2008/12/01
[NYニッチ激コラム] 2008/12/01
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○ 2008-12-1 NYニッチ激コラム http://www.nyniche.com ○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○ NO.285 今週の記事 ◎ ニューヨーク・ニッチ www.nyniche.com からのお知らせ メルマガ配信が終了します! ◎ 「米国ペットログ 肉球でプニ!」第一回 『わが家のアダプション<その1>幸せにしてあげたかったんだよ』 Text by ブリス・アップルドア ======================================================= ◎ ニューヨーク・ニッチからのお知らせ ニューヨーク・ニッチのメルマガ配信は今回で終了となります。 よりカンタンに、より便利に。 引き続きウェブサイトにて、ご購読をお楽しみください! リニューアルしたニッチのウェブサイトには、記事更新のお知らせが自動的に 届く購読機能が設けられています。 つきましてメールマガジンの配信を、今回の12月号をもって廃止させていただ くことになりました。 引き続きウェブサイトでは毎月新着記事が楽しめます。 今後、新コラムをチェックするには、下記の二つの方法があります。 (1)Eメールで更新のお知らせを受け取る ニューヨーク・ニッチウェブサイトの右上に表示されている「メールで購読で きます」の欄に自分のEメールアドレスを入力して登録。 (2)RSS機能を利用する ニューヨーク・ニッチウェブサイトの右側に表示されている「Subscribe」の 「RSSを購読する」をクリックして登録。 どちらも簡単な操作ですので、早速登録くださいませ。 今後ともニッチをよろしくお願いいたします。 ニューヨーク・ニッチ一同 ======================================================= アメリカで、猫を飼う。 No.1 『わが家のアダプション<その1>幸せにしてあげたかったんだよ』 Text by ブリス・アップルドア 猫を亡くしたことでできた心の穴は、猫でしか、いやせない。 …という名言が、猫飼いの間にはある。 わたしもまた、その名言をかみしめることになった、猫飼いのひとり。 2007年の10月に、日本から一緒にやって来た愛猫(享年12歳)を亡くして数 ヶ月後の、真冬。 四十九日を終えてしばらくの間、うんと考えた結果、やっぱり、わが家に猫を 迎えることにした。 亡くした猫にしてやれなかった分まで、自分に縁がある猫を幸せにしてやりた い…と、そう思ったから。 さて、アメリカで猫を飼う場合、日本と同様に「購入する」「譲ってもらう」 といった方法の他にも、ポピュラーな「猫との出会い」がある。 それが、『ペット・シェルターで「アダプション」する』こと。 「ペット・シェルター」は、非営利の団体や組織が運営している、「ペットの 保護団体」のことだ。 その規模は大小様々で、民家を改造して運営しているところもあれば、大きな 建物全部を使って運営しているところもある。 職員やボランティアで組織されたかれらは、野良をはじめ、捨てられたり、虐 待されていたり、事故などで飼い主を亡くしたり、もしくは飼い主の事情で手 放された動物を引き取り、保護しながら里親を探し、本当の幸せが得られる家 庭に、養子縁組をする。 「アダプション」は「養子縁組」という意味で、人間の場合にも使われる言葉。 なので、動物の里親もまた、「養子縁組」というわけ。 つまり、動物と一緒に暮らすなら、わが子として全てにきちんと責任を持ちな さい、という意味なのだ。 この言葉は、「里親」よりも重みがあっていいと思う。 猫を再びわが家に迎えようと決意した時、わが家ではそのいくつかの方法のう ち、『ペット・シェルターから「アダプション」することを選んだ。 アダプションの進め方は、団体毎に登録の方法やポリシーが異なるが、わたし の場合は…ということで、話をしていこう。 わが家がまずやってみたのは、「Petfinder(http://www.petfinder.com/)」 を覗くことだった。 ここでは様々な条件を入力し、自分の居住地域に近いシェルターに入所中の動 物を見つけることができるのだ。 登録がある動物は犬猫だけではなく、鳥、兎、齧歯類、爬虫類、馬までがいて、 その年齢も様々。 郵便番号を入力して、近所に存在するシェルターを検索することもできる(注1)。 これはと思った団体に、公式ウェブサイトがあるなら、そこを訪ねると話は早い。 そこでは、団体のポリシーや活動内容などとともに(注2)、入所中の動物を紹介 していることが多いので、そのリストをチェックすることができるからだ。 もしも、既に自分がよしと判断した団体を知っている場合、先に登録をして職員 と顔見知りになっておくのもいい。 特に、引き取り希望が多い仔猫の場合(注3)、入所して翌日には養子縁組され てしまうことも珍しくないので、ウェブサイトに掲載しない、というシェルター が多い。 そんな時も、職員から直接に紹介してもらえば確実、かつ最も早いのだ。 現にわたしは、職員と顔なじみになっておき、こちらの希望をしっかりと伝えて おいたので、入所したての仔猫の情報をいち早く教えてもらうことができた。 この「アダプション」をするにあたっては、費用がかかる。 わたしが登録したシェルターは、犬も猫も合わせて数十頭が入所している大きめ のところだ。 団体所属の職員さんを含む10名前後が、いつも働いている。 入所中の動物たちにとって欠かせない、快適で健康的な入所生活をまかなうもの のひとつが、「アダプション・フィー」と呼ばれる、アダプションに際して里親 が払うお金だ。 「寄付」という名目なので、金額は任意で設定することができるが、その最低ラ インは決まっており、上記の団体の場合、「猫・90ドル、犬・200ドル」となっ ている。 犬の場合、大型でも小型でも金額は同じだが、毎日の散歩などの重労働系の世話 が必要なため、猫より高価になるようだ。 個人のボランティアが運営している組織の場合、もう少し安価な場合もある。 ところで、ペットが飼えない事情の人でも、ペット・シェルターでペットのスポ ンサーになれることができるのを、ご存じだろうか? 団体によっては、「ドネーション(寄付)」によるスポンサー制度…というのを やっている。 これは、気に入った子に対して、指定額のドネーションをすることで、その子の 「スポンサー」になることができる…というもの。 わたしが登録した団体では、猫一匹につき25ドルと、さほど高額ではなかった (犬は50ドル)。 この団体の場合、その子の履歴と写真を送ってもらえて、もしも将来アダプショ ンをされたなら、いつ、どこの子になったのかを、差し支えのない範囲で教えて くれる。 もちろん、団体そのものに対して寄付をすることもできる。 たいていの団体の場合、現金で寄付をすると税金の控除対象になるため、無駄に 税金をとられるよりも、ずっと気分がいい(笑) 現金でも個人のチェックでも受け付けているはずなので、興味のある方は、まず 一度、希望の団体へ連絡を取ってみて欲しい。 中には、ウィッシュリストをウェブサイトに掲載し、日用品、文房具や金券など を募集している団体もある。家に眠っている不要品にも、意外なニーズがあるも のなのだ。 現在、わが家には二匹の猫がいる。 両方とも、同じシェルターからアダプションした子たちだ。 この子たちに出会い、そして実際に家に来てもらうまでの色々、そして、生活す る上での色々を、次回から話してみよう。 ________________________ 注1:シェルターでの里親募集の他にも、街角やイベント、大手のペットショップ などで、実際に動物を連れた「里親探しキャンペーン」を開催していることが多い。 また、提携している獣医の待合室に、入所中のペットの情報をおさめたファイルを 置いたりもするので、最寄りの獣医にシェルターを紹介してもらうのも、ひとつの やり方。 ただ、ひとつ注意したいのは、その団体が「自分で行ける範囲の地域、または居住 区内にある」こと。養子縁組したい子がいても、その子との距離があまりに離れて いては、何かと困難がつきまとうからだ。 また、居住区内でない(=遠方の)場合、団体側から登録を断られることもある。 注3:経験上、そういった広報の部分がしっかりとしていない団体は、残念ながら あまりおすすめできない。ウェブサイトがない場合でも、電話で問い合わせをした 時の応答などで、判断ができる。対応が悪い場合は、おおむね、団体としてもイマ イチ…というわけ。 一般向けに施設を開放している日(週末など)があることが殆どなので、まずは実 際に訪ねてみるのも悪くない。 注4:仔猫の引き取りは非常に条件が厳しいので、過去に一度でも仔猫を育てた経 験がなかったりすると、場合によっては、団体側から断られる場合もある。 これは団体毎のポリシーによるものなので、詳細は団体に確認してほしい。 ○━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○ 今月のWEB更新 ◎ 怒りの鉄拳! 紐育バガボンドが斬る! 「とうとう死者まで出たブラック・フライデー狂想曲 As late George Carlin said, Shopping is the ultimate American sports and now it's deadly」 Text by 大原ケイ ◎ 生にゅー! 生のNYトレンド通信 「ティーンが熱烈支持する『トワイライト』ヴァンパイアとの恋がトレンドに!」 Text by 黒部エリ ◎ かぶりつきブロードウェイ観劇レポート 「EQUUS」で見るダニエル・ラドクリフ君の人気と実力とナニと仁王様 Text by リル・アキーム ◎ ニッチなフォトログ 「サンクスギヴィングディナー」 Text & Photo by 上山仁子 新しい記事は全てこちらからチェックできます。 http://www.nyniche.com/ ○━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○ =登録/解除方法= http://www.nyniche.com/ 画面右下から登録/解除へお進みください。(マグマグ・メルマ) 発行責任者:NY Niche (info@nyniche.com) 編集: 黒部エリ


