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2009/11/07

ショートショート「世界一の木」

日刊ショートショート劇場 No.2907

『世界一の木』

 サルと子ネコの前に世界一の木があります。
「じゃあ行ってくるよ!」
「行ってらっしゃい!」
 世界一の木とは世界一高くて木のぼりが大変な木のことです。
 サルは今日、その世界一の木に挑戦しにきたのです。
 サルは張り切ってのぼりだしました。
「早い! 早いよサル! がんばれえ!」
 子ネコは木の下から声援をおくりました。
「ようしがんばるぞお!」
「すごい! もう見えないや!」
 子ネコが見えなくなるぐらいのぼっても、まだ木のてっぺんは見えません。
 それぐらい世界一の木は高いのです。
「まだまだ、この程度じゃボクはへこたれないんだから!」
 その時です! サルにまさかの異変が!
「ウンチ! ウンチしたい!」
 サルはウンチがしたくなったのです。
「ガマンできない! 今ここでするしかない!」
 サルはそのまま木の上からウンチをしました。
 ウンチは地面に向かってまっすぐ落ちていきました。
 子ネコは上を見あげていました。
「あ、なにか落ちてくる! サルか!? 受け止めなければ!」
 子ネコは右往左往しました。
 子ネコは気づきました。
「いやちがう! アレはウンチだ!」
 受け止めるなどもってのほかです、子ネコは飛びのきました。
 ベチャ!
 ウンチは地面に落ちた衝撃で飛び散ってしまいました。
「なんてこった! かかってしまったじゃないか!」
 子ネコはショックでした。
 世界一の木を見あげ、子ネコは言いました。
「危険だぜ、世界一の木」
 めでたしめでたし。

+かいせつ+

前にここで人形劇の三銃士はダルタニアンの成長に焦点が当てられてると言いましたが
昨日の放送分でみごとダルタニアンの未熟さ駄目さが露呈されましたね。
大ピンチのいいところで引いたけど三銃士に助けられて説教されたりするんだろうなあ。
反省点とかあげられたりするんだろうなあ。

サイト
http://homepage3.nifty.com/shiki-buton/
メールアドレス
shiki-buton@nifty.com
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