2009/12/09
デフレ環境下での経営改善:考房だより50/仕事力を研く466
★ 今回のテーマ / デフレ環境下での経営改善:考房だより50 おはようございます。 紅葉の盛りを過ぎた京都を訪ねました。落ち着いた雰囲気の中で 去り逝く紅葉に名残りを惜しむのもなかなかのものでした。 今年は毎月1本の映画を観ることにしていましたが、先月で11本に 達しました。今月1本観れば目標達成です。さて、何を観ようかなあ。 今回もまた、行動を後押しする一言です。 ◎先ずやることを考えよう◎ 何かやりたいことがあるのに、「自分には無理だ」とか「できない」 と思うことがありませんか。そんな時、先ずはやることを一生懸命考え ましょう。なにしろこの世の中には「できない」ことより「できる」 ことの方がずっと多いのですから。 勇気を持ってやってみることの大切さを感じたことが、これまでに 何回もありました。回数を重ねてもこれだけは慣れることがないので しょう。その際にはいつも身が震えるのを感じました。これからもそう でしょう。身が震えようが頭の中が真っ白になろうが、やってみる以上 のことはないのだと思っています。 これからもどうぞお元気にお過ごしください。 ============================== ☆☆ 仕事力を研く ☆☆ -----2009年12月2週号----- ◆デフレ環境下での経営改善:考房だより50◆ 生産管理の改善の方向についての談論を予定していたのですが、緊急 提案があり、首題のテーマを取り上げることになりました。多くの中小 企業がデフレ環境に苦しんでいます。デフレ克服の対策を問われる ことが多くなっています。そういった状況に対応するには、どのような 考え方をしたらよいのか、意見交換と討論を行いました。 ・製造業では、コスト上昇を防ぐために工場稼働率は下げたくないが、 売れないものを造る訳にはいかない、といったジレンマがある。 ・決算数値を考えて稼働率を上げたいという気持は解るが、売れない ものを造れば資金繰が苦しくなる。こうした状態を避けるのは当然の 対応だろう。 ・売れるものを造ればよいのだが、そういったものを開発するのは一朝 一夕でできることではない。現実に則って知恵を絞る必要がある。 ・デフレ環境下でも、ユニクロのように元気な企業もある。ユニクロは ヒートテックのような売れるものを出しているからだ、と言える。 ・ヒートテックと称するものと同等なものは、もう随分前からスポーツ 用品にはあった。ユニクロはそれを一般商品に持ち込むことに技術的 にも営業的にも成功したのだ。 ・ヒートテック商品の成功も一朝一夕にできた訳ではない。4~5年前 からユニクロの店に並んでいた。未だ大々的な宣伝をしていないよう だったが、市場開発のための試行をしていたのだろう。その中で有効 な情報を得て、今の成功の道づくりをしたのだと思われる。 ・ある著名な経営学の先生が、興味深いことを言っている。 「予測はできないのが今の時代だ。だからやってみることが必要だ」 というものだ。ヒートテックもそのパターンに合いそうだ。これは 決して予測の上で当てたものではない。始まりは予測だっただろうが、 あとの道筋は「やってみる」ということの積み重ねだったのだろう。 ・ユニクロの例は、今すぐできる対策の参考にはならないが、先を長い 目で見る上では大いに参考にできるものだ。今は辛抱するしかない かもしれないが、考えるべきことは多々ある。次のようなことだ。 *売れなくなった原因を具体的に明確につかむこと *売れなくなることは随分前から見えていたはずなのに、手を打って こなかった理由を明確にすること *売れなくなったのは、循環的要因からなのか構造的要因からなのか をつかむこと。この要因によって対策は全然違ったものになる。 ・商品特性についても具体的につかんでおく必要があるだろう。例えば *ベースニーズのある商品か、そうでない商品か *すりあわせ型商品か、モジュール型商品か *耐久商品か、流行商品か ・違うニーズを探ることが可能な商品かどうかも重要な要素だろう。 最近日本の米作の将来についての所論が多くなったが、解決策の一つ として、「食べない需要」の創造が言われるようになってきている。 ・ベースニーズのある商品が売れなくなる理由は循環的要因であること が多いが、時代の変化の中で構造的要因に転換していることもある。 海外企業による市場参入などがその典型的な例だ。 こうしたことを考えると、循環的要因で売上状況が変ると受け止め られる商品でも、構造的要因の出現に考えを巡らして普段から対策を 考えておくことが重要だろう。例えば、顧客の利益に貢献する機能を 付加し続けるとか、多用途ニーズを開拓し続けるとかだ。 ・思いもよらぬ領域からライバルが登場したり、思いもよらぬ別種の 商品が機能競合をかけてくることもある。競合はかけられるより、 こちらからかけていくほうを選択したいものだ。 ・こうしたことを実践するために重要なことが幾つかある。それを 上げてみる。 *経営者、経営管理者がファクト・ファインディングを普段から しっかりやること。危機に陥ったり、対策が遅れたりするのは、 これが欠如しているからだ。 *経営者が普段からビジョンを語ること。これがベースになって 組織の知恵や工夫が出てくる。例えば、ディズニーランドは 「無事故」を掲げており、全ての戦略はここから展開される。 以上のような議論になりました。この内容は決して一時的なデフレ 対策に限定されるものではありません。デフレが常態化するとまで 言われている日本経済においては、常時考えておかなければならない ことだと言えるでしょう。それどころか、どんな経営環境においても 考えておくべき基本的事項に当るのではないでしょうか。 ※このメールマガジンは、転送することができます。 ・読んで欲しいと思う方がおられる場合には、本誌を全文で 転送してください。 ・毎号転送するのがお手数の場合は、下記のメールアドレス宛に 転送先のアドレスをご連絡ください。次の号から配信いたします。 <hiro.oshima@nifty.com> ・転送先の方に下記サイトから読者登録をして頂くこともできます。 まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000087454.html メルマ http://www.melma.com/backnumber_60009/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★目標達成のための思考と行動と心構えを学びたい方へ ・56本のネット講座配信稿の目録が下記サイトでご覧になれます http://www.mag2.com/archives/P0006167/ ・ご意向に沿ったものを選択し、リーズナブルな価格で入手できます ・目標達成の自信が持てれば、何事にも楽しく取り組めます ・目標を達成する力を鍛え上げて、新たなテーマに挑戦したいと お考えでしたら、早速ウェブサイトを訪ねてみましょう↑ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆改善実践考房、12月度のご案内◆ 11月は予定テーマを「生産管理の改善の方向」としていましたが、 参加者からの緊急提案があり、「デフレ環境下での経営改善」に変更し、 討論を行いました。「生産管理・・・」につきましては順送りとし、 12月のテーマは下記の通りとします。 『生産管理の改善の方向を考える』 開催日と会場を下記にご案内します。このテーマにご関心をお持ちの 皆様、ご自身のお考えをお持ちで他者の意見や考え方も聞いてみたいと 思われる皆様、どうぞお運びください。 日 時:09年12月17日(木)午後6時30分~8時30分 クリスマス・イヴを避けて1週間早めました。 テーマ:生産管理の改善の方向を考える 会 場:神戸市勤労会館303号室(神戸市中央区雲井通5-1-2) (JR三宮駅浜側を東へ徒歩で約5分) ご案内サイト: http://homepage1.nifty.com/koken_pat/kowbow.html ご連絡先: メールアドレス <hiro.oshima@nifty.com> ★改善実践考房とは 変化の激しい今の時代、習得した知識もすぐにリニューアルを迫られ る状態に陥ります。それをしなければ満足のいく仕事ができなくなって しまいます。有力な知識や技術を一旦身に付けたら、それによって良い 仕事が保証されたのは、もう大昔のことのようです。 知識や技術を身に付けることは今でも重要です。しかしそれだけでは 仕事の役に立たないケースが増えてきました。身に付けた知識や技術を 使って仕事を成功に導く、その知識や技術を時代遅れにならないように リニューアルする、仕事を成功させるために必要な新しい知識や技術を 察知しこれを習得する、といったことを適切にやってのける力が求めら れていると言えるでしょう。 このような能力のことを「仕事力」と呼ぶことにします。今の時代に 強く求められているのは、仕事力なのです。仕事力の基礎にあるものは 誰でも持って生まれていると考えられます。仕事力が高いか低いかの 違いは、その基礎にあるものが研き上げられているか否かの違いだと 受け止めています。 本考房では、仕事力の向上、特に組織で働く人たちの仕事力の向上を 軸に据えて、様々なテーマで討論、談論、意見交換を行います。参加者 の皆様には、その中から自分に有意義なものを自分自身で引き出して いただく、というものです。 特に参加者を募集したりは致しません。どなたでも参加できます。同じ ような課題を抱えている人の意見を聴いてみたいとか、ある課題に関し て誰か相談相手が欲しいと感じられた時には是非お訪ねください。 来房者がゼロでも決められた時間帯にはオープンしています。 当日のテーマは事前に決める場合もあれば、フリーの場合もあります。 テーマが決まっている場合には、下記のページの「オープンのご案内」 およびメールマガジン「仕事力を研く」の案内広報でお知らせします。 http://homepage1.nifty.com/koken_pat/kowbow.html 参加費用は、ご参加の度にお支払いただく、会場費に当てるワンコイン (¥500.-)のみです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★様々なビジネスシーンで、思うように実力が発揮したいのだが、 実力通りのパフォーマンスがあげられない… ・ 実力以上の高いパフォーマンスを発揮したい! 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