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2009/10/25

ショートショート「なんでも屋のサル」後編

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            +日刊ショートショート劇場+

                2894回
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             『なんでも屋のサル』
                 後編

 サルはエロボディ男爵とエロハート令嬢、それにアデヤカ青年を集めました。
「わたしを殺そうとしたものがわかったのですか?」
 エロボディ男爵がサルにききました。
「はい、しかもすべてをいい方向に持っていく方法を思いついたのです」
「まあそれは本当ですの?」
 エロハート令嬢はよろこぶのでした。
「どういうことでしょう」
 アデヤカ青年はワケがわかりません。
 サルは説明を始めました。
「エロハート令嬢のお父さんは貴族のお仲間になりたい。しかしエロハート令
嬢は貴族ではないアデヤカ青年との結婚を望んでいる。そうですね?」
「はい、そうなんですが……」
「しかしそう望んだ通りには……」
 エロハート令嬢とアデヤカ青年はあきらめかけています。
「そこで! エロボディ男爵」
「な、なんでしょう」
 突然話をふられ、エロボディ男爵はおどろきました。
 サルは言いました。
「エロボディ男爵とアデヤカ青年が一緒になる! そうしたらアデヤカ青年は
貴族のお仲間というワケでございますよ!」
 サルは自信満々で言い切るのでした。
 エロボディ男爵とアデヤカ青年は見つめあいました。
「なんて魅惑的な肢体だ」
「あなたこそなんとも艶かしい表情だ」
 こうしてエロボディ男爵とアデヤカ青年は幸せに暮らすようになりました。
「よかったよかった。あれ? エロハートさんは?」
 ウッカリもののサルのようですが、そんなことはありません。
 エロハート令嬢は嬉々とサルに言うのでした。
「ありがとうございます! 大好物の展開です!」
「なんのなんの」
 なんでも屋のサルはどんな問題でも解決する名探偵なのです。
 めでたしめでたし。

                +かいせつ+

しょせんこんなオチ。

「三銃士」の原作本買いました。
ちょうど昨日、見計らったかのように角川文庫のやつが新装版で出直したもん
で早速買ったんだけど、まあすぐに読むワケでもないんですが。

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