仕事力を研く  RSSを登録する

仕事力は、経営者・マネジャー・一般社員に、またビジネスマン以外にも必要です。個人や組織が持つ高度な知識や能力は仕事力が有ってこそ活きます。組織人28年、経営改善活動支援15年超の生き方から得たものを、未来を担う人たちに毎週お伝えします。

最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2009/10/14

これからの改善活動を探る:考房だより76/仕事力を研く458

★
  今回のテーマ/ これからの改善活動を探る:考房だより76
 
 
 おはようございます。
 プロ野球は両リーグとも優勝が決まり、クライマックスシリーズと
日本シリーズを残すのみとなりました。メジャーリーグはプレイオフに
突入しています。例年通り、日本ハムファイターズとボストン・レッド
ソックスを応援してきましたが、両チームとも残ってくれました。
野球シーズンも終りか、と思いますと寂しい感がありますが、ラグビー
シーズンは始っており、神戸製鋼スティーラーズを応援する身としては
楽しみもあります。

 今回は、深まりゆく秋を味わう和歌を一首お届けします。

◎逝く秋の◎

 逝く秋の、大和のくにの薬師寺の、塔の上なるひとひらの雲
歌人佐々木信綱の秀歌です。薬師寺は何度も訪ねたことがありますが、
この歌ほどの心象は得られませんでした。歌人の才能は現実を超えた
ものを創り出すようです。また薬師寺に行こうという気になります。

 和歌や俳句の味わいは、作者だけではなく受ける側も一緒になって
醸し出すものなのでしょう。言葉を論理的に解釈すればただそれだけの
ことなのですが、読む者、聴く者の内面の作用が言葉を超えた何かを
浮かび上がらせてくれます。

 これからもどうぞお元気にお過ごしください。

 ==============================


        ☆☆ 仕事力を研く ☆☆

      -----2009年10月2週号-----

◆これからの改善活動を探る:考房だより76◆

 全社運動や組織ぐるみ活動として進める改善活動が停滞しているとの
話をよく耳にするようになりました。過去のQCサークル活動や生産性
向上運動のような盛り上がりに欠けるというのです。そこで今回は、
色々な側面から現状を見詰めて、これからの改善活動の方向性と在り方
について意見を交わしました。

・よく耳にするのは次のような言葉だ。
 *改善テーマを掲げて、以前のQC活動のようなことを試みるのだが
  これがなかなか活性化しない。

 *上層部が旗を振っても、社員たちがなかなか動いてくれない。
  白けた言動さえ聞こえてくる。

 *軸となって動いて欲しい層、即ち、マネジャーの補佐役や予備軍に
  昔のような実力やエネルギーが不足しており、自分が汗をかこうと
  いう意欲が欠けている。

 *マネジャー自身の指導力が欠けており、組織を動かすことができ
  ない状態に陥っている。

 *著名企業の話や他社の事例などを聞くが、自社にはそういった改善
  活動の風土が無く、何をどのようにしたらよいのか解らない。
    等々

・中小や零細企業では、改善活動という概念が無かったりする。即ち、
 改善とはどういうことかを理解していない。モノを良くするという
 意味での改善はあっても、仕事のプロセスをより良くするという改善
 には思いが至っていない。

・全てをトップが取り仕切っているようなオーナー企業では、仕事を
 より良くしようという改善意識が社員から上がってくることは無い
 だろう。

・同じように改善活動の停滞に悩んでいる大企業の例だが、成果を
 出しているものもある。いわゆる2S-3T活動だ。2Sとは整理・
 整頓のことで、3Tとは定位置・定品・定量のことである。

 成功の理由は、組織としての仕事の仕組の改善と同時に、一人一人の
 仕事の生産性や能力の向上が見えるように工夫したことのようだ。

・活動が活性化しない理由の一つは成果主義の影響だろう。成果に
 基づいて評価が行われるなら、社員の意欲は自分の業務成果が上がる
 かどうかに大きく左右される。

 組織として成果主義的なことが打ち出されれば、社員が自分を動機
 付ける基準がそこに置かれるのは当然だろう。

 さきの2S-3T活動で成果が出たのは、成果主義的な意味での
 動機付けを社員自身ができたからだろう。

・自分の関与した建設現場では次のようなことを実行して成果が出た。
 *休日はきちんと休めるようにすることを旗に掲げた。
 *そのためには、やるべきことはきちんとやること、無駄なことを
  しないようにすること、無駄のない時間の使い方をすること、
  といったことを基本に据え、作業の動線に注目した。

 *動線を把握し適切な動線を作り出すためには、現場に入るよりも
  図面上で考えるほうが効果的だと判断し、作業のプロセス、モノの
  置き場などを図面上で明確にした。

  その結果、現場に入ると混乱しがちな指示が、現場に立ち入る前に
  出せるようになり、きわめて効果的だった。こうした改善はゴミ
  捨て場の位置決めにまで及んだ。

 *こうしたことを実行することにより、旗に掲げたことが実現した。
  そればかりではなく、下請業者がこの現場の仕事を欲しがるように
  なった。

・これは身近なところで行う改善活動の成功例の最たるものだろう。
 内容は、2S-3T活動を取り込んだものとなっている。個人的な
 利得を旗に掲げることによって個人の動機付けに成功し、その結果
 組織的な利得をも実現したと言えそうだ。

・何のために改善活動をするのか、活動参加者を何で動機付けるのか、
 これを明らかにした上で、参加者が自分のためになると思える成果が
 期待できる進め方がよいのだろう。期待の対象は、お金でもよい、
 休みでもよい、能力向上でもよい、楽に仕事ができることでもよい。

 そのためには、大きなテーマの旗を掲げるよりも、身近なところで
 取り組めて、自分の仕事に直接メリットが感じられる活動を数多く
 立ち上げるのが良いのだろう。皆が意欲を持つためにはこれがよい。

・こうした取り組みをする際に必要なことは、これらの小さな活動の
 集合に対して大きなテーマの旗を掲げることのできるリーダーの
 能力だ。これができないと、小さな活動はバラバラで部分最適を追い
 求め、組織としての統一性を欠くものになりやすく、全体最適の
 効果を生み出しにくくなる。

 即ち、「売上高15%アップの達成」とか「○○の開発プロジェクト
 の期限内での目標達成」とか「◇◇製品の20%コストダウン」と
 いった身近な改善活動の集合に対して、「業務生産性向上運動」と
 いった全社の旗を掲げることだ。

・マネジャーの指導力の問題は、マネジャー自身が「新しい業務環境に
 おける新しいマネジメント手法の追究」といった改善活動を実践する
 ことを通して解決していかなければならないかもしれない。

 以上のような内容の活発な談論でした。これから進めようとする
自社の改善活動を有意義なものにするために、この中から有用なものを
引き出して頂けましたら幸いです。


※このメールマガジンは、転送することができます。
 ・読んで欲しいと思う方がおられる場合には、本誌を全文で
  転送してください。
 ・毎号転送するのがお手数の場合は、下記のメールアドレス宛に
  転送先のアドレスをご連絡ください。次の号から配信いたします。
    <hiro.oshima@nifty.com>
 ・転送先の方に下記サイトから読者登録をして頂くこともできます。
  まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000087454.html
  メルマ  http://www.melma.com/backnumber_60009/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★仕事力の要にあるのが目標達成力です
    ━━ネットで学ぶ目標達成の技と心(メルマガ)━━
 ・目標達成の自信が持てれば、何をしても楽しくなります
 ・毎月わずか500円未満で2回、第2と第4木曜日の配信です
 ・既に配信済のバックナンバーも入手できます
 ・購読申込当月の購読料は無料です。お申し込みはこちら↓から
   http://www.mag2.com/m/P0006167.html
 ・初回の方はこのページから新規利用者登録(無料)をお願いします

★サイト「経営改善で会社を元気に」に次のメッセージを掲載中です
  *進歩を意識する日々
    http://homepage1.nifty.com/koken_pat/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆改善実践考房、10月度のご案内◆

 9月は、『これからの改善活動の方向性と在り方』というテーマで
談論と意見交換を行いました。その内容は、本メールマガジンの次号で
お届けする予定です。
 
 10月度は、計画の作り方に関して考え方や意見をぶつけあって
みようと思っています。テーマは下記の通りです。

  『どのようにするか/仕事の計画、時間の使い方の計画』

 開催日と会場を下記にご案内します。このテーマにご関心をお持ちの
皆様、ご自身のお考えをお持ちで他者の意見や考え方も聞いてみたいと
思われる皆様、どうぞお運びください。

日 時:09年10月29日(木)午後6時30分~8時30分
テーマ:どのようにするか/仕事の計画、時間の使い方の計画
会 場:神戸市勤労会館303号室(神戸市中央区雲井通5-1-2)
     (JR三宮駅浜側を東へ徒歩で約5分)
ご案内サイト:
   http://homepage1.nifty.com/koken_pat/kowbow.html
ご連絡先:
   メールアドレス <hiro.oshima@nifty.com>

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★開発技術者の仕事力を倍増することを目指しています。
 ・仕事力の要にあるのが目標達成力です
 ・開発技術者のための目標達成手法が解ります
 ・開発の推進に心を砕いておられる人たちの3つの悩み
   設定機能と品質の実現、設定期限の遵守、開発品の業績貢献
 ・開発に取り組む皆様のこんな悩みを解決するお役立ち講座です
     ━━開発目標達成のマネジメント講座━━
  このネット配信講座で開発のマネジメント力を身に付けましょう
    http://www.knowledge.ne.jp/lec943.html
 ・会社の将来の命運を決める開発を成功に導く道が見えてきます
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆貴社の事業展開や経営管理にOB人材が貢献します◆

 地域には能力の高い産業人0Bが大勢います。この人たちの能力を
どのように活かすかが、地域の中小企業、さらには地域全体の発展を
左右すると言われています。

当NPO:産業人OBネットは、地域中小企業と地域全体の発展を願い、
こうしたOB人材を活用して頂くための活動をしています。

・貴社の事業展開や経営管理に産業人OBの活用を考えてみませんか。
・検討してみようとのご意向をお持ちでしたら、下記メールアドレスに
 ご一報ください。ニーズの詳細を伺いに当NPOのメンバーがお訪ね
 致します。
   産業人OBネット理事 大島啓生
    Eメール <hiro.oshima@nifty.com>

・当NPOは神戸商工会議所経由で、
   国の事業である「新現役チャレンジ支援事業」
 に関するニーズ調査活動を受託しております。
 まずはお気軽にご相談ください。

 ------------
 特定非営利活動法人 産業人OBネット
 〒650-0013 神戸市中央区花隈町7-16 保健会館3階
 電話:078-362-4680    FAX:078-341-3052
  http://homepage2.nifty.com/sangyoujin-obnet/
  E-mail <sanobnet@yahoo.co.jp>
 ・こんなことをしています
   *産業人OBと中小企業との人材マッチング支援
   *中小企業の販路開拓支援
   *中小企業の人材ニーズ調査(神戸商工会議所から受託)
   *社員教育・人材育成のための講座の出前
 ・会員募集中、アドバイザー募集中です

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■□■ コスト大幅削減マニュアル 経費削減保証付き ■□■
 http://www.infotop.jp/click.php?aid=150790&iid=31474
  ・今までに400社以上の中小零細企業から個人事業主の
   『コスト削減』に成功してきた
  ・財務コンサルタントの専門家集団が
   これまでの経験を全て織り込んだ最高傑作をお届けします。
  ・『経費削減』成功率 : 97%以上
  ・10万円以上の経費削減ができなければ、全額返金します!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎いつもご高覧いただき、ありがとうございます

 本誌バックナンバーのタイトルテーマの内容は、下記サイトの
 「月刊:考研レビュー」に掲載しています

 改善実践考房 主宰 / 大島啓生
  E-mail <hiro.oshima@nifty.com>
  URL <http://homepage1.nifty.com/koken_pat/>
 神戸市垂水区桃山台5-7-7 〒655-0854
  TEL:078-755-2276  FAX:078-752-9097
 ブログ
  http://plaza.rakuten.co.jp/kokenpat/
  http://ameblo.jp/koken-pat/
 リンク集
  http://homepage1.nifty.com/koken_pat/activity.html#link
最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。

最近の記事

上へ戻る