2009/08/13
老裏5[97]会議(2)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 老人ホームの裏事情Part5 [NO.97] 2009/08/13 ~学校では教えない本当の社会福祉~ ◆エル・ドマドール ◇PC版 http://www.tamagoya.ne.jp/cms/senior5/ ◇携帯版 http://www.tamagoya.ne.jp/mobi/sen5-09/ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ …●この無料マガジンはあなたのご希望により配信されています。 …○このマガジンが要らないかた、解除はこちらでお願いします。 【まぐまぐ】 http://www.mag2.com/m/0000084809.htm ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ◎いつも「たまごや」のマガジンをご愛読いただきありがとうございます。 今週も「福祉界の猛獣使いことエル・ドマドール」さんのコラムでお楽しみく ださい。 ==================================================================== ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓福祉を騙る偽善と悪行そして真実。福 ┃学校では教えない本当の社会福祉┃祉が「善行」だと信じる「良き介護者」 ┗━━━━━━━━━━━━━━━┛は読まないほうがいいでしょう。キャ リア10年以上の福祉界の猛獣使いことエル・ドマドールが暴く福祉の本当 の姿、そして痛烈な真実。 ==================================================================== 第97回 ■会議(2) 前回では10か条のダメな会議の条件を提示した。今回はそれについて語りたい。 (1)月に累計2時間以上会議をしている。 (2)決められた時間に終わらない。 (3)休みの職員も招集するなど、できるだけ最大限参加者を募りたがる (4)多数決を取るとどれか一つの案に偏ることが多い。 (5)1週間に1回、1ヶ月に1回など必ず定期的に行われる (6)メインの会議が始まる前にメイン会議で何を話し合うかなど司会や上司 たちの間で打ち合わせが行われている (7)やたら念入りの会議レジュメを作る (8)会議後の議事録を平然と修正する (9)会議後、一部の人間たちで話し合いをしている (10)会議の時にやたら熱心になる職員が多い 読者諸兄の職場での会議はこの内のいくつか該当するものもあるだろう。いく つ以上だとダメ会議だとかそんなものはないが、該当するものが多ければ多い ほど会議によって蝕まれている職場であることは確かだ。先週も述べたが、ダ メな会議は時間を浪費するだけではない。それは職員のモラルや士気を奪い、 荒廃した職場になってしまう恐ろしいリスクが隠されている。ダメ会議は職場 を蝕む。それを覚えて欲しい。 (1)月に累計2時間以上会議をしている。 (2)決められた時間に終わらない。 このふたつがダメなのは言わずもがなだろう。上司になるといろんな種類の会 議を掛け持つため月10時間以上会議に出席する人もいるが、そんなに長い時間 現場にいなくてもいいならそんな上司は元々不要だろう。会議は何のためのす るのか?未だに俺は明確な答えが導けない。意見を集めるためなら他にいくら でも方法や機会はあるはずだ。第一、人の意見を聞かない上司に限って会議を したがる。コミュニケーションや士気向上のために会議をするなど会議の本来 の目的ではないはずだ。情報共有するためという意見もあるが論外。そんなも の他に方法はある。ここではっきり言うが、会議なんて上司の決断力を補うた めのものだ。多ければ多いほど上司のしての欠陥を露呈しているに等しい。何 度も言うが会議をしているだけでは何も生み出せない。 決められた時間に終わらず延長戦になっている会議はいくらでも見かけるが、 これも時間の無駄だ。福祉の職場はそんなに暇なのだろうか?「皆の意見を聞 く」なんて言うが、意見なんて募集したら収拾つかなくなるくらい出る。参加 者は協調性の無い人間だとみなされないように普段は大人しく振舞うものだが、 会議の時にはあたかも「自分の意見が絶対正しい」と独善性を剥き出しにする から不思議だ。だが、どんなに貴重な意見でもいくらでも採用できるわけでは ない。それぞれのエゴや面子がぶつかり「船頭多くして船山に登る」状態にな ってしまっている会議はいくらでもある。だが、結局結果が悪ければ責任を取 るのはリーダーなのだから、時間になったら議論を断ち切り自分で決断をしな くてはいけないのだ。議論を一方的に打ち切れば不満に思う参加者がいるだろ うが、職場は幼稚園ではない。個人のエゴよりもチーム全体の利益の方が大事 ではないのか?そのことを毅然と示せるリーダーがいないことが問題なのだ。 (3)休みの職員も招集するなど、できるだけ最大限参加者を募りたがる 「利用者が第一に優先されるべき」など熱い理想をためらい無く語る福祉関係 者は多い。しかし、そんなもの偽善に等しい。現に会議になると休みの人も含 め、業務中の人間も会議に率先的に参加したがる。本当に利用者が大事なら会 議に参加している暇はないだろう。福祉の職場は当然24時間営業で誰かが業務 についておかなければならない。そのため最低限の人員で介護業務をさせてい るが、それでは介護はなおざりなものになるだろうし、利用者の要望に最大限 応えることもできない。介護の質を落としてまで会議をしなければならない理 由はなんだろうか?それはリーダーたちの保身や決断力の無さだ。自分ひとり で決断できない彼らは部下を巻き込んで責任逃れをしたいのだ。「皆で決めた ことだから私に責任はない」上司の責任逃れに付き合わされる部下は大変だ。 (4)多数決を取るとどれか一つの案に偏ることが多い。 このような事が常態化している組織には「言論の自由」がないと言ってもいい。 「自由に忌憚のない意見を聞かせて欲しい」とリーダーたちが言っても本当に それをしたらどんな目に遭うか判らない。また現場で起きている不都合な事実 を指摘すれば上司の不興を買い、人事で冷遇されかねない。このような恐怖政 治がまかり通るところは参加者が会議の状況や流れを読むことに必死になって いることが多い。誤って少数派についてしまわないように戦々恐々としている ものだ。だから多数決を取ると一方的な差になることが多いのだ。だが、自由 意思が保障される民主社会では多様な意見に分かれるものだ。それが一方的な 大差になるのは北朝鮮などの独裁国家ぐらいだろう。先ほどの個人のエゴが剥 き出しになるような「衆愚政治」も問題だが、本音が言えない「独裁社会」の 方がもっと悪い。会議においては民主主義である必要は無い。だが、言論の自 由も保障しない会議は百害あって一利なしだ。 (5)1週間に1回、1ヶ月に1回など必ず定期的に行われる 会議は定期的に行われるもの。そう信じている人が多数だろうが、会議は必要 が無ければする必要は無い。会議なんて元々リーダーたちのリーダーシップの 無さや決断力の無さで行われている。リーダーたちがきちんと決断ができれば 不要な代物だ。なぜ定期的に会議をするのか?本来会議は問題を解決するため の手段だったはずだ。もはや会議をすること自体が目的と化してしまっている のだ。これでは会議が時間の無駄になるのは無理は無い。 続きはまた来週にしよう。 エル・ドマドール 【関連記事】 [96]会議 http://www.tamagoya.ne.jp/cms/senior5/archives/2009/08/96.php ご感想・ご質問・お便りはこちらから ⇒ http://www.tamagoya.ne.jp/mm/issue/senior5_prf.htm ■免責事項■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃記事・広告については不確実な内容を含んでいる場合があります。自己責任 ┃にてご利用ください。なお、記事の無断転載はご遠慮ください。 ┃執筆依頼・転載について: http://tamagoya.ne.jp/mm/e-service.htm ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃ライター:エル・ドマドール ┃編集発行:たまごや Copyright(c)(週刊:1171部) ┃お問合せ: master@tamagoya.ne.jp ┃このマガジンへの広告掲載は: http://tamagoya.ne.jp/mm/ad.htm ┃メルマガライター募集中: http://tamagoya.ne.jp/mm/writer.htm ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ちょっと珍しい「そばがらくん炭」の通販は「たまごや商店」 ◇⇒ http://tamagoya.ocnk.net/product/270 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



