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99年に浜松市議会議員に当選。03年に5党相乗りの現職市長にマイク一本で勝負するが、15万対8万の落選。そしてもう一度政治の現場に戻るべく、07年に県議会議員に当選・再スタート!初心に戻って、皆様の期待にこたえるべく、がんばり続けます!

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2007/07/06

☆若手県議・大岡敏孝の県議会活動報告☆彡

大岡敏孝です。

メールマガジンを呼んでいただいている皆様、しばらく発行しておらず、大変失礼いたしました。
言い訳になってしまうのですが、昨年ブログを開設して以来、ブログではいろいろ報告してきたのですが、
やはりメールマガジンでも出してほしいと言う多くのご意見をいただきました。

そこで、ブログでは日記的なものを中心に書き、メールマガジンでは政策的に関心を持っていただけるものを書いてゆこうかと思います。
(もちろん重複することもあると思います。)

これからもどうかよろしくお願いします。

さて、今日はブログやメールで数人の方からご質問いただいた、三遠南信自動車道について書きます。

行革審の委員でもある秋山さんからは以下のようなご意見をいただきました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「三遠」道路については二つ気がかりがあります。一つは納期とコスト、もう一つは道路がどこを通るかです。

前者については「1、何で早くつくらないのか、2、公共工事の無駄を誰が監視するのか、3、いったい何時完成する計画なのか」をイライラしながら見ています。
教えてください。
道路は完成すれば、その時点から非常に大きな利点が発揮されます。後からお金を使うより、早くお金を使って完成させるべきです。

民間ならお金をだして取得した土地を、工事半ばで放置したら資金の金利負担がかかり、やってられません。
取得から完成までを最短にする工夫を事前にします。何でそうならないのでしょうか。

以前計画地図を見ていたときに、変な場所をくねくねと通っているな・・と感じました。今手元にないので、何処が・・と言う話しはできませんが・・。

道路を計画するときに、県はどういう基本方針があるのでしょうか。私は、1、通すべきポイントの必然性に加え、
2、最短距離の原則、3、最小Rの原則、4、最小高低差の原則が必要かと思っています。

土木の専門家ではなく、デジタルと理系の感覚からすれば、今は人口衛星を使ったパーソントリップ調査も可能(袋井で研究しています)ですし、
3次元のCAD技術を使えば、2から4も可能です。
特に4については「測地線」という概念がありますが、皆知らないで道路計画をしているように思えます。
これは数学分野なので知らなくても責めることはできませんが、どうなんでしょうか。是非土木の担当職員に聞いてみてください。

長くなりました。県議のお仕事期待してみています。頑張って下さい。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

こうしたご意見について私は以下のように考えています。

三遠南信自動車道は、政治に詳しい人の言葉を借りれば、「熊谷代議士の忘れ形見」とも言われている、北遠地域活性化の期待がある高規格道路
(高速度で移動可能な自動車専用道路)ですね。

熊谷さんは静岡県でも有数の実力派議員と言われていましたが、いろんな理由で落選・引退されました。
実際、ここまでの大規模プロジェクトを地元に引っ張ってきたのですから、相当な政治力があったのでしょう。
私も何度もお話させていただいたことがありますが、構想の大きさを感じる方でした。

道路としては、第二東名の引佐ジャンクションから長野県の飯田までの区間です。第一東名と第二東名の取り付け道路をあわせると、
三ケ日から飯田までを結ぶことになります。

写真のとおり、浜松市の総合計画の中でも、都市経営・都市形成の前提となっている道路ですが、とくに北遠地域の活性化効果となると、
私は費用対効果を考えると、個人的には疑問だと思っています。
(北遠の方、特に事業協力された方には大変失礼で申し訳ありませんが、あくまで事業そのものの評価としてです)

総事業費は約5000億円。特に浜松市は政令市になりましたから、浜松市を通る部分については地元負担が発生し、それは確か3分の1だったと思います。
おそらく地元負担だけで200〜300億の規模でしょう。
(未確認ですので間違っていればおゆるしください。)
静岡空港の本体部分が500億円、周辺道路整備費や代替農地などの周辺事業も入れて1900億円ですから、いかに巨額の事業かと言うことがわかると思います。

現在は市内部分(佐久間〜水窪間)については既存道路をグレードアップ(高架ではなく、拡幅などで高速化する)する方式になり、
いま鳳来から佐久間に向けてのトンネルを掘っている段階だと記憶しています。
残念ながら、まだこの道路の現場を見に行ってもいないので、あまりリアルな情報をお伝えできません。申し訳ありません。

で、本質論、原理原則論から行くと、秋山さんがおっしゃっていることはまさにそのとおりで、皆さんの税金を使う公共事業ですから、
秋山さんのような視点で徹底的にコストや事業のあり方を見直さなければならないと思っています。

そういう視点から見ると、三遠南信道路にはいろんな問題があります。
まず、路線。これは地図を見ていただければと思うのですが、たしかにくねくねしています。無理に北遠を通しているような感じを受けると思います。
それについては、そのとおり。明らかに無理に通していますね。

この辺の山脈には、小学校の地理で習った、中央構造線が通っています。フォッサマグナと中央構造線は習いましたよね。つまり断層地帯なんですね。
そこを引佐から鳳来にぬけるためにいったんトンネルでくぐり、鳳来から佐久間に戻るためにもう一度トンネルでくぐり、
そして水窪から長野県にはいるのにもう一度トンネルでぬける。
断層地帯の中央構造線をわざわざ3回もまたいでいるんですね。

つまり、この巨額の事業費は、トンネル堀り賃なんです。それがつみあがって大きくなっている。
おそらく路線を見直せば、ここまでの事業費にならなかったでしょう。
しかし逆に言うと、見直していたら、衆議院静岡7区をはじめ多くの選挙区をとおらなければ、事業化されなかったかもしれません。
それは政治的理由と、地元負担の負担者が多ければ多いほど割り勘になると言う財政的事情です。こればっかりは、今の私の立場ではわかりません。

その結果、事業は遅れ、事業費は増えることになります。

また、地域の活性化効果や、接続による移動時間短縮と移動量増加による経済がどのくらいはたらくかというと・・・私は疑問を持っていますが、諸説ありますね。

ただひとつ例を申し上げると、「ストロー効果」というものがあります。
これは私は市議時代に北海道の小樽に行き、小樽の行政関係者や地元商店、旅館の方々に実態を聞いて確認してきたのですが、
高速道路ができて地元経済、とくに旅館業はすさまじく疲弊したと言う例があります。

高速ができて都市まで1時間とかになると、まずその地域には泊まらなくなります。日帰りになるんですね。
また、すぐにいけるとなると、旅行先としての魅力もだんだん低下します。お手軽になりすぎて、ありがたみがなくなると言うことです。
とうぜん、お土産も売れなくなります。

あわせて、これまで支店などを置いていた会社も、すぐにいけるからそれを閉鎖する。
こうしたいろんな事象が積み重なって、結果的に高速道路がストローのように田舎から都市へあらゆるものを吸い上げてしまう。これがストロー効果です。

私は、これら二つの点で、三遠南信には多くの課題・問題があると思っていますが、当時こうした意思決定に参加できる立場ではなかったので、
今となってはどうすることもできないのが実態です。

一方で途中までできていながら供用しないとなると、それこそ単純な無駄になります。
先日おなくなりになった宮沢元首相などのケインジアンによると、穴を掘ってまたそれを埋めても経済効果があるとのことですが、
私は国家財政の現状や公共事業の効率性などを考えるとそれはないだろと思っているので、だいぶ進捗している以上、
一刻も早く効果現出を狙うべきだとも思っています。
(とはいえ、その効果と言うものが、さきほどのストロー効果なら、まったく意味がないのですが・・・)

今度一度現地に行って、工事の進捗や予定区間の様子などを見てこなければならないと思っています。やはり政治は現場で起きています。
7月議会も終わったので、こうした現地調査のほうも力を入れて進めて行きたいと思っています。
同時に、お忙しい皆様には、自分の目で見た生の情報をお伝えできるようにしたいと思っています。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
大岡敏孝(おおおかとしたか)
昭和47年4月16日生まれ 35歳

平成3年   鹿児島県ラ・サール高等学校卒業
平成7年   早稲田大学政治経済学部卒業
平成7年   スズキ株式会社入社
平成10年 スズキ株式会社退社
平成11年 浜松市議会議員に初当選(1万票)
平成15年 浜松市長選挙で落選(8万票)
平成19年 静岡県議会議員に当選(1万4千票)

【ブログ】http://oooka.hamazo.tv/
【HP】 http://oooka.com/

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