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仕事力は、経営者・マネジャー・一般社員に、またビジネスマン以外にも必要です。個人や組織が持つ高度な知識や能力は仕事力が有ってこそ活きます。組織人28年、経営改善活動支援15年超の生き方から得たものを、未来を担う人たちに毎週お伝えします。

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2009/03/09

現場にあるストーリィ/考研ウィークリー430

     今週のテーマ / 現場にあるストーリィ

 
 おはようございます。
 シェルブールの雨傘(デジタルリマスター版)を観てきました。制作
45周年を記念してデジタル化されて公開されたものです。若い頃に
ミッシェル・ルグランの曲に魅せられて以来、観たいと思いつつも叶わ
なかった映画でした。詩で始り詩で終る、とでも言えそうな映画でした。
何十年もの想いが満たされ、普段とは別の感情回路にスイッチが入って
しまいました。時にはこんなこともよいのでしょう。

 この季節の味わいは、海のきらめきにもあります。

◎きらめく海を見に行く◎

 つい先日までは灰色にくすんでいた海が青みがかってきました。風の
ある日は、小さく波立つ海面がきらきらと光を散らしています。3月は
卒業あり入学あり進級あり、その他諸々、悲喜こもごもです。こんな
季節にはきらめく海を見に行きましょう。海の恵みを感じてみましょう。

 海は常に私の心象風景の中にあります。神戸で暮らすようになって
長い時が過ぎましたが、海を見ない日は無いような生活をしてきました。
関東に住んでいた若い頃は、伯父が葉山にいたこともあり、湘南や三浦
半島の海に親しんでいました。穏やかだろうが荒れていようが、海を
見ていると気持が安らぐのはそんな理由からなのでしょう。

 今週もどうぞお元気にお過ごしください。

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    ☆☆ 会社を元気に!「考研ウィークリー」 ☆☆

        -----2009年3月2週号-----

◆現場にあるストーリィ◆

 何時の頃からか現場に人々の注目が戻ってきました。バブルの頃は
現場がないがしろにされていた感もありました。バブルが弾けて長期
不況に陥り、リストラ旋風が吹き荒れていた頃も、現場には視線が向か
ないようでした。

 ものづくり産業で品質管理活動が活発に進められていた頃は、組織の
軸足は現場にあり、人々の視線は現場に向いていました。会議で議論が
白熱すると、「これからみんなで現場に行こう」となりました。

解決の糸口は現場にあるという訳です。そして、現場で見たこと、確認
したことには大きな説得力があったのです。

 80年代末に始まったバブル経済の中で、資金を動かしたり不動産を
売買することから大きな利益が得られることが、人々の知るところと
なりました。そして、ものづくりの現場や営業の現場から人々の関心は
離れていきました。

 山口義行氏が『経済再生は「現場」から始まる』を著したのは、
2004年のことでした。この本の中には、金融再生の現場、地域再生
の現場、中小企業の経営改革の現場が取り上げられ、現場の知恵が
大きな力になっていることが活写されています。

理論的には全く正しい政府の政策や指針が地方の現場に適合しないため、
現場が採った解決策が政府の指針とは逆の方向にあり、それによって
再生を果した事例などが語られています。人々の注目が現場に戻り始め
たのは、恐らくこの頃だったろうと思います。

 現場は否応無しに事実を突き付けてきます。目前の事実を誰も否定
することはできません。抽象的な理念や難解な理論で説得するよりも
現場で起っていることを知って、人々は納得できるのです。

 強い説得力を持っている現場の力が活きるシーンが他にもあります。
全社員に対して、経営理念や事業活動の基本スタンスに関する理解を
進める場面です。

こうしたシーンでよく使われるのは、始業前の唱和、理念カードの作成
と持参、経営計画発表会、といったことです。しかし、なかなか行動に
反映されるレベルまでにはいかないようです。

行動に反映されるようにするためには、言葉での理解を超え、全社員の
腹に落ちるようにしなければなりません。そのために活かすことができ
るのが、現場に蓄積されてきた力なのです。

 現場の歴史を作り上げているのは多くのストーリィです。その中には
成功物語や失敗体験談もあります。改革改善物語もあります。そして、
そんなストーリィの中に息づいているのは、創業の精神、経営理念、
活動の基本スタンス、行動指針、何々ウェイと呼ばれる組織独自の
やり方考え方、といったものです。

このストーリィを然るべきシーンで語ることが、聴く側の社員の心に
響くのです。言葉の上での唱和や、紙に印刷された文言や、きれい事に
しか聞こえない発表会よりも、現場の実話の中にある先輩たちの実際の
行動や苦労に感じられる理念やスタンスのほうが、人々の腹に落ちる
からです。

 経営者および経営幹部は、現場にあるこうした類のストーリィを日頃
から語るストーリィテラーでなければならない、と言えるでしょう。
そのためには、経営者および経営陣は率先して現場に足を運ぶ必要が
ある、と言えるでしょう。「トップが現場に行くのを面倒くさがるよう
になったら会社は終る」と断言している著名な社長もいます。

基本精神や理念に裏打ちされた現場にあるストーリィを掘り起こし、
これを解りやすいかたちに構成し、経営者や幹部が日頃から語るように
することは、きわめて大切なことなのです。

 このように、現場の力が活きるのは問題解決のシーンだけではありま
せん。基本精神や理念を全社員が理解し行動に反映する、全社員の意識
を統一する、といったことを図るシーンでも活かせるのです。


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◆いま旬の講演テーマ◆

   『設計エンジニアの生産性を高める』

 設計エンジニアは、ドラッカーの言うところの知的労働者の典型です。
ドラッカーは次のように言っています。
・知的労働者とサービス労働者の生産性を向上させることは、今後
 数十年にわたってマネジメントをめぐる支配的な課題になり、
 各会社の競争力を決定するものとなろう。
・これを最初に実現する国は21世紀を経済的に支配することになろう。

 モノづくり企業において、設計業務の生産性は生産プロセス全体の
生産性を左右します。従いまして、設計エンジニアの生産性を高める
ことは、企業の競争力を高めることに大きく貢献するのです。

 仕事にしろ学習にしろ、個人にしろ組織にしろ、現代社会を生き抜く
ために必要なことは、生産性を高めることです。成功者は、生産性を
高めることのできた者の中から生まれます。

生産性向上のポイントは、日常の仕事や学習の仕方の中にあります。
これを見のがさないようにすることが大切です。設計エンジニアの
場合も例外ではありません。

設計エンジニアを対象として、次のようなことをお伝えします。
・我々は競争社会で生きており、そこで幸せな人生を追求している
・幸せな人生の実現に強く影響するのが、生産性と目標達成である
・生産性を高めるための着眼点がある
・生産性を高める仕事の仕方がある

ご関心をお持ちの方は下記へご連絡ください。ご相談に応じます。
  メールアドレス <hiro.oshima@nifty.com>

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  *給食サービス業の改善の可能性:考房だより
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  *環境に影響を与える働きかけ
    http://homepage1.nifty.com/koken_pat/
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◆改善実践考房、3月度のご案内◆

 次々と開く春の花々に勢いを感じながら進む季節になりました。
3月の考房開催日と会場を下記の通りご案内致します。改善課題や
解決するべき課題をお持ちで、他者の意見や考え方を聞いてみたいと
思われる方、どうぞお運びください。

日 時:09年3月26日(木)午後6時30分〜8時30分
テーマ:特に設定していません
会 場:神戸市勤労会館303号室(神戸市中央区雲井通5−1−2)
     (JR三宮駅浜側を東へ徒歩で約5分)
ご案内サイト:
   http://homepage1.nifty.com/koken_pat/kowbow.html
ご連絡先:
   メールアドレス <hiro.oshima@nifty.com>

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★生活や事業や防災を支えている、縁の下の力持ちとは何だろう
 ・答えは発電機ですが、身近にありながら余り知られていないようです
 ・発電機のこと、使い方などがよくわかるメールマガジンです
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 本誌バックナンバーのタイトルテーマの内容は、下記サイトの
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 改善実践考房 主宰 / 大島啓生
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