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2007/05/18

●江戸東京博物館ニューズレター 67号

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        江戸東京博物館メールマガジン   2007/5/18 67号
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 薫風香る季節も終わりに近づき、いよいよ初夏の様相ですね。
  さわやかさだけではなく、何となく蒸し暑さも感じるようになりました。
  暦のうえでの衣替えは6月でも、街は一足先に衣替え!
  でも、冷房の効いた乗物では
  上着も欠かせません。いやはや、むずかしいですね…。

=====【目 次】======================================================

  ●特別展のご案内------開催中の特別展
             「ロシア皇帝の至宝展〜世界遺産クレムリンの奇跡〜」 
  ●常設展示室----開催中の企画展
          ロマノフ王朝と近代日本展
          次回開催の企画展
          「発掘された日本列島2007 新発見考古速報展」
          開催中の特集展
          映画「あかね空」の世界〜江戸の食と深川〜展
           ミュージアムトーク
  ●◇“旬”◇-----タワー、タワー!!
  ●図書室から------------図書室からのおしらせ
                  司書のオススメ!(49)
    ●たてもの園から--------たてもの園からのおしらせ
                  たてもの園5月6月の催し
                  小金井からの風
  ●学芸員のつぶやき


  ◇◇江戸東京博物館 ご案内◇◇
  〒130-0015 東京都墨田区横網一丁目四番一号
  電話  03(3626)9974(代表)
  HP http://www.edo-tokyo-museum.or.jp
  ◇開館時間◇
  午前9時30分〜午後5時30分(土のみ午後7時30分まで)
  ◇休館日◇
  毎週月曜日
    ◇交通◇
  ●JR総武線 両国駅西口下車 徒歩3分
  ●都営地下鉄大江戸線 両国(江戸東京博物館前)駅下車A4出口 徒歩1分
  ●都バス墨38・錦27・門33系統「都営両国駅前」下車徒歩3分

 特別展・企画展・催し物等の日程・内容等は変更になる場合があります。

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●特別展のご案内
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 ◆開催中の特別展
 
  特別展「ロシア皇帝の至宝展〜世界遺産クレムリンの奇跡〜」 

  会期:2007年3月20日(火)〜6月17日(日)
  場所:1階 企画展示室

  本展は、12世紀から20世紀初頭までの、ロシア帝国の栄華を今に伝える
  10万点の至宝のなかから工芸品、宝飾品、イコン、テキスタイル、
  絵画など選りすぐった230点を一堂に展示。
  モスクワ・クレムリンとロシア工芸の歴史の全貌を
  初めて日本で紹介するものです。


  *詳しくは下記ホームページをご覧下さい。↓
 http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/kikaku/page/2007/0320/200703.html


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●常設展示室の見どころ
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 ◆開催中の企画展

  企画展「ロマノフ王朝と近代日本展」

  会期: 平成19年4月10日(火)〜5月27日(日)
  場所: 5階 第2企画展示室

  2005年の日露修好150周年に際し、ピョートル大帝の時代から
  日露和親条約締結(1855年)を経た、近代日本とロシアの交流の
  歴史を、サンクトぺテルブルグの国立図書館館が所蔵する貴重な
  写真、古文書、書簡、ドローイング、版画、書籍等約300点の
  資料で展観します。 

 *詳しくは下記ホームページをご覧下さい。↓
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/about/josetsu/dai2/2007/0410/0410.html 

 ◆次回開催の企画展
          
  「発掘された日本列島2007 新発見考古速報展」
   会期:平成19年6月5日(火)〜7月15日(日)
   場所:5階 第2企画展示室


 ◆開催中の特集展
 
 特集展示 映画「あかね空」の世界〜江戸の食と深川〜展 

  会期:2007年平成19年2月27日(火)〜5月27日(日)
  場所:常設展示室5階

  江戸博に、映画「あかね空」の舞台となる江戸の豆腐職人、
  深川蛤長屋がドッキング!
  さらなる時空へタイムスリップ! 

 *詳しくは下記ホームページをご覧下さい。↓
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/about/josetsu/tokushu/2007/0227/0227.html
 
  ゜・。・゜・。・゜・。・゜・。・゜・。・゜・。・゜・。゜・。

  ◆ミュージアムトーク

    学芸員による展示解説です。お気軽にご参加ください。
    所要時間 30〜40分
    開始時間 16:00〜 
    集合場所 5階 常設展示室 日本橋下
 
 平成 19年5月18日 (金) 江戸の歌舞伎小屋  
 平成 19年5月25日 (金) 生活革命  
 平成 19年6月1日 (金) 生活革命  
 平成 19年6月8日 (金) 両国川開き  
 平成 19年6月15日 (金) 両国川開き  


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●“旬”
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 ◇タワー、タワー!!
  少し前のことになりますが、大阪の通天閣に登ってきました。
  今、実は「塔」が私の「旬」、特に通天閣がお気に入り、です。
  京都は何度か訪ねているので、さほど不案内ではないのですが、
  大阪は・・・???
  行く前に、ナニワ出身の知人数人に、通天閣と新世界界隈のことを
  リサーチしてみたのですが、一様に「行ったことない」
  「めったに行かない」との返事。
  串カツ店が軒を連ね、派手な幟がはためく様子は、いかにも
  「大阪」ってイメージなんですが、当の大阪の人はあまり遊びに
  行かないらしい。
  まあ、考えてみれば私もわざわざ行かないもんね、東京タワー。

  現在の通天閣は、昭和31年に建てられました。
  設計は、東京タワーや名古屋テレビ塔を手がけた内藤多沖。
  この通天閣、実は二代目で、初代は明治45年に誕生しています。
  大阪で初めての内国勧業博覧会が開催されたのは、明治36年の
  ことでした。明治45年、民間に払い下げられた跡地に「新世界」
  と呼ばれる、遊園地や活動写真館が並ぶ興行街が開発されました。
  この「新世界」の敷地中央に建てられたのが、初代・通天閣です。
  パリの凱旋門を模したアーチの上に、エッフェル塔そっくりの
  鉄塔が乗る、という、何とも不思議な姿のこの塔は、街のシンボル
  として親しまれましたが、太平洋戦争のさなかに、隣接する活動
  写真館の火災から焼失し、解体されてもとの鉄の固まりとなり、
  戦時供出されてしまいました。

  と、まあ、一応学芸員なので、通天閣の歴史などを調べつつ、
  いざ現地へGO!
  地下鉄恵美須町駅の階段を上ると、おおおっ徐々にその姿が・・・
  これが通天閣かあっ。
  ちょっと、いや、かなり感動。さっそく展望台に登って、明治45年
  当時の地図を手に下界を見てみると、これまたびっくり、街の区画、
  細い路地、ほとんど当時と変わらない。塔の高さこそ違いはあるけれど、
  今私が見ているこの風景の印象って、そのころ登った人たちが
  目にしたものと、かなり近いのかも知れない。大正震災で倒壊した
  浅草十二階は、その後再建されなかったから、今の東京・浅草では、
  こういう目線で風景を楽しむことは絶対にできないです。
  展望台の守り神、ビリケンさんにお参りして、足の裏も忘れずに掻いて、
  通天閣グッズもきっちりチェック、いやー、わざわざ来たかいがあった、
  あった。塔をおりてみると、もうだいぶん陽が傾いていました。
  黄昏時の天王寺公園から望む、斜陽に照らされた早春の通天閣の姿に、
  「また来るね」と別れを告げつつ、大阪をあとにしたのでした。

  東京タワーは、やっぱり大きい。凛としたその姿は、メガロポリス・
  東京のシンボルにふさわしい。数年後には、もっと大きなタワーが、
  ここ墨田の地に誕生します。
  でも、街との密着度からいうと、通天閣という塔は、とてもおもしろい。
  大きいタワーと小さいタワー。東京にもこんなタワー、まだあるかしら?
  「おらが街の、こんなタワー」、皆さまのタワー自慢、お待ちしております。


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●図書室から
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 ◆図書室からのおしらせ

  特別展「ロシア皇帝の至宝展〜世界遺産クレムリンの奇跡〜」
  関連図書コーナー(〜6月17日(日)予定)
  図書室小展示「なつかしい教科書」尋常小学校国語教科書ほか

  詳しくはホームページをご覧ください。↓
 http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/about/shisetsu/library/index.html

  
 ◆司書のオススメ!(49)
  −江戸の町をのぞいてみる『「熈代勝覧」の日本橋』−
 
   イメージ、というものは不思議なものです。
  誰も本当の「江戸」を見たことがないのに、誰もが何となく「江戸」
  のイメージを持っています。
  おそらく多くはテレビドラマや小説から抱くイメージでしょう。
  しかし時には、そのイメージが本当に正しいのか、立ち止まって
  みてもいいのではないでしょうか。
   とはいえ、「当時の映像が残っていないのだから」と言われるかも
  しれません。しかし、私たちは残された史料をもって、当時の人々や
  時代風俗を理解する、ひとつの材料とすることができます。
   そこでご覧戴きたい作品のひとつが『熈代勝覧』です。
  文化二年(1805)頃の江戸日本橋近くの通町筋を描くこの絵巻には、
  様々な職業、階層の人々が生き生きと描かれています。
  現代でいうなら、都心の繁華街をカメラで撮影した感じでしょうか。
  江戸に生きる人々に、想像力を働かせてみてはいかがでしょう。
  『「熈代勝覧」の日本橋 活気にあふれた江戸の町』
  (小澤弘,小林忠 小学館 2006)
  『大江戸日本橋絵巻 「熈代勝覧」の世界』
  (浅野秀剛,吉田伸之/編 浅野秀剛/他著 講談社 2003 7218/ 418/003)
  『大江戸八百八町展』
  (東京都江戸東京博物館/編 東京都江戸東京博物館2003 M3624/TO-003/ 154)


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 ●たてもの園から
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 ◆たてもの園からのおしらせ

  ◇常設展「旧武蔵野郷土館資料展示」
   5月19日(土)〜7月1日(日)
   園内 展示室
   当園の前身「都立武蔵野郷土館」が収集した考古資料を中心に、
   東京以前の歴史を紹介します。

 ◆たてもの園5月の催し

  ◇写真展「第5回小金井公園・たてもの園桜写真展」
   5月15日(火)〜27日(日)
   ビジターセンター内 ※観覧料無料

  ◇ミュージアムトーク
   5月26日(土) 14:30〜
   「江戸時代の三井家について」
   江戸東京たてもの園 真下祥幸

 ◆たてもの園6月の催し

  ◇【地域子ども教室推進事業】
   「武蔵野えどまる団 指令32 
    えどまるカップ2ソフトサッカー&フレフレ大作戦」
    6月9日(土)・10日(日)
    13:00〜16:30 園内 参加自由 ※雨天決行

   今年もやってきた、えどまるカップ!
   グループに分かれて、熱くソフトサッカーをしよう!
   応援合戦は?の材料が入った缶をフリフリ!冷たーい何かができているかも!?

   昨年の様子はコチラ↓
   http://www.tatemonoen.jp/event/edomarudan/2006b.html#m21

  ◇ミュージアムトーク
   6月23日(土) 14:30〜
   「旧自証院霊屋の建築的特質」
   江戸東京博物館 米山 勇

  ◇伝統工芸の実演
   6月23日(土)・24日(日) 10:30〜16:30
   ごぼうじめ/つりしのぶ

  ◇七夕折り紙教室
   6月30日(土)・7月1日(日)
   両日とも1回目13:00〜、2回目15:00〜
   場所 園内西ゾーン「吉野家(農家)」
   定員 各回30名(先着順)
   受付 各回開始30分前に会場で受けつけます。
   参加料 無料(入園料のみ)

   織姫や彦星など七夕にちなんだ折り紙を折ったり、短冊に願い事を書いて
   笹に飾ります。たてもの園で願い事を書くと、望みがかなうというウワサが…。

   お問い合わせは、江戸東京たてもの園
   042-388-3300まで
   http://www.tatemonoen.jp/

 ◆小金井からの風
  風薫る5月。園内はとてもさわやかな風が吹き、こいのぼりが優雅に
  空を泳いでいます。このメルマガを書いているときは、強風が
  吹き荒れていましたが…。
  さて、今年も「こどもの日イベント」が好天のもと開催されました。
  私は園内東ゾーンを会場とした「お使いゲーム」を手伝っていたのですが、
  小さな子どもたちが、カゴを片手にお買い物をしていました。
  大人たちの間をぬって、ちょこちょことカゴを持って動き回る姿は
  なんともかわいらしいかったですよ。来年もぜひ、遊びに来てくださいね!
    


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●学芸員のつぶやき
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 いよいよ考古ファン待望の
 「発掘された日本列島2007 新発見考古速報展」が、今年も
 江戸博にやってきます。
 
 遺跡の保存など、考古学的には厳しい話題ばかり目につくこのごろですが、
 最新の発掘調査の成果に触れていただくとともに、その背景には地道な
 作業を繰り返す何千何万という人たちが存在することにも思いを馳せて
 いただければと思います。
 
 平成の大合併が一段落し地域の施策が出たためか、開発にともなう試掘や
 緊急発掘が増加した場所もあると聞きます。
 炎天下や凍てつく寒さの中の発掘調査には本当に頭が下がりますね。
 資料が土から顔をのぞかせたときの感激を、是非江戸博で、
 私たちと一緒に味わってみませんか?

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 発行元のホームページ: http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/index.html
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 発行:江戸東京博物館 
 
 このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』 を利用して
 発行しています。 http://www.mag2.com/ (マガジンID: 0000081891)
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