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仕事力は、経営者・マネジャー・一般社員に、またビジネスマン以外にも必要です。個人や組織が持つ高度な知識や能力は仕事力が有ってこそ活きます。組織人28年、経営改善活動支援15年超の生き方から得たものを、未来を担う人たちに毎週お伝えします。

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2009/09/07

選ばれる理由/考研ウィークリー454

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      今回のテーマ / 選ばれる理由
 
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読者の皆様へ
 本メールマガジンは、『会社を元気に!「考研ウィークリー」』の
 タイトルでお届けして参りましたが、10月の配信分からは、
 『仕事力を研く』というタイトルでお届け致します。配信号数の
 表示は、従来の号数に続く通し号数と致します。
 今後ともご愛顧のほどをよろしくお願いいたします。
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 おはようございます。
 9月も2週目に入りました。民主党圧勝の浮かれムードもいくらか
おさまり、世間にもマスコミにも落ち着きがやや戻ってきたようです。
既得権益に漬かっていた組織や団体の人たちは、きっと不安感を高めて
いることでしょう。何はともあれ大切なことは、こうした状況や環境の
下で今自分がなすべきこと、自分のことをきちんとやることが、他者に
とっても社会にとっても最善だとの意識を強く持つことだと思います。

 今回は、今最善と思えることに踏み出すための一言です。

◎完全でなくてもよい、今最善のことを◎

 何かをしようと思ってもなかなか始めることができない時は、完全で
あることに取りつかれていることが多いようです。完全を求めることは、
人の心を悩ませるだけです。世の中に完全なものなどないからです。
大切なことは、今最善と思えることをすることでしょう。

 何かの理論や枠組に取り付かれたように、構想作りや計画作りに執着
するあまり、なかなか行動を起せないことがありました。構想や計画を
緻密に練り上げることは望ましいことですし素晴らしいことですが、
完全なものへの意識が強過ぎますと、こうしたことになるようです。
振り返ってみますと、なかなか行動を起せなかったことは成らなかった
ことが多かったようです。

 これからもどうぞお元気にお過ごしください。

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    ☆☆ 会社を元気に!「考研ウィークリー」 ☆☆

        -----2009年9月2週号-----

◆選ばれる理由◆

 顧客はなぜ、他社からではなく、自社から商品を買うのだろうか、
という問い掛けがなされることがあります。マーケティング戦略とか、
商品戦略を検討する際に多いようです。この問い掛けに対して色々な
答が出てきます。次のようなものです。

自社の商品は他社の商品と比較して、
・価格が安い
・性能/機能が高い
・性能/機能の高さに対して予想される価格よりも割安感がある
・価格が安いのに期待を超える性能/機能を備えている

・顧客が容易に価値を理解できる
・顧客の描くイメージに合っている
・営業マンがアピールしやすい、要するに売りやすい
・売れる仕組みを持つチャネルに乗っている

・購入後の心配がない、安心して買える/使える
・修理や将来の性能/機能アップなどのサービス対応がよい

もう少し大きな枠で括りますと、次のようになるでしょう。
*価格が安い
*費用対効果が高い
*ブランドイメージが良い
*品質とサービスが良い

このようなことは、商品に限らず、商店にも当てはまります。同様の
商品を他店でも売っていますから、費用対効果は店の利便性、ブランド
イメージは店のブランド、品質は店の品揃えや取扱い、サービスは店の
サービス、というようなことになります。

 上記したような選ばれる理由を全て実現するのが望ましい訳ですが、
それは容易なことではありません。そこで、自社商品や自店は、何で
もって選ばれる理由を実現しようか、と考えを巡らすことになります。

こうしたことを追究する過程で競争を意識しすぎますと、個々の商品の
価格や品揃えといったことで競争相手に対抗することを考えがちに
なります。

しかし、そのようなことで競争相手とそこそこやっていけるとしても、
そこに自社や自店の個性や強みが反映されていないようでは、長期に
わたって「選ばれる理由」を維持することはできないでしょう。

そこで必要なことは、自社の、自店の個性や強みを浮かび上がらせる
ような思考を行うことです。よく行われるのは、「自社商品は、自店は
どのようにありたいのか」という問い掛けに対する答を探すことです。
先ずは自分たちの望ましい在り方を追究しよう、と考える訳です。

しかし、これでは適切な答が見つからないことが多いようです。言葉の
上のことですが、自分たちのことばかりが頭に浮かび、思考が内向きに
なるからでしょう。

 先ず頭に置くべきことは、選ぶのは顧客だということです。これを
原点にして考えを進めていきますと、選ぶ顧客が自社商品を、自店を
どのように見るかを考えることになります。

そこから出てくることは、「自社商品が、自店が顧客の目にどのように
見えれば、選んでもらえるのか」という問い掛けです。即ち、「自社
商品は、自店は顧客からどのように見られたいのか」を追究することに
なる訳です。

 このような取り組みを通して選ばれる店づくりに成功した一つの例が
ファミリーマートの活動です。同社はコンビニ大手では唯一、07年度
の既存店売上高をプラスに浮上させ08年度も好調に推移しました。
その好調の理由が、同社が推進した活動にあるとのことですので、
簡単に紹介します。

 2008年春の日経MJの記事によりますと、2004年に消費者
1万人を対象にしたコンビニのイメージ調査が行なわれ、その結果と
して、セブンイレブンは「トップチェーンで品ぞろえがよい」、
ローソンは「先進的な取り組みをする」との回答が集まったそうです。

ところがファミリーマートについては「あまり印象がない」との回答が
大半で、同社にとってショッキングな結果だった、ようです。印象が
ないのでしたら、「選ばれる理由」もありません。

そこで同社は、一からチェーンの個性づくりを始めることになりました。
それが「らしさ推進活動」と呼ばれる、ブランド確立活動です。
ファミリーマートらしさを徹底して追究し、これを自社の個性や強みと
して明確にしていこうというものです。

その強みは、顧客にとってメリットがあり、なおかつ顧客が明確に認識
できるものでなければなりません。しかしそれが顧客に伝わるためには、
企業がそれを意識している必要があります。

 調査検討の末、「ホスピタリティー(もてなしの心)」を「らしさ」
と定義し、リッツ・カールトン・ホテルを手本に、全社的な取り組みを
スタートしました。

具体的には、現場の判断で、土木作業員の来店が多い店では「おしぼり」
をサービスしたり、子連れ客が多い店では幼児用の買い物かごを置く
といった取り組みが進められました。

その結果、「今のファミマの強さは、トップが数年かけて、新社風を
浸透させた結果だ」と競合チェーン幹部に語らせるまでになったのです。
追究してきた「らしさ」が社風にまでなったのです。そして、社風が
「選ばれる理由」となったのです。

 顧客から選ばれる理由の追究は、トップから末端までを包み込んだ
全社的改革活動だと言えるでしょう。そしてその活動は、決して内向き
になることなく、「顧客からどのように見られたいのか」という問い
掛けを頭に置いた、外の視点を持つものでなければならないのでしょう。


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◆改善実践考房、9月度のご案内◆

 8月は、『自然エネルギー発電の現状と展望』というテーマで談論
と意見交換を行いました。

8月の意見交換と討論の内容は、
 http://archive.mag2.com/0000098903/index.html
のバックナンバーに9月10日頃に掲載の予定です。

 9月度のテーマは、日本の産業界の発展に大きく貢献した改善活動の
これからの在り方について、意見交換と討論をおこなってみようと
思っています。

  『これからの改善活動の方向性と在り方』

9月の開催日と会場を下記にご案内します。このテーマに関心をお持ち
の皆様、ご自身のテーマをお持ちで他者の意見や考え方も聞いてみたい
と思われる皆様、どうぞお運びください。

日 時:09年9月24日(木)午後6時30分~8時30分
テーマ:これからの改善活動の方向性と在り方
会 場:神戸市勤労会館303号室(神戸市中央区雲井通5-1-2)
     (JR三宮駅浜側を東へ徒歩で約5分)
ご案内サイト:
   http://homepage1.nifty.com/koken_pat/kowbow.html
ご連絡先:
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 地域には能力の高い産業人0Bが大勢います。この人たちの能力を
どのように活かすかが、地域の中小企業、さらには地域全体の発展を
左右すると言われています。

当NPO:産業人OBネットは、地域中小企業と地域全体の発展を願い、
こうしたOB人材を活用して頂くための活動をしています。

・貴社の事業展開や経営管理に産業人OBの活用を考えてみませんか。
・検討してみようとのご意向をお持ちでしたら、下記メールアドレスに
 ご一報ください。ニーズの詳細を伺いに当NPOのメンバーがお訪ね
 致します。
   産業人OBネット理事 大島啓生
    Eメール <hiro.oshima@nifty.com>

・当NPOは神戸商工会議所経由で、
   国の事業である「新現役チャレンジ支援事業」
 に関するニーズ調査活動を受託しております。
 まずはお気軽にご相談ください。

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 特定非営利活動法人 産業人OBネット
 〒650-0013 神戸市中央区花隈町7-16 保健会館3階
 電話:078-362-4680    FAX:078-341-3052
  http://homepage2.nifty.com/sangyoujin-obnet/
  E-mail <sanobnet@yahoo.co.jp>
 ・こんなことをしています
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   *中小企業の人材ニーズ調査(神戸商工会議所から受託)
   *社員教育・人材育成のための講座の出前
 ・会員募集中、アドバイザー募集中です

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