2009/08/03
OJTは今..../考研ウィークリー450
★ 今回のテーマ / OJTは今.... おはようございます。 夏休み真っ盛りで子供たちは楽しそうです。先日、ゆとり教育世代 についての所論が目に止まりました。最近の風潮とは違って、この 世代を肯定的に受け止めています。長い目で見れば、この世代のほうが 社会に貢献できるかもしれないとの期待感も持てそうなのです。 重要ななポイントは価値観にあるようです。受験偏差値至上世代の 価値観は「競争に勝つ」でした。ゆとり教育世代は競争には殆ど関心を 示さず、その価値観は「自分を進歩成長させる」だというのです。 基礎となる知識が習得できているという前提があれば、何が何でも 勝たなければという競争よりも、自分をどのように進歩成長させるかの 想いのほうが、創造性豊かなものを生み出せるのではと思えるのですが、 どうでしょうか。 今回は、充実の一日一日を生きるための一言です。 ◎日に新たに、日々に新たなり◎ 中国古典、大学の伝二章中の一文です。名経営者、土光敏夫氏の 座右の銘でもあります。明日の時間を今使うことはできませんし、 昨日の時間を取り戻すこともできません。一日は常に新しい一日なの です。今日の一日に全力を尽くそうという意気が感じられます。 中国古典の大学は名言の宝庫といえるでしょう。この中から多くの 生き方の指針を頂きました。大学に劣らず中庸にも素晴らしい名言が 多く含まれています。中庸から一言「故に君子は易に居てもって命を まつ。小人は険を行ってもって幸をもとむ」。かなり以前のことになり ますが、海外出張の折に持参したのは、大学、中庸、そしてペルシャの 哲学者オマル・ハイヤームによる詩集ルバイヤートでした。 これからもどうぞお元気にお過ごしください。 ============================== ☆☆ 会社を元気に!「考研ウィークリー」 ☆☆ -----2009年8月2週号----- ◆OJTは今....◆ 仕事の現場に密着した人材育成の手段として、OJTが最適の手段で あることは大多数の人が認めるところでしょう。しかし、その大多数の 人でも、そう認めるための前提条件を暗に持っているようです。 その条件とは、OJTがきちんと機能すれば、ということです。こう した条件付けがされるということは、OJTがきちんと機能していない ことが結構多いことを示しているようです。 OJTが適用されるケースが一番多いのは、新入社員教育でしょう。 新入社員は将来を担う希望の原石ですから、多くの会社が新入社員教育 に力を入れています。特に最近は、新入社員の早期戦力化が求められる 傾向が強いため、ますます新入社員教育に力が入ります。 新入社員が受ける最初の教育は、いわゆる新入社員研修です。会社の 理念や事業のこと、職場のこと、市場や顧客のこと、などを座学や見学、 場合によっては実習も交えて学びます。 ほとんどの会社では、新入社員研修が終了した後にくるのがOJTです。 OJTとは、一般的にオン・ザ・ジョブ・トレーニングと呼ばれている 現場教育のことです。 このOJTの一般的なかたちは、新入社員の配属先の先輩社員がトレー ナーとなり、現場での仕事の仕方、ルールやマナーなどを、現実の仕事 に取り組みながら指導する、というものです。 こうした教育のやり方の基盤にあるものは、“見よう見まね”という ことができます。会社の風土や文化を継承していく上で、こうした やり方は大いに機能を発揮します。 こうしたやり方には前記のメリットがある一方、弱点もあります。 過去の右肩上がりの成長時代には、ビジネス環境に一定の勝ちパターン があり、このやり方で新入社員に実務能力を育み、企業文化に馴染んで もらうことができました。 しかし、今の時代には一定の勝ちパターンはありません。勝ちパターン は時の流れに従い急速に変化します。先輩社員の仕事の仕方をようやく 覚えた頃には、そのやり方は勝ちパターンに沿わなくなっていることも 少なくないのです。 新入社員には、仕事の環境を正しく捉え、環境に適応した仕事の仕方を 考える能力と習慣を、先輩社員から学んでほしいのです。そして、新入 社員の側もそういったことを望んでいるのです。 こうしたことが満たされないから、2、3年で辞めていく新入社員が 増加しているのです。この原因は、入社時のミスマッチが大きな要因で あることも否定できませんが、入社時以降の教育の失敗も無視できない 要因だと言えます。 こうしたことを考慮しますと、今の時代のOJTの在り方が見えて きます。即ち、配属先の職場に丸投げするのではなく、きちんとした 方針やプログラムに沿ったOJTを行うことが必要なのです。 まず、職場のトレーナーとなる先輩社員に対して、人材育成に関する 基本的知識の教育を行う必要があります。さらに、仕事の改善・改革の ための基礎知識、自分の仕事での勝ちパターン追究のための基礎知識 なども必要です。 このトレーナー教育は新入社員のOJTリーダーの能力を付けるだけ ではなく、トレーナーの仕事能力を高め、トレーナーに自信を持たせる ことにもなります。 こうして新入社員にとって大いに頼りにできるトレーナーが生まれて きます。頼りになるトレーナーの存在は、新入社員に安心感を与え、 「自分もあのようになりたい」という憧れや目標を芽生えさせます。 ヒヨコが卵から孵化して初めて見たものを親だと思うように、社会人 として第一歩を踏み出した新入社員にとって、頼りになるトレーナー こそが諸々の価値判断を行うための物差として相応しい存在となるの です。 せっかく採用した新入社員を失わないためにも、新入社員教育と 合わせてトレーナーへの教育も行いたいものです。これは新入社員の 戦力化に寄与するだけでなく、トレーナーが将来、幹部社員となる上で 欠くことのできない力を育む基盤ともなるでしょう。 ※このメールマガジンは、転送することができます。 ・読んで欲しいと思う方がおられる場合には、本誌を全文で 転送してください。 ・毎号転送するのがお手数の場合は、下記のメールアドレス宛に 転送先のアドレスをご連絡ください。次の号から配信いたします。 <hiro.oshima@nifty.com> ・転送先の方に下記サイトから読者登録をして頂くこともできます。 まぐまぐ http://archive.mag2.com/0000087454/index.html メルマ http://www.melma.com/backnumber_60009/ ヤフー http://merumaga.yahoo.co.jp/Detail/1336/p/1/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★産業人OBの力で中小企業へのお役立ちを提供しています 『特定非営利活動法人:産業人OBネット』 ・産業人OBの方も、中小企業の経営者の方も、 どうぞ、お気軽にお問い合わせください↓ E-Mailアドレス <sanobnet@yahoo.co.jp> ウェブサイトは↓こちらです http://homepage2.nifty.com/sangyoujin-obnet/ ・こんなことをしています *産業人OBと中小企業との人材マッチング支援 *中小企業の販路開拓支援 *中小企業の人材ニーズ調査(神戸商工会議所から受託) *社員教育・人材育成のための講座の出前 ・会員募集中、アドバイザー募集中です ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆改善実践考房、8月度のご案内◆ 4月から4回にわたり、関連テーマをリレーする形での展開でした。 下記の通りです。 4月:組織で働く人たちに求められる仕事力とは 5月:目標を達成する力 6月:目標達成に役立つ仕事の仕方 7月:顧客満足の考え方について 7月の意見交換と討論の内容は、 http://archive.mag2.com/0000098903/index.html のバックナンバーに8月10日頃に掲載の予定です。 6月までの分は既に掲載しています。 8月のテーマは、10数年にわたって自然エネルギー発電設備の活用 分野の追求と市場開拓に従事されてきた方のお話を軸にして、意見交換と 討論をおこなってみようと思っています。 『自然エネルギー発電の問題点と展望』 8月の開催日と会場を下記にご案内致します。このテーマやこれまでの テーマに関心をお持ちの皆様、ご自身のテーマをお持ちで他者の意見や 考え方も聞いてみたいと思われる皆様、どうぞお運びください。 日 時:09年8月27日(木)午後6時30分~8時30分 テーマ:自然エネルギー発電の問題点と展望 会 場:神戸市勤労会館304号室(神戸市中央区雲井通5-1-2) (JR三宮駅浜側を東へ徒歩で約5分) ご案内サイト: http://homepage1.nifty.com/koken_pat/kowbow.html ご連絡先: メールアドレス <hiro.oshima@nifty.com> ━━毎月の考房レポートをメールマガジンでお届けします━━ 『経営改善談論録:考房レポート』 まぐまぐ http://archive.mag2.com/0000098903/index.html メルマ http://www.melma.com/backnumber_75703/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★開発技術者のための目標達成手法を 身に付けることができます ・開発の推進に心を砕いておられる人たちの3つの悩み 設定機能と品質の実現、設定期限の遵守、開発品の業績貢献 ・開発に取り組む皆様のこんな悩みを解決するお役立ち講座です ━━開発目標達成のマネジメント講座━━ このネット配信講座で開発のマネジメント力を身に付けましょう http://www.knowledge.ne.jp/lec943.html ・会社の将来の命運を決める開発を成功に導く道が見えてきます ★自分らしく少しずつでも進歩し続けたい ・ブログ『進歩の日々を自分らしく』に次のメッセージを掲載中です *権限は取りにいくものと受け止めよう http://plaza.rakuten.co.jp/kokenpat/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆貴社の事業展開や経営管理にOB人材が貢献できます◆ 地域には能力の高い産業人0Bが大勢います。この人たちの能力を どのように活かすかが、地域の中小企業、さらには地域全体の発展を 左右すると言われています。 当NPO:産業人OBネットは、地域中小企業と地域全体の発展を願い、 こうしたOB人材を活用して頂くための活動をしています。 ・貴社の事業展開や経営管理に産業人OBの活用を考えてみませんか。 ・検討してみようとのご意向をお持ちでしたら、下記メールアドレスに ご一報ください。ニーズの詳細を伺いに当NPOのメンバーがお訪ね 致します。 産業人OBネット理事 大島啓生 Eメール <hiro.oshima@nifty.com> ・当NPOは神戸商工会議所経由で、 国の事業である「新現役チャレンジ支援事業」 に関するニーズ調査活動を受託しております。 まずはお気軽にご相談ください。 ------------ 特定非営利活動法人 産業人OBネット 〒650-0013 神戸市中央区花隈町7-16 保健会館3階 電話:078-362-4680 FAX:078-341-3052 http://homepage2.nifty.com/sangyoujin-obnet/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★目標達成の自信が持てれば、何をしても楽しい ━━ネットで学ぶ目標達成の技と心(メルマガ)━━ 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