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2009/10/02

[ビジブレ:1567]イノベーションの7つの機会(4)

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┃ビジネスブレインストーミング - 第1567号 -
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【本日のビジネス・ヒント】

こんにちは、今井です。
本日は、金曜コラムです。

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┣╋┫  イノベーションの7つの機会(4)
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このところ、このコラムは、ドラッカー先生の「イノベーションの7つの機会」
を題材にしています。

※参考図書
「イノベーションと企業家精神」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478000646/carriageway-22



イノベーションの7つの機会とは、以下のとおりです。

・The Unexpected(予期せぬこと)
・Incongruities(不調和)
・Process Needs(プロセスニーズ)
・Industry and Market Structures(産業と市場の構造)
・Demographics(人口動態、人口統計学データ、デモグラフィック)
・Changes in perception, meaning, and mood(認識や意味づけや雰囲気の変化)
・New knowledge(新しいナレッジ)


本日は、3つ目の「Process Needs(プロセスニーズ)」について。





●Process Needs(プロセスニーズ)

このあたりから、機会が目に見えなくなってきます。

「予期せぬこと」や「不調和」は、事象として現れてくれますが、
「ニーズ」は人の心の中にあるからです。


外から見ると、事業はそこそこうまく行っていて、
業務プロセスは、うまく回っているように思えます。

ただ、そのプロセスの中で働いている人は困っていることがあります。

「この仕事は手が回らない」、「この部分は失敗できないので気を使う」など、
心の中では不安や不満を抱えています。


ドラッカー先生が言っているのは、一連の業務プロセスの中にある
”ミッシング・リンク”を探すことだということです。

「この一部分が解決すれば、もっともっとスムーズに業務が回るのに・・・」という
箇所はどこか?と言うことです。

このプロセスニーズには、2つのパターンがあります。
「(1)量の問題」と「(2)質の問題」です。




(1)量の問題:このままだと、人が足りなくなる・・・

「このまま行くと、人が足りなくなる」ということは、業界の発展によって起こります。
昔は、「SEが足りなくなる」と言われた時期がありました。

しかし、そうはなりませんでした。
開発方法論が発達したり、開発言語、開発環境が進化して行ったからです。

製造業でもオートメーション化で、増える需要やコスト削減に対応しました。



「イノベーションと企業家精神」の中では、1900年代前半の電話交換手の例が
書かれています。

電話交換を手作業で行っていると、1930年ごろには、17~60歳までのすべての女性が
電話交換手にならなければならないとの予測がなされました。

自動交換機が開発されたのは、その予測の2年後だったそうです。



これからも、「このままだと需要の伸びに対応できないのでは?」という仕事は
次々と出てきます。

そして、その問題に気づいた人がイノベーションを起こします。

例えば、介護の世界でも、ロボットが活躍しそうですよね。




(2)質の問題:もっと良い方法は?

すごく卑近な例なのですが、私はカニを好んで食べませんでした。
美味しいのは分かっているのですが、面倒なのです。。。

いちいち殻をむいて食べるのが億劫で、招かれたときなどを除いて、
カニ鍋をすることはありませんでした。

しかし、ある時期からカニを食べるようになりました。
カニにはイノベーションが起こったと思います。
ちょっと大げさですが(笑)

何かと言うと、殻が半分剥かれているカニが出回ってきて、
いちいち割って剥くことなしに食べられるようになったのです。

半分殻が剥いてあるカニなら楽に食べられるので冬の鍋が楽しみになりました。



これは、一連のプロセスの中のミッシング・リンクをつないだ例です。

商品やサービスを開発して、作って、売って、届けて、それを顧客が消費して、
という一連のプロセスの中で、どこかにある滞りを解決したと言うことです。

プロセスに生じている問題を解決すれば、全体的に消費量が上がります。
カニの殻はイノベーションですよね。




この様なニーズに関する意見は、普通に業務をこなしているだけでは出てきません。
目に見えるような状況になれば分かりますが、そうなる前に気づくのが理想的です。

ですので、大切なのは「聞いて回ること」です。

ドラッカー先生も、よく受講生に電話をして、授業に対するフィードバックをもらっていたそうです。





本日はここまで。

次回はちょっととばして、
「Changes in perception, meaning, and mood(認識や意味づけや雰囲気の変化)」
について。


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| 原稿を書き終えて
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最近、クラリネットを習い始めました。

右脳的なことを習うって新鮮でした。

さまざまな事を、右脳的にも伝えるようにしようと思いました。




というところで、本日のビジブレは以上です。
長文にお付き合い下さいまして、ありがとうございました!

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※ ビジネスブレインストーミングの目指すこと
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素晴らしい未来を創造して行きたいと思っております。

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◎発行人:今井 孝(ターレス今井)
 キャリッジウェイ・コンサルティング代表

 1973年生まれ。大阪府出身。
 大阪大学大学院卒業後、大手IT企業で新規ビジネス開発に従事。
 5億円規模のビジネス立上げに成功。社内アワード受賞。
 独立後、新しい収益源をつくる創造型人材の育成のための
 研修・コンサルティングに従事。

 詳細→ http://www.carriageway.jp/profile/

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【最後に一言】

<ドラッカー先生のつぶやき>

未来を予測するだけでは問題をまねくだけである。
なすべきことは、すでに起こった未来に取り組み、
あるいは来るべき未来を発生させるべく働くことである。

http://twitter.com/DailyDruckerBOT





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