逆転勝訴する可能性は極めて低いのですが、市長のカート・
プリングル氏は、すでに市税を散財した上に敗訴してしまってい
ますので、事実上2月の判決で政治生命を断たれている、と言っ
ても過言ではないと思います。
  ですから、さらに市税を散財することになると判っていなが
ら、上告するしか選択の余地はなかったと言うことでしょう。
 上告の結果は、来年の2007年シーズンのさらに後頃までかかる
見通しです。 

 市にとってもチームにとってももはや不利益でしかない裁判を
長引かせるのは、私利私欲を優先し、つまらないプライドをかけ
た時間稼ぎでしかありません。

(3:16) 

July 9th, 2006

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★ お品書きその3 『Bay Area Watch 2006』 小女子

 第16回 「San Jose Sharksとは:NHLチーム組織の一例」

 ちょっと前に、アリーナとホッケー・チームの話をしましたが、
それじゃぁ、Bay Areaのホッケー・チームはどうなってるの?と
いうことで、San Jose Sharksの正体の話です。
 試合をいつも見ていて、選手の名前もバッチリ覚えていても、
意外とその後ろにある組織のことは知らないものです。

 現在のSharksのオーナーは、San Jose Sports and Entertainment 
Enterprises(SJSEE)という名称のグループです。
 2002年のシーズン中に、数人の個人オーナーの集まりから、
SharksのプレジデントとCEOを担当しているGreg Jamison率いる
SJSEEに変わりました。SJSEEは、7人の個人と1つのグループから
なっており、Bay Areaのベンチャー投資家から企業の創設者や重
役、元市長、ドイツIT企業の創設者などが名を連ねています。そ
れぞれの経歴を見ると、流石ハイテク企業のメッカ、シリコン・
バレーにあるチームと思わせます。

 ところで、SJSEEが所有しているはホッケー・チームだけでは
ありません。NHLのチームSan Jose Sharks以外にもいくつか持っ
ています。
 Sharksのトップ・ファームで、AHL(American Hockey League)
に所属のWorcester Sharks。Sharksがホームとして使用している
San Jose市所有のアリーナHP Pavilionの運営会社HP Pavilion 
at San Jose Management。Sharksのビジネス面や他のスポーツ・
チームやイベントの運営を行っているSilicon Valley Sports & 
Entertainment(SVS&E)という会社。近隣のFremont市にある
Sharks Ice at Fremontという一般公開のアイス・リンクです。
 マイナー・リーグのチームも所有してしまうというのはMLBで
は、なかなか考えられないものです。Sports and Entertainment 
Enterprisesという名が示すとおり、スポーツとエンターテーメ
ントの多くのものを持っています。 

 SJSEEが持っているもので一番興味深いのがビジネス面を担当
するSilicon Valley Sports & Entertainment(SVS&E)です。
 何を行っているかと言うと、プロ・チームの運営は、NHLのSan 
Jose Sharks、AHLのWorcester Sharks、そして同じアリーナを使
用している室内ラクロス・チームのSan Jose Stealthの3チーム。
スポーツ・イベントの運営は、やぱりHP Pavilionで行うテニス
のトーナメントのSAP OpenとボクシングのFight Night at the 
Tank、そのほかに単発のスポーツイベントもいくつかあります。
さらに、出版を担当しているSVS&E Publishingと商品開発やマ
ーケティングを担当するSVS&E Merchandiseがあります。それぞ
れ、Sharks以外のプロ・スポーツや大学スポーツなどの出版や商
品開発などを請け負っています。
  Bay AreaのNFLの両チーム、Oakland Raiders とSan Francisco 
49ersのプログラムをNHLのチームが作っているのはなかなか面白
い事実です。 

 チーム運営以外も行っているという点から、SharskのCEOでオ
ーナー・グループの代表も勤めるGreg Jamisonは、ここ数年つね
にBay Areaのスポーツ界で影響のあるトップ5に選ばれています。
Bay Areaの6チームあるメジャーなプロ・チームのオーナーの中
では4番目です。これは視聴率や観客動員などの人気をあらわす
指標の順番とはちょっと違います。

 また最近、SharksがNBAのチームを欲しがっているというニュ
ースが流れました。San Joseのアリーナは、建設当初からNBAの
チームを欲しておりGolden State Warriorsと交渉を進めていた
のですが、設備面での不満から合意に至らず現在のように、1つ
のマーケットで別々のアリーナを利用しています。
 アリーナの日程をどのように埋めるかが運営者の頭の悩みで
す。年間40試合が決まっているNBAやNHLのチームがテナントと
して入ることは大変ありがたいのです。ということで、アリー
ナでは常にこの手の話は持ち上がるものです。
 今回は、所有者が別にいると話がまとまり難いので、Sharks
は自分でNBAのチームを持ってしまおうという作戦のようです。
Seattle SuperSonicsが移転売却を考えているというニュース
がこれに絡んでます。また、もしNBAのチームがテナントとし
て入るのなら、アリーナの改築費などがアリーナの所有者のSan 
Jose市から出るという話も後ろにはあります。さらに、SJSEE
がより多くのスポーツを持つなら、今流行のTVチャンネルと独
自に持つということも可能かもしれません。どうなることかち
ょっと気になる話です。 

 ホッケー・チームはアリーナ運営も兼ねているところが多く、
そのために多岐にわたるスポーツ・ビジネスを行っています。
Sharksも例外ではないという話でした。

<おまけ>

 NHLのチームでどこが一番いろんなことをしているか?
 前回紹介したアンシャッツ・エンタテインメント・グループ
(AEG)のLos Angeles Kingsも手広いですが、昨シーズンから
独自のスポーツ・ネットワーク(ケーブルTVチャンネルとウェ
ブ・サイト)がはじまったColorado AvalancheのKroenke Sports 
Enterpriseもあげておきます。 
 Wal-Mart一族の一人を奥さんに持つビジネスマンStanley 
Kroenkeに率いられるKroenke Sports Enterpriseは、Colorado 
Avalanche(NHL)、Denver Nuggets(NBA)、St. Louis Rams(NFL)、 
Colorado Rapids(MLS)などのプロ・チーム、Pepsi Center、
Rapids Soccer Stadiumなどのスポーツ施設、そしてDenverの地
域にあるプロスポーツのほとんどのTV放送をColoradoの周りの
9の州にも届けるAltitude Sports and Entertainmentを所有し
ています。 

<リンク>

・San Jose Sharks
http://www.sjsharks.com/

・Altitude Sports and Entertainment
http://www.altitude.tv/

(小女子)

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 ぼーる通信 〜Voice From The Dreamfield〜は、大リーグに
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引用等については事前に必ずmountainbook91@yahoo.co.jpに
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いません。

(c)2002 ぼーる通信 
〜Voice From The Dreamfield〜 編集部

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