◆i哲学065◆ 【本日放送】 オリコン恫喝訴訟問題がついにテレビ特番に!
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インターネット哲学【ネット社会の謎を解く】 No.065
2008.12.21. 諸野脇正@インターネット哲学者
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● 【本日放送】オリコン恫喝訴訟(SLAPP)問題がついにテレビ特番に!
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オリコン・烏賀陽(うがや)訴訟がテレビで取り上げられる。
報道の魂『ある名誉毀損判決の波紋』〜オリコンVSジャーナリスト〜
TBS 12月21日 24時55分〜25時25分
Gコード 8704754
http://www.tbs.co.jp/houtama/
ついに、テレビで恫喝訴訟(SLAPP)問題が批判的に検討されるのである。
ご注目いただきたい。(Gコードは 8704754 である。笑)
既に、インターネット上ではオリコンの訴訟について多くの批判の声が上がっ
ている。
例えば、ヤフーで「オリコン訴訟 批判」を検索すると次のようになる。
http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%
83%B3%E8%A8%B4%E8%A8%9F%E3%80%80%E6%89%B9%E5%88%A4&search.x=1&fr=top_ga1
&tid=top_ga1&ei=UTF-8
〔一行の字数制限の関係で、不要な改行が入ってアドレスが無効になっている。
下のブログにあるアドレスをクリックしていただきたい。〕
批判の声が多く上がっていることが分かる。(私が批判の声をたくさん上げて
いることも分かる。笑)
しかし、インターネット以外のメディアは、ほとんど批判の声を上げていない。
沈黙したままである。
これは不当である。SLAPPは重大な問題である。マスメディアに大きな影
響を与える問題である。
この番組がマスメディアの不当な沈黙を打破する第一歩になることを望む。
● ブログ『諸野脇 正の闘う哲学』より
http://shonowaki.net/2008/12/post_59.html
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● なぜ、インターネットとテレビでこんなに状態が違うのか
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テレビの沈黙は不当である。また、不思議である。
なぜ、インターネットとテレビとでこんなに状態が違うのか。
次の二つが原因である。
1 インターネットでは個人で情報を発信できる。それに対して、テレビ
は組織で動いている。
2 インターネットでは利益を度外視して情報を発信できる。それに対し
て、テレビは利益を上げなくてはならない。
こう考えてみよう。
あなたがテレビ会社の社員であったとする。そして、オリコン・烏賀陽訴訟の
特番を作りたいと考えたとする。その特番は実現するか。なかなか難しいであろ
う。
まず、上司を説得しなくてはならいない。テレビは組織で動いているのである。
そして、その番組が利益につながらなくてはならない。基本的には、広告が取
れない番組は作れないのである。
テレビには、インターネットとは違う力学が働いているのである。
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● ジャニーズタブー
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もう一つ要因がある。
ジャニーズタブーである。
訴訟の元になった記事は「ジャニーズはVIP待遇!?事務所とオリコンの蜜月
関係」というタイトルだった。
このタイトルで、テレビは「引いて」しまうのである。ジャニーズがらみだと
判断してしまうのである。
『サイゾー』編集長・揖斐憲氏は言う。
記者会見に同席した『サイゾー』の揖斐憲編集長はジャニーズ事務所の巧
妙な出版社対策を明らかにした。「10グループほどあるジャニーズのカ
レンダーを出版社におろすのだが、意向に沿わない記事を載せた出版社か
らはカレンダーを引き揚げる。本が売れなくなっている今、カレンダーが
なくなると出版社には痛手となる」。
http://www.news.janjan.jp/media/0702/0702089655/1.php
テレビ局にも、ジャニーズは同じようにタレントを「おろ」している。
「意向に沿わない」番組をつくって、タレントを「おろ」してもらえなくなっ
たら大変である。
だから、「引いて」しまうのである。
実際には、オリコン・烏賀陽訴訟の争点にはジャニーズは一切関係ない。関係
ないにもかかわらず、自主規制してしまう。まさにタブーである。
インターネットにはそのようなタブーはない。
私は、ジャニーズから何も「おろ」してもらっていない。(笑)
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● SLAPP被害者の苦しみを直視しよう
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しかし、テレビには強みがある。
現実に近い形で、被害者の状態を見ることが出来るのである。
烏賀陽弘道氏は訴訟に対応するため仕事が出来なくなった。そのため生活が困
窮している。その状態を映像で見ることが出来る。
烏賀陽弘道氏は米が買えないので大根飯を食べている。
雨漏りがひどい家に住んでいて、内職で傘張りをしている。
そして、「オリコンは私の青春を返して欲しい」と泣き崩るのだ。(注)
このような映像を見ることによって、被害者の苦しみが分かる。SLAPP
(恫喝訴訟)の悪さを理解しやすくなる。
Gコードは、8704754 である。くどいようだが。(笑)
テレビは、そのような強みを持ったメディアである。
上の番組がテレビの不当な沈黙を打破する第一歩になることを望む。
(注)
もちろん、そんな映像は流れないであろう。
しかし、つらい時にこそ笑わないとね!
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【筆者】 諸野脇 正 (しょのわき ただし)
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