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はじめまして。松本みわこです。これからこのメールマガジンで、みなさんの歯の悩み等、質問にひとつずつお答えしていきます。どんどんメールをください。

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2006/12/30

♪♪歯科医師 みわこのスマイル相談室 (^o^) 丿 平成 18 年 12 月 30 日

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  〃⌒⌒ヽ
((((ノノ
 )∩ ∩ b)  歯科医師 みわこのスマイル相談室 第28号
 (  〇  人


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       平成18年 12月 30日号です            
                                         
こんにちは、松本 みわこ です。

今年も、いよいよ残り、2日になりました。
みなさんにとって、今年はどんな一年でしたか?

さて、今回は、「乳歯をぶつけてしまった5歳のお子さん」についてのご質問
メールをご紹介したいと思います。

幼稚園・小学生のお子さんは、やはり、頭が重たいせいか、転んだり、お友達
とぶつかったり、色々なアクシデントで歯をぶつけてしまうケースが非常に
多いいようです。

特に、ほとんどの場合、ぶつけるのは、前歯。

見た目にも気になる前歯の今後を心配されるお母さんからのメールを
ご紹介致します。


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筆者の紹介

松本 みわこ

現在、銀座アベニュー矯正歯科にて勤務
http://www.ginza-avenue.jp/

ご質問等は
 mailto:miwako@ginza-avenue.jp

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質問:

初めまして。
今日は、私の娘(5歳)のことで質問があり、メールをさせて頂きました。

実は、2週間ほど前に、幼稚園でお友達とぶつかってしまい、前歯(乳歯)
がまがってしまいました。
すぐに歯医者に行き処置していただきましたが、やはり神経が死んでしまい、
最近では、歯が少し茶色がかってきたように感じます。

乳歯に関してはいずれ、ぬけるものなので仕方ないと思うのですが、
下にいる永久歯が非常に心配です。
(もちろん乳歯の色も気になるのですが・・・)

歯医者では、次回、うみをとる処置をすることになってますが、
その後、この歯はどうようになっていくのでしょうか?
 
宜しくお願い致します。


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回答:

お嬢さんは、お友達とぶつかって、前歯の神経が死んでしまったようですね。
 
歯の神経は、歯の中から顎の骨の中をつたい、全身につながっています。

「歯の神経が死んでしまった」というのは、今回の場合、歯に加わった衝撃
によって、歯はまがってしまい、歯から顎の骨の中につながっている神経が
途中で切れてしまったと考えられます。

そして、最近では、歯が少し茶色がかってきたように感じるとのことですが、
このような歯の変色は、歯をぶつけた際や神経処置後によく見かけられます。

歯が変色するメカニズムについては、まだ、確定はされておりませんが、
以下のように考えられています。

歯の中にある血管が衝撃によって、切れ、流れ出た血液が歯の組織の中に、
しみこんでいき、歯が茶褐色に変色するということです。
そのため、今回の場合も、残念ながら歯の変色は避けられないと思われます。
 
次に問題となるのは、永久歯への影響です。

前歯は、胎生5ヶ月つまり、お母さんのお腹の中にいる時から、顎の骨の中
でつくられ始め、4〜5歳には、歯の頭部分に当る歯冠は完成しております。
ですので、現時点での永久歯の歯冠の形や構造自体には大きな問題は生じない
と考えられますが、乳歯の歯根に膿がたまっているようですので、神経の処置
によって、改善が難しい場合は、永久歯にも悪影響を及ぼすことも考えられます。
 
次に、永久歯へのはえかわりが上手く行われるかということですが、
通常、乳歯は、永久歯がはえ出てくる刺激によって、乳歯の歯根が徐々に
溶けて吸収されていきます。その結果、乳歯はぐらぐらしてゆき、抜け落ち、
抜けた場所から次に永久歯がはえてくるのです。
神経処置をした乳歯でも、この歯根の吸収は、通常、生じるはずなのですが、
外傷を受けた乳歯の場合、稀に、骨と硬くくっ付いてしまい、うまく溶けて
吸収されないケースもあります。

ですので、前歯のはえかわりの時期(通常6〜8歳ごろ)を過ぎても、乳歯
がぐらぐしてこない(上手く歯根の吸収が行われない)場合は、レントゲン
によって乳歯の状態を確認しながら、抜歯することになります。
 
現在は、5歳ですので、永久歯の状態にもよりますが、歯を抜くのは、
やや早いと思われます。
早く抜いてしまうと、女の子ですので、隙間が生じ、見た目にも問題がある
だけではなく、両隣の歯が移動してきたり、倒れて来たりする可能性があります。
そうすると、永久歯の前歯がはえてくるスペースが減ってしまい、歯並びや
噛み合わせに悪い影響を及ぼす可能性があるのです。
 
しかしながら、乳歯に膿がたまったり、抜かざるおえない状態の場合は、
将来、永久歯のはえるスペースを確保し、見た目を改善するするためにも、
隙間に仮の歯を入れるような装置を利用することが必要かと考えられます。

以上のようなことを念頭におき、現在、通われている歯科医院の先生とご相談
されながら、乳歯と永久歯の経過を見ていかれるとよろしいかと思います。

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◇発行/編集/お問い合わせ先/バックナンバー
 電子メールマガジン「歯科医師 みわこのスマイル相談室」 18/12/30
 編集責任者:松本 みわこ ( mailto:miwako@ginza-avenue.jp )
  URL : http://homepage2.nifty.com/webnavi/miwako/index.htm

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