老人ホームの裏事情  RSSを登録する

福祉を騙る偽善と悪行そして真実。福祉が「善行」だと信じる「良き介護者」は読まないほうがいいでしょう。キャリア10年以上の福祉界の猛獣使いことエル・ドマドールが暴く福祉の本当の姿、そして痛烈な真実。

最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2009/07/15

老裏5[93]プレジュディス(下)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  老人ホームの裏事情Part5     [NO.93] 2009/07/15

 ~学校では教えない本当の社会福祉~

      ◆エル・ドマドール
      ◇PC版 http://www.tamagoya.ne.jp/cms/senior5/
      ◇携帯版 http://www.tamagoya.ne.jp/mobi/sen5-09/

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
…●この無料マガジンはあなたのご希望により配信されています。
…○このマガジンが要らないかた、解除はこちらでお願いします。

【まぐまぐ】 http://www.mag2.com/m/0000084809.htm

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

◎いつも「たまごや」のマガジンをご愛読いただきありがとうございます。
今週も「福祉界の猛獣使いことエル・ドマドール」さんのコラムでお楽しみく
ださい。

====================================================================
┏━━━━━━━━━━━━━━━┓福祉を騙る偽善と悪行そして真実。福
┃学校では教えない本当の社会福祉┃祉が「善行」だと信じる「良き介護者」
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛は読まないほうがいいでしょう。キャ
リア10年以上の福祉界の猛獣使いことエル・ドマドールが暴く福祉の本当
の姿、そして痛烈な真実。
====================================================================


第93回

■プレジュディス(下)

前回に続き、今回も偏見について語ろう。

よく言われることだが、「偏見や差別は無知が原因だ。無知を克服する教育こ
そ差別問題を解決する鍵である」という主張を俺は大学時代に耳にした。それ
は今でも確かに正しいと言える。前回のマイケル・ジャクソンに対する偏見は
彼の背負った病気や障害に対して無知なために起こる典型的な例といえるだろ
う。しかし、その事を学んで10年以上が経った今、俺はプレジュディスは無知
だけが原因なのだろうか?と思っている。どうしてそう思うのか?

差別や偏見は人よりも知能が高いはずの知識人にも多く見られているからだ。
むしろ、インテリや知識人たちはその頭脳で理論武装やディベートにも長け、
自分の持つプレジュディスを巧みに正当化しようとする。だから彼らの偏見は
ある意味かなり性質が悪い。こんなことを言うと「インテリ=差別主義」と決
め付けていると反論がありそうだから、先に言っておく。俺は「インテリ=差
別主義」は決して間違いではないと思っている。なぜなら偏見に取り付かれな
い人間など誰もいないからだ。差別や偏見が無知から始まるのであるなら、な
ぜ知識人たちは偏見から逃れられないのか?その疑問を呈したいのだ。

誰よりも賢いインテリがいかに偏見に陥っているか、それをリアルに描写する
いいドラマがある。諸君はアメリカテレビドラマの「BONES」をご存知だろう
か?主人公の人類学者テンペランス・ブレナンは人骨を見て猟奇事件を解決す
る凄腕のエキスパートだが、それ以外は人間としてかなり欠陥がある科学者だ。
IQは高いはずなのに頑固で融通が利かず、ずけずけとモノを言っては周りを当
惑させるなどコミュニケーションに欠陥がある。サイコセラピーを嫌がり、心
理学は信じないなど科学者としてあるまじき偏見を持つ人物だ。悪い人間では
決してないのだが人間的に未熟なところがあり、高いIQを持っていても弱点が
あるところが人間らしいリアルなエリートを上手く演出している。もし機会が
あるなら是非見て欲しい。

また科学が偏見にいかに毒されているか知りたければエコロジーを見ればいい。
はっきり言ってエコロジーは嘘の塊だ。多くの人はエコロジーはいいものだと
鵜呑みにしているが、エコロジーではアルミ缶のリサイクル以外全く使い物に
ならない。エコロジーを説く科学者は国民を意図的に騙しているか、それとも
偏見を信じているかどちらかだ。麻生総理はラクイラサミットで太陽光発電を
今の20倍にすると発言したが、実を言うと太陽光発電は石油の無駄遣いに等し
い。

まずはそのコストパフォーマンスの悪さだ。火力発電所が投資したコストを1
年足らずで回収できるのに太陽光発電は軽く10年以上かかってしまう。しかも
それは部品が故障するなどのアクシデントがなければの話だ。しかも太陽光で
発電できるのは10時から15時の快晴時のみ。夜や雨の日など発電できない時は
どこから電気を調達するのか?結局安定的に供給できる既存の発電所しかない。
それなら最初から火力発電所だけを使えばいいだけではないか?現代の科学技
術では例えCO2を排出しても、石油以上に効率のいいエネルギーはないのだ。
大量の石油を使ってソーラーパネルや半導体を作っても殆ど微々たる量しか電
力を生産できない太陽光発電。それは冷静な客観性を見失い、偏見に取り付か
れたインテリたちの墓標と言ってもいい。

ちょっと例が長すぎたが、本来の話題にも戻そう。例に挙げたように科学者も
人並み以上の知識と教養があっても、プレジュディスを克服できているとは到
底言えない。偏見を克服するのはIQではないのだ。では何であれば偏見を克服
できるのか?俺はそれはテストの点数や金銭のように決して数字化できないも
のだと確信している。あのジークムンク・フロイトはさすが心理学者らしくこ
んな名言を残している。それにヒントがあるので紹介しよう。

――成熟とは曖昧さを受け入れる能力である。

人間誰しも物事がはっきりせずに曖昧にしておくのはとっても苦痛なところが
ある。なるべく早く、善か悪か白黒はっきりさせたい。しかし、それでは時に
拙速な判断を招いてしまう。そこではっきり判らなくても、曖昧な事実を白黒
決め付けずに受け入れることこそ成熟さの指標ではないのかとフロイトは主張
しているわけだ。つまり偏見とは事実が判らない状態への不安の産物とも言え
る。だからこそいくら勉強して知性を磨いても偏見から逃れることができない
のだ。プレジュディスを克服する力とは不安を超える力。弱い自分自身を乗り
越える内省的な修練でもあるのだ。


エル・ドマドール

【関連記事】

[69]障害受容するべき人々
http://www.tamagoya.ne.jp/cms/senior5/archives/2009/01/69.php

[92]プレジュディス(上)
http://www.tamagoya.ne.jp/cms/senior5/archives/2009/07/92.php

ご感想・ご質問・お便りはこちらから
⇒ http://www.tamagoya.ne.jp/mm/issue/senior5_prf.htm


■免責事項■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃記事・広告については自己責任にてご利用ください。
┃執筆依頼・転載について: http://tamagoya.ne.jp/mm/e-service.htm
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ライター:エル・ドマドール
┃編集発行:たまごや Copyright(c)(週刊:1154部)
┃お問合せ: master@tamagoya.ne.jp
┃このマガジンへの広告掲載は: http://tamagoya.ne.jp/mm/ad.htm
┃メルマガライター募集中: http://tamagoya.ne.jp/mm/writer.htm
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆[DIYの強い味方] EMPIRE社(USA)丸のこ定規(12インチ三角定規) 
◇2x4材の施工に最適な定規⇒ http://tamagoya.ocnk.net/product/251
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。

最近の記事

上へ戻る