2008/11/28
■リアルエステートマネジメント・マガジン第173回(2008.11.28)
■■■リアルエステートマネジメント・マガジン第173回(2008.11.28)■■■ 不動産金融、AM(アセットマネジメント)、PM(プロパティマネジメ ント)に携わる方々のナビゲーター・マガジン。注目の不動産証券化、不 動産投資に関わるニュース、J−REIT情報、雑誌「リアルエステート マネジメントジャーナル」(RMJ誌)の内容や弊社発行書籍、各種セミ ナーのご案内などをお届けします。 不動産金融業界を取り巻く不況はしばらく続きそうである。不動産鑑定 大手の三友システムアプレイザルの井上社長は「今後15年間、地価は下 がり続ける。不動産は買ってはいけない」とブルームバーグ等で語ってい た。1年や2年で回復するなんて甘い、というわけである。 ところで、以前「2003年問題」というのがあった。簡単にいうと、 大量のオフィスが都心に供給され、供給過剰による空室率上昇等が問題に なる、というものだった。また、「2007年問題」というものもあった。 これは、外資系の高級ホテルが東京に相次いでオープンし、競争が激化す るのでは、というものだった。しかしこれらは、いずれも問題というほど 問題ではなかったと思われる。 さて、今囁かれているのは「2012年問題」。これは2003年問題 と同じく、東京に大量のオフィスが供給されて需給のバランスが崩れると いうものだ。冒頭に挙げた井上社長の発言のように、市況が1年や2年で 回復しないとなると、今度は本当に問題になるかもしない。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 目次 1. NEWS ■大和ハウス工業がビ・ライフ投資法人の新スポンサーに ■モリモトが民事再生 ■富士経済、オフィスビル等の主要業務分野のエネルギー需要調査を実施 ■イルナ、高級サービスアパートメントに特化した検索サイトをオープン ■J−REIT動向/9月期決算 2.ビーエムジェーセミナーのお知らせ! ●お申し込み受付中 ■『破綻不動産企業の財務分析』 ■『デューディリジェンス基礎講座』 ■『活発化するCRE(企業不動産)戦略と 不動産会社のビジネスチャンス』 3.新刊情報『グリーンビル事例集』 4.『RMJ』12月号は好評発売中です! ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 1.NEWS ■大和ハウス工業がビ・ライフ投資法人の新スポンサーに http://www.fsa.go.jp/sesc/ 大和ハウス工業は11月27日、ビ・ライフ投資法人の資産運用会社モ リモト・アセットマネジメント(モリモトAM)の大株主であるモリモト とシンガポール系の不動産会社キャピタランド・ジャパンから、モリモト AMの株式7620株を取得して同社を子会社化し、ビ・ライフ投資法人 の投資口5060口を取得する旨を発表した。 これにより、大和ハウス工業が資産運用会社および投資法人の双方で第 1位の株主となり、資産運用会社名は大和ハウス・モリモト・アセットマ ネジメントとなる。キャピタランド・ジャパンは大和ハウス工業にモリモ トAMの全株(4008株)を譲渡するため、実質的にビ・ライフ投資法 人への資本から撤退することになる。なお、大和ハウスグループは今年6 月10日、大和ハウスリート投資法人の上場を中止し、J−REIT市場 への参加は当分ないと思われていたが、当時以上にJ−REIT市場が悪 化しており、大和ハウスグループの第二次中期経営計画に示された「事業 連携による総合的不動産事業の強化」という戦略も相まって、J−REI T市場の活性化を目指すことでモリモト側と利害が一致した。 ■モリモトが民事再生 http://www.morimoto-real.co.jp/ モリモトは11月28日、民事再生手続開始の申立てを行うことを取締 役会で決議し、同日付にて東京地方裁判所に申し立てを行い受理されたこ とを発表した。負債額は約1615億2000万円。 ■富士経済、オフィスビル等の主要業務分野のエネルギー需要調査を実施 https://www.fuji-keizai.co.jp/ 総合マーケティングビジネスの富士経済は11月7日、2008年8 月〜9月にかけて、主要17業務用施設とエネルギー供給事業者、機器 メーカーへの調査を行い、その結果を報告書「エネルギー需要家別マー ケット調査要覧2008 下巻―業務分野編―」にまとめたことを公表 した。この調査では、エネルギー消費や施設ストック数の多い8分野1 7施設を対象に、施設特性やエネルギー消費内訳などの実態を整理して いる。 主要施設数(ストック数)推移において、2008年度のオフィスビ ルは1万7500件、2011年度の予測は1万8000件。エネルギ ー消費量は7億1351万6796GJであり、8分野の中でトップ。 また、注目業務施設としてコンビニエンスストアが挙げられている。 近年、フロー数は多いが、ストック数は横ばいないし微増で推移してい るため、都心部では今後、出店スペースの確保が難しくなり独立店舗で はなくテナント型店舗の増加が予測されるという。 ■イルナ、高級サービスアパートメントに特化した検索サイトをオープン http://www.serviced-apartments-tokyo.com/ja/ イルナは11月25日、高級サービスアパートメントに特化した検索 サイト「東京サービスアパートメント」をオープンしたことを発表した。 中長期で日本に滞在する外国人旅行者や外資系エグゼクティブを対象に したサービスアパートメントの検索サイトがなかったため、今後のサー ビスアパートメントの需要を見込んだものだ。サイトの特色は、エリア 別での表示/全ページ日本語・英語対応/ウイークリー・マンスリーマ ンションではなく高級サービスアパートメントに完全特化している点が 挙げられている。 ■J−REIT動向/9月期決算 ●森トラスト総合リート投資法人 http://www.mt-reit.jp/ 森トラスト総合リート投資法人は11月13日、第13期(平成20年 9月期)決算を発表した。営業収益57億5300万円(9.4%)、営 業利益37億5100万円(15.3% )、 経常利益32億6100万 円(15.7%)、当期純利益32億6000万円(15.7%)、1口 当たりの分配金は2万377円となった。同投資法人の当期末時点での取 得済み物件数は13物件、取得価格の総額は1998億9100万円、同 期末の発行済み投資口数は16万口となった。なお、次期の業績予想は以 下の通り。 ◆平成21年3月期の業績予想 営業収益 営業利益 経常利益 当期純利益 予想分配金 69億1300万円 44億1200万円 37億4600万円 37億4500万円 2万580円 ●ジョイント・リート投資法人 http://www.nbf-m.com/nbf/ ジョイント・リート投資法人は11月14日、第6期(平成20年9月 期)決算を発表した。営業収益33億6200万円(▲3.6%)、営業 利益16億9400万円(▲13.8%)、経常利益11億6700万円 (▲22.6%)、当期純利益11億6600万円(▲22.6%)、1 口当たりの分配金は1万1147円となった。 同投資法人の当期末時点での取得済み物件数は52物件、取得価格の総 額は990億4000万円、同期末の発行済み投資口数は10万4670 口となった。なお、次期の業績予想は以下の通り。 ◆平成21年3月期の業績予想 営業収益 営業利益 経常利益 当期純利益 予想分配金 34億8500万円 17億2200万円 11億5200万円 11億5100万円 1万1000円 ●日本ホテルファンド投資法人 http://www.nhf-reit.co.jp/ 日本ホテルファンド投資法人は11月17日、第5期(平成20年9月 期)決算を発表した。営業収益12億8400万円(3.6%)、営業利 益7億5000万円(4.2%)、経常利益5億1900万円(▲7.5 %)、当期純利益5億1800万円(▲7.5%)、1口当たりの分配金 は1万2282円となった。 同投資法人の当期末時点での取得済み物件数は17物件、取得価格の総 額は373億9500万円、同期末の発行済み投資口数は4万2200口 となった。なお、次期の業績予想は以下の通り。 ◆平成21年3月期の業績予想 営業収益 営業利益 経常利益 当期純利益 予想分配金 12億7500万円 7億2500万円 5億1300万円 5億1200万円 1万2143円 ●ジャパンリアルエステイト投資法人 http://www.go-reit.co.jp/ ジャパンリアルエステイト投資法人は11月20日、第14期(平成2 0年9月期)決算を発表した。営業収益198億500万円(▲23.1 %)、営業利益98億700万円(▲31.0%)、経常利益84億49 00万円(▲34.7%)、当期純利益84億4800万円(▲34.7 %)、1口当たりの分配金は1万9072円となった。 同投資法人の当期末時点での取得済み物件数は54物件、取得価格の総 額は5429億6900万円、同期末の発行済み投資口数は44万300 0口となった。なお、次期の業績予想は以下の通り。 ◆平成21年3月期の業績予想 営業収益 営業利益 経常利益 当期純利益 予想分配金 202億8000万円 96億4000万円 81億5000万円 81億5000万円 1万8410円 ●グローバル・ワン不動産投資法人 http://www.go-reit.co.jp/ グローバル・ワン不動産投資法人は11月20日、第10期(平成20 年9月期 )決算を発表した。営業収益50億9800万円( ▲40.6 %)、営業利益25億2000万円(▲58.1%)、経常利益21億3 100万円(▲62.3%)、当期純利益21億3000万円(▲62. 3%)、1口当たりの分配金は2万1981円となった。 同投資法人の当期末時点での取得済み物件数は7物件、取得価格の総額 は1302億7700万円、同期末の発行済み投資口数は9万6900口 となった。なお、次期の業績予想は以下の通り。 ◆平成21年3月期の業績予想 営業収益 営業利益 経常利益 当期純利益 予想分配金 48億5400万円 22億2800万円 18億9600万円 18億9500万円 1万9500円 ●リプラス・レジデンシャル投資法人 http://www.re-plus-ri.co.jp/ リプラス・レジデンシャル投資法人は11月27日、第5期(平成20 年9月期)決算における当初の発表予定日2008年11月28日を延期 し、2008年12月12日に発表する。 9月24日に本投資法人のスポンサーであったリプラスが破綻し、マス ター会社グループ(オーシーエム・ネダーランド・オポチュニティーズ・ コーペラティブ・ユーエーと、同社が直接的または間接的に出資する子会 社のグループ)が新たなスポンサーとなったという事態になったこともあ り、本投資法人の会計監査法人、あずさ監査法人による財務諸表の監査が 現在も継続しているため、このたびの延期となった。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 2.ビーエムジェーセミナーのお知らせ! ★定員になり次第締め切ります!! ■『破綻不動産企業の財務分析』 ●講師:岡崎 一浩 氏 愛知工業大学 経営情報科学部 マーケティング情報学科 教授 公認会計士・米国公認会計士 ◆開催概要は以下の通り。 ◇主催:(株)ビーエムジェー(第二東京弁護士会認定 外部研修実施団体) ◇開催期日:2008年12月19日(金)13:10〜17:00 ◇会場:グランパーク・プラザ棟 ◇受講料:37000円(RMJ読者割引、2人目以上割引:31000円) ◇お申し込み・詳細は当社ホームページからお願いします。 http://bmjnet.com/seminar/seminar167.html ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ■『デューディリジェンス基礎講座』 ●講師:楠 浩一氏 株式会社竹中工務店 FM部DD担当副部長 佐藤 裕人氏 財団法人日本不動産研究所 証券化プロジェクト室 主任鑑定役 ◆開催概要は以下の通り。 ◇主催:(株)ビーエムジェー(第二東京弁護士会認定 外部研修実施団体) ◇開催期日:2009年1月19日(月)13:10〜17:00 ◇会場:グランパーク・プラザ棟 ◇受講料:37000円(RMJ読者割引、2人目以上割引:31000円) ◇お申し込み・詳細は当社ホームページからお願いします。 http://bmjnet.com/seminar/seminar168.html ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ■『活発化するCRE(企業不動産)戦略と不動産会社のビジネスチャンス』 ●講師:平川 茂 氏 税理士法人平川会計パートナーズ 税理士 百嶋 徹 氏 株式会社ニッセイ基礎研究所 社会研究部門 主任研究員 ◆開催概要は以下の通り。 ◇主催:(株)ビーエムジェー(第二東京弁護士会認定 外部研修実施団体) ◇開催期日:2009年1月22日(木)13:10〜17:00 ◇会場:グランパーク・プラザ棟 ◇受講料:37000円(RMJ読者割引、2人目以上割引:31000円) ◇お申し込み・詳細は当社ホームページからお願いします。 http://bmjnet.com/seminar/seminar169.html ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 3.新刊情報『グリーンビル事例集』 ◆「グリーンビル事例集」の概要 1.体 裁 :A4判 160頁 カラー、一部モノクロ印刷 2.発売日 :2008年11月20日 3.定 価 :2100円(2000円+税) 4.編集・発行:株式会社 ビーエムジェー 5.発売元 :丸善株式会社(全国400店舗で販売) 詳細な目次等は下記URLの通り http://bmjnet.com/shoseki.html#greenbuil ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 4.『RMJ』12月号は好評発売中です! ―◆―ご購読申込みはこちらから――――― http://bmjnet.com/FormMail/rmjorder.html 【特集】不動産金融マーケット回復への道のりを探る ◇インタビュー サタスインテグレイト 代表取締役社長 佐藤 一雄氏 三菱商事・ユービーエス・リアルティ 代表取締役社長 廣本 裕一氏 新生銀行 不動産ファイナンス部長 日下部 裕文氏 モルガン・スタンレー証券 マネージングディレクター 赤井 厚雄氏 ◇匿名座談会 生き残りをかけた不動産金融マーケット その実態と今後を語る ‐‐‐‐ほか、連載記事など多数掲載 詳しい内容はこちらから↓ http://bmjnet.com/rmj/116.html ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 物流不動産専門のニュースサイト・毎日更新中 http://www.butsuryu-fudosan.com 貸し倉庫情報・テナント情報・無料会員登録 http://www.e-sohko.com ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■RMJ最新号は書店でもお求めいただけます。 http://bmjnet.com/shoten.html ■次回の発行予定は12月10日ごろです。 ■このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。 ※Outlook Expressでは[表示]→[文字のサイズ]→[等幅]で等幅フォントの 表示に変更できます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ■■■リアルエステートマネジメント・マガジン■■■ 発行:株式会社ビーエムジェー 東京都港区虎ノ門1-16-8 飯島ビル5F TEL 03-5501-3722 URL http://www.bmjnet.com/ mailto bmj@bmjnet.com バックナンバーは http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000072229 http://www.melma.com/mag/41/m00051341/ ご登録はこちらから http://bmjnet.com/FormMail/melorder.html 解除はこちらから http://bmjnet.com/FormMail/melorder.html 『当社からの直接配信』メールマガジン解除の枠内に 解除するメールアドレス(半角)をご入力くださいます ようお願いします。もしくは、返信メールタイトルに 解除と入れてお送り下さい。 発行システム:『独自システム』 http://bmjnet.com/melmaga.html 『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/ (マガジンID:0000072229) 『melma!』 http://www.melma.com/ (マガジンID:m00051341) ■『まぐまぐ』用 バックナンバーは http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000072229 解除はこちらから 『まぐまぐ』 http://search.mag2.com/reader/Magsearch http://www.kaijo.com/ 発行システム:『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/ (マガジンID:0000072229) 『独自システム』 http://bmjnet.com/melmaga.html 『melma!』 http://www.melma.com/ (マガジンID:m00051341) ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



