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激戦のJリーグを戦う京都サンガFC。彼らのホームスタジアムである西京極でのライブレポートを中心に、いろいろなサンガを語っていきます。あなたも、西京極へサンガの応援に来てみませんか?

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2008/05/10

『紫 界 良 好。』vol.142

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   ☆☆☆☆☆    連敗の中で見たものとは。。。    ☆☆☆☆☆☆
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☆このメールマガジンでは、プロサッカーチーム京都サンガF.Cの応援にホーム

☆スタジアム西京極に通う「ゆう」と「tetsu」の二人が、熱きサンガの戦いを

☆           独自の視点で綴ってまいります。           

☆                                     

☆TVでは見られない興奮と感動をみつけに、あなたも西京極へ来てみませんか? 

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      ☆*・∴・∵・∴・∴・∵・∴・∴・∵・∴・∴・∵・*☆
           「紫界良好。」ホームページです
         http://shikai-ryoukou.hp.infoseek.co.jp/
              ブログもあるんですよ
      ☆*・∴・∵・∴・∴・∵・∴・∴・∵・∴・∴・∵・*☆

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      脱出しましたが、3連敗を喫してしまいましたね。
      今回は、負け試合ばかりのレポになりましたが、選手たちは
      ひたむきに戦う姿をスタジアムでは見せてくれています。
      負けたけど、次はガンバレ。。
      今のサンガには、そう言いたくなる。
      試合の中で、気迫を感じるんですよね。
      もしかしたら、こういうチームを(少なくとも私は)
      待っていたのかもしれないですねえ。
                               〜ゆう
     ============================================================


 》》》》index《《《《

   ◆アルビレックス新潟戦 ま・き・も・ど・し
         4/19 東北電力ビッグスワンでの戦いを ゆうのライヴレポートで。
      
   ◆浦和レッドダイヤモンズ戦 ま・き・も・ど・し
     4/26 西京極での戦いを tetsuのライブレポートで。
 
 ※このメールマガジンはMSゴシックなど、等幅フォントでごらんください※
                                     

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□□□ 2008Jリーグ DIVISION-1 REG7 アルビレックス新潟戦 ま・き・も・ど・し

                         ………written by ゆう
         
〜 勝者のいない戦い

   リーグ戦を連勝し、ミッドウイークのナビスコ杯レッズ戦を引き分けて
   新潟に乗り込んできた京都サンガFC。
   アルビレックスは、未だリーグ戦で勝利がないチームだ。
   それだけに、やりやすいのか、やりにくいのかは、やってみないと
   わからない。
   ホームチームは多くの観客の前で、精彩を欠き続けるわけにはいか
   ないだろう。

                            観客27115人

                   Sanga 0−1 Albrex
                 (0−1)

 ***スターティングメンバー

    --------------------------------------------------------------------
           |       平 井      | 
           |______________|

         渡 邉   増 嶋  シジクレイ  中 谷   
                  
                  アタリバ
              
                 中 山     佐 藤         
                      
               
          パウリーニョ         林
                 田 原
    -------------------------------------------------------------------
                 
            アレッサンドロ   矢 野
                    
        松 下               ダヴィ     
        
              木 暮   寺 川
         
        松 尾   千 葉   千代反田  内 田
            ______________
           |              |
           |     北 野       |
    -------------------------------------------------------------------
           

*** 対戦相手の戦いの傾向
    
    開幕から未勝利の新潟だが、前節ガンバ戦ではアレッサンドロの両目が
    開いた。指揮官のコメントからは、ダヴィの起用法に迷いがあるようだが
    今節、彼は機能するのか。また怪我で離脱していたマルシオ リシャルデス
    がサブメンバーに復帰している。監督が鈴木淳氏ということで、前線から
    プレスを掛けてくるスタイルに違いないだろう。
    サブはGK野澤、DF中野、永田、MF田中、マルシオ リシャルデス、
    FW河原、川又
          
    京都は柳沢が今回ベンチ外になっている。結果、パウリが先発復帰し、
    林、田原との3トップとなる。田原を起点に、林、パウリの速さを使って
    さらには後列のMFの絡みを期待したい。
    サブはGK上野、DF平島、MF森岡、斉藤、FW加藤、徳重、西野
      

*** 動き重く失点。 えぇっ??退場???

    今回、私は初めてやってきたビッグスワンスタジアム。
    想像していたよりも、新潟駅から近いところにあった。
    スタジアムは、鳥屋野潟という湖の畔に巨大な姿を横たえている。
    アルビレックスの語源となっているアルビレオは、白鳥座の中の星の一つ。
    まさに白鳥の湖というところからのネーミングだろう。

    この日の天気は曇り。だがキックオフを前に小雨の量が増えて、ピッチを
    濡らしはじめているようだ。
    スタジアムは、言うまでもなく2002年W杯に合わせて作られた、国際
    規格のスタジアム。雨が降っても、四方を囲む屋根の下にさえいれば、
    観ているものは快適だ。
    当然、4万人の観客を収容するスタジアムだから、スタンドも大きい。
    だが、その傾斜の具合も西京極のような、ピッチを遠く感じさせるもの
    ではなく、ちょうど、2002年のW杯のTV放送にあった「タクティカル
    映像」をみるような、試合を見やすい角度がついている。
    早く京都にも、このぐらい快適な「劇場」が出来てほしいものだ。

    試合は、そんなすばらしいスタジアムと、たくさん詰めかけたオレンジの
    サポーターが見守る中で始まった。
    オレンジ色のアルビ軍団は、その声援を受けて開始から躍動。
    一方の白い2ndユニの京都サンガは、積極的に出てはいるが、動きは重い。
    ここ7日間で3試合目の真剣勝負だけに、致し方ない部分もあるが、それは
    相手チームも同じことである。
    そんな中で、新潟に最初のチャンスが訪れた。

    4分。カウンターからやや引いた位置でボールを受けたアレッサンドロが
    前を向くと、すぐに左から上がっていく松下にパスを出した。
    松下はオフサイドなしで京都のDFラインのウラに出た。
    ゴール前には矢野貴章やダヴィが先に陣取る。京都はラインを整えるが、
    突破を許しているのでゴール方向に下がりながらマークをみることしか
    出来ない。
    そこに松下からのクロスが入る。
    これに合わせたのは、パス出しをしたあと飛び込んできたアレッサンドロ
    のヘッドだった。
    京都の選手はボールウォッチャーになっていて、彼の後ろからの飛び込み
    に気づくのが遅れた。0−1

    あまりにも早い時間帯での失点。ただ、時間はまだ十分ある。
    今季のサンガの戦いを見ていれば、この時点では、まだそう思えた。
    だが、先制点でアルビの選手は活性が上がった。京都の動きが重く、なか
    なか連動した動きをみせられない中で、強いプレッシャーで新潟の選手は
    京都のパスを封じる。
    中盤を作れない京都は、たまらずロングボール攻撃に移行するが、前線に
    放り込んでも、そのあとの出足で新潟に負けているので、前線で孤立して
    しまうか、ボールを奪われるかで攻撃を終えてしまう。

    新潟は、そうして京都の自由を奪ってボールを奪うが、そのあとの攻撃の
    起点が作れない。アレッサンドロは得点後は徹底マークに遭い、矢野にも
    京都が起点を作らせない。
    しかも新潟は、まだダヴィをうまく使う術をつかんでいないように思えた。
    コンビネーションも今ひとつで、パスと動きが合わないことも多い。
    そうなると、徐々に新潟の運動量も落ちて、京都のパスも少しずつ相手の
    ゴールに近いところで回るようになっていく。

    22分には、パス交換から佐藤勇人のミドルシュート。
    28分。ゴール前30m付近からパウリが直接FKを狙う。(枠外)

    動きが重い中、徐々にではあるが、相手ゴールをかすめるシーンも増えて
    来た。しかしながら、攻めたあとに相手のチャンスボールが出てくるという
    流れを消せずにはいた。
    それは、DFラインの守りの負担が増えることを意味している。

    34分。自陣ゴール前中央20m付近で、局面の争いの中でシジクレイに
    イエローカードが出てしまう。
    ここで新潟が得たFKはダヴィが大きく外して事なきを得たが、数分後に
    このカードが大きな意味を持つことになってしまう。

    41分。スペースに出たボールに矢野が走る。そして、それを阻止せんと
    シジクレイが並走。体を入れて矢野の前に出たシジクレイ。その直後に
    両者が転倒。レフェリーの長い笛の音が響いた。
    結果。シジクレイに2枚目のイエローが出て、退場ということになる。

    この判定に納得がいかないシジクレイは、ピッチを叩いて悔しがり、
    ピッチ外でもなかなかその悔しさが収まらず、涙を流す姿も。。。

    新潟は、ここで得たFKを松尾がヘッドで合わせるが、これはゴール枠外。
    さらにこのあと、左クロスをアレッサンドロがフリーでヘディングする
    場面も訪れるが、これもゴールを逸れた。
    ここは、もう見ていてヒヤヒヤなところだった。

    44分。京都はパウリーニョを外して森岡を入れる。

    --------------------------------------------------------------------
           |       平 井      | 
           |______________|

         渡 邉   増 嶋   森 岡   中 谷   
                  
                  
                  アタリバ    佐 藤  
                            
                      
              中 山     林
                   
                 田 原
    -------------------------------------------------------------------

    暫定的に上の形となるが、ほどなく前半は終了する。
    審判の判定の是非は別にして、10人(しかもシジクレイ抜き)で戦う
    ことになった京都。
    前半をみていると、攻守とも、相手より先にいく一歩が出ていない。
    さて、10人でどう戦う?加藤久監督。

     
*** 気迫の8人攻撃。新潟、歓声なき勝利。

    気まずいハーフタイム。雨が降って、日の暮れも迫ったこともあってか、
    寒さが増してきた。
    この日は、新潟のスポンサーである亀田製菓のサンクスデーと銘打たれた
    試合で、来場者には同社のお菓子の小袋が配られていた。

    「これでも食べて、まずは新潟を食うか」
    と、配られていたお菓子(ハッピーターン)を食べる。
    気温も寒くなったが、試合も寒い。
    まずはエネルギーでも入れて、体の中から暖まりたかった。
    さて、サンガは、ハーフタイムにどんな補給をしたのだろうか。
    後半が始まる。はたして、「ハッピーターン」となるか。。。

    京都は、開始時に林→平島として以下の形に。

    --------------------------------------------------------------------
           |       平 井      | 
           |______________|

            増 嶋   森 岡   中 谷   
                  
                  
           平 島   アタリバ    佐 藤   渡 邉
                            
                      
                    中 山  
                   
               田 原
    -------------------------------------------------------------------

    開始から積極的に出る京都。
    どちらかと言えば、攻撃的に渡邉を使って、平島は残り気味。
    攻撃時には4バックとも言えるし、守備時には5バックとも言える。
    そんな形でサンガは試合を進める。
    ただ、佐藤やアタリバが攻撃に参加することは数的不利のために厳しい。
    中山は、広範囲に動いて守備から攻撃のつなぎの役割を持って、上がって
    くる渡邉を活かす。そして、
    前線には田原だけがトップに張っているので、いかにボールを奪われずに
    彼にシュートを打たせるか。。。そこがキーになるだろう。

    序盤から攻める京都に対して、新潟は手詰まり感が強い。
    矢野やアレッサンドロに、まずはボールを収めたいところなのだろうが、
    そこに至るまでの過程で、簡単なミスが出たり、パスの出し手と受け手の
    意図が合わずに、とんでもないパスが出たりと、リズムが出ない。
    14分。そんな状況を打破すべく、今季の10番を背負うマルシオ リシャ
    ルデスがダヴィに代わって登場する。
    新潟サポは、待ってましたとばかりに、彼の応援歌を連呼する。

    しかしながら、状況は大きくは変わらない。
    マルシオ リシャルデスは、見た感じ、コンディションは良さそうではない。
    もちろん、フリーでさばくボールは上手いが、一瞬のプレーのキレや、
    力強さは感じられず。
    新潟は、彼を京都の左サイドに入れて、大剛を引っ張る意図があったのかも
    しれないが、それは完全に失敗といっていい。
    マルシオ リシャルデスは、むしろ渡邉大剛に引っ張られて、守備に戻って
    来てしまうことになる。

    16分。左に攻め上がった渡邉からのクロスに、ゴール前で中山がヘッド。
    叩き付けたボールだったが、これはGK正面を突いた。

    18分。同じく渡邉のクロスに田原がダイレクトボレーを試みるが、これは
    打ち上げてしまった。
    試合は、京都の数的不利を全く感じさせない展開で進む。

    23分。新潟は松下→田中。松下は少し前のプレーで傷んでいた。

    25分、京都。カウンターからゴール前左の渡邉にボールが渡る。
    渡邉はマークに来たマルシオ リシャルデスをフェイントでかわしてシュート。
    これが惜しくもゴール枠を外れる。
    頭を抱える大剛。 これは決めたかった。

    28分。新潟は木暮→永田。木暮もまた、直前のプレーで傷んでいた。
    だがこれは、「動きの悪い選手をピッチにおいておけない」という鈴木監督
    の意思表示だろう。監督としても、リードしている展開のこの時間帯 で、
    3枚目のカードは切りたくなかったはずである。
    裏を返せば、それほど新潟は追いつめられているということだ。
    永田はDFラインに入り、千葉がボランチに上がる。

    31分。京都は中山→徳重で以下の布陣に。

    --------------------------------------------------------------------
           |       平 井      | 
           |______________|

            増 嶋   森 岡   中 谷   
                  
                  
           平 島   アタリバ    佐 藤   渡 邉
                            
                      
                     
                    徳 重
               田 原
    -------------------------------------------------------------------
                 
            アレッサンドロ   矢 野
                    
        田 中         マルシオ リシャルデス     
        
              千 葉   寺 川
         
        松 尾   永 田   千代反田  内 田
            ______________
           |              |
           |     北 野       |
    -------------------------------------------------------------------
           
    徳重は、昨年の入れ替え戦で見せたような気迫でゴールを狙う。
    ボールを持てば、プライオリティはシュートにあるようだ。
    しかし、その直後。京都への流れは寸断されることになる。

    34分。ファウルの判定に異議した増嶋にイエローカード。
    そして、その直後の35分。相手のゴールキック時に手で矢野を叩いた
    ような形になったアタリバが、なんと1発レッドで退場。
    これで9人になった京都。しかし、さらに、、、

    37分。これも矢野への浮き球に普通に競った増嶋にまたもイエローが
    出て、彼もまた退場。
    この判定に激昂した加藤監督は、テクニカルエリアのマーカーコーンを
    ピッチ上に蹴り出してしまい、直後に退席処分を受けてしまう。

    京都は、これで8人。フィールドプレーヤーは、7対10という絶対に
    不利な形で残り時間を戦わなくてはいけなくなった。

    --------------------------------------------------------------------
           |       平 井      | 
           |______________|

                  森 岡   中 谷   
          平 島        
                  
                  佐 藤          渡 邉
                            
                      
                     徳 重
                    
                 田 原
    -------------------------------------------------------------------

    もはや、もうボロボロという他ない陣容になったが、京都の選手は諦めず
    ファイトしはじめた。
    確かに、時折、森岡、中谷の2枚になるDFラインはかなり貧弱。
    攻撃はもう、前に残った田原に託すしかない。
    だが、それでもボールを田原に集めて攻める。 ゴールが欲しい。

    一方の新潟。
    3人の数的優位にも関わらず、マイボールを京都陣内でキープして、試合
    を終わらせようとする。
    これにはホームのサポーターもたまらず不満の声が上がる。
    しかも、そのボールを拾った8人の京都のカウンターが、自陣のゴール前
    まで無防備に運ばれてしまう。新潟のプレーヤーは動かない。
    動けないのか??
    新潟サポは、どんな気持ちで試合を見ているのだろうか。

    ロスタイム4分。
    長いロスタイムだ。京都は拾ったボールはとにかく田原に送り込む。
    そのときだ。ロングボールを胸トラップした田原は落ち際の球をオーバー
    ヘッドキックでシュートを放った。
    そのシュートはGKの胸に収まった。
    場内は、ゴールインしなかったという京都サポの残念さと、止まってくれた
    という新潟サポの安堵感が交錯する。

    しばらくして、ピッチ上では長い音の終了の笛が吹かれた。

    だが場内は、何の歓声も上がらない。
    新潟は今季初の勝利だというのに。。
    
    真剣勝負の醍醐味を半減させた審判団と、不甲斐ない戦いを見せたホーム
    チーム。そして4人退場で敗れたアウェーチーム。
    勝者は新潟という、事実だけが残った試合になった。


………… ちゃんとコントロールしてください(怒)

    サッカーですから、審判の判定も、例えばシュートがゴールポストを叩くか、
    あるいはゴールインするかというものと同じように微妙なものだということ
    も理解できます。
    でも、審判さんは、ピッチ上の裁判官ではなくて、先生であってほしいと
    私は思うんです。
    悪ガキがいるなら、なぜ悪いか指導して、全体をコントロールするのが、
    ピッチ上の審判さんの役目じゃないですか?
    ましてや、Jリーグはプロの技を見せるエンターテイメントです。
    もちろん、競技として裁定は必要ですが、選手へのメッセージがカードだけ
    ならば、それはあまりにも寂しい。
    Jリーグさん、この試合は勝ち負け以前に、本当につまらない展開でしたよ。

*****サッカーは、観た人それぞれ、いろんな見方ができるスポーツです。
*****あなたは、この試合にどんな感想を持たれたでしょうか?
         
…………▽…………▽…………▽…………▽…………▽…………▽…………▽…………
□□□ 2008 JリーグDIVISION1 REG8 浦和レッドダイヤモンズ戦 ま・き・も・ど・し
      
                         ………written by tetsu
         
〜 赤信号で急ブレーキ
        
     3度目となるレッズとのリーグ戦。
    ナビスコ2戦、ホーム、アウェイ共にドローで終えているだけに
    ケリをつけたいところ。
    しかし、指揮官不在、シジクレイ、増嶋、アタリバ不在という
    アドバンテージで3度目の対戦を迎えなければいけないものの
    ここまでサンガはレッズに健闘しておりレッズにとっても
    嫌な相手となっている。抜けた穴を誰が埋めるか。
    状況的には不利と見られる1戦だがスタジアムを埋める大観衆の
    前で勝ってサンガを証明したいところ。
  
                            観客19680人

               Sanga 0−4 Reds
                 (0−0)

 ***スターティングメンバー
          
   --------------------------------------------------------------------
           |       平 井      | 
           |______________|

          角 田     森 岡     手 島
                  
              中 山     佐 藤
              
        平 島                 渡 邊     
                  徳 重     
              柳 沢     田 原   
    -------------------------------------------------------------------
                 エジミウソン
           
              高 原     永 井
        平 川                 山田暢
              細 貝     闘莉王   
          
          阿 部     堀之内     堤    
            ______________ 
           |              |
           |      都 築      |
    -------------------------------------------------------------------

*** 対戦相手の戦いの傾向
     
     レッズは3−6−1の布陣でエジミウソンの下に永井、高原を置く。
     闘莉王は細貝とボランチを組む形で構成。
     ここまで中盤の人材不足を補う形で闘莉王をボランチに持って
     いくなどテコ入れを図っているがバランスは悪い。
     高原も不調と波に乗り切れていない。
     レッズ控えGK山岸、DF内舘、MF相馬、MF岡野、MF山田直、MF梅崎、FW田中    


     サンガは3−5−2の布陣で森岡、体調不良から復帰した角田、手島が
     組んで平島と渡邊が中盤のサイドに移動。
     攻撃に関してはケガ明けの柳沢と田原が2トップを組んで
     トップ下は徳重。
     サンガ控えGK水谷、DF中谷、MF斉藤、MF倉貫、MF加藤、FW林、FW西野
    

*** 赤い悪魔を押し込んだ前半 

     スタジアムは1万9千人という大観衆の中でレッズレポーターのチャントが
    響き渡り怒号にも似た大声援がこだまする。
    キックオフはサンガ。
    加藤監督が常に口にする「ゲームの入り方」
    レッズに圧倒されなければと思っていたが開始から自分達のペースに
    持ち込むことに成功する。
    ややロングボールが多いが、それでもレッズの出足の不味さから
    サイドからリズムを掴み佐藤と中山を起点にリズムを作り
    攻勢を仕掛け中盤を支配。
    ミドルレンジからのシュートなどでキープ率を上げる。

     一方のレッズも永井、闘莉王との連携から攻撃の形を作りトップの
    エジミウソンへとボールを送り彼の突破でサンガDFを崩そうと
    する。
    しかし、この状況にもサンガのDFは森岡を中心に果敢にブロック。
    確かに、レッズの前線のエジミウソン、高原はボールを持った際には
    威圧感を持ってサンガDFの網を壊そうとするところは
    観ていて背筋が凍るような動きを見せるが、しかし彼らの攻撃は
    かみ合わないようでサンガの高い集中力によりチャンスらしいチャンスは
    生まれない。
    それに立ち上がりからサンガの攻勢を受ける格好であり全体にも動きは
    乏しいしセカンドボールを奪われてはサンガの組織的なプレスに
    苦しんでいる。MFとDFの間のスペースをつぶされては佐藤、中山
    らがミドルを放つなどサンガの良い攻めばかりが目立つ時間を過ごす
    こととなる。しかし、それでもサンガは攻めながらも得点が奪えない。

    チャンスもゴール前のシーンもサンガは多いのだが。。。

    この決めきれないサンガに対してレッズが逆に永井の単独突破
    からエリア内に迫ろうとするとここにサンガDF陣が釣られてしまい
    スペースを空けてしまう。 
    その状況にエジミウソンへとボールを渡すと平井と1対1となった
    状況にエジミウソンがシュート。
    しかし、ここは平井が足で上手くクリアし事なきを得る。
    個人で突破を図るが連携面で不安があるレッズはエジミウソンと
    高原が中盤へと下がって自らボールを貰いに行く動作を
    見せるが闘莉王、山田が修正するように前線へと押し上げるように
    枚数を増やすように均等に距離を保ち、パスを交換しながら
    ゴール前に迫りレッズペースへ盛り返そうとするが得点は奪えず
    前半は0−0とレッズに得点を奪わせず折り返すことに成功する。

    後半のレッズは数試合見ても運動量が落ちるし
    ピンチを招く結果を見せてはいるが、しかし、余計にそういう
    状況にサンガとしては追い込んで欲しかった。
    なのに、得点が奪えない。
    ピンチも少ないし非常に全体に集中してるし不在となる
    選手たちの影響を感じさせないゲームで観ていて安心感は
    湧いていた。
    佐藤を中心にゲームをコントロールしてるしこのゲームの主役は
    佐藤だ。彼のプレーはチームに喝を入れてるしそれに呼応して
    みんながカバーしあってる。
    だが、気になるのは、レッズが攻勢になるにつれ守備への
    対応からかカウンターで応戦するが厚みを加えてじわじわ迫る
    レッズとは対照に中盤から前線との距離が長すぎているように
    思えて攻めながらも奪えない得点に嫌な感覚と改めて先手を
    打ってくる加藤監督のミラクルQが今日はないと思いなおし、
    嫌な予感が漂う。。。

*** 赤い力に防ぎ止められた勢い。。。

     両チーム共にメンバー交代が行なわれなかったゲームは
    後半もサンガが前半同様に開始からペースを掴む。
    柳沢、徳重、田原らが攻撃の活性化を図り、チャンスを
    広げている。

    このままのペースでいけばと思った矢先の54分。

    ボールを持った田原に対して、阿部が厳しくマークをついて
    田原を押し倒すような状態に持て行く。
    倒された田原が起き上がろうと阿部に足が入る。
    この瞬間、主審の笛が鳴る。
    主審がカードを提示、阿部の田原に対するファウルだろうと
    観ていた私の目に映ったのは田原への赤いカードだった。

    そう、この田原の阿部への足元への入りが報復行為とみなされたのだ。

    一瞬にして場内がざわつき、項垂れる田原、主審へと詰め寄り
    異議を唱えるサンガの選手たち。
    一瞬にして頭が真っ白になる。。。

    報復行為。。。確かにそう取られても仕方が無いかもしれないが
    その瞬間何かがスルリと抜け落ちる感覚が沸き起こる。。。
    ピッチから戦意が失われるような動きの鈍いサンガの姿が
    伝わってくる。。。
    
                  柳 沢           
              
                  徳 重

          渡 邊  佐 藤   中 山  平 島       
        
             手 島  森 岡  角 田       
            ______________ 
           |              |
           |      平 井      |
    -------------------------------------------------------------------

    柳沢の1トップに対して徳重が下に入り、中盤を4枚へと
    3−4−1−1として10人となったサンガは布陣を修正してきた。

    だが、修正を図ってもサンガから何かが抜け落ちた。
    そう、戦意が伝わらない。新潟戦のように数的不利をカバーする
    執念が感じ取れないのだ。
    2戦連続の退場者はサンガにとっては酷な話かもしれない。
    「またか」という気持ちも生まれるだろう。
    主審へのジャッジへの不信感。
    そんな状態をレッズが見逃さないわけが無い。

    57分サイドから高原がシュートを放ち0−1と先制。
    60分には闘莉王が右サイドからのクロスにヘッドで合わせて0−2。
    さらに65分再び闘莉王が得点を奪い0−3。
    それまでサンガの組織的な攻勢を浴びていたレッズが呪縛から
    解き放たれたように一気呵成にサンガのゴールを揺らし続ける。

    68分レッズはここで永井から梅崎へと交代。
    一方の3点ビハインドを受けたサンガが運動量の落ちた徳重から
    この日が初出場となる斉藤と交代する。
    ここで中山を前に上げて中山の位置に斉藤が入る。

    71分レッズはさらに細貝から内舘へと交代。
    もはや主導争いに勝ったレッズが75分今まで無得点であり
    不調と言われていた高原に2得点目となるゴールを許し
    0−4と完全にゲームを決めてしまった。
    79分、サンガは中山から林へと交代。
    80分レッズが闘莉王から17歳という山田直輝を投入。
    余裕を見せ付けられる。。。
    サンガは林の飛び出しや柳沢の前線への突破を掴もうと
    走る動きを見せて鼓舞しようとし、佐藤もまたアグレッシブに
    果敢にレッズボールを奪う姿を見せるが全体通して
    もはやサンガにそれまでの執念やひたむきさは見えなかった。
     
    ゲームはこのままタイムアップ。。。


*** フラッシュバック2006

    0−4。。。終わってみればレッズの一方的な攻勢と言うゲーム。
    田原退場で全てが終わったゲームと言われても仕方が無い。
    彼の退場によってゲームは決まり 
    それまで見せていたバランスよく戦っているサンガが
    一気に崩れてしまい、レッズの攻勢を浴びる格好になった。

    思い起こせばそれまで開幕2連敗、無得点のレッズに初得点を
    与えたのもサンガであり、高原のゴール欠乏症を改善させてしまう
    というきっかけを与えてしまった。。。

    点差を観れば一方的だった。
    ネットを揺らされる光景を観ていたとき06年の何も出来ず
    一方的にゴールを許してしまった光景が頭を掠めた。。。

    そして、赤い悪魔を支えるサポーターの数といいその当時と
    同じような光景を08年も観てしまうとは。。。

    だがそれでも今季のサンガは常にひたむきに泥臭くボールを
    追いかけて挑戦者としての戦いを見せていた。
    そう、我々は挑戦者だったはずだ。

    ベンチを観てもこの日指揮をゆだねられた上野コーチからは
    的確な指示も無くベンチも選手たちも何も出来なくて状態
    だったのは悔しくてものすごく悔やまれる。。。
    10人でも手は打てたはずだった。。。
    勝てるチャンスもあったし自らそのペースもチャンスも
    手放してしまった。。。

    田原の行為は報復と思われても仕方が無いだろう。
    負けはした。
    しかし、このゲームでは精神的にもっと成長しないといけないと
    言う教訓があったということだ。

    だけどあえて書かせてもらうが喜ぶレッズには申し訳ないが
    勝ったのは結果的にサンガが数的不利になってからだ。
    終了後歓喜に沸く彼らの姿に違和感を覚えたし
    レッズに真の強さは感じられなかった。
    それは田原が退場になるまでの状況を見れば明らかだった。        

*****サッカーは、観た人それぞれ、いろんな見方ができるスポーツです。
*****あなたは、この試合にどんな感想を持たれたでしょうか?
            

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□■編集後記                            

    昨年は22試合も生観戦した私ですが、今季はなかなか仕事の具合
    とJリーグの日程が合わず、苦心してます(笑)
    チームは伸びていく過程という、見ていて楽しい時期にありますし、
    たくさん生で見てみたいですよね。
    皆さん、今が旬ですよ。
    さて、上にリンクを張っていますが、このメルマガのコミュニティ
    というものを、「まぐまぐ」さんの『まぐネット』というところ
    で作ってみました。
    感想や、筆者にメッセージをいただけたらうれしく思います。
    こちらもよろしくお願いいたします。
                               (岡本祐一=ゆう)


    大型連休開始から私は風邪をこじらせて熱で寝込んで札幌戦には
    行けなかったんですが幸い札幌に勝利したのか熱も下がって
    連休最終日にはサンガタウンへ見学にいけました。
    みんなええ顔してましたし頑張ってたし良いSMILEを見せてました。
    私も見学しながらSMILEになって今までサンガタウンでの見学で
    SMILEになったことが少なかったんで、これには驚きましたが
    今年はそういう誰もがSMILEになれる雰囲気があるんだなと
    感じました。今季は期待できると思います。
                                (tetsu)
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    /_/   執筆・編集  K@HOME
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