2008/04/15
メールマガジン「坂本歯科医院」 No.78 (2008年04月15日発行)
╂─╂────────────────────────────── ┃坂┃ □■ メールマガジン「坂本歯科医院」 ■□ ┃本┃ ■□ Sakamoto Dental Clinic Mail Magazine □■ ┃歯┃ ┃科┃ このメールマガジンは購読無料です。歯科医療の事、歯について ┃医┃ のおもしろい話、障害歯科、その他、ちょっと歯科から脱線する ┃院┃ ような話など、お役立ち情報を月1回(月中頃)お届け致します。 ╂─╂──────────────────────────────  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ No.78 (2008年 04月15日発行) こんにちは、医療法人社団 坂本歯科医院の院長の坂本貴史です。 皆様方に、益々、健康で快適に日常生活ができることを主眼に月に 一回、お口の中の健康に関連した記事をメールマガジンとして発行 致します。どうぞ健康増進にこのメールマガジンをお役立て下さい。 ┌ 目次 ───────────────────────────── │ ● 歯科に関連するミニ知識 ● │ ■ 医療に関する最新情報 ■ │ ★ 歯にまつわる、おもしろ話 ★ │ ◎ お知らせ ◎ │ * 編集後記 院長より * └─────────────────────────── INDEX ─ >>坂本歯科医院よりメールマガジンの登録、解除、変更はこちらから http://www.sakamoto.or.jp/cgi-bin/magazine/magazine.html >>まぐまぐよりメールマガジンの登録、解除、変更はこちらから http://www.sakamoto.or.jp/cgi-bin/magazine/magazine.html#まぐまぐ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ● 歯科に関連するミニ知識 ● ┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ │ │ 唇閉じて 歯はかまない │ │ 寒さも和らぎ、やっと春の気配が見え始めたころ、象牙質知覚過敏 │ (ぞうげしつ)と歯の腫れに悩まされた。その影響で肩は痛いし、 │ 首はこるわで散々だった。医者の不養生を絵に描いたようで、実に │ 恥ずかしく、しかも情けなかった。お陰で折角の友人との会食も、 │ 女房の手料理もちっとも美味(おい)しくなかった。患者さんの苦 │ しみが改めて理解できた次第である。 │ │ 今の歯科医療は生物学的アプローチが全盛である。つまり歯科にお │ ける二大疾患であるむし歯と歯周病は、いずれも口の中にいる細菌 │ が関係し、その細菌を駆除、あるいはコントロールできれば、すべ │ て解決すると考えられている。だから、口の中の細菌の固まりであ │ るプラーク(歯垢(しこう))を除去する、プラークコントロール │ が重要であるとされている。歯磨き、歯間ブラシ、フロスを使用し │ て徹底的に口の中をきれいにしなさいと、私自身もこの欄で幾度と │ なく解説してきた。 │ │ もちろん、それは間違いではないし、今でも二大疾患の予防の一番 │ の選択肢である。この生物学的アプローチは、歯科治療が長年行っ │ てきた機械的アプローチへの反省であり、反動でもある。むし歯は │ 削って詰めれば治ると信じられていたし、歯が抜けても正確に削っ │ て、精密なブリッジを入れれば、元のように復元すると、歯科医も │ 患者さんも信じていた時代への反動である。 │ │ ところが、長年患者さんを拝見していると、どうもプラークコント │ ロールだけでは解決しないいくつかの症状があることに気がついた。 │ プラーク一つないきれいな口なのに、むし歯のように冷たいものや、 │ 熱いものにしみる症状を呈していたり、まるで歯周病のように歯が │ ぐらついていたりするのである。 │ │ こういう症状を呈する患者さんの多くが、働き盛りのサラリーマン │ であったり、受験を控えた子供を持つ主婦であったりする。こうな │ れば、心因性ストレスを含めたストレスの影響が大きいことは、容 │ 易に想像できた。ストレスにより知らず知らずに歯を食いしばり、 │ さらには夜間睡眠中の歯軋(ぎし)りへと発展していく。その揚げ │ 句、歯を守る大切なエナメル質が欠けたり、ひびが入ったりして、 │ 下部の象牙質に影響を及ぼして知覚過敏を呈する。歯が丈夫だと、 │ 歯を支えている歯槽骨(しそうこつ)を壊して、細菌が原因ではな │ い歯周病をおこす。 │ │ 日本には古くから、歯を食いしばって頑張りますなんて言葉がある │ が、歯は食事で咀嚼(そしゃく)するとき以外は噛(か)んではい │ けないのである。爪(つめ)をかじるのも、鉛筆をかじるのももち │ ろんいけない。歯でビンの栓を抜くなんて冗談でもやってはいけな │ い。噛みしめる癖のある人たちに、歯科医の中では知る人ぞ知るお │ まじないがある。「唇閉じて、歯は噛まない」。心当たりのある方 │ は是非実行して頂きたい。 │ │ (東京クリニック丸の内オアゾmc歯科医長) │ │ (2008年3月28日 読売新聞) │ └──────────────────────────────── ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 医療に関する最新情報 ■ ┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ │ │ 歯周組織再生誘導法(GTR法)とは? │ │ 歯周病が進行した場合、以前は歯を抜くしか方法はありませんでし │ たが、この治療法が開発されたことで歯を救えるようになりました。 │ 歯周組織再生誘導法とは、失われてしまった歯根部の周囲をゴアテ │ ィクスという人工の膜で覆い、歯肉の侵入を防いで、歯槽骨を再生 │ させる方法です。 │ │ 歯槽骨とは歯の土台になっている組織のことで、歯を支える役割を │ もっていますが、歯を失うと歯槽骨の役割がなくなるため、溶けて │ しまします。歯槽骨が吸収されてしまうと義歯のひとつであるイン │ プラント(人工歯根)治療も困難になります。 │ │ したがって、GTR法が有効なのは歯周病の症状が中程度の人までとい │ われています。ところが、歯槽骨が溶けてしまった人でも、自分の │ 骨髄を移植して再生する治療法が、福岡市の歯科医・清川宗克さん │ と久留米大医学部の田井良明教授(形成外科・顎顔面外科)らの研 │ 究グループによって開発され、2002年9月22日、広島市で開 │ かれた日本口腔インプラント学会で発表されました。 │ │ 研究グループは、骨髄の中に、骨に分化する幹細胞が含まれること │ に着目し、いったん歯を抜き、残った歯槽骨に患者自身の骨盤の内 │ 側から採取した骨髄を盛った後、歯肉で覆ったところ、約3ヵ月で │ 歯槽骨が再生して、再移植した歯が固定され、半年後にはものがか │ めるようになったのです。 │ │ 1998年4月以降、28〜74歳の患者29人にこの治療を試み │ たところ、27人は再移植した歯の脱落がなく、インプラントより │ 歯の固着率がよく、細菌に感染しにくいという結果を得ました。つ │ まり、これまでは入れ歯にするしかなかった人でも、自分の歯を再 │ 移植するおkとが可能となったのです。 │ │ この治療法が一般化するまでにはまだまだ時間がかかりそうですが、 │ 清川さんは「自分の歯でものが食べられる点に意義がある。新たな │ 治療法の選択筋として広まってほしい」と話しています。 │ │ 参考書籍:歯と口の悩みを解消する本 │ 坂本歯科医院院長 坂本 貴史 │ └──────────────────────────────── ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★ 歯にまつわる、おもしろ話 ★ ┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ │ │ 警察の身元調査と歯 │ │ 警察の身元調査では、歯が重要な決め手になることがあります。 │ │ ■歯の摩耗の状態 │ │ ■着色 │ │ ■神経が入っていた空間の大きさ │ │ ■再石灰化 │ │ などのいろいろな要素が法歯学の見地から検討されて多くの事件が │ 解決されてきました。 │ 歯にはその人の人生が刻まれているといえます。 │ │ 歯が捜査上重要になってくる理由としては、 │ │ ■歯は長い間(場合によっては数千年)そのままの形で残っている。 │ │ ■日本では国民の大多数が虫歯や歯周病を経験しており、歯科への │ │ 受診率が高く、カルテとして残っている場合が多い。 │ しかも、そのカルテは歯科医師法によって5年間の保存が義務付け │ られている。 │ └──────────────────────────────── ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ お知らせ ◎ ┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ │ │ 只今大好評中!歯科衛生士レポート!当医院で勤務している歯科衛 │ 生士の日頃思っている事や、考え、諸々な事をレポートしてもらい │ ます。 │ ▼こちらから │ http://www.sakamoto.or.jp/cgi-bin/diary/diary.cgi │ │ ---------------------------------------------------------- │ │ 嘔吐反射外来のご案内 │ ▼こちらから │ http://www.sakamoto.or.jp/puker.htm │ │ ---------------------------------------------------------- │ │ 院長、本を出版!本の題名は「歯と口の悩みを解決する本」(株式 │ 会社法研より)詳しくは │ ▼こちらから │ http://www.sakamoto.or.jp/message001.htm │ │ ---------------------------------------------------------- │ │ 暗い世相や不景気を俳句、川柳で吹っ飛ばそう!! │ 皆様の俳句、川柳をお待ちしております。 │ ▼こちらから │ http://www.sakamoto.or.jp/takafumi-dictionary008.htm │ │ ---------------------------------------------------------- │ │ 歯に関する悩みや質問など無料で出来ますよ! │ ▼こちらから │ http://www.sakamoto.or.jp/guestbook/index.htm │ │ └──────────────────────────────── * 編集後記 院長より ********************** 4月(卯月)も、中旬が過ぎ、町中は卒業式、入学式なども終わり 何となく静かな雰囲気が感じられます。4月もメルマガをご利用く ださいまして、ありがとうございます。 桜の花も散りいよいよ若葉が美しい季節の到来です。ところで、今 現在 我祖国、日本は「ひょっこりひょうたん島」のように漂流し つづけ、ついに、ダッチロールや荒波をうけていて、日本も他の国 と同様羅針盤を完全に失っています。 やはり、日本国を引っぱっていけるリーダーが、政治、経済、文化、 芸術の分野見当りません。これは、やはり国民にとっては、不安と なります。 この強烈な、格差社会をどうにか治すのは相当のパワーが必要です。 何とかまた、発展途上国のレベルまで、社会保障をもっていかない と、日本人の一人一人の生命の維持が、困難となってきています。 早く、この国を建て直さないと「日本沈没」となってしまいます。 自分が、自分の置かれている立場を認識しつつ、前進して行かない と、この日本国が週末を迎えてしまします。 マルマガをご愛読頂いている皆様にも、リーダーさがしに時間を少 しさいて頂きますようマルマガ編集者としてもお願い申し上げます。 これをもって4月号の編集後記とさせて頂きます。 平成20年4月15日 メルマガ編集者 坂本 貴史 拝 ********************* Message of Director * 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 〒254-0043 平塚市紅谷町17-25 メディカルポート1F 電話 (0463)-21-0792 FAX (0463)-23-7300 http://www.sakamoto.or.jp/ doctor@sakamoto.or.jp 医療法人社団 坂本歯科医院 院長: 坂本 貴史 Sakamoto Dental Clinic Director: Takafumi Sakamoto 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓



