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なぜ、まぐまぐやヤフーは成功したのか? ビル・ゲイツ、孫正義の戦略は? なぜ、情報が無料なのか? 具体的な謎を解くことによって、ネット社会の原理を分かりやすく説明します。 【笑えるネット哲学者 諸野脇 正】

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2007/10/11

◆i哲学062◆なぜ、公職選挙法違反で逮捕してもらえないのでしょうか(苦笑)

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   インターネット哲学【ネット社会の謎を解く】 No.062
             2007.10.11. 諸野脇正@インターネット哲学者

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● なぜ、公職選挙法違反で逮捕してもらえないのでしょうか(苦笑)

                    諸野脇 正@インターネット哲学者 
                  【e-Mail】 ts@irev.org
                  【Web Site】 http://www.irev.org/
                  【Blog】   http://shonowaki.net/
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■ 私の文章が、ついにグーグルで一位に

 グーグルで「公職選挙法 インターネット」を検索する。
 
  http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rls
=GGLD,GGLD:2005-15,GGLD:ja&q=%e5%85%ac%e8%81%b7%e9%81%b8%e6%8c%99%e6%b3%
95%e3%80%80%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%83%8d%e3%83%83%e3%83%88
 (文字数制限のため不要な改行が入っています。削除してクリックしてください。)

 私の文章が、一番最初に出てくる。(2007.10.11.現在)
 次の文章である。
 
  ● インターネット選挙は公職選挙法違反か
               −−「馬」は「自動車」か
   http://www.irev.org/shakai/isenkyo2.htm
 
 総務省の見解より、それを批判する私の見解の方が上位に表示されているので
ある。
 負けを認めよ。総務省。(笑)


■ ブログで候補者への投票を呼びかけると公職選挙法違反?

 もちろん、グーグルの順位で、その見解の正否が決まる訳ではない。
 しかし、私の文章が非常に目立っているのは間違いない。定番的文章になって
いるのは間違いない。
 それにも関わらず、総務省はこの明瞭な批判を無視し続けている。
 そして、さらに奇っ怪な解釈を始めている。
 総務省の解釈によると、ブログで特定候補者への投票を呼びかけると公職選挙
法違反になるそうである。(苦笑)
 
  ● ブログ規制は民主主義の否定
   http://shonowaki.net/2007/07/post_17.html
  
 そのような奇っ怪な解釈をする前に、私の批判にきちんと応えて欲しい。既に、
インターネット上の選挙活動は禁止されていないことを詳しく論じたのだ。
 だめ押しとして、この総務省の奇っ怪な解釈を次の文章で批判した。
 
  ● 【戸田書簡への返信】 ブログで特定候補を応援するのが民主主義なのだ
   http://shonowaki.net/2007/07/post_20.html
  
 もちろん、ブログで特定候補を応援することは禁止されていない。禁止されて
いるとすれば、民主主義を否定する悪法である。直ぐに改正しなくてはならない。
 その前に、そんな法律があったとしても、何百万ものブログをどのように取り
締まるのか。非現実的である。
 
 
■ ブログで投票を呼びかけるとどうなるのか

 では、実際に投票を呼びかけるとどうなるのか。
 実験してみた。
 
  ● 【実験】 発見できるかな(笑)
   http://shonowaki.net/2007/07/post_19.html

 はっきりと特定候補への投票を呼びかけてみた。
 どうなったか。
 
  ● 【実験結果】 ブログで特定候補への投票を呼びかけても「お咎め」なし
   http://shonowaki.net/2007/08/post_22.html
   
 何の「お咎め」も無い。
 さらに、驚くべき事実がある。「あなたのブログで『特定候補への投票呼びか
け』を実行しよう」と呼びかけた門真市議・戸田ひさよし氏にも、何の「お咎
め」も無いのだ。
 
  ● 【「解禁」宣言?】 「ネット選挙活動規制を突破する」運動にも「お咎
め」なし
   http://shonowaki.net/2007/08/post_23.html
 
 これで逮捕されないならば、一体何をしたら逮捕してもらえるのか。
 いったい何をしたら私を逮捕してくれたのだろうか。(笑)
 
 
■ 逮捕できない理由があるのだろう

 やはり、彼らには逮捕できない理由があるのだろう。「摘発」できない理由が
あるのだろう。
 
  ● なぜ、世界は変わらないのか
   http://shonowaki.net/2007/04/post_8.html
 
 現状で〈安定した世界〉が成立している。
 しかし、「摘発」することによって、〈安定した世界〉が壊れてしまう。
 「摘発」して裁判になったら、却って彼らは困るのである。〈安定した世界〉
が壊れてしまうのである。
 
 
■ 確信犯的構造

 これは、非常に興味深い事例である。
 「違法だ」と言っている当人が、明白な「違法」行為を取り締まらないのであ
る。彼らは逮捕したくないのだ。
 そして、「違法」行為をしている方は、逮捕を望んでいるのだ。(どちらかと
いうと。笑)
 普通逆である。(笑)
 非常に興味深い。
 これは確信犯的構造である。
 確信犯は、逮捕されることにより、問題を顕在化させようとするのだ。司法の
判断を仰ごうとするのだ。
 それによって、状況を変えようとするのだ。世界を変えようとするのだ。
 逮捕してしまったら、確信犯の思う壺である。だから、世界を変えたくない側
は、確信犯的行動を無視する。「違法」行為を無視するのである。
 
 
■ 「悪法も法」か

 社会科という教科がある。
 社会科で、教師が次のように教えるのはありがちなことである。
 
  悪法も法です。守らなくてはいけません。
  
 しかし、この考えは単純すぎる。現実はもっと複雑なのである。
 「悪法も法」理論では、このような状況を解釈できない。確信犯的構造を解釈
できない。
 「悪法も法」と考えていても、このような状況下でどのような行動をするべき
なのかを発想できない。何をしたらいいか思いつくことが出来ない。
 

■ 社会科で確信犯を教えよ

 社会科で確信犯を教えればよい。例えば、この事例を教えればよい。インター
ネット選挙を実現するために、公職選挙法にわざと「違反」する人達がいる。そ
して、それを無視する人達がいる。
 そうすれば、生徒は、法律・政治・社会の進歩に関わるさまざまな事実を知る
ことになる。現実を認識することになる。複雑な社会を認識することになる。
 「悪法も法」は単純すぎる。社会は、もっと複雑なのである。複雑な社会を認
識しよう。
 

■ そんなことでは逮捕してもらえないぞ

 「悪法も法」だって?
 甘いね。甘すぎる。
 世の中、法律に「違反」したからといって、簡単に逮捕してもらえるような甘
いものではないんだ。
 複雑な社会を認識しなければ、逮捕もしてもらえないぞ。(苦笑)
 
                        (2007.10.11.)

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● 逮捕してもらえないけど、がんばってます(苦笑)
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 何をしても、無視なんです。(苦笑)
 うーん。
 現実だ。
 現実って感じだ。
 でも、淡々と批判・分析を続けています。
 逮捕してもらえないけど、がんばってます。
  
  ◆ 諸野脇 正の闘う哲学
   http://shonowaki.net/
 
 こちらのブログの方も、ご注目願います。
 
 
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 【筆者】   諸野脇 正 (しょのわき ただし)
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