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インド好きの方必見です!まだまだ日本人には不思議の国であるインドを、インド在住通算15年以上の著者がいろんな角度から紹介します。題して「インド・ガネーシャ通信」です。

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2008/10/24

★インド・ガネーシャ通信 NO.288★

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            インド・ガネーシャ通信         NO.288
   
                              2008.10.24

         http://www.makaibari.co.jp 
          tea@makaibari.co.jp 

   〜インドをもっと知りたい方 必読!!!〜 <2001年8月3日創刊>
★☆−ーーーーーーーーーーーーーー☆★ーーーーーーーーー☆ーー・
 
◆インドを旅したことはあるけれど、インドで生活している日本人はどんな
生活しているんだろう。もしかしたら、旅行者の知らないインドを知ってい
るかも! 

◇マカイバリジャパンでは、ニューデリー在住20年以上になるニューデリー
オフィスの石井吉浩をはじめ、インドに駐在している日本人の方々が体験し
たインドを、様々な角度からお届けしております。

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こんにちは! マカイバリジャパンの石井です。

吉野 宏さんより大作の原稿をいただきました。

「昨日、10月21日インド寄稿、メトロ特集がJORSA組合10月号に掲載され
て発行となりました。ご笑覧下さい。今回は大作となり、丁度シン首相の
来日と同日の発行となました。読者から質問があれば回答します。お気兼
ねなく言ってきてください。」〜吉野さんから〜

印刷をしましたら30ページになりました。多くの貴重な写真も掲載され
ています。まずは順次ご紹介していきます。


◆ “紅茶専門店スタッフのブログ:マカイバリ紅茶日記”
    こちらのブログもインド発です。
     ↓    ↓   ↓    
    〜インド駐在ブログ〜
  ・Mundan Party!
  ・日本食レストラン「ai」@デリー
  ・ディワリに向けて 
         ↓     ↓     ↓
 http://makaibari.tea-nifty.com/blog/

 〜マカイバリ茶園訪問記〜
         ・森探索
      ↓    ↓     ↓     ↓
     http://makaibari.tea-nifty.com/darjeeling/

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◇◆ ニューデリー駐在員便り ◇◆           
                         
               byーニューデリー在住   吉野 宏
                               
       
          インド最新事情(連載)第3回
          
      
       〜鉄道は国家なり〜 NO.1

インド鉄道黄金時代の再来を共感戴きたい。
2010年10月加盟72ケ国が集まって英連邦競技会がニューデリーで開催さ
れる。この頃には、デリー地下鉄2期計画が完成し総延長193Kmで
現在の東京メトロ(同195Km)とほぼ肩を並べる。ニューデリーの国際空
港第3ターミナルが完成し、デリー国鉄駅がエアポートエクスプレスで結ば
れる。この他バンガロールメトロ、コルカタ東西線、チェンナイメトロ、
ムンバイメトロ1号線そしてハイデラバードメトロが完成に近づく。
一方、デリー・ムンバイ貨物専用鉄道整備事業の工事やニューデリー国鉄駅を
始めとする主要な駅の近代化工事が佳境に入る。新たな発展段階が一つの
ピークを迎える。今回は、所謂インド版プロジェクトXであるデリーメトロ
1期計画(総延長65Km)の成功を振り返り、各メトロ計画を中心に最新状況を
お届けする。
 

去る7月末、ニューデリー市内にある国立鉄道博物館長執務室を訪ねて、
「カルカ・シムラ鉄道{1903年開通、カルカ(標高653m)〜シムラ
(標高2075m)間全長96Km、狭軌762mm}の世界遺産の登録、おめ
でとうございます。」と、マヤンク・テワリ館長にお祝い申し上げた。
「ありがとう。鉄道でインドの誇りが又一つ。今回の登録は、正確に
言えば登録件数はインド全体で27件で変わらないが、山岳鉄道という
カテゴリーの中の現場数がダージリン・ヒマラヤ鉄道(1999年登録、
1881年開通、全長88Km、狭軌610mm)とニルギリ山岳鉄道
(2005年登録、1899年開通、全長46Km、メーターゲイジ1000mm)
の2つから3つに増えました。」と満面に笑みを浮かべて嬉しそう。

ダージリンとニルギリは紅茶の産地として開発された。一方、シムラ
はニューデリーに代わる夏の首都として開発された街。シムラについて
書かれたインド紀行は数あるが、乱世を描いた戦後派作家である堀田善衛氏
(1918−1998、今年は没後10年)が著書「インドで考えたこと」の中で
冬のシムラについて、他方、日本の鉄道文学の創始者である宮脇俊三氏
(1926−2003、今年は没後5年)が著書「インド鉄道紀行」の中で夏の
シムラを書いている。これらのインド紀行は忘れがたい。時代は異なるが
共にインド各地に鉄道旅行を楽しんでいる。堀田氏は1956年晩秋の
11月末から57年初めの1月末、日本を代表してアジア作家会議に出席する
為にニューデリーに来られて、2ケ月間インド各地を訪問。「ヒマラヤで
も眺めたら少しはアタマを休められるかと思い、思い立って汽車に乗り、
シムラに出かけた。シムラはデリーから北へ汽車で十時間近く走り、
カルカと言う終点から四時間ほど自動車でのぼりつめた稜線の上にあ
る、旧英国の夏季の首都である。」とあるが、残念ながらこの鉄道のことは
書かれていない。冬の旅だったので、彼の到着した前日まで雪が降り残雪は
かちかちに凍っていた。この山岳鉄道は運休していたのであろうか。彼の
インドの印象として、あるとき農村に出かけて「われわれは貧しい。
しかし50年後には、、、、」とたまたま出遭った青年に言われて、50
年後の未来に理想を求める姿に「何かぎょっとさせられた。」、そして
インドの感想として、「インドは貧しい人々の国である。しかしインドは
貧しい国ではない。」との名言を残す。

それから丁度50年後、今やBRIC‘s時代が到来して、正に青年が夢見た
ことが実現しつつあることに驚く。
1957年12月発行以来62刷を重ねるこの岩波新書はインドに関する名
著の一つである。一方、宮脇氏は、晩年71歳になっていよいよイン
ドに行くぞと心に決めて、その翌年翌々年と二度にわたり彼にとって
36番目の外国の鉄道乗車を目的にインドを訪問された。インドは彼に
よれば、「とっておき」の国であり、そこに行ってしまったら、
「もう先がないぞという畏れ」があったと言う。
1989年6月17日ニューデリー発午前6時00分急行「ヒマラヤクイーン」
カルカ着11時25分、カルカ発11時50分「シムラ軽便鉄道」シムラ着
17時20分と、まさにこの鉄道の旅をしている。彼はインドにわざ
わざ2回訪問した。1回目は11月27日〜12月11日晩秋の観光シーズンに
幹線鉄道(広軌1676mm)に乗って短期間で長旅をして最南端のコモリン
岬まで行かれた。2回目は厳しい夏場。しかも狭軌鉄道に乗ることを目的
とした旅をすべく、わざわざカルカ・シムラ軽便鉄道を選んだ。

             〜 続く 〜


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発行人:石井 洋子

発行:有限会社マカイバリジャパン
(マカイバリ茶園アジア・日本総代理店)
〒166-0001 東京都杉並区阿佐谷北5−17−12
tel 03−3338−6718/6719
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