2008/11/15
メールマガジン「坂本歯科医院」No.85 (2008年11月15日発行)
╂─╂────────────────────────────── ┃坂┃ □■ メールマガジン「坂本歯科医院」 ■□ ┃本┃ ■□ Sakamoto Dental Clinic Mail Magazine □■ ┃歯┃ ┃科┃ このメールマガジンは購読無料です。歯科医療の事、歯について ┃医┃ のおもしろい話、障害歯科、その他、ちょっと歯科から脱線する ┃院┃ ような話など、お役立ち情報を月1回(月中頃)お届け致します。 ╂─╂──────────────────────────────  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ No.85 (2008年 11月15日発行) こんにちは、医療法人社団 坂本歯科医院の院長の坂本貴史です。 皆様方に、益々、健康で快適に日常生活ができることを主眼に月に 一回、お口の中の健康に関連した記事をメールマガジンとして発行 致します。どうぞ健康増進にこのメールマガジンをお役立て下さい。 ┌ 目次 ───────────────────────────── │ ● 歯科に関連するミニ知識 ● │ ■ 医療に関する最新情報 ■ │ ★ 歯にまつわる、おもしろ話 ★ │ ◎ お知らせ ◎ │ * 編集後記 院長より * └─────────────────────────── INDEX ─ >>坂本歯科医院よりメールマガジンの登録、解除、変更はこちらから http://www.sakamoto.or.jp/cgi-bin/magazine/magazine.html >>まぐまぐよりメールマガジンの登録、解除、変更はこちらから http://www.sakamoto.or.jp/cgi-bin/magazine/magazine.html#まぐまぐ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ● 歯科に関連するミニ知識 ● ┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ │ │ 歯周病と体の病気との関係 │ │ 歯周病は歯と歯ぐきだけではなく、体の健康と深く結びついていま │ す。最新の研究により、歯周病が全身の病気に害を及ぼしたり、全 │ 身の病気が歯周病に悪影響を与えたりすることが明らかになってき │ ました。 │ │ なかでも、歯周病と糖尿病には密接な関係があります。糖尿病は予 │ 備軍も含めて成人の5、6人に1人がかかっていると言われていま │ すが、その合併症のひとつが歯周病なのです。 │ │ 歯周病で慢性的な炎症があると、血糖値を下げるホルモン「インス │ リン」に体が反応しにくくなり糖尿病が悪化します。一方、糖尿病 │ で歯ぐきの血流が乏しくなったり、血糖値が上がると、歯周病菌に │ 対する抵抗力が落ちてしまい、相互に悪い作用を及ぼします。 │ │ そのため最近では、糖尿病の患者が歯科を、歯周病の患者が内科や │ 糖尿病専門医を、それぞれ受診することは非常に重要だとされ、医 │ 科と歯科の連携が整えられつつあります。 │ │ それ以外にも歯周病が悪影響を与える事例として、早産・低体重児 │ 出産や誤嘔性肺炎、動脈硬化、心筋梗塞などが挙げられます。 │ │ また、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)との関連も注 │ 目されています。いずれも歯周病菌や、感染によってつくられた生 │ 理活性物質が全身に回って引き起こすと考えられています。 │ │ また、英国の大学による最新の研究では「歯周病のある人は、ない │ 人より譚臓(すいぞう)がんや胃がん、肺がんにかかりやすい」と │ いう論文も発表され、注目を集めています。 │ │ 参考:歯っぴいスマイル VOL16 日本歯科医師会 │ │ └──────────────────────────────── ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 医療に関する最新情報 ■ ┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ │ │ 知っておきたい隣接医学あれこれ │ │ 2006年12月20日、国連は糖尿病の脅威に関する決議を行った。 │ これまでに国連で決議された疾患は「エイズ」のみであり、非感染 │ 性疾患としては画期的な出来事である。この背景について少し述べ │ る。 │ │ 米国オレゴン州の7歳で1型糖尿病を発症した少女が周囲の糖尿病 │ への無知・無関心に怒り、これに立ち向かう運動に傾倒した。 │ │ 2005年に当時次期国際糖尿病連合(IDF)会長のマーチンシ │ リング教授(現IDF会長)に″糖尿病に関する国連決議″採択へ │ の運動を提言したのである。 │ │ シリング教授はこの意見に真摯に耳を傾け、IDFは正式に運動を │ 開始。翌年には加盟国へ要請し、僅か半年後に国連総会で全会一致 │ で採択された。 │ │ なお、提案国が極めて貧しく、かつ糖尿病の多いバングラデシュで │ あり、132の発展途上国の連立であるG77と中国でまず承認され │ たことが大きい。 │ │ これに日本、ニュージーランド、ドイツ、米国など先進8力国が事 │ 前討論でコンセンス合意した。 │ │ 一少女の提案が国運を動かしたことに筆者も強い感銘を受けた。こ │ の決議を実際に反映させていくためにも │ │ (1)世界が結集し国家的に対糖尿絹戦略の活動の展開 │ │ (2)キャッチフレーズ「Unite for diabetes」、ブルーサークル │ のロゴを用い国運決議の普及と一致団結して戦う │ │ (3)国連が定めた11月14日の「世界糖尿病デー」には毎年国を挙 │ げての糖尿病撲滅の意識と動機づけを行う、などが求められる。 │ │ ちなみにロゴは国運や空を表すブルーを、シンボルマークには団結 │ を表す「輪」を採用し、ブルーサークルと呼んでいる。 │ │ 参考:日歯広報 2008年(平成20年)10月15日 第1455号 │ │ └──────────────────────────────── ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★ 歯にまつわる、おもしろ話 ★ ┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ │ │ 男子のお歯黒 │ │ 貴族のお歯黒風習の起源 │ │ わが国において歯を染めるのは、もっぱら女子の風習であったが、 │ のちには一定の身分ある男子にもこの風習が伝わった。 │ │ 『閑際筆記』の巻之下に「或人日、延喜(えんぎ)帝(醍醐(だい │ ご)天皇)牙歯素黒(がしそこく)ス。自(みずから)ソノ人ト異 │ ナルヲ悪玉(にくみたま)フ。公卿謹慎、皆ソノ意ヲ知テ歯ヲ染( │ そめ)、黒カラシム。コレ廷臣(ていしん)歯ヲ染(そむる)ノ濫 │ 腸(らんちょう)ナリ」とある。 │ │ また、惠命院僧正宣守が書いた『海人藻芥(あまのもくず)』に、 │ 「鳥羽(とば)院の御代(みよ)以前は男眉(まゆ)の毛を抜き髭 │ (ひげ)をはさみ鉄漿(かね)を付ける事一切無之(これなく)」 │ │ とあるので、男子が女子のように歯染めする風習ができたのは鳥羽 │ 院の時代からということが定説になっているようである。これも醍 │ 醐天皇と同じような話である。 │ │ 鳥羽上皇はたいへん歯が悪く、むし歯で人と話をすることをきらっ │ た。臣下のものは、政務のご裁可(さいか)を仰ぐのにもなかなか │ 会っていただけない。 │ │ そこで公卿(くげ)一同、歯にお歯黒をして、「わたくしたちもこ │ のように歯が黒く悪いのでございます」ということから、公卿たち │ がお歯黒するようになったというのである。ただし真偽(しんぎ) │ のほどは不明である。 │ │ ともかく男のお歯黒は、はじめは公卿のみであったが、のちに平家 │ が台頭してくると、平家の武将も公卿にならって、お歯黒をつける │ ようになった。 │ │ お歯黒は官位の象徴ともなり、官位五位(諸大夫(しょたゆう)) │ 以上のものがつけることを許され、六位以下のものは「青歯者(あ │ おはもの)」「白歯者(しらはもの)」といってお歯黒をつけるこ │ とを許されなかった。 │ │ 参考:歯の風俗誌 著者 長谷川 正康 │ │ └──────────────────────────────── ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ お知らせ ◎ ┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ │ │ 嘔吐反射外来のご案内 │ ▼こちらから │ http://www.sakamoto.or.jp/puker.htm │ │ ---------------------------------------------------------- │ │ 院長、本を出版!本の題名は「歯と口の悩みを解決する本」(株式 │ 会社法研より)詳しくは │ ▼こちらから │ http://www.sakamoto.or.jp/message001.htm │ │ ---------------------------------------------------------- │ │ 暗い世相や不景気を俳句、川柳で吹っ飛ばそう!! │ 皆様の俳句、川柳をお待ちしております。 │ ▼こちらから │ http://www.sakamoto.or.jp/takafumi-dictionary008.htm │ │ ---------------------------------------------------------- │ │ 歯に関する悩みや質問など無料で出来ますよ! │ ▼こちらから │ http://www.sakamoto.or.jp/guestbook/index.htm │ │ └──────────────────────────────── * 編集後記 院長より ********************** 11月(霜月)も中旬ともなると、朝、晩だいぶ肌寒くなってきま す。山々や里の紅葉が平地に降りてきて、紅葉狩のシーズンとなり ました。 東北、上越、北関東、京都、奈良等、紅葉狩の観光客でにぎわいを みせていることでしょう。 ところでアメリカのリーマン・ブラザースの倒産からはじまった、 世界金融危機はこのままおさまらないと、世界的な大不況になって しまいます。 何とか、世界中の国が協力してこの金融危機をくり止めてほしいも のです。 ついにアメリカ合衆国にはじめての黒人大統領が誕生することがき まりました。アメリカ建国以来はじめてのことです。これで、アメ リカ合衆国も来年は大きく変化することでしょう。 それにつけても、日本の政治は、何と低レベルなのかと嘆いてしま います。日本は政治家と官僚が、まず、襟を正して全国民の為に汗 を流し愚直に働くことです。 それでないと、この日本は沈没してしまいます。メルマガ読者の方 々も私と同様のご意見だと思います。 これから寒くなります。どうぞ風邪等ひかないように体調にご留意 下さい。 これを11月号のメルマガ編集後記と致します。また12月のメル マガでお会いしましょう。 ********************* Message of Director * 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 〒254-0043 平塚市紅谷町17-25 メディカルポート1F 電話 (0463)-21-0792 FAX (0463)-23-7300 http://www.sakamoto.or.jp/ doctor@sakamoto.or.jp 医療法人社団 坂本歯科医院 院長: 坂本 貴史 Sakamoto Dental Clinic Director: Takafumi Sakamoto 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓


