2007/01/20
国際ロジスティクスマガジン
◇◆国際ロジスティクスマガジン◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<vol.105>2007/1/20━━ 編集・発行 株式会社 共和商会 志賀 盛孝 ====================================================================== 目次 1.B/L約款 共同海損について 2.ちょっとしたこと。 3.コーヒー・ブレイク ---------------------------------------------------------------------- 1.B/L約款 共同海損について 共同海損についても書かれているますが、そもそも共同海損とは 本船の座礁・火災・衝突などの事故により、船舶・貨物が共同の危険に さらされた際に、船舶・貨物等の共同の安全をはかり、この危険を回避する ために支出した費用および損害を船主や荷主などの利害関係者が共同して 負担する制度です。 例えば、荒天遭遇して、船舶が沈没の危険にさらされた時、バランスを 保つために船長の判断で積載貨物の一部を海中に投棄して船舶と貨物共通 の危険を回避した場合、投棄された貨物の荷主が被った損害は、 これにより危険を回避することのできた船主や荷主などの利害関係者が 共同して負担されます。 火災により貨物を他の船に積み替え、本船をタグボートで曳航した場合の 費用も同様に、危険を回避することのできた船主や荷主などの利害関係者が 共同して負担されます。 船主により共同海損が宣言されると、貨物の荷主は将来負担すべき 共同海損分担金の担保として、船主からは共同海損分担概算額の供託か、 保険会社のGeneral Average Guarantee(共同海損分担保証状)の提出を要求さ れるのが通常であり、この手続が行われないと貨物を引取ることはできません。 (ニッセイ同和さん、損保ジャパンさん資料参考) こうやって見ていきますと、国際海上輸送においては、通常イメージしている 運送責任と異なっているのではないでしょうか。 そうです。運送人とともに荷主さんも共同で危険を負担しているのです。 これって、よくよく考えいくと、(僕が勝手に言っているだけですが、) 大航海時代の考え方なんだと思います。 王様、女王様に船を用意してもらって、すべての危険(もちろん命掛けで) を負担して、お願いして乗り込み、一攫千金を狙って大航海に出かけて、 無事に帰ってきたら英雄で、でもその間、無事に帰って来れない人も 山ほどいて。 現在は当時とは比較するまでもなく安全ではありますが、 それでもやはり現在でも、『危険』という言葉では補いきれないくらいの 『多岐にわたる不測のリスクの存在』があるのです。 だからこそ、海上保険といった特別な保険も表裏一体となって存在して いるのです。 海上保険は、商品そのものに対してだけでなく、共同海損のような運送中負担 すべき共同リスクも考慮していることも、頭に入れておくべきでしょう。 ---------------------------------------------------------------------- 2.ちょっとしたこと。 ちょっとした、思いつきを書きます。 企画自体が思いつきです。(笑) なんでだろう。 最近なんかB/Lの記載ミスが多い。 実際の入り数とPacking Listはあってるの、B/Lが異なる。 Seal No.が現物と異なる。 Consigeeが全然違う。などなど。 単なるミスタイプ程度のものもあるが、明らかに違っていてもNo Checkで やってくる。 Surrenderがかなりスタンダードになってきて、有価証券という意識がかなり 低くなっている。 でも、このB/L情報に基づいて、Naccs登録されているので、決して小さい 問題ですまないケースもある。 『小さい間違いが大きな間違いにつながらないように』と 心掛けることが肝要だ。 気付きの能力が物を言う。 どんな仕事でもね。 ---------------------------------------------------------------------- 3.コーヒー・ブレイク 香港経由でホーチミンへ。 冬⇒春⇒夏という感じの移動。 香港はギュっと狭いところにいろんなものが凝縮されて、 その分、縦に長く伸びている。 ホーチミンはノスタルジックでとてものんびり。 でも、暑いので外出はほどほど。(笑) ほとんどホテルにこもっているが、こんな時間はめった取れないから とても有意義。 といいながら、ネットばかりしているということは、 普段の会社での引きこもり生活とあんまり変わらんか! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 発行者 (株)共和商会のWEBサイトは! → http://www.rubiconem.com/ ■ 登録・解除・バックナンバーは! → Melma!(http://www.melma.com/ ) ID:m00049416 & 00153762 →『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/ ID:0000079413 ■ ご意見・ご感想は! → info@rubiconem.com ■ 著作権情報 著作権は株式会社 共和商会、またはその情報提供者に帰属する ため、無断転載は禁止します。 ─────────────────────────────────── Copyright(C)2001-2007 Kyowa Shokai Inc. All Rights Reserved. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


