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ロングボードとクラシックサーフィンカルチャーの情報誌。60年代、70年代のサーフスタイルをメインに、サーフアート、サーフメモラビリア、国内外の最新サーフィン情報をマニアックにご紹介します。

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2007/02/06

2007.2.6 メネフネニュースレター

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2007年 何に乗る?

核戦争?自然破壊?はたまた彗星がブツかるのか?その結末は解らないが、小学生の
ころノストラダムス大先生の言葉を信じて、あと20何年後にみんな死んじまうんだ
と小さな胸を痛めていた1999年7の月から早くも7年と7ヶ月が過ぎた2007
年2月。Y2Kなんて言葉も懐かしく感じるくらい2000年という数字に慣れちゃ
ってきた今日この頃。子供の頃には2000年、21世紀なんてすごい未来で、きっ
とクルマは空を飛んでロボットがその辺をうろちょろしているんだと信じていた。
 環境汚染が深刻になっていたその当時に比べると私たちの環境に対する意識は大き
く改善され、自然環境は良くなってきたように思うのだが秋もほとんど無く冬になっ
てしまった今年の冬はもしかするとこのまま春になってしまう?そうなるとかなり気
持ち悪いし、変な予感だってしてしまうのが未来世紀2007年の今の気分である。

35歳で人類滅亡の危機を難なく乗り越えた私は今年で43歳。2001年宇宙の旅
の前年あたりからチョコチョコと頑張ってなんとか短いボードにも乗れるようになっ
たが、さすがにポテチやウェファースと呼ばれるサーフボードまでは手がでない(そ
の気も無いけど)。いまだに水に浸けていない5‘4“のフィッシュでおそらく限界。
今は2007年の未来世紀であるが、サーファーたちは1960年代、1970年代
のサーフボードのデザインへレイドバックするのが大きな流れの一つになっている。
フィッシュだボンザーだといろんなデザインがリバイバルし、現代風にリファインさ
れて雑誌やサーフショップの店先を賑わせている。自分が何に乗るのか?サーフボー
ドをチョイスするのにもひと苦労の楽しい時代が未来の姿だったようだ。

いまさらであるが、フィッシュは面白い。短いのもいいし、ビッグなフィッシュもか
なり面白い。長さのバリエーションの他にもツィンのキールフィンか、はたまたフィ
ンが4つ付いたクアッドかというフィンの選択肢もある。モダンなシェイプ、昔っぽ
いぽってりとしたシェイプなど「フィッシュ」にもバリエーションはたくさんある。
オーソドックスなキールフィンのフィッシュを置き薬みたいに常備して、もう一本は
クアッドかビッグフィッシュかはお好みで。

フィッシュにハマッたとしても、やっぱりロングボードも忘れちゃいけません。ロン
グボードはシングルフィンで重たくてソフトなレールのクラシックスタイルが面白い。
背筋を伸ばして姿勢良く、かっこ良く乗りましょう。それからイチオシは、さらに長
く長く11フィートオーバーのウルトラグライダー。私のは11フィート。それ以上
は家に入らないからこのサイズだが、本当を言うともう少し長いのが欲しい。家への
出し入れは大変…思い余ってガレージを製作予定。
 ビッグボードといえば立ったままオールを持ってパドルするスタンドアップサーフ
ィンも思い浮かぶ。10数年以上昔ハワイのサウスショアで、お爺さんが立ったまま
パドルアウトしてきて、オールで漕いでスィっと波に乗って行ってしまったのを目撃
したときにはかなりビックリ。あんなサーフィンもあるんだ、さっすがハワイ!と感
心して以来、未来世紀の現在の湘南ではさほど珍しい光景では無くなった。興味の対
象が広いとなかなかお金もかかる。でもこれも投資。今年はパドルボード、なんとか
手に入れてトライしてみたいが難しそうだなあ。

オールラウンドのロングもいいけれど、もうちょっと短めの8フィート代というのは
いかが?波のサイズが上がっても使えるし、小波でももちろん大丈夫。トライフィン、
シングル、クアッド、バリエーションはかなり豊富。クリス・クリステンソンに良く
作ってもらっている人気モデルのフィッシュ・シモンもカッコいい。実は昔8フィー
トのトライフィンを所有していたことがある。普段の波からサイズアップした波への
レイトテイクオフまで、安心感を持って楽しめた記憶は結構遠い昔。ロングボードか
らでも問題なく乗れるし面白いぞ。

選択肢はまだまだある。6フィート台後半のエッグボードは良く動いてくれて、テイ
クオフはロングみたいに楽ちんちん。リッピングだって出来ちゃうし、別にやらなく
てもいいけれど、ハングファイブだって足をちょっと前に出せばもうノーズ。
 個人的に気にいっているニーボードはアシヒレをつけてボードの上に正座して乗る
礼儀正しいサーフィン。前乗りされても後ろから両手を合わせて「お手手のシワとシ
ワを合わせて幸せ」くらい言ってみれば心穏やかだ。なんだか変わった人に見られる
かもしれないが、自分が楽しめれば全く問題なし。あんたもやってみなよ、やってみ
れば絶対ハマるのに、ほれほれアシヒレ付けてみなって…というのがニーボード。

たくさんのバリエーションがあるとその中からどうやって自分にあったものを見つけ
出すかという問題が沸き起こってくる。それは迷いだすときりがない問題であるし、
迷いまくって楽しくて訳が解らなくなるのも問題である。いろんなお店にいったり、
海で人のボードをジロジロ見たりして多くのものを見るのは面白い。ちょっと見せて
くださいな、なんて話しかければ友達も増えるかもしれない。
  デザインのバリエーションは限りなくあるけれど、自分が気になるデザインをベー
スに決めてそこをスタートにすればわかりやすい。いろんな形を交配させても新しい
ものができるかもしれない。たとえばカツ・カワミナミサーフボードのソープスリッ
パー。これはクアッドのビッグフィッシュにボンザーボトムをくっつけて出来上がっ
たハイブリッド。小波用のサーフボードとしては一つの完成形という評価までいただ
いている。ハイパフォーマンスもビッグウェイブも求めない一般サーファーの代表を
目指す私ならではの発想だと自負している(自慢にならん…)作ってくれたカツさ
んのアタマも相当にトロトロと柔らかいんだと思うが、こんなデザインのボードも受
け入れられてしまう時代だから2007年という未来世紀は楽しい一年になりそうだ。

タイトルの「2007年 何に乗る?」というのはべつに今年の予想をしようという
のでは無い。皆さん各自で考えて乗りたいデザインをチョイスすれば良い。やりたい
ことは人それぞれ。自由である。でもちょっとだけこんなのはどう?というのを少し
だけ考えてみることにした。

1.フィッシュに乗っていてバリエーションを増やしたい
2.オールラウンドのロングボードに乗っている。
3.クラシックなノーズライダーがお気に入り
4.ロングボードに乗っているけど、ちょっと短いのに挑戦したい。
5.ロングボードに乗っていて、短めのボードに挑戦したいけど自信が無い。
6.別に何でもいいから乗ったこと無いデザインに乗ってみたい。
7.良く分かんないからなんでもいいや

とりあえず長く(メンドウくさく)なってきたので、1〜7までの事例のそれぞれの
説明は次回にしたいと思う。この続きは(続くかどうか責任は持たない)次回「20
07年 何に乗る?2」へとたぶん続きます。


ご無沙汰しております。メネフネビーチストアの宮嶋です。ボードのデザインは60
年代、70年代、80年代、90年代から現在へとほぼ今の世の中に出揃ったように
思います。この先、80年代にトライフィンが登場したような、全く新しいデザイン
というのはきっと登場してこないんじゃないかと思います。いままでのものをリファ
インして組み合わせて新しい感覚のものを生み出す。きっとそんな時代なんだと思い
ます。フィッシュのように伝統として守り残していく部分とそれに今の気分を加えて
いく、そこから何か新しい物が生まれてくるように思います。

50年代以前のデザインは上には加えませんでしたが、オーストラリアのトム・ウェ
グナーたちは自分たちで作った、フィンが登場する以前の時代のデザインであるプラ
ンク(板)と呼ばれるサーフボードを使いヌーサでカービングしているそうです。ま
だその映像を見たことはありませんが、昔のサーファーたちとは全く違う身体の使い
方で、まったく違うラインを描いているのだと思います。 

復刻されたボブ・シモンズのウッドボードで現代のサーファーがシモンズリーフをサ
ーフィンするのを見たウッドボードの時代のサーファーは、同じボードを使っていて
も自分たちの時代のサーフィンとは全く違うものだとコメントしているのを読んだこ
とがあります。
 ボードの進化に伴って乗り手であるサーファーも進化しています。フィッシュ、ボ
ンザーなど以前からあったデザインがリバイバルしてきている現在ですが、乗り手と
作り手はそれらのデザインよりも進化しているのです。過去のデザインにその後の時
代の経験を持つサーファーが乗る。タイムマシンに乗って過去へ戻れば未来が変えら
れるのかもしれません。過去のデザインのサーフボードに乗るサーファーたちは決し
て昔がえりしているわけではありません。タイムトラベラーのように、過去のサーフ
ボードデザインの未来を変え、そこから新しい物を作り出しているのだと思います。

■春のメネフネビーチストアはこんな感じ
●クリス・クリステンソンサーフボード
今月には、フィッシュとCCスライダー数本が入荷する予定です。店置きのカスタム
オーダーは現在プランニング中。レッドウッドストリンガーも使えるようになりまし
たよ。

●メネフネオリジナルサーフボード
これはまだ思いつきの段階。クラシックなロングボードをメインにノーロゴでグラッ
シングに凝って作ってみようかと思案中。

●そろそろTシャツとトランクス
パームグラフィクスの新作と今年はアンディ・ディヴィスのプリントTをやります。
両方とも今月入荷。バードウェルのトランクスはもう少し先です。今年は横のストラ
イプを作ってみようかと現在カラーを選んでおります。アンディ・ディヴィスのトラ
ンクスもいい感じです。

●カツカワミナミサーフボード
クラークの元従業員たちが立ち上げたUSブランクスとこれまで使って調子がよかっ
たベネットを使って今年もカスタムボードを削ります。短めのボードに乗りたいけど、
どんなボードを選べばいいのか迷っているアナタ、カスタムの相談に乗ります。ロン
グも調子いいですよ。

ここまで読んでくれた人はどれだけいるんでしょう?ここまでで原稿用紙12枚。我
ながら良く書くもんだ。

それではまた次回まで!

MENEHUNE BEACH STORE
宮嶋憲士

東京都町田市原町田2-2-5 オードリービル102
Phone&fax 042-732-1206
http://www.menehune.on.arena.ne.jp/
menehune@mbp.ocn.ne.jp

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