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仕事力は、経営者・マネジャー・一般社員に、またビジネスマン以外にも必要です。個人や組織が持つ高度な知識や能力は仕事力が有ってこそ活きます。組織人28年、経営改善活動支援15年超の生き方から得たものを、未来を担う人たちに毎週お伝えします。

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2009/04/27

メタ認知力/考研ウィークリー437

 
     今週のテーマ / メタ認知力
 
 
 おはようございます。
 新緑が目に染みる時候になりました。初夏の花々も華やかさを競って
います。我が園では、ユーセンケヤキの黄色い新芽が緑に変りつつあり、
モッコウバラが一杯に咲き始め、ツツジが鮮やかな色を見せています。
今年は梅の実付きも良いようで楽しみです。全てに生命力が溢れるこの
季節、これにあやかって力強く進んでいきたいものです。

 今回は、自分を開くことの大切さを示す一言です。

◎苦手意識を克服するとは◎

 意見が合わなかったりして、なんとなく苦手に思える人がいます。
苦手な人とつきあうコツは、意識して相手に自分のことをオープンに
することです。その努力を通して苦手だった人の良さが発見できた時、
自分は相手にとって魅力ある人になっていることでしょう。

 苦手と感じる人は避けたいものです。避けられない場合には、説得し
たり、論破したりしようとします。でも、そのコミュニケーションが
失敗に帰することが多いことは、経験上多くの人が知っています。自分
のことを振り返ってみても、成功したと思えるケースは、相手を否定
せず、論破しようとも思わず、しっかりと自分の考えや経験を話すこと
ができた時だったと感じられます。

 今週もどうぞお元気にお過ごしください。

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    ☆☆ 会社を元気に!「考研ウィークリー」 ☆☆

        -----2009年5月1週号-----

◆メタ認知力◆

 新規事業を成功させたり、ヒット商品を生み出したりして、業績を
伸ばす企業があります。こういった類の企業はどのような特性を持って
いるのか、誰もが興味を持ちます。

一方、不祥事を起して業績が低迷する企業もあります。このような企業
にはなりたくないものだというのが、多くの人たちの思いでしょう。
しかし、この類の企業の特性に興味を持つ人は多くはありません。

世間一般の状況は以上のようなものでしょう。しかし、この2種類の
正反対の企業の特性は、意外にも同じ概念で説明できるようなのです。
それが表題に掲げた「メタ認知力」です。

 まずは、好ましいほうの企業を取り上げてみます。この類の企業の
特性として先ず上げられることは、「オープンな社風」です。即ち、
社内の組織の壁が低いという特性です。

このような組織では、新しいテーマや仕事が生まれると、組織の枠を
超えて人材を集め、技術の融合を図る活動が活発になります。大型液晶
テレビの開発で一気に攻勢をかけた際のシャープが、この特性を体現
していたと言えます。

こうしたことができた理由は、上記のような「組織の風通しの良さ」
だけではありません。「自社を社会の目線から見る能力」があった
ことが大きな力になっていたようです。当時のシャープにはそれが感じ
られたと、当時関わった人たちが語っています。

 この能力を「メタ認知力」と呼びます。「メタ認知」とは、もともと
人間の思考パターンなどを研究する認知心理学で用いられる概念で、
メタ(高次)のレベルから自らの認知や思考のパターンをモニターして
修正すること、を言います。学習理論などにも適用され、個人がメタ
認知の能力を鍛えるには、内省を習慣付けることが有効とされています。

前出のシャープの例では、組織の外から自己を客観的に見つめて自己の
行為を修正する力が、狭隘な思い込みを排して新規事業や新商品の
成功を導いたと言えるようです。

こんな新規事業ができそうだといった戦略を、現実的なレベルで立てら
れるのは、会社の中身を自分が解っている上で自己相対化ができるから
こそだ、といった分析もなされています。

 ホンダ創業者の本田宗一郎氏も、メタ認知力を持っていた経営者の
一人でした。同氏は、工場が進出すれば地域社会からどう思われるのか、
常に社会の視点で会社を見ていたそうです。そして同氏の思想は今も
同社を流れているそうです。

 「メタ認知力」が生まれ、鍛えられる上で、「オープンな社風」が
大きな力になるようです。社内だけではなく、社外に対してもオープン
なのです。社外に対するオープンさは、社外の人々や組織とのコミュニ
ケーションを広くかつ深くし、組織の外からの目線で自社を見る能力を
高めてくれるのです。

 一方、某鉄道会社、某自動車会社など不祥事を起した企業の背景には、
「囲い込み症候群」とよばれる現象が見て取れると言われています。
この症候群を生む土壌は、終身雇用などの日本型の雇用形態の悪い面の
突出にあると言われています。

会社人間を生んだ日本型の雇用形態は組織への忠誠心を高め、日本企業
が成長する原動力になりました。しかし、1990年代から2000年
代前半に至る期間のリストラ旋風や成果主義の普及で、日本企業が変質
したのです。

そのために、この雇用形態の悪い面ばかりが表面化し、個人行動を規制
する「組織のためにという規範や精神構造」が倫理違反にさえつながる、
という悪弊を生んだのです。

囲い込み症候群の裏には、明らかに「メタ認知力」の欠如が見て取れ
ます。社員が組織にぶら下がり、組織内での保身に走ると、こうした
状態に陥ると言えそうです。

 こうした状況を踏まえて、精神医学の観点から「メタ認知力」の
重要性を、ビジネスマンに説く学者や医師が出てきました。

コンプライアンスや内部統制などに関して、制度やシステムに力点が
置かれているようですが、根本は人間にあることを考慮しますと、
「メタ認知力」の高い人材育成と風土醸成に力を入れる必要があるの
ではないか、と思う次第です。


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 4月は従来と趣向を変えて、『この環境下、組織で働く人たちに求め
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5月度はテーマを決めていませんが、良いテーマが浮かびましたら、
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開催日と会場を下記にご案内致します。改善課題や解決するべき課題を
お持ちで、他者の意見や考え方を聞いてみたいと思われる方、どうぞ
お運びください。

日 時:09年5月28日(木)午後6時30分〜8時30分
テーマ:特に決めていません
会 場:神戸市勤労会館303号室(神戸市中央区雲井通5−1−2)
     (JR三宮駅浜側を東へ徒歩で約5分)
ご案内サイト:
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ために必要なことは、生産性を高めることです。成功者は、生産性を
高めることのできた人の中から生まれます。

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これを見のがさないようにしたいものです。
内容は次のようなものです。

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