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インド好きの方必見です!まだまだ日本人には不思議の国であるインドを、インド在住通算15年以上の著者がいろんな角度から紹介します。題して「インド・ガネーシャ通信」です。

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2008/11/09

★インド・ガネーシャ通信 NO.295★

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            インド・ガネーシャ通信         NO.295
   
                              2008.11.9

         http://www.makaibari.co.jp 
          tea@makaibari.co.jp 

   〜インドをもっと知りたい方 必読!!!〜 <2001年8月3日創刊>
★☆−ーーーーーーーーーーーーーー☆★ーーーーーーーーー☆ーー・
 
◆インドを旅したことはあるけれど、インドで生活している日本人はどんな
生活しているんだろう。もしかしたら、旅行者の知らないインドを知ってい
るかも! 

◇マカイバリジャパンでは、ニューデリー在住20年以上になるニューデリー
オフィスの石井吉浩をはじめ、インドに駐在している日本人の方々が体験し
たインドを、様々な角度からお届けしております。

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こんにちは! マカイバリジャパンの石井です。


吉野 宏さんの原稿「インド最新事情(連載)第3回」

  〜鉄道は国家なり〜の今日はNO.8です。

インドから配信しています。
デリーの町は今、どこもかしこもメトロ工事です。吉野さんの
原稿から2010年までにどこに駅ができるのかの概略がつかめます。


◆ “紅茶専門店スタッフのブログ:マカイバリ紅茶日記”
    こちらのブログもインド発です。
     ↓    ↓   ↓    
    〜インド駐在ブログ〜
  ・診療所@マカイバリ茶園
  ・ラジャさんのバイオダイナミック農法
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   http://makaibari.tea-nifty.com/blog/

 〜マカイバリ茶園訪問記〜
         ・森探索
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     http://makaibari.tea-nifty.com/darjeeling/

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◇◆ ニューデリー駐在員便り ◇◆           
                         
               byーニューデリー在住   吉野 宏
                               
       
             インド最新事情(連載)第3回
          
      
      〜鉄道は国家なり〜 NO.8

      ≪2.2  2期計画 【その2】≫

 
1)三菱電機 

同社の鉄道事業の本格的な海外展開は、インド市場から始まった歴史があ
る。1957年インド国鉄より同社を筆頭として日本連合がイグナイトロン電気
(交流)機関車を10両受注・納入したことに始まり、その後次々に受注し
合計で102両を受注。その後40年近いブランクを経て2001年1期計画で三菱
商事・ROTEM(韓国)・三菱電機の3社(MRMコンソーシアム)で車両合計
60編成(240両)を受注し2006年3月に引き渡し完了。発祥の地に再び戻って
来て復活できた経緯がある。

2005年12月、3号線向けに追加で10編成(40両)を受注し、2007年10月引 
渡し完了。車両はステンレス製車体で、1列車で約1500人の定員乗客を輸送
できる。車体はROTEM社が担当し、三菱電機は、推進システム(主変圧器、
主変換機、主電動機他)、補助電源システム(SIV)、車両情報管理システ
ム(TIMS)の電機品を担当。尚、車両の主要諸元素は、給電方式:25KV AC
架線、車両編成:2M(電動車)+2T(付随車)、最高速度(時速80Km)、
車輪径:860MM,加速度:0.82m/S2、常用最大減速度:1.0m/S2、非常減速度
:1.3m/S2、制御方式:IGBTPMWコンバーター/ IGBTPWM VVVFインバーター
制御、ブレーキシステム:回生ブレーキ/空気ブレーキ/ブレンデイング制御。

この電力回生ブレーキはインドで初めてデリーメトロに本格導入されたが、
このシステムの導入により円借款事業で世界初の鉄道事業のCDM事業登録に
成功した(組合報No.236P.16をご参照)。2期計画においては、2007年10月
に車両39編成(156両)を三菱商事・ROTEM(韓国)・三菱電機・BEML(印)
の4社(MRMBコンソーシアム)で連続受注。1期で下請けとして車両組立を
担当したBEML社(本社バンガロール)が2期では主契約者の1角として参画。
これはデリーメトロによる一層の現地化方針に対応したものである。

2008年2月に追加9編成(36両)を受注。最終編成引渡時期は2011年1月。
デリーメトロ向け車両製造プロジェクトの特徴は、デリーでの過酷な外部
環境への対応の難しさにあった。外気温が冬場の最低気温摂氏1〜2度から
夏場の最高気温60〜70度という広い範囲で且つ粘り気のある多量のダスト
にさらされた。このような過酷な環境に如何に耐える車体にするかの設計
と製造がポイントであった。又、車両デポでの保守作業中に夏場コブラが
出て来たり、或いは野良猿が現れたりと信じられない事態にAC25KVの高電
圧が走る作業場の中で肝を冷やすことがあった。野良猿を追い出す偵察隊
(隊長は大猿)が実際に組織されていることはあまり知られていない。

これは笑い話では決してないインドの実像である。信じて戴けるだろうか?
ややもすると車両は韓国製と誤解されやすいので、デリーメトロ1期の車両
にお乗り戴いた方の中には気付かれた方もおられると思うのだが、MRMと言
うロゴでスリーダイヤモンドをつけた日韓の名板を車両の内側で乗客に見
立つ様につけている。これは当時の平林大使よりご助言を戴いて見えるODA
を目指す趣旨で配慮を加えた結果であることを申し添える。

2)清水建設

1期施工での実績をもとに2期商談に参画し、BC-18工区を落札。2007年1月
25日契約調印、同年2月8日工事開始〜2010年4月7日完成予定。清水建設は
MTG ( Metro Tunneling Group) 5社J/V Dywidag International Gmbh(ド
イツ)、Larsen & Toubro Ltd.(印)、Samsung Corporation(韓国)、
清水建設(日本)、Ircon International Limited(印)の一員として工程
管理及び施工計画を担当。有力な下請けの不在、労務者不足、エンジニアー
の引き抜き、資機材の高騰と多くの問題を抱え日々これらと戦いながらな
がら進んでいる。

概要は次の通り;

★工事名
Design and construction of Tunnel by Shield TBM and Station by Cut
& Cover Method between Green Park and Saket Station (bothexcluding)
for Under ground work on Central Secretariat-Qutub Minar Corridor
of Phase II of Delhi MRTSA. 

A. トンネル工事 3区間総延長 2本x3, 143M=6,286M

1) Green Park to Hauzkass
2本x 985 M = 1,970M

2) Houzkass to Marviynager
2本x 1453M=2,906M

3)Marviyanager to Saket
2本x 705M=1,410M


B. 駅舎工事 2駅 地下2階プラットフォーム12Mx180M、
コンコース20.65Mx180M

1)ハウスカス駅 延長318M、幅20.65M、深さ18M
連続地中壁 918M、 掘削数量土砂 167,000M3
コンクリート数量 29,500M3、 鉄筋数量3,860トン

2)マルビヤナガール駅 延長300.4M、幅20.65M、深さ17M
仮設土留め壁875トン、掘削数量(土砂)174,000M3、
(転石、岩盤)12,000M3,コンクリート数量 33,700M3、
 鉄筋数量4,620トン

 
             〜続く〜


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発行人:石井 洋子

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