Liyn-an Tea Club No.30 珍しい国の紅茶 試飲会 報告 次回開催のお知らせ
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◆ 紅茶の実験室 ☆ Liyn-an Tea Club ◆
No.30 2006.5.19
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TOPICS 1: 珍しい国の紅茶 試飲会 結果報告
TOPICS 2: 第25回 Liyn-an Tea Club 開催のお知らせ
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報告が遅れちゃってごめんなさい。
面白い本が立て続けに届いて、それも不得意な英語の。^^;
さて、4月24日。久々のティークラブを開催しました。
今回のテーマは、
『珍しい国の紅茶 試飲会』
今回、試飲した紅茶のメインは、なんといっても、
『 史上始めての 純粋な イギリス産 紅茶 』
トレゴスナンティー ですね。
これまで、英国帝国紅茶 と言っても、それはイギリスの植民地だった
インドやスリランカなどで作られた紅茶の事でした。
それが、アールグレー(グレー伯爵)の子孫である著名なガーデナー
の ジョナサン・ジョーンズ氏 によって、イギリス・コーンウォー
ル州で栽培に成功し、昨年から実際に紅茶を生産し、販売が始まっ
たのです。
トレゴスナンは、イギリスでも最も暖かい南西端のコーンウォール
州にあるプライベートガーデンで、昔からツバキを栽培している事
で有名なガーデンです。
そして、お茶もツバキ科の植物。「 同じツバキ科ならお茶の木も育
つのではないか?」と、極秘裏に、世界中からお茶の木を集め栽培
試験をくり返し、何とか成功したのが「最初のイギリス紅茶」。
その紅茶がこれ。
http://www.tregothnantea.com/
買えたのは、アッサムとブレンドされた CLASSIC TEA と、
GREEN TEA。
これを試飲していただきました。
2番目の目玉は、ポルトガル産の紅茶。
大西洋のど真ん中とも言えるところにあるアゾレス諸島にお茶の木
が植えられたのは、なんと、1750年頃。
http://www.gorreana.com/historiae.htm
ただ、本格的に生産に入ったのは、19世紀も終りに近い1878年辺り
からのようです。
でも、そんな昔からヨーロッパにお茶の産地があったとは!
このお茶が2番目の目玉。
その他に日頃飲むことの滅多に無い産地の紅茶を集めて、8カ国の
紅茶を試飲しました。それはこんな国の紅茶達です。
国名 ブランド名
参照 URL
イギリス Tregothnan
http://www.tregothnantea.com/
ポルトガル Gorreana
http://www.gorreana.com/
アルゼンチン Taragui
http://www.lasmarias.com.ar/
トルコ メランジェさんからサンプル (アールグレー)
http://www.turkishtravel.com/blacksea04.htm
http://www.allaboutturkey.com/tea.htm
http://www.biriz.biz/tea/tea1.htm
タンザニア Tnzania Tea Blenders ltd
http://www.africafe.jp/africanpride.html
株式会社トロワ で取扱中
ルワンダ
Rwanda Tea Autority
http://www.summitreports.com/rwanda/agriculture.htm
マラウイ Satemwa 茶園
http://www.satemwa.com/
日本 野菜茶業研究所 金谷研究拠点 試作品
http://vegetea.naro.affrc.go.jp/
その結果を、
特に美味しいと思った紅茶
美味しくなかった紅茶
というアンケートにまとめました。
結果はこの通り。
-------------------------------------------------------
特に美味しいと思った紅茶 美味しくなかった紅茶
\ /
イギリス 6 0
ポルトガル 4 4
アルゼンチン 0 8
トルコ 2 7
タンザニア 7 0
ルワンダ 4 2
マラウイ 4 0
日本 3 5
-------------------------------------------------------
この結果は、価格も、グレートも違う紅茶の試飲データです。
フレーバーティーも、そうでない物も入り交じったデータです。
飲んでいただいた方々の嗜好も、フレーバーティーの好きな方もい
れば、フレーバーティーは全くダメな方もいらっしゃいます。
原産国の中でも、産地が違えば、シーズンが違えば、茶園が違えば、
同じ茶園でも、生産ロット番号が一つ違えば、味が全く変わる紅茶
の世界で、『 国 』という、大雑把すぎる分類でのデータです。
ですから、この結果で「この国の紅茶は美味しくない。」というこ
とはまったくできないデータだと理解してください。
真実ではあるのですが、これでは判断は出来ないデータだ、という
理解の上で見てくださいね。
ただ、「美味しくなかった。」という評価の少ない国の紅茶は、
ちょっと期待していいかもしれませんね。
そうそう、最後に番外編で、イギリス緑茶を飲んでいただきました。
皆さん意外にこれが好評でした。
皆さんに書いていただいた感想のおもなものを記載させていただき
ますので、それぞれのお茶の参考にしてくださいね。
---全体的な感想---------------------------------------------
各地から揃えられたものが、それとなく個性が別れていて8種類飲
んでも印象に残りやすかったですね。
大変面白い試みだったと思います。
マラウイは舌の奥というかほとんど喉のあたり、ルワンダとタンザ
ニアは舌の横側に味が残った感じがしました。
ポルトガルは出がらしのように口に味が残らなかったような気がし
ます。
アフリカははやりブレンドベースにされることが多いのが判る。
水色がとてもきれい。でも味は・・・いまいち弱いが・・。
マラウイは後味に甘みが残ったのは印象的だった。
イギリス紅茶は是非ミルクティーにして飲んでみたかった。
それぞれに非常に個性的で「紅茶」という枠に収まらない様に感じ
られました。
イギリス緑茶の美味しさにもビックリしました。(笑)
紅茶と思えない物が多く、正直辛かった気がします。
キャラクターの多さには楽しませてもらいました。
紅茶があまり作られていない日本でよかった。だから世界中から美
味しい紅茶が入ってきます。
普段あたり前に飲んでいる紅茶がいかに美味しいかあらためて感じ
ました。日本人は幸せです。
日本:香りは弱いがすっきり飲みやすい。
イギリス:後味に渋みが残る。まぁまぁ美味しくいただけた。
どの国のお茶も香りが弱く味もやさしいが、飲むことの出来ないお
茶を試飲させていただきよかったです。
不思議な気になる紅茶ばかりで...。
タンザニア〜マラウイがケニアとは全く異なる味だったのは少々お
どろき。国の特色なのか?
タンザニア・ルワンダ・マラウイは良く似ている印象がありました。
美味しそうな茶葉は、美味しかった。 見た目に比例?
香り、茶葉の色や形と実際の味がぜんぜん違っていてびっくりしま
した。
パッケージにもお国柄があって面白いです。
アフリカの三つが似ているようで微妙に違う面白さがあった。
茶葉の香りと実際の紅茶の香りが変わる。(私は紅茶初心者です。)
一口目は意外な味と思っても、味わっているうちにこれもありかな、
と思えてきます。
香りを楽しんでリラックスしたい時、喉がかわいたときに飲んだり、
お料理に合わせて、と、使い分けても良いと思います。
香りから想像できない味のモノが二つあった。
アフリカの三つが思った以上に美味しかった。
慣れたら病みつきになるお茶ばかりでした。紅茶の概念が変わった
のが事実です。
通り一変の紅茶ばかりでなく、これらのお茶もメニューに加えて欲
しいと思います。
---全体的な感想---------------------------------------------
皆さんの正直な感想です。
これを参考に味と香りを想像してみてくださいね。
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TOPICS 2: 第25回 Liyn-an Tea Club 開催のお知らせ
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「 紅茶通信 ☆ Liyn-an Tea times 」で、もう読まれていると思い
ますが、19世紀の アメリカの料理書 「Kentucky Housewife」に書
かれている紅茶の淹れ方は、
ポットを温め茶葉が浸るくらいの熱湯を入れ10〜15分蒸らす。
蒸らし終わったらポットを熱湯で満たす。
http://liyn-an.com/tea_room/mag/tims-bak/m0000273.htm
というものでした。
http://liyn-an.com/tea_room/Kentucky/
この紅茶の淹れ方をして当時の紅茶がどんな味だったのか、試して
みよう。
というのが今回のテーマです。
この本が出たのは 1839年、最初のインド紅茶がロンドンのオークショ
ンにかかった年。
つまり、まだ、インドの紅茶やセイロン紅茶は、実質的に世の中に
存在していません。当時のアメリカの紅茶は中国の紅茶だったはず
です。
アッサムで作り始められた紅茶は、現在で言えば烏龍茶の製法とも
いえる紅茶です。そして、おそらく中国種の茶葉で作られた紅茶。
そんな紅茶がどこかにあれば、その紅茶で試せば一番いいですよね。
もちろん、ありますよね。あのブルースティーが。
http://liyn-an.com/tea_room/menu/BRUCE_TEA.html
この紅茶は、中国から輸入された茶樹で当時の製法を再現した紅茶。
まさにこの実験のためにあるような紅茶です。
ですから、このブルースティーを使って、当時の淹れ方で紅茶を淹
れて飲んでみましょう。
さて、どんな味になるのか?
もう一つ、この本には、
>The black tea is considerably weaker than the green: of
>course a larger quantity of it will be required for a
>drawing.
>紅茶は緑茶に比べてかなり薄いです。もちろんそれは、抽出の
>ために、より多い量を必要とします。
という事がかかれています。
通常、私たちには、紅茶が緑茶に比べて薄いとは考えにくいです。
でも、当時の烏龍茶のような紅茶(ブルースティー)なら?
それに私たちは緑茶を10〜15分も蒸らしたりしません。
だから、もし、10〜15分 蒸らしたら、やっぱり緑茶の方が強いのか
もしれません。
その辺りも、是非実験してみましょう。
■ 第25回 Liyn-an Tea Club ■
期日 平成18年6月5日(月曜日)
時間 19:00〜21:00
テーマ 「 19世紀 アメリカ流 紅茶の淹れ方 」
参加費 \1000-
定員 8名 (予定)
申し込み 電話:0561-53-8403 (11:00〜19:30)
E-Mail info@Liyn-an.com
お申し込みは、お電話を優先となる場合があります
ので、ご了承ください。
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=== 編 集 後 記 ===
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手に入れた後から知ったことですが、実はイギリス産の紅茶、日本
で販売している会社があるんですね。
「英国特集」という Mook を出版している会社が輸入して販売して
います。 http://www.steward.jp/shop/eikoku/infuse_02/
ここの発送開始が4月25日。ティークラブの開催日が4月24日。
つまり、皆さんには1日早く楽しんでいただいた事になります。
そして、この会社も輸入していない 『 幻 の イギリス産緑茶 』も
楽しんでいただくことが出来ました。
この緑茶を飲んだことのある日本人。ほんと、レアですよ。
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責任編集:堀田信幸 有限会社リンアン
488-0837 愛知県 尾張旭 市庄中町 鳥居1820
TEL 0561-53-8403 FAX 0561-53-8405
http://www.Liyn-an.com/ info@Liyn-an.com
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