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2009/03/02

疲労と悩みを予防する/考研ウィークリー429

 
  今週のテーマ / 疲労と悩みを予防する

 
 おはようございます。
 山形県にある山寺・後藤美術館所蔵のバルビゾン派展をみに、アート
ホール神戸に行ってきました。好きな画風の画家たちの絵に満足して
帰ってきました。見て回っている間に或一つのことが浮かんできました。
絵をみる時の姿勢は“空即心”だろうと。己を空にすれば、絵が語り
かけてくるようなのです。その語りとは、描いている時の画家の心が
発しているのではないかと感じるのです。ある絵では、落雷に打ちひし
がれた一本の木に、またある絵では、流れの脇の何の変哲もない石に
それを感じました。

 本当の意味での真心や感動とはどういうものでしょうか。
 次の言葉から、色々と感じるものがあります。

◎自分の真心に気づく◎

 「人は他人の真心に触れて、己の真心に気づく」と言われます。
私たちは自分の中の真心を自覚した時、初めて豊かな心になれるので
しょう。みんなで豊かな心になるために、まず自分の周囲の人たちに
対する思いやりのある行為を心掛けたいものです。

 真心が感じられるのは、演出された感動プログラムや、感動を押し
付けるような奇をてらった行動からではないでしょう。もっと静かで
素朴な、見ようによっては素っ気ないと思われるような行動からなの
です。感動の押し売りに嫌味を感じたことのある方は結構多いと思い
ます。それは、そこに真心が感じられないからです。言葉の上だけの
真心、押し付ける側の自己満足でしかない感動、こうした最近の風潮に
疑問を感じてしまうのです。

 今週もどうぞお元気にお過ごしください。

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    ☆☆ 会社を元気に!「考研ウィークリー」 ☆☆

        -----2009年3月1週号-----

◆疲労と悩みを予防する◆

 疲労と悩みは、仕事や作業、そして活動の効率を下げます。こんな
もの無ければよいのに、と思うこともしばしばですが、人間である限り
疲労と悩みから逃れることはできそうもありません。

疲労と悩みに取りつかれた時には、休むのが一番良いと言われています。
しかし、休む訳にはいかない状況が私たちの回りに渦巻いています。
こんな状況の中で、せめて疲労と悩みを予防する方法は無いものかと
考え込んでしまいます。

ところが、その方法がありそうなことに気付きました。そんなことを
感じさせる伝説をまず紹介します。

 ウィストン・チャーチルは第二次世界大戦を勝利に導いたイギリスの
首相として知られています。彼が首相だったのは60代後半から70代
前半でした。

今では、この年代はまだまだ元気で働き盛りだと言われていますが、
当時は平均年齢は今より低かったはずですから、かなり高齢と言っても
よいでしょう。

しかし、チャーチルは1日16時間働き、イギリスの軍事行動を指揮
したそうです。この年齢でそこまでの活動ができたのには訳があります。
彼は、午前中は11時までベッドに入ったまま報告書を読み、命令書を
口述し、電話をかけ、重大な会議を開いていたというのです。

そして昼食の後は2時間眠ったそうです。彼の場合、疲労を回復したの
ではなく、疲れる前に休息していたと言うのが妥当でしょう。つまり、
疲労を予防していたと受け止められます。だから、元気よく深夜まで
働くことができたと言えるでしょう。

 この伝説は、疲労の予防の重要性を伝えています。私たちのような
普通の者は、チャーチルのような状況にはありませんので、ベッドに
横たわったまま会議をすることなど不可能です。しかし、5分間程度の
仮眠を椅子に座ったまま取ることは可能でしょう。

専門家によりますと、5分間の昼寝でも疲労の予防や回復に効果がある
とのことです。この伝説や専門家のアドバイスを参考にして、疲れる
前に休息する、即ち、疲労の予防をすることを真剣に考えたいものです。

 こうしたことに関して、デール・カーネギーは自著「道は開ける」の
中で、次のようなことを述べています。

彼によれば、疲労はしばしば悩みを引き起こすのだそうです。疲れて
いる時は、悩みに感染しやすくなるというのです。確かに疲れている
時は、恐怖や心配ばかりが心を支配するような気がします。
 
そんな訳で、疲労と悩みを予防する第一の鉄則は、たびたび休養する
ことだそうです。疲れる前に休息することだそうです。

 脳は何時間使い続けても疲れない、肉体労働では疲れても、頭脳労働
では疲れない、という説もあります。しかし、多くの頭脳労働者たちが
疲れている現実はなぜなのでしょうか。

精神分析医の分析によりますと、頭脳労働者たちの疲労は精神あるいは
心理的なものからきているらしいのです。喜びや満足の連続であれば、
決して疲れなかったのでしょう。しかし、実際には、退屈、うらみ、
正当に評価されていないという気持ち、無力感、あせり、不安、悩み、
などを1日の間に何回か経験します。それが疲れの原因らしいのです。

悩み、緊張、感情の混乱が疲労の3大原因だそうです。そんなものは
自分には無いと思っている人でも、仕事をしている際に妙に力が入って
いたりするものです。力の入っている状態は緊張を生むのです。

 緊張を解き放つことが疲労の予防になるのです。即ち、リラックス
することです。リラックスとは、あらゆる緊張や努力を消し去ること
です。そして、まずは、目から緊張を解くのがよいようです。

シカゴ大学のある博士は、「目の筋肉を完全にリラックスさせることが
できるだけでも、人間はあらゆる悩みを忘れ去るだろう」とまで言って
いるようです。

 最後に、デール・カーネギーが先述の自著で解説している、「疲労と
悩みを予防する4つの習慣」を紹介します。

1.当面の問題に関係のある書類以外は全部机の上から片付ける
   処理しなければならない仕事が机に積み上がっていること自体が
   「緊張」を生み出しています。

2.重要性に応じて物事を処理する
   チャールズ・ラックマンという成功者が実践したことは、次の
   2つのことでした。
    ・考えること
    ・重要性に応じて物事を処理すること
   彼は朝5時に起きて1日の計画を練り、大事なことを優先して
   取り組むことにしたのです。

3.問題に直面した時、決断に必要な事実が集まっていれば、即刻
  その場で決断する
   つまり、ずるずると先送りをしないことです。

4.組織化、代理化、管理化することを学ぶ
   些細なことや混乱に圧倒されている人が多いようですが、そんな
   もので焦燥し、不安を覚え、緊張したりしないようにします。
   組織化、代理化、管理化ができなかった人は、大事業を打ち立て
   た人でも50代から60代で亡くなっている人が多いそうです。


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◆いま旬の講演テーマ◆

   『設計エンジニアの生産性を高める』

 設計エンジニアは、ドラッカーの言うところの知的労働者の典型です。
ドラッカーは次のように言っています。
・知的労働者とサービス労働者の生産性を向上させることは、今後
 数十年にわたってマネジメントをめぐる支配的な課題になり、
 各会社の競争力を決定するものとなろう。
・これを最初に実現する国は21世紀を経済的に支配することになろう。

 モノづくり企業において、設計業務の生産性は生産プロセス全体の
生産性を左右します。従いまして、設計エンジニアの生産性を高める
ことは、企業の競争力を高めることに大きく貢献するのです。

 仕事にしろ学習にしろ、個人にしろ組織にしろ、現代社会を生き抜く
ために必要なことは、生産性を高めることです。成功者は、生産性を
高めることのできた者の中から生まれます。

生産性向上のポイントは、日常の仕事や学習の仕方の中にあります。
これを見のがさないようにすることが大切です。設計エンジニアの
場合も例外ではありません。

設計エンジニアを対象として、次のようなことをお伝えします。
・我々は競争社会で生きており、そこで幸せな人生を追求している
・幸せな人生の実現に強く影響するのが、生産性と目標達成である
・生産性を高めるための着眼点がある
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◆改善実践考房、3月度のご案内◆

 次々と開く春の花々に勢いを感じながら進む季節になりました。
3月の考房開催日と会場を下記の通りご案内致します。改善課題や
解決するべき課題をお持ちで、他者の意見や考え方を聞いてみたいと
思われる方、どうぞお運びください。

日 時:09年3月26日(木)午後6時30分〜8時30分
テーマ:特に設定していません
会 場:神戸市勤労会館303号室(神戸市中央区雲井通5−1−2)
     (JR三宮駅浜側を東へ徒歩で約5分)
ご案内サイト:
   http://homepage1.nifty.com/koken_pat/kowbow.html
ご連絡先:
   メールアドレス <hiro.oshima@nifty.com>

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★生活や事業や防災を支えている、縁の下の力持ちとは何だろう
 ・答えは発電機ですが、身近にありながら余り知られていないようです
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