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趣味としての鉄道模型はいろいろな楽しみ方がありますが、16番中古模型の再生を主体に、安く気軽に模型を楽しんでいるというお話です。模型店情報なども時々織り交ぜながら、隔週刊発行です。

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2009/11/27

私の16番ゲージ鉄道模型ライフ244号



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 MODEL RAILROAD MAIL MAGAZINE

 私の16番ゲージ鉄道模型ライフ  Vol,244

     まぐまぐID 0000079031       2009/11/27

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        ★ 今週号の主なテーマは? ★

今回は、最近気になったカツミ製キハ35についてと、私
の行っている模型用収納箱の「保守作業」について書いて
みました。

今回から読者になられた皆様、どうもありがとうございま
す。ご愛読感謝いたします。

       ● カツミ、エンドウ製?キハ35 ●

キハ35系のモデルと言えば、古くはカツミ製900番台、
そしてカワイ製となるのですが、暫く間が開き、カツミ、
エンドウからも発売されています。今回の話題はこちらの
製品についてです。

エンドウブランドで、最近の仕様のものも発売されている
ようですが、それ以前では、今回お話する連結相手を同社
製キハ17系にレベルを合わせたキハ35とキハ30が出
ていました。
ちょうど私が模型店に居た時分にお店にも在庫があり、殆
ど売れなかったので、印象的には「パッとしない品」とい
うのが正直なところです。

TMS68年10月号の誌上展では、カツミ製キハ35-
900の紹介で「近く動力を一般的な方式に変更し、再生
産の予定」とありました。
しかし、予定は大幅に遅れ、80年代に入って、この鋼製
車体のモデルに変更され発売されました。インサイド方式
の一般的動力にはなりましたが、遂にステンレスボディー
の製品は再生産されること無く終わりました。

さて900台のようなインパクトも無い製品だったので、
これらは忘れ去られたような存在でしたが、今年になって、
とれいん誌から原稿の依頼を受けた際、「こんなモデルが
ありますよ」と写真添付で紹介されたのが、カツミブラン
ドのキハ35でした。

車両自体はエンドウ製と変わらないようですが、箱が違い
ます。どうみてもエンドウ気動車の赤箱なのですが、ラベ
ルはカツミのものです。上蓋に金文字で箔押しされている
メーカー名もエンドウ(あるいはTER)ではなくKTM
とあるのです。

ご存知のようにカツミとエンドウは、販売元と製造元の関
係で発売された製品がかなりありますが、電車で言えば1
53系はエンドウ、165系はカツミというように、きち
んとブランドに関しては分かれています。

80年代前半にエンドウが2,000円から買えるボディ
ーキットを各種発売しましが、これに関しても、同じ形式
を完成品はカツミ、ボディーキットはエンドウ、というよ
うに線引きがされていました。
つまり同じ完成品がカツミとエンドウ両方のブランドで発
売されたことはなかったのです。

ところがキハ35と30に関しては、てっきりエンドウ製
だとばかり思っていたのですが、カツミ製も完成品であっ
たということになり、かなり珍しいケースではと考えます。

紹介されたその写真を見てから、店頭やオークションなど
を注意して見ていると、カツミブランドの品もぽつぽつと
出ているようなのです。どうやらそれほど珍しい品ではな
さそうです。
そうこうしているうちに、私も両方のブランドを入手する
機会を得ました。
箱以外は同じだろうと思っていたのですが、現物を見ると
いくつか相違点がありました。

カツミブランドの品は大きな特徴として台車がTR62な
のです。手持ちのキハ35はM車ですが、インサイドギア
の付いた台車だけプレーン軸で、もう一方はピボット軸で
した。

また、よく目立つのが窓サッシの桟太さです。カツミ製は
かなり太いので窓が一見小さく見えます。さらに床板高さ
が、アングル折り曲げ位置の関係で低くなっているので、
全体としてエンドウ製と比べると車体高さが高くなります。

屋根の塗装も白っぽい灰色で、エンドウ製のやや濃い目の
灰色とは違います。2両を並べると、このような点で違い
がかなりはっきりわかりました。

TMSの広告で見ても、新製品にもかかわらず、広告にも
あまり登場しません。
エンドウの広告で、ボディーキットが発売されたというの
があったくらいで、完成品の写真もありませんし、カツミ
の広告には登場しません。
EF81やキハ181系など、カツミの広告にも登場した
エンドウ製品はいくつもあるのですが、キハ35系は例外
のようです。

というわけで事情はわかりませんが、途中からブランドの
変更があったと考えるのが自然でしょう。同封されている
説明書は(簡単なナンバー貼り付け位置の説明書き)まっ
たく同じで、カツミのものも「遠藤」の文字がありました。
ただし、エンドウブランドの品には住所と社名の訂正がし
てあり、遠藤商店からエンドウに変わった直後の品のよう
でした。

果たして本当の理由は何でしょうか?


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       ● 意外と面倒、箱の補修作業 ●

私のように、オリジナル形態に拘る人間にとって、製品の
元箱も大変重要です。コレクション的なオリジナリティー
という意味よりは、かつて模型屋さん店内で棚に積まれた
在庫商品を、飽きずに眺めた経験を持つ私としては、箱を
眺めるというのも楽しみのひとつだからです。
たとえ模型そのものはジャンク品の酷いものでも、キチン
とした箱に入っていると嬉しくなるのです。

そんな「趣味」があると箱の痛みが気になります。主にラ
ベル側ですが、色褪せたり、汚れたりしていると何とかし
たくなるのです。

色の褪せたものは直せませんので諦めますが、汚れたり剥
がれたりしたものは、清掃するなり補修するなりしていま
す。
ラベルは言わば箱の顔ですから、出来るだけ入念に?清掃
作業を行いますが、もともとが紙なので、染み込んだ汚れ
を落とすのは褪色同様難しいです。

それでも絞った雑巾で何度か拭う程度でも、多少改善する
場合もありますし、汚れによっては、かなり落ちることも
あります。
逆にあまり強く拭うと、表面を傷めてしまうので手加減も
必要です。

剥がれかかったものは事務用の糊で貼り付けます。時々で
すが、斜めに貼られたものや皺のあるものなどを、市販ラ
ベル剥がしを使って一旦剥がし、再度貼り付けたこともあ
りました。ラベル剥がしの使用する溶剤によっては、ラベ
ルインクに影響がある場合があるので、事前にテストを行
うのをお忘れなく。
HPでインレタ剥がしに良いとしたミツワペーパーセメン
ト用剥離剤は問題ないようです。(長時間浸すと、多少の
色落ちがある場合もあります)

一番困るのは落書きです。大半が消せないのですが、イン
ク消し(万年筆用)で消えた例がありました。
マジックインキなどは、シンナーやアルコールなどの溶剤
で消せますが、当然ラベルのインクも消えてしまうので基
本的に使えません。
ただし、隅のほうで文字などにかからない場合など、場所
によっては使います。

ラベルではありませんが、箱の上蓋が汚れた場合は、ラベ
ル同様雑巾で拭きます。ここはラベルほどデリケートでな
いので多少力を入れても大丈夫です。

最近良く行う方法として、上蓋に埃が溜まって黒ずんだよ
うな汚れを落とす場合、中性洗剤を指先に取り、箱に塗り
つけて暫く置きます。
その後、雑巾で拭き取ると、かなり落とすことができます。
先月購入したマイクロキャストのプラ製DD13の箱は黄
色の箱ですが、黒っぽい汚れが付着して上面がかなり黒ず
んでいました。しかし、この方法で綺麗になりました。結
構お気に入りの箱なので嬉しかったです。

ラベルにセロテープや値札が付いている時も、ラベル剥が
しで除去しますが、この作業は根気良く行う必要がありま
す。
せっかくのラベルが、値札やセロテープを剥がす時に痛め
てしまっては意味がありません。
以前、セロテープと一緒にラベル表面が剥がれてしまいま
したが、剥がれたテープに付着したラベルを、ラベル剥が
しを使って丁寧に剥がし、まるで剥がれた皮膚のように薄
くなったラベルを元通りの位置に貼り付けるという「離れ
業」を行ったこともありました。

さて拭くだけで落ちる汚れに対し、箱が破けているものは
補修作業が必要です。古い箱ほど乾燥が進むのか、簡単に
箱の四隅が裂けることが多いです。
宮沢の水色の箱やカワイの箱などその代表で、ちょっとし
た力の入れ具合で裂けてしまいます。

簡単に行うならセロテープで補修でしょうが、これは劣化
した場合にベトベトと汚くなる上に、剥がず時に表面を痛
めるなど良いことがありませんので絶対にやりません。
通常は、はがき程度の厚さのボール紙を用意し(改めて買
わなくても、表裏どちらかに印刷面が無ければ各種包装材
に使われているものでOK)それを裂けた角にL型に切っ
て貼り付けます。

糊が乾くまでクリップなどで押さえますが、どうしても剥
がれる部分や、ずれるところがあるので、最終的には半渇
きの時に指で押さえる場合が殆どです。箱の補修はこれが
あるので面倒なのです。

裂けた部分の外側には繊維状に毛羽立っていることも多い
ので、ここも指先に糊を付け、撫でるように押さえると綺
麗になります。

古い製品は箱のサイズに余裕がないものも多く、特に上下
寸法が無いものは上からの重みをモロに車両が受けるよう
なものもありますから、このような場合もボール紙を箱の
高さに余裕が出来る幅に立てるように切って入れておくと
重みをこちらで受けますので安心です。
カツミの蒸機キットや、つぼみの箱など薄手のものはこう
して高さを稼いでいます。

スポンジは劣化するのが定説ですが、キメの細かいものは
劣化しません。どうやら材質の差のようですが、劣化しな
いスポンジであれば緩衝材としては手軽に使えます。

私はホームセンターの家具売り場に並んでいる座布団など
のクッションに使うスポンジを使っています。
これは補修用として売られているようですが、このスポン
ジは劣化しないタイプが多いようです。

手持ちのものは、座布団サイズの正方形で厚さが4センチ
と8センチのものがあります。8センチは厚いので使いま
せんが、4センチのものはまだ少々厚いとは思いますが、
使い勝手は良いです。
色も黄色で天賞堂と同じということで、スポンジが劣化し
たものはこれに入れ替えています。1枚300円から40
0円程度とお値段も安いです。

ということで、箱の「保守作業」に関してあれこれ述べて
みました。何かの参考になればと思います。


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     ★ マイ ウィークエンド ★
 
週末工作モデラーとして、毎回の工作内容の他、自分自身
の記録として書かせて頂いているコーナーです。

 11/7、8
7日は画像なしですが、カツミダイヤモンドC62の整備
を行いました。これは一応完成品ですが、動輪ギアが完全
に削れたもので、アダチのパーツを用いて修理しました。
また天賞堂製ED75の整備です。これは動力関係の整備
と車体はめ込みガラスの色落ちの修正です。

8日はD51の工作、主にテンダーです。HPでご覧頂い
ておりますが、車体は機関車との連結面の作業が中心です。
その他、ご依頼品のカワイC11スタイルと夢屋ED34
の作業に入ります。C11は一部組み立て直し、ED34
は再塗装です。どちらも塗装を剥がし、下地の洗浄を行い
ました。

 11/14、15
14日は外出で工作なし、15日は画像なしですが、天賞
堂旧型電機の整備を3両行いました。どれも同じMV-8
モーターの品なので簡単に注油と清掃を行っただけです。
その他は、カワイC11スタイルの整備です。こちらはH
Pでご覧頂けますが、主に上回りの工作を行いました。
デフの周囲とキャブ付近の補修で車体関係の工作は終わり
です。

 11/21、22、23
21日は天賞堂製EF58とDF50のギアボックスの清
掃を行いました。
古いグリスを除去してセラミックグリスを補充、モーター
軸に注油などです。あまり変わり映えしませんが、走行は
上々になりました。午後はムトーネットに出かけました。

22日は午後からフェニックス製キハ35-900台のメ
ッキに挑戦しました。こちらは近日中にHPにアップしま
す。
23日はアダチD51のテンダー部と、夢屋ED34です。
D51の方は、多分次回出来上がると思います。ED34
の方は塗装剥離後の下地仕上げです。キサゲで残った塗料
を除去しましたが、かなり根気のいる仕事でした。
こちらは次回下塗りを行う予定です。以上3連休でした。


「マイウィークエンド」は、私のHP上でもご覧になれま
す。工作の都度アップしていますので、トップページの、
更新情報からどうぞ。
    
    ■ ┃編┃集┃者┃の┃日┃記┃ ■
              
今回も聞いたこと感じたことなど気ままに綴ってゆきます。

         11月XX日
カワイ製スハフ43はつかり色のことを以前書かせて頂い
た。多分まだカワイに在庫があるとは思うが、19,00
0円弱と客車としては、かなり高価。
さすがにB凸のように思い切れないのだが、何と天賞堂に
出ていた。しかも7.500円少々と半額以下!これは買
うしかないだろう。

品物も綺麗で箱も無事。カワイの客車だからモノはそれな
りだが、各窓がアルミサッシ仕様として銀色が入っている
など手が掛かっているのは良くわかる。
テールライトは点灯式だが、点滅用のスイッチが床下に付
いている。ED91を連想させるが、このスイッチのため
に配線コードが床板を潜ることになり「名案」のホック利
用の接点も生きてこない。

その割には切り替え用ダイオードが付いていないなど、い
かにも「カワイらしさ」のある製品だ。カワイファンであ
れば今すぐ購入お奨め品?!

ところで私の購入した品、非常にタバコくさくて臭いを消
すのに苦労した。購入から3週間は経つが、未だに消臭の
ため、机上に箱もろとも出しっぱなし。安いから諦めるし
かないか。

         11月XX日
今回のレイル誌、DD12の特集だ。地味な機関車だが、
まとまった資料も無く、ホビーモデルのジャンク品を再生
するのにちょうど良い。

活躍したのが地元ということで、懐かしさという点もある。
何度か稼動中の姿も見た記憶があるし、印象的なのは茅ヶ
崎で廃車留置されていた時。
DD11と共に、結構長い間そのままで機関区裏手に姿が
あった。
というわけで久々にレイル誌購入。一ヶ月もしないうちに、
その前に出た仙山線特集も購入。こちらも試作交流車両の
資料満載だ。貴重な資料とはいえ、もう少し安いと良いの
だが。

         11月XX日
NHKの恒例、鉄分補給スペシャル、今回も面白く見た。
一般の人にとっては変人と思われるかもしれないが、多少
「その道」に足を踏み入れていると納得できる点多数。

たとえば、トイレタンクの好きな中学生、車両模型を作る
うえでトイレのタンクは結構重要なパーツだ。多分トイレ
タンクだけでなく他の床下機器も写真撮影していると思う。
ただし、彼のやっているNゲージでは、それなりに床下は
モールドされているので、それほどパーツ追加の必要もな
かろう。
再放送もあるだろうから、見逃した人はどうぞ。


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        ● 次号予告 ●

次号は12月18日を予定しています。内容は、恒例の今
年の総括になります。私の一年を振り返ってみましょう。
お楽しみに。


    ★本誌ホームページをご覧下さい★

私のホームページ、アクセスも多数頂きありがとうござい
ます。アドレスはこちら。
http://www005.upp.so-net.ne.jp/tetumo16/

   ★★ お便りをお待ちしています ★★

最近こんな模型買いました、などというお話や、模型店情
報、中古模型再生工作についてのお問い合わせ、また個人
的なお便りなど内容は問いません。お気軽にどうぞ。
お便り等は、Kuhane58@js8.so-net.ne.jpまで。
ご意見、ご希望、お問い合わせもお待ちしております。

今回も最後までお付き合い頂きありがとうございました。
発行者 林 信之でした。

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