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ロングボードとクラシックサーフィンカルチャーの情報誌。60年代、70年代のサーフスタイルをメインに、サーフアート、サーフメモラビリア、国内外の最新サーフィン情報をマニアックにご紹介します。

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2007/06/25

2007.6.25 メネフネニュースレター

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SHARE THE SPIRIT

「SHARE THE SPIRIT」私が好きなパームグラフィクスで良く使われ
る言葉だ。ロングボードが「スポーツ」として普及したおかげか、少しでも波がある
海は週末でなくてもたくさんの人で賑わっている。サーフィンが普及し、社会的に余
暇の過ごし方の一つとして認知されるのは素晴らしいことだと思う。自然の中で遊ぶ
ことによって、環境問題への関心も深まるはずだ。そんな良いことがある反面、あん
まり嬉しくないこともある。

それは海と波のキャパシティを超えた人数が入ってしまうこと。キャパシティを超え
たラインアップでは自分が取りたいラインを取って波に乗れない。波にあわせるので
はなく、人という障害物に合わせた波乗りはストレスが溜まるものでもある。だから
と言って「邪魔だからオマエ出て行け」とも言えない。自分だってその邪魔者の中の
一人だ。毎週末に人が少ないポイントを求めて自由にさまよう時間とエネルギーを持
っている人は幸せかもしれないが、多くの人は週末すべての時間をサーフィンに費や
すことは無理な事なのに違いない。

ラインアップには様々な人がいる。年季が入ったベテランサーファー、雑誌でも有名
なプロサーファー、バリバリの初心者、ロングボード、ショートボード、オルタナテ
ィブ、ボディボード、ニーボードはあまりいないが、危険な存在は初心者のロングボ
ード。スープに真っ直ぐ乗ってきて、目の前で「ピョン」なんてボードから飛び降り
られたりするとたまらなく恐ろしい。リーシュ3メートル、ボード約2.8メートル。
つまり6メートル以上離れていないとぶつかる。丈夫で壊れにくいモールドボード
だったらこっちはボードか身体が大怪我だ。

初心者イジメをしたい訳でも、モールドボードは危ないから買っちゃいけない!なん
ていう無茶な理論を展開したい訳でもない。波は少なくても立てばいい波の湘南。
そんな波を心待ちにしているサーファーは神奈川、東京方面だけでもゴマンといる。
そしてその波が立ったときの海の中は、みなさんの想像通りの状況だろう。けれども
それが避けられない現実の状況であれば受け入れるしかないというのは、どうしよう
もない現実でもある。

現実の受け入れ方は人それぞれ。コワイ顔でにらみを利かせ、廻りを圧倒しながら波
を獲得する人。これには波乗りが圧倒的に上手いという条件とそれ相応の人相が必要。
技術だけで圧倒というのもアリだ。
混雑を澄ました顔で横目で見ながら、タイミングを見計らってちゃっかりいい波を獲
得する特殊技能を身に付けた人。
廻りが見えていなくて来た波に乗ったら、誰かの前乗り。気が付けば自分も前乗りさ
れていて右にも左にもいけず、真っ直ぐ滑ってくるだけという人。怒られることが多
い人はきっとこんなことをやっている。
一番沖でじっと待っていてたまにくる、セットだけに乗ってくる人。沖に出るときの
目印に使われたりするが、そのポイントにいつも入っている地元のサーファーである
確率大。
パドルもままならない初心者サーファー。遠浅のビーチをいいことに歩いてパドルア
ウト?してきたりする。サーフィンなんだからボードの上に乗っかって欲しいもの。
そんな人はまずは波が悪くても人が少ないところで海とサーフボードに慣れる練習か
ら。波が立っていなくて人の邪魔にならないからといって、チャネルで練習はダメ。
とにかく全部の波に乗ろうとする人。一番嫌われるタイプ。運悪く遭遇してしまった
場合は隣のポイントへ黙って移動するのが得策だが、移動するとなぜか着いてきたり
する。人の物を欲しがるタイプの人か?

ちょっと想像しただけでもいろんなタイプのサーファーでごった返すことになる。私
自身はというと、まったりと自分のところに波がやってくるのを待つタイプ。「そん
な悠長なことをしていたら一生波に乗れないよ」という意見も多いと思うが、それで
も結構いい波にありついているのは、運がいいのかちゃっかりしているのか。奥へ奥
へと競争して無理やり波を取るのは、性格的にできないことだから仕方が無い。

「いいのに乗ったばかりだから、どうぞどうぞ行ってください」「さっきは譲ったか
ら今度は乗ってもいいかな?」という言葉にはしないコミュニケーション。日本人特
有の「以心伝心」、廻りのサーファーとの見えない情緒的なコミュニケーションのよ
うで楽しい。海の中でそんな感覚的なコミュニケーションができたときの波乗りは楽
しいし、一緒に同じポイントに入っていた見ず知らずのサーファーと連帯感が生まれ
たりする。きっと次に会ったときも同じようにするはずだし、もしかしたら友達にな
るかもしれない。

上手いサーファーがすごいテクニックを見せてくれたら素直に「スゴイ」と思う。テ
イクオフに四苦八苦していた初心者サーファーがなんとか波を捕まえて滑ることがで
きたら「やったね」と嬉しく思う。フロントサイドに行きたいけどそっちでパドルし
てるやつがいるからバックサイドに行こう。(バックサイドが上手になる、フロント
サイドへ行ったやつの波はどうだったかな?)混雑という現実の中で少しでも楽しく
波乗りするのには自分だけでなく他人のサーフィンも想像し楽しむことじゃないかと
思う。混雑の中でも黙ってみんなに波を譲ってもらえる人なんてごく一握りの有名サ
ーファーだけだ。

「SHARE THE SPIRIT」という言葉が持つ意味はサーファーが求めて
いる、「波に乗る」という共通の楽しさを共有するという意味だと勝手に解釈してい
る。日本語訳するなら「あなたの楽しさは私の楽しさ、私の楽しさはあなたの楽しさ」
そんな感じ。文句を言うより、「いまの1本良かったね」と言った方が気分はいいは
ずだ。



こんにちは、メネフネビーチストアの宮嶋です。すっかりメルマガご無沙汰でした。
どうもすいません。メルマガを発行させてもらっている「まぐまぐ」からも長期間メ
ルマガが発行されていませんなんてメールを頂戴してしまいました。(反省)ブログ
もサイトもメルマガもって結構大変。でも、大変なのは分かってるはずでした。お付
き合いいただいている方々がおられる限り頑張ります。

■メネフネ新着情報
●ユーズドボード
面白いユーズドボードが何本か入ってます。ヌイーヴァのノーズライダーにライトウ
ェイト。クリスの弟クアッドなどなど。
http://www.menehune.on.arena.ne.jp/boards/used.htm

●クリス・クリステンソン
もうすぐ入荷は6‘0“と5’11”のフィッシュ 今回はちょっと余裕のサイズ。
それから6‘0と6’2“のボンザー、お楽しみに!
それからクリステンソンアパレル。ジェフ・マクフェリッジデザインのアートTシャ
ツも間もなく入荷します。

●FANTASEA
もうサイトでご存知だと思いますが、HANAI氏によるアートワークをプリントし
たアートT。グリーンルームにも作品が展示されていたのでごらんになった人も多い
と思います。日本人アーティストですが、ブランドはカリフォルニア。ラグナビーチ
あたりのショップで少し火がついてきたみたいです。ブランドが有名になるちょっと
前っていちばん面白いとき…
http://www.menehune.on.arena.ne.jp/clothing/fantasea.htm

●カツカワミナミサーフボード
相変わらずマイペースでシェイプしています。今年は波らしい波が少ないのでシェイ
プに力が入っちゃっているようです。カスタムで店置きもほとんどないのですが、サ
ンプルボード、いま置いています。少しずつ入れ替えしていますのでオーダーの参考
にチェックしにきてください。
私の最新ボードは、ポイントノーズ、ピンテールの5フィンボンザー9フィート。た
だいまラミネート中です。次はノーズライダー作ってもらいます!
http://www.menehune.on.arena.ne.jp/boards/katsu/katsutop.htm


MENEHUNE BEACH STORE
宮嶋憲士

東京都町田市原町田2-2-5 オードリービル102
Phone&fax 042-732-1206
http://www.menehune.on.arena.ne.jp/
menehune@mbp.ocn.ne.jp

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