2009/10/23
★インド・ガネーシャ通信 NO.320★
★☆ーーーーーーーー☆★ーーーーーーーーーーーー★ーーーーー・ インド・ガネーシャ通信 NO.320 2009.10 .23 http://www.makaibari.co.jp tea@makaibari.co.jp インドをもっと知りたい方 必読!!! <2001年8月3日創刊> ★☆ーーーーーーーーーーーーーー☆★ーーーーーーーーー☆ーー・ ◆インドを旅したことはあるけれど、インドで生活している日本人はどんな 生活しているんだろう。もしかしたら、旅行者の知らないインドを知ってい るかも! ◇マカイバリジャパンでは、ニューデリー在住20年以上になるニューデリー オフィスの石井吉浩をはじめ、インドに駐在している日本人の方々が体験し たインドを、様々な角度からお届けしております。 ================================== こんにちは! マカイバリジャパンの石井です。 吉野さんの今日の原稿その2はインドの多様性を考えさせてくれる少数民 族を訪ねてのレポートです。 都会のニューデリーで生活をしていますと文明化してきて便利になりすぎ て、地方にはこのような少数民族がたくさん生活していることを忘れがち になります。 ================================== ◇◆ ニューデリー駐在員便り ◇◆ byーニューデリー在住 吉野 宏 ≪インドの年末・年始(お正月)≫ ~その2~ さて、正月前にインドの東ゴート山脈の麓を散策したのでご報告する。場 所は東インドのオリッサ州南部のコラプット地区。チャティシュガル州と の州境に位置し、周辺を山に囲まれ高地の盆地である。近くには日本に輸 出されている鉄鉱石を産出するバイラデイラ鉄鉱山があり、この鉄鉱石を 運ぶKKライン(Kottavalasa-Kirandu間42駅総路線448Km、広軌鉄道)が 横断する。 ここの少数民族の住む村を訪ねた。今年7月始めイタリアで開催された G8サミットにこの地区在住の少数民族出身の女の子が参加して話題に なったことがある。これはG-8 Junior Meet(ユニセフが後援した若者の 国際会議。14~17歳の若者の意見をG8首脳に伝えるのが目的で“J8”と呼ばれる) に、インドからの代表がシン首相と共に参加した。 この地区Karanja Guda村在住の少数民族で16歳の女の子、Sanjukuta Pangi さんがその人。 【写真】G-8 Junior Meetの国際会議に代表で参加したSanjukuta Pangiさん ↓ ↓ ↓ ↓ http://www.makaibari.co.jp/mailmagazine/2009.10.21.3.files/image001.jpg 彼女は子供が教育を受ける権利、幼児結婚を拒否する権利をG8首脳にアピール。 学校に行かせずに家で子供達の世話を強いる親達、又、幼くして子供を結婚させ たがる親達の問題を取り上げて、大人たちに反省を促したのである。 インドはこんな事もあり、今年7月2日~8月7日通常予算国会で、歴史的な法案と して、無償義務教育法案2008とその関連の憲法改正法案を可決した。 6歳から14歳までの全ての児童(体の不自由な児童も含む)に義務教育を施す。 中央政府が管轄し、経費負担比率は中央75%で州政府が25%。4~5歳の幼児教育 は州政府に一任されることとなった。私立学校の場合は入学時の全生徒の25%は 社会的弱者であることが条件付けられている。 政府は国民の識字率(現在64.8%)の向上を目指す。これまでは子供は教育を 受ける権利は与えられたが義務ではなかった。この子供の権利を政府が義務化 することとなったのである。生徒、PTA、先生、そして教育委員会の4身1体 の組織運営が本格化する。 今年この地区は国連食糧農業機関が管轄する「地球で重要な農業遺産システム」 に仮登録された。 【写真】「地球で重要な農業遺産システム」に仮登録された場所の風景 ↓ ↓ ↓ ↓ http://www.makaibari.co.jp/mailmagazine/2009.10.21.4.files/image001.jpg ユネスコの「世界文化遺産」は皆さんご存知だろうが、この言わばこの農業遺産は 聴きなれないと思う。私も今回の訪問で始めて知った。現在5件が登録されている。 フィリピンのバナウェ・棚田「天国への階段」、 ペルー「アンデス山岳農業」、 チリ「農業システム」、 中国 折行省「田んぼで魚を飼う農業」、 イタリア、ソレトの「レモンテラス」。 この地域がインドで初めてこのシステムに仮登録されて、来年度登録の本申請が 行われる段階に至った背景は以下の生態系が注目された背景がある。 ●52の少数民族グループが共存し中には絶滅に瀕している少数民族もいる。 ●350種もの多品種の米の宝庫 ●1200種を超える薬草の宝庫 【写真】少数民族の母と子 ↓ ↓ ↓ ↓ http://www.makaibari.co.jp/mailmagazine/2009.10.21.5.files/image001.jpg 【写真】少数民族の村の様子 ↓ ↓ ↓ ↓ http://www.makaibari.co.jp/mailmagazine/2009.10.21.6.files/image001.jpg ここはインドの多様性を示す好例である。近年は少数民族観光ツアーが 人気を呼んで、この地区に主に欧州人がやって来るようになった。原住民の 手作りの工芸品と強烈な民族ファッションが人気の的となっている。彼らも現代 を生きる人間、タイムスリップ楽しめる。 ≪続く その3へ≫ ================================ マカイバリジャパンのホームページにも時々訪ねてみてください。 お待ちしています。 http://www.makaibari.co.jp/ ★マカイバリ茶園訪問記★ ・診療所@マカイバリ茶園 ・ラジャさんのバイオダイナミック農法 ・マカイバリ茶園 in Autumn ・森探索 ↓ ↓ ↓ ↓ http://makaibari.tea-nifty.com/darjeeling/ ダージリンマカイバリ通信のバックナンバーはこちらから。 ↓ ↓ ↓ http://archive.mag2.com/0000072500/index.html ダージリン・マカイバリ通信の登録はこちらから。 ↓ ↓ ↓ http://archive.mag2.com/0000072500/index.html インド・ガネーシャ通信の登録解除はこちらから。 ↓ ↓ ↓ http://archive.mag2.com/0000073045/index.html (ID 0000073045) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 発行人:石井 洋子 発行:有限会社マカイバリジャパン (マカイバリ茶園アジア・日本総代理店) 〒166-0001 東京都杉並区阿佐谷北5?17?12 tel 03?3338?6718/6719 fax 03-3338-6732 URL http://www.makaibari.co.jp ★紅茶専門店スタッフのブログ:マカイバリ紅茶日記★ 「マカイバリ茶園訪問記」 ↓ ↓ ↓ http://makaibari.tea-nifty.com/darjeeling/ 「デリーの生の情報」 ↓ ↓ ↓ http://makaibari.tea-nifty.com/blog/ ご意見、お問合せ:tea@makaibari.co.jp


