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2008/09/15

メールマガジン「坂本歯科医院」No.83 (2008年09月15日発行)

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┃坂┃  □■ メールマガジン「坂本歯科医院」 ■□
┃本┃  ■□ Sakamoto Dental Clinic Mail Magazine □■
┃歯┃
┃科┃  このメールマガジンは購読無料です。歯科医療の事、歯について
┃医┃  のおもしろい話、障害歯科、その他、ちょっと歯科から脱線する
┃院┃  ような話など、お役立ち情報を月1回(月中頃)お届け致します。
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 No.83 (2008年 09月15日発行)
 
  こんにちは、医療法人社団 坂本歯科医院の院長の坂本貴史です。
 皆様方に、益々、健康で快適に日常生活ができることを主眼に月に
 一回、お口の中の健康に関連した記事をメールマガジンとして発行
 致します。どうぞ健康増進にこのメールマガジンをお役立て下さい。

┌ 目次 ─────────────────────────────
│ ● 歯科に関連するミニ知識 ●
│ ■ 医療に関する最新情報 ■
│ ★ 歯にまつわる、おもしろ話 ★
│ ◎ お知らせ ◎
│ * 編集後記 院長より *
└─────────────────────────── INDEX ─
  
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● 歯科に関連するミニ知識 ●
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│  
│  おしゃぶりと歯並び
│  
│  たいていの赤ちゃんは、おしゃぶりをしゃぶっていると落ち着いて
│  いるように見えます。泣いているときに、おしゃぶりを与えると早
│  く泣きやむこともわかっています。
│  
│  おしゃぶりはお母さんにとって、泣いている子供を黙らせる切り札
│  なのかもしれません。
│  
│  しかし、一方、おしゃぶりの害を強調する人もいます。確かに、お
│  しゃぶりを使っている乳児は中耳炎になりやすい傾向のあることが
│  わかっています。
│  
│  お母さん方がいちばん心配なのは、おしゃぶりを長く続けていると
│  歯並びが悪くなるのでは?ということではないでしょうか。
│  
│  でも、結論から先に申し上げますと、2〜3歳くらいまでなら、あ
│  まり神経質になる必要はありません。それに、指しゃぶりと違って
│  おしゃぶりをやめさせるのは簡単です。おしゃぶりを取り上げれば
│  いいからです。
│  
│  心配でしたら、機嫌のいいときに少しずつやめさせるようにしたら
│  いかがでしょうか。赤ちゃんが、なかなかおしゃぶりを離さず、歯
│  並びが心配だというお母さんは、歯科医や小児科医に相談してみて
│  ください。
│  
│  次に、子育ての現場でがんばっている方々のおしゃぶりに対するご
│  意見を紹介しておきましょう。あなたは、賛成派に同感ですか、そ
│  れとも反対派の意見に納得しますか?
│  
│  ●賛成派
│  
│  1)おしゃぶりは、口の真ん中でくわえるので、歯の左右のバラン
│  スが悪くなることがありません。しかし、指しゃぶりだとくわえる
│  場所が左右どちらかにかたより、左右の歯並びがアンバランスにな
│  ってしまいます。
│  
│  2)おしゃぶりは、口呼吸の防止と唇や舌を動かす訓練になります。
│  一時期、欧米で、2〜3歳でおしゃぶりをやめさせるように指導し
│  たことがあるそうです。
│  
│  その結果、歯並びが悪くなった、口呼吸する子が増えた、口にかか
│  わる変な癖が増えたなど、あまりよい結果が得られなかったそうで
│  す。
│  
│  ●反対派
│  
│  1)赤ちゃんは、あーあー、だーだー、などの赤ちゃん特有の言葉
│  (これを喃語=なんご、といいます)を言って、お母さんとコミュ
│  ニケーションを楽しんでいます。
│  
│  けれど、おしゃぶりをくわえていると、こうした言葉を発すること
│  ができず、お母さんと赤ちゃんの交流の妨げになります。
│  
│  2)赤ちゃんが泣くと、お母さんは、「どうしたの」と答えて赤ち
│  ゃんの様子を観察します。そして、おっぱいを飲ませたりおしめを
│  替えたり、あやしたりします。
│  
│  こうした関係を通じて赤ちゃんはお母さんに愛着を感じ、お母さん
│  も子どもへの愛着が育っていきます。
│  
│  ところが、おしゃぶりで気持ちを落ち着かせられていると、眠い、
│  なんとなくさみしい、痛い、お腹がすいた、抱っこしてほしい・・
│  などの赤ちゃんの心の動きが感じとれなくなるのではないでしょう
│  か?
│  
│  
│  賛成派、反対派にもそれぞれ一理あります。使うかつかわないか決
│  めなさいと言われても困ってしまいますが、私の意見はこうです。
│  
│  赤ちゃんにとってむずかりをなくす、または少なくするためだけの
│  おしゃぶりの使用は、赤ちゃんの心と口にフタをするのと同じ、と
│  いうことです。
│  
│  赤ちゃんのいちばんうれしいことは、お母さんやお父さんがいつも
│  そばにいて、やさしく話しかけてくれたり、おっぱいを飲ませてく
│  れたり、おしっこやウンチで汚れて気持ちが悪くなったおしめを、
│  さっぱりしたきれいなものに替えたりしてくれることなのですから、
│  赤ちゃんのその気持ちを忘れずに、使うなら使う、使わないと決め
│  たらそうすればいいのです。
│  
│  むずかるときだけ使うといった親の態度は、赤ちゃんを混乱させる
│  だけです。
│  
│  どっちにしたらいいかなどとクヨクヨ悩まないこと--、育児で大切
│  なことは、お母さん、お父さんがゆったりと赤ちゃんに接してあげ
│  ることなのですから。
│  
│  参考:「歯と口の悩みを解決する本」著者 坂本 貴史
│  
│  
└────────────────────────────────

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■ 医療に関する最新情報 ■
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│  
│  歯周病が深刻な病気をもたらすことも
│  
│  認知症とも深く関係
│  
│  認知症とは、ちょっとした物忘れから始まって、日付を間違えたり、
│  場所や人、時間を覚えられなくなったり、さらには妄想まで現れて
│  しまうといった脳の病気です。
│  
│  誰しもが予防したい病気ですが、歯周病を防ぐことは、認知症を予
│  防することにもつながってくるのです。
│  
│  歯周病対策で脳卒中を防ぐことが認知症を減らす
│  
│  認知症には、脳血管性とアルツハイマー型の2種類があります。脳
│  血管性認知症の原因は脳卒中。脳卒中は、動脈硬化が脳の血管でお
│  こるものですから、予防には動脈硬化を防ぐことが大切なポイント。
│  
│  歯周病菌が動脈硬化を促進しますので歯周病を防いで動脈硬化のリ
│  スクを減らすことが、脳血管性の認知症のリスクを減らすことにな
│  ります。
│  
│  アルツハイマー方認知症にも歯周病が関係
│  
│  アルツハイマー方認知症は、脳に委縮が見られるのが特徴の病気。
│  CT(コンピューター断層撮影)画像検査での調査で、残っている歯
│  が少ない人ほど脳の委縮が進んでいたという報告があります。
│  
│  さらに、アルツハイマー方認知症の人のほうが健康な人より残って
│  いる歯が少なかったのです。噛むことが脳を活性化することもわか
│  ってきています。
│  
│  噛むことで刺激が歯根膜から脳へ伝わり、アセチルコリン(学習能
│  力に深く関わる伝達物質)を増やすというものです。この伝達物質
│  の量が減るとアルツハイマー型認知症を引きおこす原因になると考
│  えられています。
│  
│  歯周病を予防して歯を保つことは、アルツハイマー型認知症を防ぐ
│  ことにも影響しています。
│  
│  歯周病対策で件効力アップ 社団法人 8020推進財団 発行
│  
│  
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★ 歯にまつわる、おもしろ話 ★
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│  
│  エステの臨床
│  
│  日本の歯科審美学会は「美の探究」という意味から、歯のエステに
│  ついて次のように問題を投げかけている。
│  
│  ◆ 一石三鳥のブラッシング効果
│  
│  歯の汚れや着色を取り除いて、常に口の中を清潔な状態にしておく
│  ことがエステの基本である。これによってむし歯の予防、口臭をシ
│  ャットアウトでき、さらに歯齦をピンクの健康色に保ってくれる。
│  
│  ◆ 口もとに自信があるか
│  
│  白い歯は、マニキュアのように、表面に色を塗るだけでは表現でき
│  ない。天然にできる歯は複雑、繊細、かつ微妙な構造をもっている。
│  
│  不幸にして大切な歯の色がむし歯などで変化したときは、人工的に
│  健康な歯の色を取り戻すことができる。そのためには早期治療に勝
│  るものはない。
│  
│  ◆ 表情に自信がありますか
│  
│  表情にとって、特に前歯は重要な役割をしていることはご存じの通
│  りで、笑ったとき、話をするとき、口もとは赤いリップラインに縁
│  どられて、白い歯がクッキリと相手の印象に残る。
│  
│  そのとき、きれいな歯並びとそうでない場合とでは大変違う。歯並
│  びが悪く、むし歯になっているようだと、笑いに自信がなく、不自
│  然になり、表情も悪くなる。
│  
│  表情というものは、自分の気持ちを表し、他人を受け入れる大事な
│  コミュニケーションの媒体なのである。歯の姿と形は審美的外見を
│  大きく左右する。
│  
│  最適な歯の審美性を達成するためには、解剖学的に自然な形を与え
│  ることが絶対に必要でる。したがって、審美歯科の治療に成功する
│  ためには、正常な歯の解剖学の基礎知識がその根本となる。
│  
│  ◆ 一石三鳥の噛む効果
│  
│  物足りないということの表現に「味気ない」という言葉がある。よ
│  く噛むことは食物から味をしぼり出し、含まれている「うま味」や
│  「香り」を発散させる。
│  
│  そこで食事を本当に味わい楽しむことができるわけである。噛むこ
│  とによって、唾液が分泌され消化がよくなるばかりでなく、口の周
│  りや顎の筋肉を使うため血行がよくなり、口の中も唾液の作用で自
│  然に浄化される。
│  
│  また、噛むことは子供達の顎の発育を助け、きれいな歯並びになる
│  ように仕組まれている。
│  
│  ◆ 歯も年をとる
│  
│  歯も身体の一部であるから増齢的に変化してくる。わが国(黄色人
│  種)では、皓歯といわれる最も白い歯の年代は幼児期から青年期ま
│  で、永久歯列ができあがった頃である。
│  
│  以後、徐々に明るさが失われ、黄色味が濃くなってくる。一方、歯
│  の形も変わってくる。たとえば、上顎の中切歯は軽く口を開けたと
│  き、その先端が上唇の下縁から1〜2ミリ見えるのが普通である。
│  
│  しかし、増齢するにしたがい先端がすり減ってみえにくくなる。歯
│  の色が増齢的に濃くなるのは普通のことで心配はいらない。
│  
│  しかし、体の中で歯のできつつあるときや、幼児期の全身的な病気
│  に対して使用された薬の影響で歯に変色が起こることがある。
│  
│  抗生物質のテトラサイクリン系の服用によって変色(黄色・黄褐色)
│  することは有名である。また、火山地帯で飲料水にフッ素が多量に
│  含まれているものを常飲していると、歯の表面にエナメル質形成不
│  全が生じて歯面が茶褐色の斑状になる(班状歯)。
│  
│  しかし、上水道の水質管理がいきとどいた最近ではなくなった。
│  
│  参考:歯科の歴史おもしろ読本
│  
│  
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◎ お知らせ ◎
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│  
│  嘔吐反射外来のご案内
│  ▼こちらから
│  http://www.sakamoto.or.jp/puker.htm
│  
│  ----------------------------------------------------------
│  
│  院長、本を出版!本の題名は「歯と口の悩みを解決する本」(株式
│  会社法研より)詳しくは
│  ▼こちらから
│  http://www.sakamoto.or.jp/message001.htm
│  
│  ----------------------------------------------------------
│  
│  暗い世相や不景気を俳句、川柳で吹っ飛ばそう!!
│  皆様の俳句、川柳をお待ちしております。
│  ▼こちらから
│  http://www.sakamoto.or.jp/takafumi-dictionary008.htm
│  
│  ----------------------------------------------------------
│  
│  歯に関する悩みや質問など無料で出来ますよ!
│  ▼こちらから
│  http://www.sakamoto.or.jp/guestbook/index.htm
│  
│  
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* 編集後記 院長より **********************
   
   9月(長月)も中旬となり、さすがの7月、8月の暑さとは違い空
   や雲、そして風、草花もだいぶ秋らしくなってきました。
   
   この酷暑にいじめられた動植物も秋の風、雨、温度に助けられてい
   ることでしょう。
   
   ところで、春の七草は、大変有名ですが、我々は、意外と秋の七草
   を知りません。「私も七つ上げて下さい?」と言われると、ちょっ
   と困ってしまいます。
   
   そこで調べてみると、まずは、萩(はぎ)です。そして、尾花(
   すすき)、桔梗(ききょう)、撫子(なでしこ)、葛(くず)、
   藤袴(ふじばかま)、そして、女郎花(おみなえし)ということ
   になります。
   
   秋の七草を選定したのは、万葉集の有名な歌人、山下憶良であると
   いわれています。
   
   春の七草は七草粥にして一年の健康を祈って食べますが、秋の七草
   はどうもその花を見ることを楽しむもののようです。読者の皆様も
   秋の七草を見たり、憶えたり、又、野山へ出かけてスケッチでもな
   されたら良いと思うのですが、いかがですか?
   
   話は全く変わりますが、我国の昨今の政治は、どうなっているので
   しょう。9月初旬の福田首相の突然の辞職表明はビックリしました。
   
   これからの日本を担う若者たち、そしてここまで、日本国を先進国
   と一応言われるまで引っぱってきた高齢者の皆様は、この政治の無
   責任さにあきれかえるというか、とても憤っていると思います。
   
   1日も早く若い志に燃えた青年が出てくるのをメルマガ読者の皆様
   と祈らざるを得ません。まあ政治の話はこれくらいにして、皆様で、
   秋をたっぷり楽しむことにしましょう。
   
   では又、10月号のメルマガで、元気でお会いできることを楽しみ
   にして、これを9月号のメルマガの編集後記と致します。
   
   9月号メルマガ編集長 坂本 貴史
   
   
********************* Message of Director *

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  〒254-0043 平塚市紅谷町17-25 メディカルポート1F
  電話 (0463)-21-0792  FAX (0463)-23-7300
  http://www.sakamoto.or.jp/  doctor@sakamoto.or.jp

  医療法人社団 坂本歯科医院  院長: 坂本 貴史
  Sakamoto Dental Clinic  Director: Takafumi Sakamoto

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