2009/12/16
どのような心をもって何を学ぶか/仕事力を研く467
★ 今回のテーマ / どのような心をもって何を学ぶか おはようございます。 今年も残りが半月になりました。今年の目標が達成できそうかどうか、 はっきりする時期でもあります。できたものもあります。1年の流れの 中で方向転換したものもあります。残念ながらできなかったものもあり ます。でも1年の活動全体として見れば、得るものが多かったと感じて います。皆さんは如何でしょうか。 今回は、季節の風情を味わおうという一言です。 ◎師走の風情◎ 12月も半ばになりますと子供の頃を思い出します。慌ただしい 年の瀬の雰囲気。商店街を中心とした町の活気。もうすぐ冬休みだ、 クリスマスだ、そしてお正月だ、という期待感。そんな風情を肌に 感じたくなって、寒い中を街へ出るのもいいものです。 子供の頃から私は年の瀬が好きでした。商店街の大売り出し、クリス マスのしゃれた雰囲気、お正月の準備、年末の大掃除、といったものが 新しいことが始るという期待感を抱かせてくれていたのでしょう。年が 明けるとそれがだんだん萎んでいくのが妙に寂しく感じたものです。 期待感こそ人の心に活気を与えるものなのでしょう。 これからもどうぞお元気にお過ごしください。 ============================== ☆☆ 仕事力を研く ☆☆ -----2009年12月3週号----- ◆どのような心をもって何を学ぶか◆ 最近、「学び」とか「学習」といったことが注目されるようになって きました。学び合い、共に学ぶ、組織学習といった言葉が使われるよう になり、相手から学ぶ、相手と共に学ぶ、共に学ぶ方法を学ぶ、という ようなことが重要視されているようです。好ましいことだと思います。 学ぶことに関わる重要なポイントは、何を学ぶか、どのような心を もって学ぶか、ということでしょう。今の時代、学ぶことが注目されて いる一方でこのポイントが乱れているように感じています。 書店に並ぶベストセラー本、特にビジネス分野のものを見ていますと 世間にノウハウ本がいかに多いかがわかります。ノウハウ本を読むこと も学習ですが、知識を増やすことを超えることにはならないようです。 ノウハウ本ばかり読んでいますと、間もなく飽きがきます。平積みされ た書店の書棚を眺めながら通り過ぎるのが常になります。書棚を一覧 して、世間の傾向を知れば充分という気分が充満するからでしょう。 特に営業ノウハウ本については、厳しい人の評にかかりますと、単なる 自慢話に過ぎない、ということになってしまいます。 生き方、仕事への取り組み方、物事への対処の仕方、人や社会との 関係の持ち方、といったものを自己の中に生成してくれるものを求め ますと、哲学や教養に関する本や、長い間読み継がれてきた古典に行き 着くようです。 こうした類の本には、人生やビジネスの多様なシーンに活かせる理念、 思想、価値観を生成してくれる何かがあることを感じるのです。即ち、 その場に対処するための知識を与えてくれるのではなく、自己の思考と 行動の軸となるものを自分自身が創り出すのを後押ししてくれるものを 感じるのです。 高い能力と豊富な知識を持つ人たちが、倫理観に欠けたり道を外して いると感じさせることを犯してしまうのは、前記のようなことが希薄に なっている今の時代の学習傾向にも原因の一端があると思えます。 この学習傾向を助長しているものの一つが、どのような心をもって 学ぶか、ということにあるようです。今の時代に優勢な時代精神は、 物事にうまく対処することに重きを置いています。 このような精神的風土の下では、物事にうまく対処するための知識と 手法を手っ取り早く身に付けるための学習が優先されるようになります。 それでノウハウ本が売れるようになる訳です。 人生観、社会観、倫理観といった類のものを自己の中に生成する契機は、 ノウハウ本の中に見い出すことは困難だろうと思います。こうした学習 傾向がもたらすマイナス面の影響を小さくすることは、これからの重要 課題になることでしょう。 企業における人材の評価の仕方に、企業の理念への適合度という軸と 能力の高低という軸から成る座標面を使う方法があります。この方法で 評価しますと、必ずしも能力の高い人が望ましい訳ではないのです。 理念への適合度が高く能力も高い人は最高の人材として位置付けられ ます。2番目は、理念への適合度が高いが能力は低い人です。3番目が、 理念への適合度が低く能力も低い人です。 最低の人材として位置付けられるのは、能力は高いが理念への適合度が 低い人です。こういう人は企業に害をもたらすと受け止めるのが妥当だ という訳です。 能力は知識やノウハウの獲得によって高めることが可能だが、理念への 適合度はこれまでに心の中で培われてきた人生観や価値観に支配される ので、これを高めることは困難だというのがこの評価の考え方です。 この評価の仕方は、物事にうまく対処することよりも、人生観、社会観、 倫理観というものを重要視した考え方だということができます。そして、 この考え方は、今の時代に優勢となっている学習傾向を、どの方向に 変えていくのがよいかを示唆していると受け止めることができます。 社会全体としても、個別の企業としても、また一個人としても、どの ような心をもって何を学ぶか、即ち、学ぶ心の追求は、これからの存続 と発展に大きな影響を及ぼすことになると思います。 ※このメールマガジンは、転送することができます。 ・読んで欲しいと思う方がおられる場合には、本誌を全文で 転送してください。 ・毎号転送するのがお手数の場合は、下記のメールアドレス宛に 転送先のアドレスをご連絡ください。次の号から配信いたします。 <hiro.oshima@nifty.com> ・転送先の方に下記サイトから読者登録をして頂くこともできます。 まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000087454.html メルマ http://www.melma.com/backnumber_60009/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★目標達成のための思考と行動と心構えを学びたい方へ ・57本のネット講座配信稿の目録が下記サイトでご覧になれます http://www.mag2.com/archives/P0006167/ ・ご意向に沿ったものを選択し、リーズナブルな価格で入手できます ・目標達成の自信が持てれば、何事にも楽しく取り組めます ・目標を達成する力を鍛え上げて、新たなテーマに挑戦したいと お考えでしたら、早速ウェブサイトを訪ねてみましょう↑ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆改善実践考房、12月度のご案内◆ 11月は予定テーマを「生産管理の改善の方向」としていましたが、 参加者からの緊急提案があり、「デフレ環境下での経営改善」に変更し、 討論を行いました。「生産管理・・・」につきましては順送りとし、 12月のテーマは下記の通りとします。 『生産管理の改善の方向を考える』 開催日と会場を下記にご案内します。このテーマにご関心をお持ちの 皆様、ご自身のお考えをお持ちで他者の意見や考え方も聞いてみたいと 思われる皆様、どうぞお運びください。 日 時:09年12月17日(木)午後6時30分~8時30分 クリスマス・イヴを避けて1週間早めました。 テーマ:生産管理の改善の方向を考える 会 場:神戸市勤労会館303号室(神戸市中央区雲井通5-1-2) (JR三宮駅浜側を東へ徒歩で約5分) ご案内サイト: http://homepage1.nifty.com/koken_pat/kowbow.html ご連絡先: メールアドレス <hiro.oshima@nifty.com> ★改善実践考房とは 変化の激しい今の時代、習得した知識もすぐにリニューアルを迫られ る状態に陥ります。それをしなければ満足のいく仕事ができなくなって しまいます。有力な知識や技術を一旦身に付けたら、それによって良い 仕事が保証されたのは、もう大昔のことのようです。 知識や技術を身に付けることは今でも重要です。しかしそれだけでは 仕事の役に立たないケースが増えてきました。身に付けた知識や技術を 使って仕事を成功に導く、その知識や技術を時代遅れにならないように リニューアルする、仕事を成功させるために必要な新しい知識や技術を 察知しこれを習得する、といったことを適切にやってのける力が求めら れていると言えるでしょう。 このような能力のことを「仕事力」と呼ぶことにします。今の時代に 強く求められているのは、仕事力なのです。仕事力の基礎にあるものは 誰でも持って生まれていると考えられます。仕事力が高いか低いかの 違いは、その基礎にあるものが研き上げられているか否かの違いだと 受け止めています。 本考房では、仕事力の向上、特に組織で働く人たちの仕事力の向上を 軸に据えて、様々なテーマで討論、談論、意見交換を行います。参加者 の皆様には、その中から自分に有意義なものを自分自身で引き出して いただく、というものです。 特に参加者を募集したりは致しません。どなたでも参加できます。同じ ような課題を抱えている人の意見を聴いてみたいとか、ある課題に関し て誰か相談相手が欲しいと感じられた時には是非お訪ねください。 来房者がゼロでも決められた時間帯にはオープンしています。 当日のテーマは事前に決める場合もあれば、フリーの場合もあります。 テーマが決まっている場合には、下記のページの「オープンのご案内」 およびメールマガジン「仕事力を研く」の案内広報でお知らせします。 http://homepage1.nifty.com/koken_pat/kowbow.html 参加費用は、ご参加の度にお支払いただく、会場費に当てるワンコイン (¥500.-)のみです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★事を成す力を付けたり、高めたりする必要性を感じていませんか ・そういう方々のお話を聞かせて頂いております ・下記アドレス宛のメールでご相談を承っております E-mail <hiro.oshima@nifty.com> ★自分らしく少しずつでも進歩し続けたい ・ブログ『進歩の日々を自分らしく』に次のメッセージを掲載中です *状況への正しい対処を先ず考える http://plaza.rakuten.co.jp/kokenpat/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆事を成す力を高める心をつくる◆ 様々なビジネスシーンで、思うように実力を発揮したいのだが、 なかなか実力通りのパフォーマンスがあげられない。 そんなことを感じていませんか。 ・ 実力以上の高いパフォーマンスを発揮したい ・ビジネスで思い通りの成果をあげられるようになりたい ・ビジネススキルだけでなく「メンタル」面の強化もしたい ・成功するにはマインドセットが重要だ、という言葉は聞き飽きた といったことに、あなたがひとつでも思い当たるようでしたら、 こんな商品(↓)がお役にたつのではないでしょうか。 ━━あなたの潜在能力を全開にする ビジネスマンのための『メンタルトレーニング』━━ http://www.infotop.jp/click.php?aid=150790&iid=21944 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★事を成す力の要にあるのが目標達成力です ━━ネットで学ぶ目標達成の技と心(メルマガ)━━ ・目標達成の自信が持てれば、何をしても楽しくなります ・毎月わずか500円未満で2回、第2と第4木曜日の配信です 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