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元外資証券アナリストが語る必勝投資戦略。初心者からベテラン投資家まで満足していただけるよう情報を厳選しています。また、筆者及び筆者の人脈がリサーチした「これは!」という銘柄もお伝えします。

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2005/08/31

10分でわかる投資戦略 2005.8.31号

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    10分でわかる投資戦略           
                                      ■ 2005.8.31号(since2001.10.31)
                                      ■ 読者数11,200名(8月31日現在)
                                      ■ まぐまぐ10,500名
                                      ■ 発行人兼執筆責任者:株男
                                      ■ http://www.10-minutes.com/
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 オンライン投資家に10分程度で理解できる投資情報を提供することをこのメー
ルマガジンの目標に据えたいと考えています。
 なお、執筆者は外資証券で5年前までアナリストを、現在は、自己投資、税理
士、投資情報の提供、資格学校の講師、「なんでも屋」の株男です。
 証券会社の現場の意見や、テクニカルやクオンツで選んだ銘柄なども参考にし
ながらご紹介してゆきます。
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メニュー
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【1】株男のコメント
【2】気になる銘柄
   ・キョウデン(6881・東証2部)
   ・イーシーワン(2310・ジャスダック)
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【1】株男のコメント
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 一度手を抜くとずるずると・・・、半年ぶりの発行です。
 
 次はいつになるのかわかりませんが(苦笑)、週1回ペースを目標に時間をつ
くりたいと思います。

 
◎海外マーケット動向
http://www.10-minutes.com/ 
 
登録・解除は必ずご自身でなさってください。代行は致しません。
まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000074911.htm
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【2】気になる銘柄(証券会社レーティング情報とコメント)
   注意:QUICKコンセンサスについて
   レーティング付与しているセルサイドの評価を5段階に区分。
   0が中立。+2が最高。−2が最低。
  (一般のネット証券に口座があれば、無料でみることができます。)
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●キョウデン(6881・東証2部)
終値860円(変わらず)出来高64,100株(100株単位)
◆証券会社のレーティング
 同社株について、レーティング付きのカバレッジを行なっている証券会社はな
い模様です。
 よって、QUICKコンセンサスは、なし(8月31日現在)です。
◆同社HP
http://www.kyoden.co.jp/
◆コメント
◎ポイント
 〜キーワードは「スピード」。多品種少量生産の試作品プリント基板の専門製
造メーカーから、現在は流通業を収益の柱とするグループ企業体制。

 創業者であり現会長の橋本浩氏は、もともと、長野県で松下電器の販売店を経
営するかたわら、趣味で電子部品の試作をおこなっていたようです。

 当時、プリント基板を手に入れるのに2ヶ月近くも待たされ、業を煮やした経
験から、1983年に少量のプロトタイプ製造を専門とする会社を興したようで
す。

 当時の橋本社長は、競合他社との差別化を図るために、「試作品プリント基板
を2日間でつくります」というスローガンを掲げ、90年代後半には、国内の試
作用プリント基板市場の50%シェアを握るに至ったようです。

 00年以降、プリント基板の製造マーケットが、人件費などのコスト競争力の
強い中国に移るにつれ、国内顧客企業からの試作品注文も減り、同社のプリント
基板事業の業績も厳しくなりました。

 しかし、キョウデンの競争力の源泉であり、独自性でもある「スピード」は今
も顕在しています。

 同社のスピードが競争力のある組織スラック(定量評価しにくい余裕資源)に
なっていることは、本業であるプリント基板とは(一見すると)非関連である多
角化戦略展開の一つである、99プラス(3338 昨年9月ジャスダック上場)
の大成功に垣間みれます。


◎長崎屋ターンアラウンドの進捗が、株価の動向を握るハズだが・・・。

 やはり、02年に子会社化した長崎屋の業績状況が今後の株価のゆくえを握る
展開になるとみています。

セグメント別連結業績
        05年3月期         
       売上高     営業利益   
プリント基板:  337億円 14.5億円 
流通    :2,327億円 10.3億円
工業材料  :   62億円  5.0億円
その他   :   16億円  0.4億円

 残念なのが、長崎屋単体としての業績は、実質的に非開示であるという点です。
(会社更正計画の進捗状況については開示されており、概ね、会社計画どおり進
捗している模様。)

 長崎屋の業績については、業績絶好調な99プラスの持分を除いて推測するし
かありませんが、あまり芳しいとはいえない状況(営業段階から赤字)が続いて
いると思われます。

 
◎反面、工業材料事業(昭和KDE、旧昭和鉱業)は再生から成長のステージへ。

 子会社昭和KDE(1701)で展開している工業材料・電子材料事業につい
ては、08年3月期を目処とした中期経営計画を発表しています。

 ややチャレンジングな数値目標ですが、具体性があり、今後に期待できる内容で
す。

05年3月期実績
売上高 :114億円
経常利益:9.4億円

08年3月期の会社側数値目標
売上高 :300億円
経常利益: 21億円


◎投資判断は買い。一方、株価テクニカルでは正念場。

 99プラスの株式時価持分が約300億円、昭和KDEの同持分が約70億円。
足すと370億円。

 現在、キョウデンの株式時価総額は約440億円ですが、99プラスと昭和K
DEを除いたコア事業であるプリント基板事業に長崎屋を足した株式価値は、市
場では70億円程度の評価になる計算です。

 上記したとおり、長崎屋ディスカウントが、相当程度織り込まれているとみて
います。

 現時点で「ダメなものはダメ」として、ある程度の開示が進むだけで、株価は
上昇すると思われます。

 なお、当方が使用しているテクニカルチャートでは、890円に節目がありま
す。

 今後、890円を上回るようだと、再度、年初来高値である1,169円まで
の戻りが期待できるでしょう。

 このまま、890円を割れると、昨年安値621円まで調整が続くとみられま
す。


●イーシーワン(2310・ジャスダック)
終値158,000円(+2,000円)出来高43株(1株単位)
◆証券会社のレーティング
 同社株について、レーティング付きのカバレッジを行なっている証券会社はな
い模様です。
 よって、QUICKコンセンサスは、なし(8月31日現在)です。
◆同社HP
http://www.ec-one.com/ja/index2.html
◆コメント
◎ポイント
 〜上場後一気に業績悪化。今年2月のCTCとの資本・業務提携に活路を見出
せるか。

 同社は、Java技術を活用した基幹システム構築等の大型案件で、定評のあ
る会社です。
 
 98年の設立から03年3月期上期(02年6月、株式上場)までは、その間
の不況をものともせず、2ケタ増収を続けてきました。

 しかし上場後、規模の拡大を目指したのが裏目にでた可能性が高く、(SI会
社にはよくあることですが)新規顧客の要望に振り回され開発プロセスの下流工
程で変更が相次いだり、工数が当初見込みを大幅に上回り納期が大幅に遅れたり、
外注コストの管理が甘くプロジェクトそのものが大赤字になったりと、開発案件
の質・量の変化に会社側が対応できず、業績は大幅に悪化し続けています。

 今年2月、同社が発行する第三社割当増資(7,000株 投資額10.5億
円)を伊藤忠テクノサイエンス(CTC)が全額引受け、筆頭株主になると発表
されました。

2月15日付、資本・業務提携に関するお知らせ(CTC)
http://rose.ctc-g.co.jp/ir/pdf/050215teikei.pdf
 
 CTCの収益構造は、大雑把にいうと、システム事業(機器販売・システム設
計・ネットワーク構築)で顧客を囲い込み、サポート事業(システムの保守・運
用)で稼ぐといったイメージです。

CTCのセグメント別業績
       04年3月期    05年3月期
<システム>
売上     2,265億円   1,868億円
営業利益      57億円      55億円
<サポート>
売上       541億円     561億円
営業利益     174億円     182億円

 CTCの連結営業利益の約75%は、収益性の高いサポート事業から発生して
います。

 サポート事業から上がる収益は、システム事業の売上に総じて連動・依存する
わけですが、04年3月期から05年3月期にかけて、システム事業の減収が目
を引きます。

 つまりCTCには、サポートで稼ぐために、システム事業の売上拡大シナリオ
が必要であり、そのシナリオ上にイーシーワンが乗っかったのが、今回の提携で
あると思われます。

CTCの前期決算説明会資料を参照ください。
(イーシーワンとの提携の位置づけに関する記述は18ページ以降を参照)  
 http://rose.ctc-g.co.jp/ir/pdf/050428setsumeikai.pdf

◎投資判断。伸るか反るか?

 個人的には、先行きに「楽観」していますが、投資判断は、いうまでもなくご
自身で。


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●お問い合わせ
ご感想やご意見等ありましたら下記アドレスまでメールをいただければ幸いです。
10ミニッツ投資クラブ
info@10-minutes.com

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     まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000074911.htm
   HomePage  http://www.10-minutes.com/

    最終的な投資に関しては、ご自身の判断でなさるようにお願い致します。
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